こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

異 常 気 象

2014-08-31 07:15:47 | Weblog
原発が稼働を停止すると

降水量が

ことのほか

増える

という傾向が

顕著


核エネルギーの割合は

およそ

30%

停止した原発に代わって

天然ガスなどを燃やす

火力発電所の負担が

概ね

同じ比率で増加した




化石燃料と総称される地下資源は

炭素と水素の化合物

からできている

炭化水素を燃やせば

炭素の酸素化合物である

CO2が増えるのは

ものの道理


それと同じ理屈で

水素の酸素化合物である

H2Oが増えることは

誰も意に介さない

水は無害

だと信じ込まれているからだ


炭化水素を燃やすと

二酸化炭素と気体の水が

同時生成するのだが

温暖化ガスの方にのみ注目が集まり

水の危険性については

誰も警鐘を鳴らしてこなかった

水素の研究者や

燃料電池開発の担当者

ですら

そうなのだ


地下資源を燃やすと

温暖化の原因物質である

二酸化炭素の濃度上昇が高まるだけでなく

地球がもつ水

の絶対量そのものもまた

自動的増加する

ということになる


炭化水素は温暖化の原因であるだけでなく

同時に結果を意味する

液体の水

の増加を連れてくる


ガソリンや軽油にも

炭化水素は含まれており

エンジンから常に

温室効果ガスと

気体の水と液体の水の両方が

同時に大気中へと放出されていく


自動車の販売量の増加は

最終的に

降水量の増加

となって

文明の上に降りかかる


天然ガスもまた

炭化水素でできているため

ガスを燃やせば燃やすほど

水を量産する

という結果を

必然的に

生む


水はとても安定な化合物であることから

自然条件の下では

絶対に分解しない

地球は海水に浸食され

最終的に

沈没する

これが水の惑星の

運命


水は

液体

気体

固体

の三態へと

絶えず姿を変えるものだが

組成を変えることはない


水を

水素と酸素とに分解するには

電気または2000度C以上の高熱を

別途与えてやらなければならない


つまり

新たなエネルギーコストを

文明が負担しなければ

海岸線の変化が

緩慢に起きる

ということなのだ


日本でガスの燃焼量を

減らすことができたとしても

中国大陸で生じた炭化水素の酸化反応

の増加によって

新たに生まれた水蒸気が

東方へと

偏西風に乗って移動し

日本の上空に滞留が生じると

海面から蒸発した水蒸気と合わさり

雨粒を増やして

列島付近へと落下する


50年に一度という大雨が

毎回のように

降り続くことなど

およそ

考えられないことなのだ

気象条件の変化以外の別の要因が

降水量の増加に関わっている

ことを

理解しておく必要があるだろう


発達した低気圧の影響であるのなら

半世紀に一度程度

このような水害は起こり得るだろう

だが

連続的に起きているという事実は

気象条件以外の別の要因

が加わっていることを示唆している


拡散することができずに

停滞したままの水蒸気は

やってきた低気圧にやがて糾合され

降水量を殊の外

増やす


山津波を引き起こすほどの大雨は

文明生活の高度化によって

凶暴性を増した

土砂崩れを引き起こした大雨は

上空に滞留した水蒸気が

低気圧の発達に伴って

一斉に液化

したことによって起きたもの

と考えるのが合理的


温暖化による異常気象は

間接要因に過ぎない

ガスの消費や

自動車のエンジンを止めてしまえば

温暖化と降水量の異常な増加は

起きなくなるだろう

だからといって

原発に頼るようでは

高い代償を支払って学習した

その甲斐というものがない


核にも

地下資源にも

そして

再生可能エネルギーにも依らない

第四の選択肢

である再生不要エネルギーの時代を

ここから

切り開いていかなければならない


いま起きている現実から

問題のもつ

その意味

を読み解いていかなければ

犠牲となる人の数は

