浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

棺おけリスト

2008年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_19451 映画「最高の人生の見つけ方」を観た。

左の男、ご存じワル爺NO.1、ジャック・ニコルソン扮する大金持ち。

右はモーガン・フリーマン、タフで純粋な男を演じたらNO.1、彼は勤勉な自動車工を演じる。

この二人が、末期ガンで余命6か月と宣告を受け、同じ病室で隣同士、ベッドに並ぶ。

ある日、“棺おけに入る前にやっておきたいこと”という「棺おけリスト」から意気投合、二人は冒険旅行を敢行する!

ガン宣告を受け、ちょっとだけ死の淵を覗いた私のつれあいもこの映画は感動した由。しかし、「自分がガン宣告を受けたことがあるなんて、まったく思い出さなかった。でも体力が尽きるまで、人生の最後を生きるのは理想的!私だってそうしたいワ」とのこと。

「人はみな、川の流れのように同じ方向を目指す…」というセリフが印象的。そうなんだ、私もすでに川下に近づいたことを知る。棺桶に入る前にやっておかなければならないことがたくさんあるなあ。「使えるモノは生きているうちに使え!」という文句も実感…

「あなたはいつもそういうけど、そういうヒトに限って100数十歳まで生きるのよ!」とのたまった。うれしいような、かなしいようなキモチ。

因みに、映画の原題は「棺おけリスト」 (The Bucket List)