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イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

えのすい(新・江ノ島水族館)

2007-10-20 00:12:43 | 日本里帰り


「えのすい」ご存知ですか?新しくなった江ノ島水族館の愛称なんだそうです。我が家から江ノ島へは海岸沿いのサイクリングロードで一直線、30分くらいで行けます。でもあまり行ったことがないんですよね。往復自転車で行くと海からの風で帰りはよれよれになったりして…。新しくなった「えのすい」に一度は行ってみたいと思っておりました。ついに今回念願かなって初えのすい


お天気が悪いのが残念でしたが、デッキからは相模湾が一望できます。

旧・江ノ島水族館はそこら中さびついていて海への眺めもさえぎってうらびれた感じだったのですが、新「えのすい」!中に入ると全面相模湾を見渡せるつくりになっておりとっても気持ちがいいのです。イルカやペンギンのショーもただの見世物ではなくて彼らの生態を教えながら紹介をしてくれます。


江ノ島を眺めながらイルカのショー見物。


最近はイルカのトレーナーさん達も歌って踊れないと!

子供たちが実際にサメにさわったり海がめにえさをやったりイルカと握手をしたり出来るコーナーもあって生物たちには迷惑なのかもしれませんが、リピーターの子供たちは「そんな魚の名前も知ってるんだ」とびっくりするような魚たちの名前を呼んだりしてすごい!と感心してしまいました。

    
こうやって見るとくらげも美しいのですが…。          

相模湾を再現させた大水槽にはたえず波を発生させ相模湾の岩場や沖を泳ぐサメやエイを初め、カンパチやアジ、イサキなど食卓でおなじみの魚たちを見ることが出来ます。有数のイワシの漁場としての相模湾、ここでも8000匹もいると言うイワシが群れになって泳ぐ姿は圧巻でした。

 

たとえうちから30分でも旅気分で江ノ島へ。おみやげ物屋さんを見たり漁師さんのやっているお店でお昼を食べるのも忘れません。

 
マグロのづけ丼に釜揚げ丼。

磯の香りをたっぷり吸って、子供たちの歓声を聞きながら久しぶりに童心に戻った一日でした。


新江ノ島水族館のHP
Kohori-noan埜庵のHP





仕上げは知る人ぞ知る、湘南へ来たらここへ!
天然氷を使って作られたかき氷を食べに「Kohori埜庵・のあん」へ。

        
  


☆現在のイズミル☆






六義園

2007-10-16 00:05:30 | 日本里帰り


家の中まで金木犀が香るこの頃、虫の声も日本の秋を楽しませてくれています。最近歯医者通いを始めました。ちょっとチェックのつもりで行ったのですが、虫歯もあったし歯のお掃除も念入りにして頂くのでしばらくは続きそうです。(保険がないのでつらい…。)



先日は会社時代のお友達と六義園(りくぎえん)へ行きました。六義園は山手線の駒込駅下車。我が家から東京へは電車で1時間半程、久しぶりの電車に乗っての上京にいささか緊張ぎみです。



六義園は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園です。明治時代に三菱の創業者岩崎弥太郎の別邸になり、現在は国の特別名勝に指定されているそうです。

池の周りにある欅や泰山木、楓の木の木立に響く近くの幼稚園からの運動会の歓声を聞きながら、のんびりと歩きました。

 
かわいらしい少年合唱団のミニコンサートも。

 茶店ではお抹茶で休憩。

久しぶりに会う友達、でも会ってみればすぐに大口開けて笑い、楽しいおしゃべりをしたら一気に1年半の月日は飛んでしまいました。やめてもやっぱり気になる会社の人事動向もしっかりチェックしました。

お昼ごはんを食べに移動した先は銀座、かつては私の管轄(?)だったはずなのに1年半の間に街はすっかり様変わり、新しいビルの出現で人の流れまで変わりつつあるようです。

 特に有楽町の風景はまったく変わっていました。

 カメラがおかしいのではありません。こんな形のビル・・・。

私のリクエストで待望の(?)トンカツと念願(?)のモンブランを付き合って頂きおなかいっぱい、満足。でもまだまだ…夜の部に続くのです。

  

夜の部は長年のつきあいのトルコ語友達との再会。彼女は、いつもいつもトルコへ貴重な救援物資を送ってくれたり運んでくれたり、一生足を向けて寝られない存在です。彼女お薦めのフレンチレストランへ向かいました。和食が一番だよねーと言いながら、やっぱりフレンチも捨てがたいですね。前菜で頂いたサーモンのサラダ仕立ては絶品でした~。

   
サーモンの前菜。ここにもオクラが…。            メインはシーラというお魚。

一人での里帰りは初めてで、女同士での気を使わないおしゃべりも本当に久しぶりのことでした。一人でラマザン(断食月)後半を過ごしてくれた夫のおかげです。感謝!






