宮下奈都さん、初めて読みました~
気になりながら、まだ読んだ事がなったのですが
図書館の新刊案内に予約が入れられたので、新刊を読むことが叶いました。
表紙の写真は、古いレストランのテーブルと椅子。
ビニールのテーブルクロスと、全体のトーンがレトロな雰囲気で懐かしいです。
物語の舞台は、古くて小さいけれど賑わいのあるレストラン‘ハライ’。
このレストランに、10月31日の午後6時に予約を入れることになった人々の
6つの物語。
予約を入れる事情は様々で、共通している事が、
足りない誰かを待っている・・・。
登場人物に派手なところは無くて、特別な仕掛けも無いのです。
どちらかと言うと、上手くいかない何かを抱えて、
乗り越えられない悲しみを胸に秘め、
もがいたり、叫んだり、ビデオを回して見たり・・・。
普段、小説やドラマの主人公にならないような
密やかな人々に光を当てて、
痛くて哀しい胸のウチ、すくい取ってくれるのです。
とても優しく、温かな短編集だと思いました。
そして、私達の日常は実にこんな風に過ぎていくのだと思いました。
美味しい物を食べる事で、満たされるといいな。。
気になりながら、まだ読んだ事がなったのですが
図書館の新刊案内に予約が入れられたので、新刊を読むことが叶いました。
表紙の写真は、古いレストランのテーブルと椅子。
ビニールのテーブルクロスと、全体のトーンがレトロな雰囲気で懐かしいです。
物語の舞台は、古くて小さいけれど賑わいのあるレストラン‘ハライ’。
このレストランに、10月31日の午後6時に予約を入れることになった人々の
6つの物語。
予約を入れる事情は様々で、共通している事が、
足りない誰かを待っている・・・。
登場人物に派手なところは無くて、特別な仕掛けも無いのです。
どちらかと言うと、上手くいかない何かを抱えて、
乗り越えられない悲しみを胸に秘め、
もがいたり、叫んだり、ビデオを回して見たり・・・。
普段、小説やドラマの主人公にならないような
密やかな人々に光を当てて、
痛くて哀しい胸のウチ、すくい取ってくれるのです。
とても優しく、温かな短編集だと思いました。
そして、私達の日常は実にこんな風に過ぎていくのだと思いました。
美味しい物を食べる事で、満たされるといいな。。
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