浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

川の中をのぞく窓

2008年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

北九州市小倉へ所用で出向いた帰り、鷗外橋のたもと、紫川の右岸に不思議な窓を見つけた。

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紫川の左岸は小倉城、リバーウォーク…

むかし、宮本武蔵は佐々木小次郎と決闘に向かうとき、このあたりから小舟に乗って関門海峡の彦島へ向かった?と私の勝手な推測。

その向かい側、中華レストランの地階部分に川をのぞくアクリル製の巨大な窓がある。水族館のように川の中をのぞくことができる。数年前にできたらしいが、恥ずかしながら私はきょう知った。

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雨で紫川は濁っていてきょうは水中の様子は見えない。チヌ(黒鯛)の小さいものらしきものが1匹現れ、すぐ姿を消した。

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アユはすでに上流に遡上したらしい。写真で説明したり、水族館風に展示されていて楽しかった。

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通称“ダボハゼ”と呼んだ。

右は雷魚、外来魚の代表、カムルチーという魚。

紫川は生活排水や工場廃液で死の川と呼ばれた。しかしいま、アユの密度は日本有数だと言われるし、鮭も時にのぼってくる。洞海湾もよみがえってきた。

この川の状況をみると、かつての公害都市から見事に脱却した姿を実感する。


軍艦?

2008年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_21501 自衛艦?他国の軍艦?モヤかガスが海上を覆い、よく見えない。

17:30、静かに博多湾から出ていく。大岳海岸のあたり。

(ここでブログにコメント到着)

松原弘和様、ご教示、ありがとうございました。護衛艦「あけぼの」ですね。きのう、玄界島沖での海上慰霊祭に参列なさった由、よかったですね。

日本海会戦は5月27日、明治38年(1905年)―。「天気晴朗なれど波高し」、きょうはそんな日だったのですね。

津屋崎の東郷公園を思い出します。軍艦の大砲の音がインインと聞こえたという語り伝えが刻まれていました。


ビワの実

2008年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_21461 八百屋さんの店先にビワが並んでいる。“茂木ビワ”と書いてある。

茂木(モギ)は長崎市の郊外、千々石湾沿いのビワの名産地。山の斜面一面、袋掛けしたビワで白くなっていることだろう。

「オー!」思わず買ってしまう。

この色、この香り、そしてジューシーな果肉!口から滴り落ちる果汁…

ビワを食べると、夏だなあと実感。

午後2時。すでに28℃を超えた。