世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

また歩いてきました~富士山裾野ウォーク

2014年11月21日 | 登山 ハイキング ウォーキング


<陣馬の滝>

自分でこれは一体何なのだろうと思います。

友達が一緒というわけでもなく、格別楽しみというわけでもなく、また歩いていて楽しくて楽しくて仕方ないという訳でもなく・・・。

晴れの日は勿論、雨の日も雪の日も、風邪の強い日も、ツアーが中止にならない限り、参加してきました。

参加者皆さんが異口同音に仰います。途中で何度止めようかと思ったことかと。

一回の参加で始め数回は費用も1万円で多少おつりがきましたが、その後は1万円~11000円。

17回の参加費用を累積すると、ちょっとした海外旅行に行けます。

それでも毎回バスは満席、「大好評の富士山裾野一周ウォーク」。

 

昨日は今月に入って2回目、穴埋めのため、戻って第11回、立川からの出発のお仲間に入れていただきました。

晴れ女を宣言したばかりの私ですが、アレレ?
午前中は何とかもったものの、午後からは本格的な雨、それも雪混じりのみぞれです。寒かった~!

前回は11月6日、まだまだ紅葉が見事で、美しい錦秋に魅了されましたが、あれから2週間、季節の変遷は早く、
富士山裾野はすっかり冬支度、寒々とした枯れた冬の装いに変わっていました。それもまた良し!

田貫湖~ふもとっぱら 約9キロ、3時間半のウォークです。


<田貫湖とかろうじて見えた富士山の裾野>

今回も知らないところが沢山ありました。

田貫湖から東海自然歩道を北へ1キロ歩いたところに冨士山麓唯一の湿原「小田貫湿原」があります。

こんな所に湿原があるなんて!火山溶岩土と湿原?結びつきませんが、木道も敷かれ美しい湿原でした。

春夏には湿原特有の多くの種類の蝶やトンボ、昆虫類、水生動物が生息する自然の宝庫となるそうです。

しかし昨今乾燥化が進み、荒れてきているとのこと、とても残念です。

こちらは今回の歩きの丁度中間地点に位置する「陣馬の滝」。

源頼朝が大規模な「冨士の巻き狩り」をした折、この近くに陣をはったためつけられた名前です。

美しい滝でした。今回の一番の見所と言えるでしょう。

溶岩の間からは富士山の美味しい湧き水が流れ出て、汲みに来る人が絶えないそうです。

 
<近くにはわさび田もあり、小川には梅花藻も>

富士山の裾野を歩いていると、いたるところに源頼朝、鎌倉幕府にまつわる史跡、言われがあり、
頼朝とこの地域の深い関わりを知ることができたのも、新しい発見でした。

 
<唯一見かけたお花、りんどうとサラシナショウマの種>

 

ゴール地点「ふもとっぱら」は朝霧高原の一部で、この地の開拓には入植者の汗と涙が流れています。


<雨に煙るふもとっぱら>

戦後、長野県から開拓団が入り、富士山噴火による荒れた火山灰地だった不毛の地、原野を長い年月をかけて、
畑に変えていきましたが、作物は実らず、農業から酪農に転換して成功、現在に至っています。

先日那須高原の開拓者の話をDさんのブログで知りました。日本全国、私たちの知らないこのような史実が沢山あるのですね。

ゴール地点で、ぬれねずみになった私たちを迎えてくれたのは、地元の方の温かいトン汁のおもてなし。

 

極上のお味でした。有難うございます。

昨日の歩数 ドアツードアで21793歩 歩行距離15,2キロ、消費カロリー498カロリー。

 

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コメント
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