これから更に急増する


環境異変の原因は

要するに

地下資源の燃焼

にある


ものが燃える時

酸素も同時に消費される

炭化水素は燃えることで

大気中の酸素と化合し

酸素濃度を緩慢に引き下げながら

二種類の酸素化合物

すなわち

二酸化炭素CO2と

水H2Oを

同時生成する機能を

顕在化させるものとなる

この酸化メカニズムを

地表へと

否応なしに与えるようになったからこそ

降水量の異常な増加が

人の生活を脅かすようになったのだ


再生不要エネルギーには

超伝導応用技術なども含まれている

たとえ常伝導であったとしても

永久電流が成り立っているのなら

同じ効果を引き出せる

超電流でなくたって

エネルギーのリサイクルが成り立つモデルであるのなら

地下資源の消費は

おきない

必要のないものを

温存させておく理由はない

コスト負担を

やみくもに増やすのみ


英知を集めて

問題の本質を

探り当てることができたなら

環境の復元



経済の復興



同時に

成る


エネルギーコストが下がるだけで

一定の経済効果が生み出せる

環境コストが不要なら

文明の持続的成長と発展は

疑う余地がない


持続不可能なサイクルの上に乗ったままの文明は

自らの手で

環境を劣化させ

エネルギーコストを高めつつ

貧困の蔓延をひたすら急ぐ

国際情勢はその結果不穏なものとなっていき

局地的な戦闘や

それによる紛争の拡大などが

止め処(ど)なく増えてゆく時代となった


現状はその証拠

問題の所在を知れば

その裏に書かれている解

を読むことができる

ただそれだけのこと


シンプルな事柄を

複雑にしたのは

横に伸びた

知識
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最 終 選 択

2014-08-24 09:58:04 | Weblog
いわゆる

最先端領域

と称される

まことに高度なレベル

にあるとされる現代科学

の到達点

を以てしても

温暖化する一方

となっているこの地球を

本来の麗しい状態へと

復元することは

まだ

できていない

この現実から

文明は

謙虚に

学ばなければなるまい


大気中の二酸化炭素濃度は

既に

昨年

400ppmを突破しており

毎年

着実に

増加の一途



その後も

辿り続けていく

定め

から抜け出すことが

できない


それが

どんなに進んだ科学技術

であったとしても

文明が汚し続けている

生命の生息に適した

宇宙にたった一つしかないこの環境の劣化を

止めることすら

まだできない

でいる


最先端技術は

地球環境を

元あったあの

うつくしい水準へと

と戻す義務

を負った


研究開発の優先順位を

人類は

誤った

温暖化

という現象は

その結果として

文明へと送られた

最終的な請求書

なのである


1980年代には

温室効果ガスが

地球環境に

どのような影響を及ぼすのか

ということについて

的を射た警鐘が

しきりに鳴らされていた

そこから始まるその後の歴史的事実の連なりが

文明の記録

として惑星に残される


あれから

もう

30年以上の時間が過ぎた

だが

状況は

何一つ改善されておらず

逆に

悪化の一途を辿っている


昂じられてきた対策のすべてに

実効性が不在であることを知っていながら

現実認識を一様に

先送りし続けてきた

莫大な資本を投下して

そのボリュームで

満ち足りた気分になり

いたずらに

ただ時を過ごしている


効果のない諸対策を

何重にも連ねていながら

年々歳々

環境を劣化させ続けている

というのは

不思議な事態

後代の子孫たちには

了解不能なことだろう


文明は

地球が失った

世にも麗しいその環境



いまだかつて

有効に取り戻した

ことがない


劣悪化する環境を座視したまま

有効な対策とは何か

という課題から目を反らしつづけている

未解決状態へと問題を追いやったまま

延々とそれを放置していた


凶暴化する一方の自然災害で

いのち

