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こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

これで いいのか

2008-08-05 06:02:02 | Weblog
思考力を重視しなくなった教育システムは 

止まらない温暖化の原因であるCO2を削減した と公言する国をうみだした


国内市場から流動性を持ち去ったドル資本の手口にも 気づかなかった

異常な高値を記録したガソリン価格の背景にあるものも 見て見ぬふりをした

大量破壊兵器がなかったイラクに 国連の制止を押し切って我武者羅に侵攻した

アメリカを熱烈に支援した


圧政からの解放と民主化を理由に 根拠のない駐留をつづけ 

テロによる民族の分断を戦略化させて 大量の犠牲者を生みだした

その原因のすべては アメリカの単独行動主義にあった


イラクと同じ産油国であるイランは 次のターゲット

そのことを察知していたからこそ 核の準備をはじめていたということなのだ

地下資源のない北朝鮮では アメリカの攻撃対象とはなりえない

ということを承知していた

日本との間に生じた拉致被害者のものとされる遺骨の鑑定結果によって

劣勢となった立場を挽回するために 核実験の実施を急ぐよう迫られていた

アメリカに敵視されてきた国では 北朝鮮の得た成功事例に多くを学んでいる


アメリカ型の帝国主義的自由主義は 弱者に強く強者に脆い

ドル経済圏の拡大を目指すFTAを統括するWTOは 不安定要因を濃縮して

国際間の軋轢をより高める

ドルを基軸通貨とする経済圏の拡大は アメリカにだけメリットを与えていく


石油・ドル本位制を補強するサブシステムとなったIMF体制は 

米軍の規模を最大化させ

代わりに貧困を普遍化するという役割を果たした

富の一極集中は 貧困の遍在の上に成り立っていることである


平和を守る保安官を自任するアメリカは 

軍事力を充実させるための費用負担を諸外国へと求めた

必要不可欠なエネルギー資源を買うための資金を決済する通貨として 

ドルを指定してきたのがIMF体制というものだった


エネルギー消費国は ドルがなければ生活そのものが成り立たない

ドルを買い続けて 次第に衰弱していく循環へと追い詰められていったのだ


日本がアメリカに恭順であったのは 防衛力がなく 

しかも 資源消費国であったからだった

政府は アメリカに対する交渉能力を磨こうとはせず

北朝鮮政府は 喧嘩のやり方を心得ていた

六カ国協議へと問題を持ち込んで 武力で解決することを困難にした事実がある


この互いに相異なる行動の仕方が 極東の状況を象徴している

政府は安全と引き換えに 円高を容認して米国債を買いつづけ

余って処分されたドルの価値をリフレッシュして 現金で米政府へと返納してきた

日本の外貨準備高に占めるドル建て資産の総額は 100兆円に達している

その分だけ 国民は経済的不自由を引き受けることになったのだった


政府与党はアメリカに楯突くことができず 間接的な支配を受け入れることで

安寧を得てきた

経過をみると 最も警戒すべき対象に 急所を押えられている存在になっていた


自前のエネルギーをもつようになった日本は アメリカから学んだことを

活かす立場を手に入れる

過去に学んできたものを 未来へとフィードバックしていけば 

世界は 温暖化からの脱出と経済成長とを同時に獲得できるようになる


その程度の判断さえ困難にしてきたのが 知を集約する現在の教育制度であった

教育の在り方を見直していけば やるべきことの優先順位は定まっていた

思考力をもたない国は 指針がなければ何もできなくなるのである


マニュアルがなければ 行動することができないのは 学生だけではない

バブルの崩壊では 判断停止の状態が長期間つづいていた

失われた十年を生み出したのは 

判断することができずに不作為を決め込んでいたこの国の指導者たち

政府と官僚のすべてに その責任があったことだった


教育システムのあり方を見直せば 答えのない問題に遭遇しても

有効な解を導ける

客観的証明にこだわっていると 国民が不幸になるばかり

未知の課題にたいして 事前に用意されている正解などあるはずもない


判断力というものは 自分で磨きあげるしか方法は ない

教科書という指針がなければ 何もできないというのでは 

すべての対応が後手を踏む結果を招くものとなる



それを善しとしてきたために ブッシュの単独行動主義をゆるして

国際社会を困窮状態へと陥れる結果を導き出してしまったのだった


不具合の一切は 判断の誤りをその原因として胎内に抱えている 

あってよい 未来とは

2008-08-04 06:31:20 | Weblog
あたらしいエネルギーシステムは 日本の国民を世界の指導者へと変えるだろう

世界を変える能力をもつ電源である相転移トランスは 

世界平和のための手段として この国に与えられたもの


原爆実験のモルモットとされた唯一の国に 稀有な機会がやってきた


エネルギー資源もなく 防衛力も制御されている

ないないづくしのこの国だからこそ 平和を体現してみせなければならない