夜の部のお店の名前は「かえりやま」、HPはこちらです。
         
  


☆現在のイズミル☆



日本での日々

2006-02-12 11:59:43 | 日本里帰り
2月15日にトルコへ帰ります。日本での公式行事(?)も昨日で全て終了。忙しくも楽しく懐かしい毎日でした。名残惜しいなあ…。

昨日は夕方から再び中華街で集まりがある予定でした。ところが長野在住 パン屋開業します!のCoskunさんご夫婦に待ちに待った赤ちゃんが生まれたと言うことで奥様のご実家がある千葉県市原の病院まで、長野を深夜に出発してきたCoskunさんの車でアクアラインを利用して赤ちゃんと奥様のサトちゃんに会いに行ってきました。

 海ほたるから木更津方面の眺め。

アクアラインは97年12月に開通した川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾横断道路(通称:東京湾アクアライン)のことで川崎側は海底トンネル、木更津側は橋からなる全長15キロの自動車専用の有料道路です。真ん中には東京湾を一望できる「海ほたる」と言う浮島のパーキングエリアがあります。わが子を早く見たくて浮き足立ちながらもCoskunさんは、しっかり観光ポイントも案内してくれたのでした。

 左に見えるのはトンネルを掘削した時に使用されたカッターフェイス、直径14m程!

ゆったりと落ち着いたサトちゃん、それに反して、興奮して病院の中を飛ぶように歩いていたCoskun、お2人と赤ちゃんの幸せそうな姿に私達も菜の花畑にいるような幸せ気分に浸ることができました。

 ミルクを飲み終わって、お父さんにも会えて満足。

中華街での集合時間は19時。17時半袖ヶ浦発のバスで横浜までぴったり42分。千葉の内房から横浜まで42分なんて考えられない!と1人で感動しながら日本最後の「外でごはん」を楽しんできたのでした。

 




日本で不思議なこと

2006-02-04 00:57:48 | 日本里帰り
立春が過ぎ、夜道を歩いていると、どこからか蝋梅のよいかおり、沈丁花やミモザの蕾もふくらんできました。日本滞在も残り少なくなってきました。
6日から9日まで両親と一緒に四国旅行をして来ます。私も四国は初めて足を踏み入れます。茅ケ崎よりも一足早い春を感じることができるかもしれません。

 近所の公園の蝋梅、ここを通ると幸せになります。

この1ケ月、夫〈トルコ人〉が日本で感じた不思議なこと、驚いたことをあげてみました。

①同じ読みでも「漢字が違う」と言うことがようやくわかり始めたと思ったら今度は漢字は同じでも「読み方がちがう」と言われてショックだった。

②雨がものすごく降ったのに、道路には水が溜まらなかった。(イズミルはすぐに洪水状態になる)

③火事が出たとき、すぐに消防車が到着した。

④救急車がサイレンを鳴らしているのに、交通法規を守っている。

⑤お店に入ると笑顔で「いらっしゃいませ」と言ってくれて、帰る時も見送ってくれる。

⑥混んでいる飲食店で少ない店員がみんな疲れ切った顔で働いているのに、お客が呼ぶとすぐに笑顔になる。

⑦春節の中華街、あんなに混雑していたのに誰も潰れていなかった。

⑧地震があった数秒後にはTVで震源地や震度を放送していた。

 女性?男性?最後までわからなかった…。

⑨電車の中で化粧をしている女性、電車が揺れてもはみ出たりしないでちゃんと描いている。

⑩電車の中でいくら熟睡していても、自分の降りる駅でちゃんと起きることができる。

⑪電車で「もう少しすると揺れますのでご注意下さい」と揺れる前に車内放送がある。
(トルコだったら揺れて倒れても、何も言わない〉

春節

2006-01-31 00:19:21 | 日本里帰り
 関帝廟

1月29日は中国の旧正月「春節」でした。爆竹の音、銅鑼や太鼓のリズムになぜか熱くなってしまう私、中国人の血が隠れているのでは、と思うほどです。
あの中華街に30万人の人出だったそうで、通勤時間の満員電車の様に立錐の余地もない押し合いへし合いで、けが人が出なかったのが不思議なくらいでした。