の価値は零落する一方となり

生命の尊さ

を顧みない経済重視

の政策の数々で

利益の獲得に邁進する文明の愚かな姿を

批判することなく

ただ流されていた


現状で判断する限り

温暖化を放置しておくこと

しか

文明に打つ手はない

ということになる


異常気象は凶暴性を増し続けており

異様なほど急速に増えた降水量は

人の暮らしの許容範囲を

夙に超えたものとなっている


最先端の技術開発分野で

二酸化炭素を善用する方法や

有効に無毒化する方法の

研究が行われている

とする報告もない


発電所で生み出している二酸化炭素

が問題であるのなら

原発へと切り替えてしまえばよい

という程度の認識で

世界は地球規模の課題を

解決できると

いま以て信じている

要するに

多寡をくくっている

というのが実際のところ


熱エネルギーを得るための方便として

地下資源を燃やす方法が浸透し

その結果として

炭素資源を酸化して生じた有害な化合物

である二酸化炭素の排出量が

自然のメカニズムによって

分解される量を大きく超えてしまったことから

紫外線の処理能力を逸脱した炭素系酸化物が

地表高くに滞留する状況となり

その蓄熱効果で

異常気象の数々を

世界中にもたらす

という経過を

秒単位で肥大化させている


そこで

温室効果ガスを生まない

核分裂エネルギーに注目が集まったのだったが

それが生む

放射性廃棄物の有害性を

利便性の高さが無視することを許す

展開へとシフトしていったことから

3.11に起きた地震とそれによる大津波で

フクシマでは

三基の原発が

水素爆発を引き起こすこととなり

頑丈な原子炉建屋を吹き飛ばす

という被害を現実のものとした


化石燃料と核燃料以外にも

有効な資源は紛れもなく存在するのだが

その効率的な使い方に

文明は

これまで まったく

関心を示そうとしてこなかった


そして

台風は一層発達し易いものと変化し

強風と

集中豪雨とを

同時に

発生させるという

苛烈な自然環境を

温暖化という現象に生み出させている


課題を解決するための一つの方法

として

自然エネルギーで得た電力を

増幅して使う

という解が与えられていた

だが

単独で機能できない電力は

商用電源に取り込まれることで

かろうじて延命することができている


やり方と工夫次第で

電気は増やして使うことが

比較的簡単に

できるものとなる

ただし

それは交流電流であることが

望ましい

その内容について立ち入ることは

現時点で

まだできない


誘導法則を援用することにより

一つの励磁電流から

複数の電流を誘導することが

いともたやすく

できるようになっている事実を

参考として挙げておく

それは配電系統の随所に

実在しているものである


電信柱を繋いでいる配電線では

そのようなカラクリが

日常的に行われており

電力会社の利益を最大化して

送り届けるための原動力ともなっている


配電系統の下流に位置する低圧の変電所には

一系統につき一つの

三相誘導電源しか

配置されていない


単一の電流を幾重にも増やして

延々と遠くまで

果てしなく

電力を送り届けているその仕組みを知れば

電気は増やして使うもの

という認識が国民すべてに行き渡る


電力業界がこの仕組みを隠し通してきたために

国民は高い電気料金を

請求されているだけでなく

太陽光付加金

という名の追加費用の負担までをも

押し付けられる始末となったのだった

無知な国会を生んでいるのは

国民の側にある

むかしからの無関心

に基づく無批判な姿勢

に他ならない


自然エネルギーに温暖化を止める効力は

本来ない

電力会社に買ってもらわなければ

導入コストさえ

償却することが

できないモデルに

問題解決能力はそもそも不在

これだけで

温暖化が止まらなかった理由の半分が

明白となる


化石燃料の消費を減らすことができていなければ

どのような先端技術を導入したとしても

効果はゼロ

そのためのコストが無駄に消えていた

ということが

経済を長年低迷させている

