昨日は、4年生がヘチマの観察にやって来ました。
自分たちでヘチマ苗を植え付けてから3か月半、夏休み前の草取りからも2か月が経っています。その間、つむぎの家に遊びに来た人は、生長の様子を見ていますが、草取り以来の子もいるようです。
さあ!どんなふうに育っているでしょうか?。観察ノートを肩にかけ、先生の説明を真剣に聞いています。
いよいよ観察開始です。屋根までツルが伸び、大きな葉を広げ、グリーンカーテンにぶら下がるヘチマを見て「ワー!、大きくなっているぅー!」との歓声も・・・
ヘチマを触ったり、かかえたり、匂いを嗅いだりして観察しています。
観察中に、ホナミちゃんがイモムシを見つけました。「かわいい!」と両手で握りしめ、「見せて!見せて!」と友達が寄ってきました。
子どもたちにとっては、ヘチマに集まる虫たちも興味の対象のようです。
観察後は、ノートに記録。ヘチマの棚の下は、グリーンカーテンになっています。子どもたちは、直射日光を避け、グリーンカーテンの下、で観察ノートに熱心に記録しています。
記録後、杉山先生から「みんなが育てたヘチマをほしい人!」との言葉に、「ワァー!」と歓声が上がり、「これがいい!、わたしはこれ!」と自分好みのものを選んでいます。長くて立派なもの、太くて重そうなもの、バナナのように曲がったもの、小さくてかわいいものと好みはそれぞれです。
収穫したヘチマの長さや重さを量っています。大きいものは60cm、2.3kg(ヘチマは熟してくると、水分が抜け軽くなってきます)。大きい割には軽かったり、小さいけれど重かったりと、子どもたちが選んだヘチマも個性揃いのようです。
さて、いよいよ最後に、ヘチマの試食です。
5年生は油いためのナーベラでしたが、4年生にはヘチマの糠漬けを用意してみました。一夜漬けでパリッとした食感の残る漬物になりました。ヘチマが食べれるなんて!不思議なものを見るように、初めて口にした子どもたちでしたが、暑さの中でちょっぴり塩味のあるヘチマの食感は、なかなか好評でした。
なんと!全員が試食にチャレンジ。おかわりして食べる子もいて、見る間にお皿は空っぽになりました。
最後にヘチマをお土産に、4年生の観察会は終了しました。
自分たちで育てた大きなヘチマに子どもたちは何を感じたでしょうか?
「家に持ち帰って食べたい!」と言っていた子どもたちですが、子どもたちが手にしているヘチマは、完熟ヘチマで繊維が多く食べられません。持ち帰ったヘチマを、水にさらしたり、腐らせたりして種をだし、マイタワシ作りに挑戦してくれることでしょう。