この日は15時から春節のメインイベントである「祝舞遊行」(しゅくまいゆうこう)がありました。中華街の方々がキンキラの衣装で皇帝や皇后、皇太子、皇女、大臣に扮した行列(ラストエンペラーの頃をイメージしたとか)や獅子舞、龍舞のパレードがありました。



来週は春節採青(しゅんせつさいちん)。これは銅鑼や太鼓の賑やかな音に合わせて獅子舞が中華街を練り歩き、各店に吊されたご祝儀袋をぱくっとくわえて商売繁盛を祈願するもの。採青という言葉は、獅子が大好きな青菜を採るということなのだそうです。また、事業発展の「業(イェー)」は「葉(イェー)」と同音で、生菜=生財(財を成す)という意味も持つ縁起のいい言葉だとか。

そしてこの言葉には別にもうひとつの意味が隠されているそうです。
中国清朝の時代に、漢民族の「清を倒す」というスローガンのカモフラージュだったというもの。足偏に采+清(清を踏みつける)という言葉と採青(野菜や葉を採る)とは同じ音。そして当時武術を禁止されていた漢民族がその腕を磨くために、獅子舞を隠れ蓑にしていたのだそうです。



にぎやかでワクワクする獅子舞ですが、こんな意味も隠されていたとは…。また別の見方で獅子舞を見てみたくなりました。

中国では、春節には餃子を食べるそうです。私も今日は餃子を作ってみました。

日本語教室

2006-01-27 23:12:12 | 日本里帰り
はじめまして、どうぞよろしく。

日本へ来てから、毎週木曜日は「日本語教室」の日です。トルコからインターネットで調べた茅ケ崎市国際交流協会の「日本語教室」に問い合わせたところ、「残念ながら今期は始まってしまったので難しいですが、偶然トルコ人の女性もいるのでぜひ遊びに来て下さい」と言って頂きました。

12月中は年末年始のお休みに入っていた為、1月12日に初めてお邪魔してみました。中国人、ドイツ人、ニュージーランド人、イギリス人、リトアニア人etcと様々な国籍の20人くらいの人達がとても明るく勉強をしており、私の方が一緒に勉強をしたい衝動にかられました。レベル別に6グループに分かれて学習をしています。
トルコ人の女性は残念なことに、バイラム休暇でトルコヘ里帰り中とのこと。夫は「お邪魔虫」ついでに滞在中の4週間のみ一番初心者組で参加させて頂くことになりました。
本来は付き添い禁止なのですが、「あまりにも日本語がわからない」「短期間で途中参加」と言うこともあり特別に私も一緒に参加させてもらっています。

「わたしは○○です。とるこからきました。どうぞよろしく。」
「このほんは○○さんのです。」
「このほんは○○さんのじゃあありません。」
「○○さんは、とるこじんです。」
など、テキストに添って勉強していくと不思議とわかりやすい!夫も意外といい調子で
話しているのです。これにはびっくり。少し難しいフレーズをつっかえながらも言い終えることができると思わず先生と一緒に拍手をしてしまったり…親バカならぬ「妻バカ?」です。

肝腎のオリジナルの生徒達は皆さん休暇中で欠席、飛び入りの夫は先生とマンツーマンで「みらーさんは、あめりかじんです」「いーさんは、かんこくじんです」とやっています。

来週は、夫にとっては最後の授業、お休み中だったアンカラ出身のトルコ人女性もいらっしゃる予定なのでとても楽しみです。

東京おのぼりさんツアー

2006-01-26 00:42:09 | 日本里帰り
イズミルも雪が降った様子、寒かっただろうなあ。でも私達は真っ青な冬空の中を懐かしい友達に誘っていただいて、毎日のように色々なところへ連れて行ってもらったり、美味しいものを一緒に食べたり、楽しい日本生活を送っています。

 藤十郎さんが芝居の中で着た紙衣(かみこ)と言う衣装は紙で作られているそうです。落ちぶれた姿を表したものだそうですが、贅沢ですよね。

歌舞伎も見ることができました。小さい頃からあの華やかな雰囲気にひかれて何度か通った歌舞伎座、わざわざ北海道から来てくれた高校時代の友人一家に誘っていただいて藤田藤十郎襲名披露公演へ。お正月らしい餅花の飾り付けや着物姿の観客の中で日本の伝統美を堪能。夫も6時間あまり眠気と戦いながらのようでしたが、楽しんでくれたようです。