その最大の原因となっている

経済成長に必要なのは

有効需要の創出であって

無効な需要に対する国費の大量投与

などでは決してない


世界が失ってきた富の多くは

無効な需要を生み出すことを目的として

脱温暖化を目指す経済政策を

一律に実施してきたすべてのニンゲン達によって

貧困化するための

主要な手順とされている

この事実にすら

まだ一向に気付かない

というのが

問題の本質なのだ


現象が指し示す意味の所在を

突き止めることができさえすれば

有効解など

いとも簡単に引き出せる

状況が永らく改善していないとき

疑うべきは

認識の妥当性

というその点ただ一つ


誤った認識は

所期の成果を却って遠ざけ

富を

いたずらに失わせるだけとなる


批判精神をもとうとしてこなかった文明は

気候変動の影響をモロに受け

70億人を突破した人口を

自然災害の増加と統治方法の不手際などから

急速に増えた物理戦によって

減らし続けるものとなってゆく


温暖化がもたらしている自然災害の増加は

社会資本を短期間で劣悪化させ

政治体制の見直しを

強く迫るようなものとなる

ウクライナでは

ロシアへの帰属を求める勢力が

国際紛争の種となり

分離独立を巡る争いは

民族と宗教の間にできる対立を

世界各地で

ひたすら

煽るものへと拡大させてゆく


このような変化が

いま

世界中でほぼ同時に起きており

平衡状態をかろうじて維持していた

パレスチナとイスラエルとの間では

消耗戦への再突入へと変化した


すべての対立は

認識に潜む課題のズレ

がその起源

勝手な思い込みよる正当化プロセスが

温暖化と貧困化

そして

政治システムがもつ固有の欠陥を

正当化しようとするその過程のいちいちで

争いへの動力源とさせていく


環境負荷のない

低廉で

無害なエネルギーの登場は

世界の様相を

短期間で

おそらく一変させてしまうことだろう


未来型エネルギーモデルを

ビジネスとして扱ってはならない

供給者は最初の受益者

となる成分を

しっかりと見極めることから

運動に着手しなければならない
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時 節 到 来

2014-08-17 10:36:02 | Weblog
電気は家でつくるもの

そんな時代が

そう遠くない将来

この惑星へと

やってくる

何も燃やさず

電力だけを

四六時中

ただ

タダ

生みだす

という電源モデル


絶え間なく発電していなければならない交流電源は

一瞬でも

止めてしまうことが

できない

発電機の回転数が乱れると

それは周波数を不安定化させ

使えない電力の発生源

となるばかり


周波数は波の位相の変化を

周期で表し

360度で一周する円運動から

作られる


発電を止めることができないのは

周波数を維持していなければならない交流電流に課された

逃れられない

宿命


周波数が50ヘルツや60ヘルツに

安定して保たれていなければ

貴重な地下資源を燃やして得た

高価な電気で

電気製品を動かすことが

そもそも

できない

位相の乱れは

エネルギー全体の存立を

否定する


ところが

政府は電力消費をやめれば

化石燃料の消費が減る

と勝手に錯誤したまま

その事実を押し通し続けて

きた

消費者が節電しても

電力会社の発電所では

地下資源の燃焼量を

抑制することが

一度もできていないのだ

化石燃料の輸入量は

減ったとする事実が

そもそも

ない


発電機の回転数を

節電で減らすことができるのなら

磁場変化も同時に低下していなければならず

供給電力は

量的に

抑制されていた筈である

電力会社には

消費者のする節電に

対応した

出力制御を行った

その記録が

ない

そんなことは

本来

不可能であるからだ


起電力というものは

磁束密度と磁場変化の割合

で決まるものであるため

電源の回転数を減らせば

周波数だけでなく

起電力にも重大な影響が及ぶ


周波数は電源が備える永久磁石の