世界が求めるエネルギーを手に入れた国は 完全な独立を維持する


資源を必要としないエネルギーシステムは 

アメリカの犠牲となることを強いられてきたこの国からでなければ 手に入らない


日本は 平和を実現するためのツールをもったのだ

これまでは戦うための手段を奪われていたために 犬の暮らしに甘んじていた

これからは 体験から学んだことを 伝えていかなければならない


アメリカが失敗した平和の実現を 実例に学んだ日本が成し遂げる

軍事力の増強という方法で 敵を怯ませることはできない

拠点を持たない民間のテロ組織から イラクに居るよう米軍が制御されている始末


その結果 駐留経費を捻出するためのドルを追加発行しなければならなくなり

原油相場を5年以上に亘って引き上げつづけてきた

世界は その結果 ひとしく インフレに苦しむようになったのだ


温暖化の原因となるエネルギー資源を調達するためにドルを買ってきた国では

売り払った自国通貨によるドル資本による買収を甘受しなければならなかった

貧しかった国では ドルを買うその行為が 貧困を悪化させる原因となるのだ


ドル資本がやってくると その国は確実に貧しくなる

ローカル市場でドル資本が獲得した収益は その国の中で循環することなく

アメリカ本国へと三か月以内に送金されていく


カネの回らなくなった市場は枯れる というのが経済力学の定めるところ

日本が最長の景気拡大期を迎えていながら 国民が豊かさを実感できなかったのは

ドル資本が収益を悉く持ち去っていったから



米政府は戦費が足りなくなったら ドルの需要を喚起する必要に迫られる


国際市場でドル通貨が余っていたままであったなら 

新規にドルを追加発行することは できない


ドルが基本的に持っている過剰流動性を希釈しておかなければならなかったから

余ったドルを金融資本に売りつけさせ

外貨の通貨価値を高値へと誘導することで ドル安状態を維持してきた


ドル資本には投資機会が与えられ 米政府には国債の増発機会が与えられた

ドルを売りつけられて通貨価値を引き上げられた国では 

嫌でもドルを買い支えなければならなかった


大量に買わされたドルは 使い道があった訳ではない

最も安全とされている米国債へと 自動的に仕向けられていった


アメリカは乱発したドルを活用して 

余ったドルをエネルギー消費国に押しつけながら

このようにして ドルの新規需要を更に引き出してきた国なのだ


大量の米軍を維持するための経費は ドルを操ることで調達していた


ドルの需要を促す最も手っ取り早い方法は 原油価格を上昇させることである

原油の消費量を増やすという方法もあったが 温暖化がそれを困難にした

ダブついているドルを押しつける先は 主に日本だった

イラク侵攻の頃から 中国へとその後重心が移されている


円高が更新せずに反転していったのは 

最低の金利で円を自在に調達することができる環境が 日本に維持されていたから

ドル資本が買収した資産で 円安と同時にドル高を制御裡に誘導することができる


対円で高くなったドルは より多くの日本資産の買収を可能にした


低利の円で調達したドルで高利の人民元を買いすすめていったため 

元高ドル安が恒常化したという結果が生み出されたという訳


中国のもつ外貨準備高は 直近の二年だけで

日本に二倍の差をつけるほどにまで急増している

このようなアメリカのとってきた戦略を 当事国の政府は理解していなかった


戦費調達の目論見が世界に見えていたなら 打つ手はいくらもあったのだ

1ドル80円を超えた95年四月の円高の原因を 

日本の金融当局は未だに探しあぐねている


国が貧しくなったのは 無知と無理解との相乗効果がもたらしたもの

犠牲となったのは 最下層にひしめく大勢の国民

その国から世界を変えるエネルギーモデルが 登場する



これまで体験してきたことを 繁栄のために生かさなければならない


平和という状態は そのときに はじめて 実現する 

洗脳の 果て

2008-08-03 05:54:05 | Weblog
道を誤ったことに気づいたら そのまま進み続けてはならない

立ち止まることも ときには有効な技


現在位置を知れば 判断の根拠が得られる


現実認識を誤ったことに気づかないまま 流れに乗っていると

最後に滝壺へ落下して 終わる


現在の文明がおかれている状態は

前方に崖がみているのに 足を速めようとする人の姿に似ている

結末は すでに みえている


ひたすらその道を急いでいる姿は 実に異様だ


分かっている死を早めるのは 最も愚かなこと

手だてがない という訳ではない

過ったことそのものが見えていないのなら 位置を知る意味はない


方位が判明したら 進むべき方向は定まる

立っている場所が分からないまま闇雲に突き進むのは 無思慮で危険

愚かであさはか 無謀な行為


分かっていながら止められないのは 不治の病に冒されている紛れもない証拠


状況は これからもっと悪くなる

文明は 自らの努力でこの罠から抜け出さなければならない

執着を握りしめた手は 己の首をより強く絞めつけるのみ


囚われた罠から意識を解放して 真の自由を手に入れるためには 