東京タワーは幼稚園の遠足でのぼりました。         

昨日はLivedoorの堀江社長逮捕の余韻覚めやらぬ六本木ヒルズ付近へ偶然行きました。ヒルズの前にはTV局の車が連なっており『ああ、これはLivedoor 取材の為だったんだあ」と後になって気がつきました。ちょうど日本を離れる頃に出来ていた六本木ヒルズ、でもその頃とはまた違う模型の街の様な威容をはなっていました。

 六本木ヒルズから見える青空。風が冷たかった!

西麻布には子供の頃、叔母一家が住んでいたので練馬の自宅から1人でよく出かけた街です。すっかり変わってしまったとは言え、麻布十番辺りはどことなく昔の下町の香りが残っているようで、少しホッとしました。この気持ち、うまく説明できません。

雪がつもりました

2006-01-21 16:05:17 | 日本里帰り
 

モスクワは-30度と言うことですが、こちら茅ケ崎にも雪が降りました。
温暖な茅ケ崎、雪は降っても積もることはめったになかったような…。
ところが昨日の朝は起きると庭が一面の雪景色、で嬉しいびっくりでした。
昨日はなんの予定もなかったので一日家の中で降る雪を眺めていました。
こんな一日もいいものですね。

 庭の椿の花も雪化粧。

昨日、今日は大学入試センター試験でした。

表参道

2006-01-15 20:50:20 | 日本里帰り
 2/11オープン予定の表参道ヒルズ

表参道へ行って来ました。表参道は長年通勤をした思い出の地。先日駅の構内にはEchika≪エチカ≫がオープンし、こんなに駅の中広かったと思う程レストランから美容院、ファッション雑貨まで30店弱のショップが入っていました。生憎の雨降りのせいかどのお店も大盛況、でも私には長年慣れ親しんだ表参道の駅が他人に占領されたような寂しさも…。

2年半前の同潤会アパート           

表参道のランドマーク的存在だったあの「同潤会アパート」も見事に変身。2年半前にはまだ変わりない姿を見ることが出来たのに、今回は面影なし!
同潤会アパートは、1923年の関東大震災以後「地震や火災に強い集合住宅を」という復興計画により、1927年にできた日本で初めての欧米並み鉄筋コンクリートの集合住宅だったそうです。当時の最先端の技術を使い、耐震性・防火性に優れ、電気・ガス・水道・水洗トイレやダストシュートなどの最新設備を備えていたとか。
2月11日には欅並木の景観を遮らない様にとの配慮から地上6階、地下6階の住宅施設、商業施設からなる「表参道ヒルズ」としてオープンするそうです。

友達と久しぶりの再会ランチは有元葉子さんプロデュースというレストランに行ってきました。ちょっと裏道に隠れている『Olive Bar』は偶然見付けたのですが玄米ご飯と店名の通りオリーブオイルがとても美味しかったです。

 Olive Barのランチ

東京ミレナリオ

2006-01-12 00:19:38 | 日本里帰り


昨年の暮、長野からの帰り道、東京駅で途中下車をし12月24日から1月1日早朝まで開催されていた「東京ミレナリオ」に行ってきました。丸の内がメイン会場の為、東京駅丸の内口はすでにミレナリオ見物の人であふれています。会場入口までは2時間待ち!夫には2時間待ちらしいということは言わずにおとなしく列に並びました。これがトルコだったら…ひしめき押し合う人、ズルして横入りする人、それに怒る人、怒鳴る人、言い返す人、殴る人、興奮する人、気絶しそうになる人…、と想像が広がり「ああ、日本人は礼儀正しくって静かでいいなあ」としみじみ。

1時間少し静々と歩いてたどり着いたメイン会場、やっぱり圧巻でした。皆が片手にケータイを持って写真を写している姿はなんだか異様でしたが、夫も「待っただけのことはあったね」とご満悦でした。



この「東京ミレナリオ」、東京駅丸の内本屋が重要文化財に指定された為、戦災で一部消失した現在の2階建てから創建当時の3階建ての姿に復元、保存されることになりその美観が損なわれたり、警備安全上の問題を鑑みて2006年以降の開催が休止されるそうです。