磁極を切り替えることによって

生みだされている

NとSとの磁極の差は

電流が流れでようとするその向きを

正反対のものへと規定する

この周期が狂うと

乱れた周波数が与えられ

位相が安定しなくなり

要するに

異なった波長が

そこに現れる


周波数とは電圧が変化する

その時間密度の周期性

のことであり

電流と電圧が共にある

上向きの正弦波の領域と

電圧だけがあって

電流が不在

という下向きの正弦波

との

二つの波で

交流電流は構成されている


磁石が回転することで生じる磁場変化は

磁極の差による

互いに正反対の向きに流れようとする

二種類の

ベクトルを異にする電流を

同時に生み出すための措置


電源が備えるコイルの一端から

交流電流が生まれでていても

もう一つの端が絶縁されているので

直流に比べて安全性の高い

交流電流が生み出せる

という仕組み

電流が二分の一になっている交流電流は

電流が二倍となる直流電流より

生命に与える危険性は

その分だけ相応に低いものとなり

安全性はより高まる


交流は直流に比べ

磁場変化の量が

磁極の数の分だけ

大きくなる

これが起電力の差となって

発電効率を引き上げている

直流を交流に変換する装置である

インバーターでは

電流に一定の指向性を

人為的に与えることによって

交流電流を作り出している

上半分の波は

右向きに流れる電流となり

下半分の波は絶縁された

電流不在の

電圧だけを指し示す

左へと流れ出ようとする波

であることを表す


反対向きに流れようとする

絶縁されて

ゼロとなっている電流



所与の電圧とを

機会的に再編成するというのが

インバーターがやっているその仕事


頻繁にスイッチングをするため

最も故障し易いパーツでもあり

信頼性に未解決の課題を残す


自然エネルギーを導入すると

蓄電するためのデバイスと

直流を交流に変換するための装置である

インバーターとを

電源システム一式の中に

組み込んでやらなければならない

ところが

自然エネルギーの生産工場には

家庭用モデルとは違って

必要な装置群が

一様に欠けている

その事実に気付いて

問題を指摘する声も

まったく聞こえない

交流電流に関する知識の不在が

この拙い現状を

生みださせている


節電に環境効果がないだけでなく

自然エネルギーにもまた

二酸化炭素を削減する効果は不在

電力会社の発電所では

常に安定した円運動を

電源に与え続けていなければならないので

燃料の消費を

制御することができなくなっているからだ


この事情が

すべての温暖化防止対策から

実効性を悉く

奪い去っていた

たった一つの原因となっていた


交流電流を

無理やり

逆流させようとすると

互いに異なった向きに流れようとする

電流を

互いに誘導し合う破目になる


これは相互誘導と呼ばれているものであり

閃光を伴った爆発を引き起こす

一瞬の破壊を避けるために

電流が逆流しないよう

接地線というものが

予めすべてのトランスに設けられている


家庭用の太陽光発電が生みだした電力を

電力会社が買い取っていても

それを再利用することはできない

買い取った電力を

電力会社は

エネルギーとして

有効利用することが

本質的に

で き な い


事実関係を 確かめてみる気になれば

誰にでも簡単にできること

この検証作業が

これまで

一度もなされていなかった


大規模ソーラー発電や

ウィンドファームなどの

送電系統に後付けとなる外部電源には

蓄電デバイスと

直流から交流を生みだすための変換装置

つまり

インバーターの関与が欠かせないのだが

その関与を示す証拠は一切ない


要するに電源が

電源としての機能を

果たせなくなっている

ということなのだ

二酸化炭素の削減義務によって

莫大な環境投資を重ねていながら

これまで

1マイクログラムも減っていなかった

というのは

まさに

ものの道理

理解力のない個人がどれほど集まったところで

それは

愚か者の集団以上の存在には

なり得ない


経済を永らく低迷させてきたのは

