イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

Spil Dagi Milli Parki (スピルダー国立公園)

2006-04-17 06:16:29 | 
 広々としたマニサ平野、遠くに光るイズミル湾が。

夜更しの我が家、夕べも3時過ぎに就寝だったので今朝目が覚めたのは10時、夫が「どこかへ行く?」と珍しく自分から言ったので「行く行く!」と飛び起きました。その時点でどこへ行くかは未定。でもせっかくお天気のいいピクニック日和の日曜日、やっぱり先週流れたスピルダーへ行こう!

何も準備をしていなかったので、朝食後あわててトマトやキュウリ、玉ねぎを刻んでパンを1本用意、あとはいつもたっぷり沸かしてあるチャイをポットに詰めて果物とお菓子をかばんに入れたら準備OKです。

我が家からお隣のマニサ県にあるスピルダー国立公園の入口までは約1時間程、そこから急カーブをくねくねとのぼれどのぼれどそれらしき公園は見えず、20キロ以上走ってようやく公園の料金所に着きました。車1台5YTL(約400円)。

 木陰に車をとめて

公園内はシンプルに松林の中にベンチと水汲み場があちこちにあって既に何組かの家族がトルコのピクニックには欠かせないマンガル(炭火焼肉)をするいい匂いがします。鳥のさえずる声に耳を澄ませながら、木陰に寝っころがりました。
なぜか車にあったゴムボール、「バレーボールしよう!」と言う私、「いい年した大人なんだから恥ずかしい」と言う夫。

  簡単ランチでお恥ずかしいですが! 

                          
あちこちから漂ってくるマンガルのかおりに食欲だけはすぐに刺激されて、簡単ピクニックランチを頂きました。こんなに簡単ランチでも青空の下で食べるとどうしてこんなに美味しいのでしょう。でも次回は、マンガル持参でね。

帰り道、桜っぽい花が満開でした。畑の持主らしきおじさんに「何の花ですか?」と聞くと「桜だよ。1ケ月半後においで、大きなサクランボがなるよ。イズミルのマーケットに送るんだ」との返事。私はこの満開の桜に出会えたことが嬉しかったのに、おじさんにとっては花が咲いた後にサクランボがなることが嬉しい春の知らせなんだなあ、と人それぞれに喜びは違うものだということが新鮮に思えた日曜日のプチ旅行でした。

 満開の桜の花、1ケ月半後には大きなサクランボがなるそうです。






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