現状のもつ意味を 察知することからはじめなければならない


指針を失って迷ったときには 

立ち止まって 周囲見まわすことが 肝要なのだ

流されたままこれからも過ごしてゆくのなら 意思をもつ必要はない


呼吸するだけの存在となればよい


効果のない対策を進めていた現実に気づけば 地球の再生は可能になる

無批判のまま放置し続けようとするのなら 文明は滅ぶのみ

温暖化のもつ意味を形にする自然災害は 最後の選択を人類に迫っている


明らかな事実さえみえなくなったのは 教育が判断する力を退化させてきたから

洗脳された者は 状態の持つ意味を自覚することができない

無批判に権威を受け入れてきた存在に 変化を求めるのは筋違い


地表では 抜け殻となった意識が 末期のひと時をそれと知らずに過ごしている

募るインフレという現実を前にして ひとごとのようにして ただ眺めている

当事者であるということにすら 気づこうとしない



エネルギーのただしい使い方を知れば 健全な意識を取り戻すことができる

現実認識ができないと 流れに呑み込まれて何もせずに終わるだけ

節電で二酸化炭素が減るという世迷いごとを信じ続けて死にいたるのは 必定



洗脳のオソロシサ は 制御されている事実にさえ気づかないニンゲンを

大量生産する

と いうその点にある

これから世間でおきること

2008-08-02 05:48:37 | Weblog
原油と石炭などの資源の大量消費が 地球を温暖化させた


天然ガスを燃やすと 大気を温める二酸化炭素と水蒸気とが同時に生み出される

水蒸気は湿潤化をもたらし CO2は温暖化をうながす


どちらの気体も 温室効果というものをもっている

実態がよく知られていなかったのは 水蒸気という名をもつ気体の水

水は気化するとき 熱を天空へと持ち去って 大気をそこであたためる


打ち水で涼しくなっていたのは 地上の熱を蒸気が連れ去っていったから

気化熱の存在は 水蒸気が導く温室効果を以前から伝えていた

水蒸気が温室効果ガスでもある ということを理解する人は少ない


さらに


水素からエネルギーを取り出すと 最終的に 地球の水が増える

温暖化対策で燃料電池が一斉に普及する時代になると

地球は短期間で水没してしまう

二酸化炭素の大量発生で 急速に地球が温暖化してしまったようにして



CO2は紫外線でゆっくり分解し 炭酸化合物となって海に吸収されていく

H2Oは電気で分解したとしても 再び元の水へと戻される


一旦増加した地球の水は 減らすことができない

水素エネルギー社会とは 文明を水没させてしまう結末を実現するためのもの

水素型の燃料電池は 大気の湿潤化と温暖化を同時に促し 地表を狭める

水素エンジンであっても 結果はまったく同じこと



健全なのは 太陽電池

風力発電は 交流の不安定な電流を生む 

貯めておくことはできない し 周波数も安定しない

重要なのは発電機ではなく 取り出したエネルギーをうまく活用するための方法



太陽光発電とマイクロ水力発電以外の発電機は 消え去る

超伝導応用技術に基づくあたらしい電源が これから登場する

太陽電池があれば それ一枚だけで 制限なく電気を取り出すことができる

損耗しないから 生み出した電気はいつまでもそこに残される

消費するための電気エネルギーは 二次生成した誘導電流からとりだす


未利用エネルギーの意味を知ったとき 世の中はおおきく変わる

依らしめられることに適応してきた意識は 自らを開放する時を迎えるだろう

目覚めた国は世界の指導者として 重大な役割を果たす


誤った判断の積み重ねが生んだ温暖化現象から脱するには

判断の当否を自覚する意識をもち

決然と行動することが なによりも求められるようになる



最初に手を挙げるのは どこの誰になるのだろう 

最初の一歩

2008-08-01 06:44:03 | Weblog
事実を見た通りに認識することが 何故かできない

そんな世の中に なってしまった

地球が温暖化している理由を知りながら 有効な対策を見いだす努力をしなかった

情勢に流されるまま 人ごとのようにしてやってきた歴史


対策と信じた省エネ節電は 二酸化炭素を却って増やす結果を生み出していた

現実をただしく認識していなかったために 検証することさえしなかった

国が指導する対策なのだから 間違いは ない と思い込んだからだった


国が正しかったことを証明する歴史的事実は 見当たらない

開戦と敗戦は 認識の誤謬が生み出したもの

薬害エイズとC型肝炎の経緯には 国の判断の誤りが明確に記録されている


権威を信じては ならない

判断は 自己の責任において行うべきもの

第三者の判断に任せていたのでは 道を誤る


 
かくて CO2を量産するエネルギーは 存続を許された

代わりに 生命の存続が奪われる道が開かれた

これが 判断をひと任せにしてきたその結果のカタチ



再スタートは 権威を疑うことから はじめなければならない

不具合の実態を知れば 原因と経過 そして 結果までが同時にみえてくる

見えないものを見たければ マナコをあけてはならない


目を閉じて見えてきたものの方にこそ ほんとうの価値が宿っている