昨夜の長崎ランタンフェスティバルの続き。
湊公園には舞台があって、龍踊りや獅子舞が舞う。下は新地の前、薄暮の銅座川。
中島川がランタンに揺れる。
眼鏡橋。
ことしも長崎ランタンフェスティバルを楽しんだ。二人の孫が喜んでくれたことが嬉しかった。
過去のブログからいくつかを再掲。
長崎チャンポンを食す
長崎のランタンフェスティバルの前夜祭へ行った。「文化財探訪」が狙いだが、あすからはじまるランタンフェスティバルの準備風景を見て、日中合作の見事な結晶、チャンポンを食べようという魂胆を実行した。
長崎市新地の中華街を中心にランタンフェスティバルがはじまったのは20年前だった。
新地は江戸時代、出島の西側の海を埋め立てて造られた。
新地はいま中華街として生きている。
20年前、中華街の若い経営者などが町を活性化させたいと動き出した。春節を祝う新地の人たちの姿を見ていただくというアイディア、最初の年300個だったランタンは20年後、15000個になった。20年前お会いした林照雄さんに案内していただいた。
冬場で一番観光客が少なかったこの季節、長崎市に観光客があふれだした。長崎市の試算によれば、このイベントがもたらす経済効果は300億円だという。列車、バス、ホテル、食事、土産物、長崎へ来たお客様が落とすお金を仮に150億円と見ても、たいへんなイベントが生まれたものだ。
唐寺・崇福寺、中島川にかかる眼鏡橋、唐人屋敷跡などなど、長崎の名所、観光地が中国に関係することが何と多いことか。
長崎燈會
長崎ランタンフェスティバルへ来た。ランタンに彩られた長崎の街を私のつれあいに一度見せたかった。
バスツアー。バスは武雄ICから竹崎へ出て有明海沿いを走り、諫早湾の閉め切り堤防上を走る。右手が締切堤防に囲まれた貯水池。正面は雲仙岳。左手堤防の向こうが有明海、見えない。
ツアーの一行は土産物店兼中華スイーツのティータイムのあいだ、原爆資料館を見学する。新しい資料館ははじめて。アジアの人たち、クリスチャンと思われる展示資料を見て祈るヨーロッパ系男性の姿もあった。みんなも、私も、言葉もだせず原爆の実相に見入る。如己堂、一本足鳥居をバスから見る。
土曜日、ランタンフェスティバルは大人気、各地から押しかけるバスを受け入れるため、臨時のバス駐車場がもうけられていた。丘の上は活水女子大学。
料亭「花月」長崎市史跡。
邸内に竜馬が傷つけたといわれる刀傷が残る柱があった。
着物、丸髷の女性が入っていく。
街はランタンに埋もれ、道も食堂も人があふれ、チャンポンを食べることすら難しい。中華料理店には長蛇の列。きょうは交通渋滞と人出が多いこと、中華料理を食べるからビールを飲みたくなることを想定してバスツアーを利用したのは正解だった。新地中華街はあきらめる。昔時おり行っていた小さな店をつれあいが思いだした。当時のおじいさんはもう姿を見なかった。皿うどんの味はおじいさんが勝っていたか?
中島川に架かる眼鏡橋のあたりは黄色のランタンが幻想的!
今夜は風もなく、親子づれも楽しそう。
人、人、人。歩く、あるく、アルク。
春節の祭り、中国の旧正月のお祝いを日本のみなさんに知っていただこうと20年前からはじめられた。
新地中華街の隣り、湊公園も人でいっぱい。
龍踊りに拍手!
皇帝パレードや二胡の演奏などなど。
バスの集合時間を気にしながら楽しむ。
夜、11時前に帰宅。
15,000歩。心地よいタイムスリップ!
爆睡…