『千両花嫁』に続く‘とびきり屋見立て帖’シリーズ第2弾
『ええもんひとつ』を読みました~
幕末の京都、駆け落ちして一緒になった真之介とゆずが営む
道具屋とびきり屋を舞台に、
そこに集まる‘道具’にまつわる日々の話を綴る短編集です。
新撰組やら勤皇の志士やらが、とびきり屋に出入りしたり
匿ったり、助けたり、助けられたり
世情騒がしい日常ではあるけれど、
そこで商い、日々の生活を営む庶民として
真之介もゆずも乗り切る姿がたくましいです。
山本兼一さんは、茶道具についてホントに詳しいのですね~
『利休にたずねよ』でも感じましたが
読んでいると、お茶を習いたくなるのです。
読了後しばらく近辺で茶道教室探したりして・・・。
目利きになるには、とにかく数多くの名品逸品を見るしかない、
というのは実感してうなずけます。
それはどんな世界、どんなモノでも同じことが言えますよね~
老舗の道具屋の娘として、小さい頃から名品に触れてきたゆずの
目利きの力が商売を助ける話もいいですが
私には、最後に配置された、
ふたりの馴れ初めの話がとびきり気に入りました。
派手などんぱちも無いですが、日常の細やかな描写など
全体に優しい雰囲気が漂っています。
この夫婦の話は、これからも続きそう・・・。
ドラマにもなりそうな予感がします。。
『利休にたずねよ』2009/2/23
『火天の城』2009/3/9
『命もいらず名もいらず 上』2010/5/14
『命もいらず名もいらず 下』2010/6/11
『ええもんひとつ』を読みました~
幕末の京都、駆け落ちして一緒になった真之介とゆずが営む
道具屋とびきり屋を舞台に、
そこに集まる‘道具’にまつわる日々の話を綴る短編集です。
新撰組やら勤皇の志士やらが、とびきり屋に出入りしたり
匿ったり、助けたり、助けられたり
世情騒がしい日常ではあるけれど、
そこで商い、日々の生活を営む庶民として
真之介もゆずも乗り切る姿がたくましいです。
山本兼一さんは、茶道具についてホントに詳しいのですね~
『利休にたずねよ』でも感じましたが
読んでいると、お茶を習いたくなるのです。
読了後しばらく近辺で茶道教室探したりして・・・。
目利きになるには、とにかく数多くの名品逸品を見るしかない、
というのは実感してうなずけます。
それはどんな世界、どんなモノでも同じことが言えますよね~
老舗の道具屋の娘として、小さい頃から名品に触れてきたゆずの
目利きの力が商売を助ける話もいいですが
私には、最後に配置された、
ふたりの馴れ初めの話がとびきり気に入りました。
派手などんぱちも無いですが、日常の細やかな描写など
全体に優しい雰囲気が漂っています。
この夫婦の話は、これからも続きそう・・・。
ドラマにもなりそうな予感がします。。
『利休にたずねよ』2009/2/23
『火天の城』2009/3/9
『命もいらず名もいらず 上』2010/5/14
『命もいらず名もいらず 下』2010/6/11
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