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テニスプレイヤー

2012年02月01日 | 
全豪の決勝戦の録画を観ていて、本当に‘死闘’だと思いました。
5時間53分という長い時間、全力でベストを尽くす・・・。
最終セットでは、両者疲労が顔に表れ、悲壮ですらありました。

特にナダルの疲労困憊の様子は、胸が痛み、
ボールがネットにかかるたび、ああと声が出てしまう・・・。
それでも、サービスエースを取る、
ボールを追い、きわどいコースを狙い、守備と攻撃を繰り返す。
えんえんと、続くかのようでした。

ちょうどこの全豪の最中、ラファエル・ナダル選手の本と
錦織圭選手の本を読んでいました。


『ラファエル・ナダル自伝』
ラファエル・ナダル、ジョン・カーリン著・渡邊玲子訳

自伝というだけあって、生い立ちからテニスプレーヤーとして頂点に立つまで、
本人と、家族や周りで彼を支える人々によって詳しく語られています。
家族との生活や日常など、素顔がたくさん語られていて楽しいです。

そして、テニスプレーヤーとして大きな試合について振り返り、
詳細に語っているのです。
そこがとても興味深く、面白かったです。
特にフェデラー選手との大試合は、あれこれ思い出し、
ああ、そうだったんだと興味深く読みました。
テニスファンにはたまらない一冊ですね~

そして、錦織選手の本は

『翔べ! 錦織圭』-両親が語った、エアKの軌跡-

錦織圭選手のご両親が語る、成長の記録です。
4つ違いのお姉ちゃんと、仲良しだったこと、
小さい頃喘息で苦しんだ事、
お父様は、サッカーや野球など団体競技をさせたかった事、などなど。
どんな風にテニス選手として育っていったのか、
子育ての、家族の記録という感じの本です。

どちらの本も興味深くて、読み終えるととても親近感が生まれます。
面白いのが、2人ともものすごい負けず嫌いだということ。
これはテニスプレーヤーにとって、たぶん必至の条件ですね~
厳しい戦いを、勝ち続けねばならぬという過酷さ。
いつか2人が大きな大会で対戦する事を願っています。
できれば、生で観たいなぁ・・・。。


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