楊逸さんの新刊読みました~
表題作ともう一編、「ピラミッドの憂鬱」との2編から成ります。
表紙がかわいいのです。装丁はイラストレーターの南伸坊さん。
かわいいイラストに、そういった物語を期待してしまいます。
ですが、読後は・・・。
いつもの事ながら、楊さんの文章はとても読みやすいです。
所々で楊さん特有の視点からの言い回しや
お国柄の違いを感じさせる表現も見られて興味深いです。
「ピラミッドの憂鬱」では、最近の中国人留学生の生活ぶりが描かれています。
その裕福な生活に、経済成長著しい中国が透けて見えます。
楊さんも、ご自身の頃と比べて驚いているそうです。
題名の‘ピラミッド’とは、中国の一人っ子政策で
子ども一人に2人の祖父、2人の祖母、
両親の計6人が世話するという形の事だそうです。
逆にその後成長した一人っ子が、6人の年寄りの面倒をみるという
‘逆ピラミッド’現象も起きてくるという・・・。
まさに、憂鬱。
表題作の「陽だまり幻想曲」は、
口数の少ない夫と3歳になる息子との3人で暮らす、主婦が主人公です。
この家族が引っ越した先の生活が、描かれています。
隣は6人の子供がいる大家族で、とにかく賑やか。
どんな展開が・・・と思っていましたが、
まさかこういう展開は予想できませんでした。
う~ん、なるほど。。
表題作ともう一編、「ピラミッドの憂鬱」との2編から成ります。
表紙がかわいいのです。装丁はイラストレーターの南伸坊さん。
かわいいイラストに、そういった物語を期待してしまいます。
ですが、読後は・・・。
いつもの事ながら、楊さんの文章はとても読みやすいです。
所々で楊さん特有の視点からの言い回しや
お国柄の違いを感じさせる表現も見られて興味深いです。
「ピラミッドの憂鬱」では、最近の中国人留学生の生活ぶりが描かれています。
その裕福な生活に、経済成長著しい中国が透けて見えます。
楊さんも、ご自身の頃と比べて驚いているそうです。
題名の‘ピラミッド’とは、中国の一人っ子政策で
子ども一人に2人の祖父、2人の祖母、
両親の計6人が世話するという形の事だそうです。
逆にその後成長した一人っ子が、6人の年寄りの面倒をみるという
‘逆ピラミッド’現象も起きてくるという・・・。
まさに、憂鬱。
表題作の「陽だまり幻想曲」は、
口数の少ない夫と3歳になる息子との3人で暮らす、主婦が主人公です。
この家族が引っ越した先の生活が、描かれています。
隣は6人の子供がいる大家族で、とにかく賑やか。
どんな展開が・・・と思っていましたが、
まさかこういう展開は予想できませんでした。
う~ん、なるほど。。
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