世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

読書備忘録~小川糸 ”とわの庭”

2021年08月24日 | 読書&映画

<8月24日 午前5時半の月 ウォーキングの途中にて。美しい月でした>

今日からパラリンピックが開幕します。

やはりオリンピックに比べると関連の放映も地味ですが、私はとても楽しみにしています。

日本で開催されるパラリンピック!

海外で開催される場合はパラリンピックは結果をニュースで知るのみで、

今までは私の応援する気持ちも、モチベーションも低かった気がします(ごめんなさい)

でも今回は違います。オリンピック同様、いえ、それ以上に一生懸命応援します。

コロナの重症化リスクを抱える選手も多いパラリンピック。徹底した感染対策が望まれます。

ある意味オリンピックはよい参考になったでしょう。

オリンピックでは選手の感染は少なく、会場に出入りする業者、警備員などの感染が殆どだったようですね

オリンピックと違い、競技に使う車椅子などの機器、またサポートをするスタッフ、介添者などへと、

対応しなければならないことが多いでしょう。

それゆえにパラリンピック関連者の負担は並大抵のものではないと察します。どうか無事、終わりますように!

私たち国民の協力できることと言えば、おとなしく家に籠りテレビで応援することでしょうか。

頑張れ、ニッポン!頑張ろう、ニッポン!

 

                

偶然ではるが、盲目の少女をヒロインとした小説を2冊も続けて読んでしまった。

1冊は先にも軽く感想を綴った原田マハさんの「奇跡の人」。

今回は原田マハさん同様私の大好きな女流作家のひとり小川糸さんの「とわの庭」。

この優しい表紙の装丁とは思いもつかぬ壮絶なストリーだった(前半は)。

正直、今まで読了した小川糸さんの小説とはまるで違う。

いったい「とわ」はどうなっちゃうの、何とかしてあげてと読み進みながら心の中で叫んでいた。

色に例えれば「黒」の世界。

が、後半はこの表紙のように「黄色」の世界。いつもの「小川糸ワールド」になり、ほっとした。

周囲の愛と優しさに包まれ、「とわ」の世界は明るい方向へ進んでいく。

特に盲導犬「ジョイ」との出会いは、彼女の人生を大きく変えていった。

盲目というハンディを背負いながらも、人として逞しく生きていく「とわ」にバンザイ!

今日から始まりパラリンピックの選手たちにも通じるものがあるかもしれない。良い作品だった。

 

パラリンピック開催中、コメント欄を閉じさせていただきます。

なんの関係もないのですが・・・・・

皆様のところへはお邪魔させていただきますね。


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