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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

じいちゃん・ばあちゃんと取り組んだ交流会

2012年09月27日 | 地域交流

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9月26日に祖父母交流会がありました。私たちは、昨年に引き続き、今年も3・4年生の祖父母交流会に参加しました。

始めに音楽室に集合し、パワーポイントを使って、つむぎの家の説明と、学校の自然体験学習の場である菜園の様子や米作りの活動などを紹介。その後、各教室に移動し昨年同様、3年生はどんぐりヤジロベーとどんぐりゴマを、4年生は鉛筆ホルダー作りにチャレンジ。じいちゃんやばあちゃんと一緒にネイチャークラフトを楽しみました。

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3年生の交流会の様子です。

マテバシイのどんぐりを初めてみた祖父母が多かったのですが、子どもたちはつむぎの家で見慣れており、早速ヤジロベー作りに挑戦。ときには、じいちゃん・ばあちゃんから手助けしてもらいながら、どんぐりヤジロベーが出来上がっていきました。

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ヤジロベーが早くできた子は、こんどはコマつくりに挑戦。でも、コマの重心と中心の釣り合いを見つけるのが難しかったようで、おじいちゃんに教えてもらっていました。昔取った杵柄で、 おじいちゃんが作ってくれたどんぐりコマが、いつまでもまわり続ける様子に見入る子どもたち。

4年生の鉛筆ホルダー作りも同様で、昨今では、鉛筆をナイフで削ったことのない子が多く、削り方を手取り足取り教えてもらっていました。でも、今年の4年生(21人)の半数以上の11人が、何らかの形で経験していたことは、つむぎの家での体験が役立っていたようです。(4年生の鉛筆ホルダー作りは、カメラの故障で記録できませんでした)

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ヤジロベー作りが早く終わった3年生は、一足早く音楽室に集合し、出来上がった作品を見せ合っていました。

ソウキ君がギン君とショウゴ君のヤジロベーを自分の作品に重ね、3段ヤジロベーにしてみました。バランスのとれた3段重ねのヤジロベーに、みんな驚き顔。

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さて最後に、音楽室に全員が集まり、自分で作った作品を皆に紹介する時間です。悪戦苦闘した4年生でしたが、出来栄えは見事で、材料の木材(クロモジ、ツバキ、エンジュ)を巧みに組み合わせて首飾りにしたり、一つ一つにカラフルな紐をつけたホルダーにした作品を見せながら、音楽室で感想を述べていました。

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3年生の代表二人は、作ったヤジロベーを頭に乗せて、バランスよく一回り。みんなよくできました。おじいちゃん・おばあちゃんも大満足の様子でした。

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今年度に入ってからの、子どもたちの学校生活や被災後の学校の整備状況などについて、校長からお話がありました。子どもたちの心理的影響のケアについても説明がありましたが、綾里っ子たちは元気で、「心的ストレスでケアの必要性のある子はおりません」というお話で、祖父母たちも安心した様子でした。