このような

非有効需要

のあれこれを生みだすための

拙劣な政策の継続的実施だったのであり

それによる

積年の無効な投資の維持継続であった

ということになる

実に単純な話なのだ


真相を知れば

文明の愚かさの意味が

よくわかる

地下資源に依存するエネルギーモデルであるうちは

炭化水素の酸素化合物である

CO2とH2Oの量産は止まらない

とりわけ

気体の水は大気中に滞留し

最終的に雨となって落ちてくる

このところ頓に変化した

降水量の異常な増加は

90年代を境に

ゲリラ豪雨へと様相をすっかり変え

その威力を年々増加させ続る

ようなものにまでなっている

石油とガスだけでなく

ガソリンや軽油もまた

炭化水素でできている

このため

温暖化を促す二酸化炭素と同時に

水の絶対量もまた

自動的に増えていくこととなってゆく


氷山氷河が解けてできた海面水位の上昇より

はるかに多くの液体の水が

俄かに生みだされるようになっており

海面水位の上昇を

一段と加速させていく

最大の原動力でありつづけるよう

水素分子H2と大気中の酸素とが

出遭うことによって

果たしている


この困難な事態を招いたのは

まさしく文明の咎

以外の何物でもなく

知識の意味とその使い方を

教えようとしてこなかった

効率へと特化した

これまでの教育の在り方というものが

止まらない温暖化と

地下資源を輸入するのに欠かせない通貨となった

ドル

に過剰流動性を与え

その回収に伴う海外投資で得た莫大な収益を

ドル資本へともたらしている

獲得した利益を

すみやかに本国へと還流させるよう仕向け

貧富の差を拡大させながら

世界規模の貧困化を放置したまま

99%対1%との乖離の幅を

どんどん

推し広げていくような展開を生みだしている


大規模発電と高圧送電から

環境の復元



経済の復興は

絶対に

望めない


環境負荷のない家庭用小型電源の開発は

世界の枠組みを大きく変えるものとなる

真相を知らなければ

有効解とは何か

ということさえ決めることすらできまい

曖昧な認識から離れて

交流電流の性質とその成り立ちとを

ここらで

あらためて

再確認しておくべきとき

が来ているのではなかろうか
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事 実 関 係

2014-08-10 07:43:23 | Weblog
曖昧な話

に終始していた

いわゆる従軍慰安婦

に関する共通認識の誤りを

その情報源

となっていたメディア



先週

公式に認めた


これにより

筋の連なりがより明白に見えるようになり

懸案とされていたものが

すぐに片付く



思いこんではならない


竹島周辺の海底に眠る地下資源

の帰属がどこか

という切実な問題が

韓国側に不利

な状況を与えそうになったとき

慰安婦に対する

非人道性を

韓国政府が

繰り返し

蒸し返す

という展開がこれまでみられていた

この経過の繰り返しを

忘れてしまってはならない


本質をみなければ

枝葉の形に

拘り続けることしか

できまい


韓国にとって有利で

日本にとって不利となる

項目であるのなら

それが何であれ

たとえ

事実関係に疑わしい要因

を内包していたとしても

己の正当性を訴えるための

都合のよい手段

として

徹底的に利用する

というのが

これまでの

被害を演出してきた国の

常套手段


アメリカの公園に

いまでは

多数設置されるようになった

慰安婦の像は

一部の韓国人の思惑の薄汚さを

末永く

世界に対し

示し続けるための

モニュメント

という意味を担い続けるものとなる


国連でも

積極的なロビー活動が

慰安婦に関して行われており

従軍慰安婦を作り上げた

とされる日本全般に対する国際的非難が

まさに

確定的

となった直後に

その原因を与えた当事者

である朝日新聞の紙面から

検証の結果が

記事として

先日示された


その方法には

多くの不健全性が残されたままであるものの

事実関係に関する情報の信頼度は

飛躍的に改善され

より向上したものとなった


アメリカの地方議会と国連の担当部会の当事者は

これにより

公正さの不在

という意味で

偏った認識を

公に

披歴した事実を否定することができなくなった

魂を売り渡したその事実を

イノチある限り

意識して生きる義務が課されることとあいなった


いまでは多数に上る慰安婦の像は

未来への証拠として

永遠に

残されて然るべきものとなった


日本人一般の

この問題に関する

距離の置き方

というものが

世界の参考

に資するものとなるだろう


真実以外に意味はない

対立解消の要諦は

ここにある

やみくもに否定するのでもなく

肯定した過去の経緯に潜む

その姿勢にあった課題を

淡々と俎上に載せ

公平かつ公正な判断を引き出すために

捌いて臓物をえぐり出し

それによる検証作業が

原因者の手によって

自発的に行われた

ということ


対立項を盾に

打擲し合う関係

へと陥ることを避け

誠実に課題の解決へと向けた

地道な努力を

模索しつづけてきた日本式の対応ぶりが

何らかの感興を

世界に対して催させる

そのきっかけを与えた

と言える経過である


事実関係の確認が成立したことで

それぞれの立場で

自己批判することが

今後

求められるようになってゆく


誠意の不在が露呈するに及べば

問題の本質はよりはっきりと見えてくる

事実関係の確認が為されるまでは

決して

判断を急いではならない


慰安婦を問題としてきた経過のあれこれが

有意義な結果を残すものとなった

勝手な解釈の林立というものが

どれほど事態を紛糾させてしまうものなのか

という絶好の実例が

これから文明の範となる


対立という姿勢には

問題を解決する能力が

基本的に欠けている

非難合戦が導くものは

戦闘

という最終状況でしかあるまい


真相を知ろうと

互いに

努力し続けるということが

よい結果を

より早く

導く


対立から生まれ出るものとは

破壊

へと至る道ただ一つ

真相を知れば

問題の所在はすぐ分かる

真実を知ろうとする努力を怠れば

望まない経過と結果を

相互に

与えあう関係へと

発展し

ものごとを

時の経過と共に

より拗らせてていくことになってゆく


近い将来

地下資源のすべては

価値のないものとなる

超伝導応用技術は

エネルギーの安全保障と

環境の劣化

および

経済の低迷を

短期間で

一掃してしまうものとなる

ことが

夙に分かっているからである


目先の課題に

囚われていてはならない

それは

執着を生み

広大無辺

であるべき未来を

狭くて

みすぼらしい

ものへと

再び

摩り替える


文明にとって必要不可欠な成分

であるエネルギーを

遺漏なく確保することができる時代には

環境の劣化と

対立による貧困は

激減し

消滅する


ゆるやかで

適度な繁栄が

平和状態の実現を

誘導し

実現させるための原動力


資本の論理は市場の拡大をひたすら目指し

人口の増加をただ急がせてきた

その過程のいたるところで

不具合を生みだし

バランスの取れない

偏った富の分配

を許容させる市場経済メカニズムを

一方的に導いた


資本の論理ではなく

平和の論理を模索する時代が

これから暫くすると

やってくる

文明が学習しなければ

フィードバック回路は

千年でも

眠り続けていなければならない





※日本統治下の朝鮮は、38度線以南の韓国だけではなく、以北の北朝鮮もまた含まれている。昨今俄かに政治問題化した慰安婦の大量発生が、何故韓国だけに限定された現象となっているのか、ということについてこれから検証されていかなければならない。真相はやがて、いずれにせよ、露呈する。偏った目論見の存在が、そこで必然的に暴かれる。根拠のない正当化への集中的な依存は、被害妄想をいたずらに増長させ、ついには己へと向かう刃となって、その身の上へと降りかかるものとなる。
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豚 の 真 珠

2014-08-03 06:59:55 | Weblog
温暖化メカニズムの起源は

地下資源にあり

貧困化メカニズムの起源は

ドルという名の通貨にある


地下資源を燃やしてきたから

炭素の酸素化合物である

二酸化炭素

CO2

と呼ばれている化合物が

地表にどんどん増えていくようになり

自然に分解できる量を超えた時を境にして

温室効果ガスの大気中濃度が

上昇していく

という現状が産み落とされた


地下資源を輸入しなければならない立場の

石油消費国は

石油産出国が指定する通貨

を用意して決済に応じなければ

エネルギーの安全保障

そのもののが

成り立たない

という事態へと追い詰められることになる


電気がなければ

産業は成立せず

暮らしを維持することさえ

不可能なのだ

経済成長にはエネルギーの安定的需給状態

の確保が

絶対的に欠かせない


それがあれば

どんなものでも

簡単に買える

とても便利な通貨

となっている

ドルにのみ

戦後一貫して

基軸通貨としての価値を

維持することが許されてきた

この経過を生み出した

歴史の必然性というものが

ドルの通貨価値に

石油の価値を保障するための

サブシステムを生み出させていた


金本位制を機能させていた枠組みを

1971年 夏

アメリカの大統領であったニクソンが

一方的に廃止した

この時のドルショック

を戦後経済の起点として

ドルの通貨価値を支えていた金に代わって

石油の権益が代行する時代となった

石油ドル本位制

という名称の残像は

この事実のことを指している


世界の石油価格は

アメリカ産の石油を取引する市場である

WTI

で成立した価格を参考として決められる

石油の相場は

アメリカの市場

すなわち

ドル経済圏の大元

である北米大陸で決められる

ということになったのだった


石油の価格を引き上げたいとアメリカが思えば

国内市場でガソリンの需給がタイトになる

という見通しをエネルギー省長官が

公表するだけで

こと足りる


尤もらしい理由がつけられていれば

投機資金がそこに集まる

という構造ができていた

イラク戦争当時は

五年の長きに亘って

石油価格の上昇が続いていたことがある

その手口は

精油所の処理能力の限界であったり

カトリーナと呼ばれたハリケーンの襲来であったり

した


石油価格を高騰させ続けることに成功したアメリカは

増税することなしに

イラク戦争に

毎年10万人以上の兵員を

送り続けることができるようになり

最終的に

戦費の調達手法の継続を

維持することができなくなってから

撤収を実施した

という経緯が残された

長引く侵攻作戦への

米国民の厭戦気分の高まりが

大統領選挙で入れ替えを認めさせ

オバマの時代になってから

実行に移された


米軍が不在となったイラクが

その後

三つ巴の内戦状態へと突入したことは

既に

報道がよく伝えている


そもそも

イラク戦争の発端は

大量破壊兵器の存在を

イラク政府が隠している

としたホワイトハウスの思い込みにあった

それが虚偽であったということは

当のアメリカが

自ら後に認めざるを得なくなっており

イラク戦争に加担したイギリスの当時の首相が

英国民全体から批判される事態へと発展した

日本ではそのような展開をとらず

時の首相であったコイズミは

未だに

批判の対象とされたことすらない

という経過が

日本の現代史に残されている


マスメディアがこぞって当時支持した

コイズミ政権を

批判することが

いまもって

その必要性がない

と国民が思い込んでいる

ということになる話なのだ

自己批判することができないマスメディアの罪は

かくの如き現状を

生み出すに至った

というその点で

極めて重い


多数派が認めなければ

罪業は問われない

というのが民主制度の欠陥である

誰も責任を取らなくても済む

という政治形態が

日本に莫大な規模の債務を背負わせた

その原動力になっている


己の不利益は

意図的に

扱わない

というのが

昨今主流となっている

世界的な風潮なのだ

正当化するためには

平気でウソをつく国さえでている

時勢


とりわけ

地下資源を巡る正当化のための軋轢は

虚偽の事実を放置する

事態をさえ

南シナ海で産み落とすに至った


その後

中国による地下資源の採掘は終了したとされ

リグの撤収が実施され

周辺の緊張状態は緩和された


目に余るほど野放図

となった中国共産党政権の独善は

国際社会の批判を浴び

それが

鉾を引かせたことにより

中国の現状認識に

中立性の重要さを

改めて植え付けた


未熟で身勝手な政権運営は

国の将来を殺める

内政であれ

外交であれ

その事実は普遍である


自覚なき自尊ほど

見苦しいものは他にない

正体が見えなくなっているというのは

当事国の指導者たち

だけに見られる共通の現象なのだ


いずれ

地下資源なしで

電気エネルギーを取り出す時代が訪れる

そのとき

未来型のエネルギーは

対象を選んで供与されていくことになるだろう

プログラムはもう

決まっている


プライオリティが高い位置にあるのは

いうまでもなく

平和に寄与する貢献度が高い国



特筆すべき実績を有する国

そして

破壊のための予算を

圧縮することができた国

に限られる


力で現状を変えようとしてきた国に

この環境性能に優れ

そして

経済効果の高い

理想的な電源モデルが

優先供与されるなどということは

絶対に

おきない


礼節を知らぬ相手には

教えることから始めなければ

ならない

必要なプロセスを蔑にしてきた

ということが

とりもなおさず

この現状を

国民が

政府に

生み出させてきた

過ちの

最大要因となっていた


無知を無知

と呼ぶのは

たやすい

それで問題が片付くようなことは

かつても

今も

これからも

ない

現状を変えるには

行動が必要だ

正しい行動は

健全な認識から生まれ出る

誤った認識が

止まらない温暖化と

貧困化の蔓延を生み出した

思考力の不在が

パンドラの函を開けさせた

どんなに知識が豊富でも

それを活かす術を知らなかったのであれば

豚に真珠

知識が

ひとを選抜するための

ツールに堕している時代に

文明は

混乱をただ深める
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