ソ連型コム二ズムという古典的な方式は
計画経済の導入
という失敗を犯して民心を離反させ
指導体制は
国民に公平な分配
を保証する目的の政策を押し広げ
結果として
国民の労働意欲を
却って殺ぐ
という経過を引き出した
国民に付随する消費者
としての属性を
独裁体制が捨象して
まったく要素化していなかった
という過去の経過が
公平な分配と
それによる平等な消費
を計画経済圏内で実現不能なものにした
政策判断の誤りが
共産党体制の存続を
国民に拒ませた
一方
市場主義経済はというと
戦後
四半世紀の時を経た71年夏
ドルショックで大転回し
資本主義体制を急拡大させて
金融システムの定着を急ぎ
マネーゲームを経済に取り込んで
資本移動の制約を解除して青天井とし
グローバル経済の土台となる
市場統合を目指して
世界市場で経済活性を高めるために
石油の消費拡大
に先進諸国を邁進させた
こうしてこの惑星は
温室効果ガスの濃度を次第に高め
生命は狂暴化した自然災害の脅威に
いつも
晒されて過ごさなければならなくなった
アメリカを中軸とするドル経済圏の拡大は
太平洋地域でTPPと呼ばれる
制約を可能な限り希釈した枠組みを策定したのだったが
批准書を取り交わす直前の段階で
雲行きが急速に危うくなった
EUに加盟する国家群から
このほど英国が離脱する道
をイギリス国民が百万票以上の差をつけて選択し
市場拡大によるメリットより
民族自決権の確保
の方を重要視する決定を下した
この大方の予測を裏切る結果は
市場統合の持つ脆弱性
を世界中に露わにしてみせた
共産主義体制はヒトの感情を要素化せず
1991年のクリスマスに自己崩壊する結果を生んだ
他方
資本主義体制はというと
市場原理を突き詰めていったその地上に於いて
貧困の蔓延という想定外の壁に直面し
資本制度に基づく市場主義経済に
警告を与える変化を顕在化させる事態
となった
いずれの経過も
その先に待っているのは
暗い奈落
これら相異なった二つの体制のどちら側も
目標とする理念に瑕疵はなく
制度を維持運用する過程のさまざまな局面で
時の経過
と共に多くの不具合を生じさせ
制度欠陥を内包する土台の存在に
国民を遅れて気づかせた
今月23日に実施された
EUからの独立を決める国民投票
は
国家にとってのスケールメリットだったものが
国民にとってはそうではなく
デメリットの成分が多かった
というトレードオフの関係性を
英国民に強く意識させた
理念がどれほど正しいものであったとしても
ひと の こころ
の機微を要素化することに留意しなかったなら
そこにどのような整合性も
担保されていなかった
ということになる経過が
またしても顕在化した
ソ連の消滅とEUの新たなる課題とは
指導体制が一度も要素化してこなかった
さまざまな
群小の要因が積み重なりあって
破局へと時代を導いたもの
という点で
相互に共通する内容をもっている
民主的な合意形成が合理
だとする理由は
どこにもない
分母の単なる増加は
分子成分に
質の劣化を強制的に与えるだけ
という一般的結果を残す
野球に例えるなら
打率の低下は打席の増加
によって与えられる
という事実がある
民主主義の劣化は
有権者の認識能力の違いによって
国の運営に
強い影響を及ぼすのだ
有権者の数が俄かに増加したとしても
そこに判断能力が担保されていなかった
のであれば
国家の繁栄は逆に遠ざかり
国民の暮らしは
逆二乗則の作用によって
ただ単に劣化するのみとなる
日本の現状は
敗戦を機に与えられた
欧米型のお仕着せ民主主義
が70年を経て今に導いた
その結果
国民の血が大量に流されたのは
戦争の結果としてだったのであり
枠組みの人為的変更
を意味する革命
の所為ではなかった
という点に日本型民主制度を
ママゴトの水準
へと押しとどめさせている
日本にとって必然性のない
欧米型の民主主義
を敗戦によって国民へと植え付けたのは
対米迎合型であり続けてきた
在来の与野党政権の構成員の
すべて
この段階で問題認識能力の欠如
の萌芽
が既に見られており
今般の憲法解釈の是非
を問う時代
へと繋がっている
彼らに問題認識能力が保持されていたのであれば
国の借金が四半世紀の短い期間で
これほど大量に増加する
という事態に国民が苛まれることなど
到底
あり得ないことだった
国会の不明が
国民の窮乏を導いた
その最大の
因子
となっていた
バブル経済の破裂は
流動性の遮断
を決断した当時の
政権政党の不見識
がその起源
当事者のすべては
その事実に
今なお
まったく気づくことができない
ここにこの国の不幸の種が
埋められていた
日本型の民主政治を再構築する
ということが
新文明の成立を急がせる
問題の所在に気づかなければ
フィードバック回路は形成されない
同じ過ちを
制限なく
狂ったように
ただ繰り返す
国会の成員すべては
このようにして
国力を自らの手で失ったことに気づくこともなく
国民に耐乏生活を強いておきながら
高額の禄
を無駄に食むことを許されてきた
余りにも愚かなそのノー天気な暮らしぶりに
胡坐をかいて満ち足りている姿は
余りにも
ミグルシイ
選挙制度に潜む欠陥に
当事者がいつまでも気づかなければ
誤った経済政策の連鎖と
それによる少子高齢化の影響で
市場規模を圧縮して
ますます低劣な暮らしを
国は国民に強いるようになる
民主主義の成否は
要するに
教育で決まる
健全な判断能力は
問題の所在を闡明にし
有効解を特定するための批判精神
を育みそれを涵養する
国民の側にある無批判な姿勢こそ
学力重視の教育が産み落とした
最大の欠陥
知識の量的拡大に特化した教育は
知識の意味を斟酌する過程を
蔑ろにしてカリキュラムからすっかり省き
垂直方向の深化を犠牲にすることで
横方向への意味のない拡大を正当化し
獲得した知識の量を競わせることだけで
有意な若者たちを選別する
という行為に
何の違和感も覚えない
この思考力を失わせてきた教育の在り方こそが
問題認識能力の欠如を選良のすべて
と国民とに平等に与え
判断を誤らせてこの国の劣化を急がせた
バブル経済を思慮なく破裂させ
そこから始まった失われた二十年と
そこに連なるデフレ化する一方
となった経済とを
国民の暮らしへと強引に押し付けた
有害な政治制度を放置している限り
日ノ本の民は
能力を与えられていながら
世界の指導者になることを
目指そうとしなかった
これほど権威に対して従順で
統治し易い国民性を有する国家の存在は
極めて
稀
参議院選挙は既にタケナワだが
それは
国の劣化を只単に急がせる
のみ
の愚かな行為の再生産
有害な政治制度の欠陥に国民が目覚めたとき
エネルギーコストの最も低い
優れたシステムを確保した
新文明が
極東の地で産声をあげるだろう
際限なく試行錯誤をつづけなければならない
既存のあらゆる枠組みは
経済的な負担を募らせて
自ら崩壊する運命
の下に置かれている
資本の論理に基づいて構築された
市場主義経済に組み込まれたままでいるのなら
温暖化とデフレ経済は悪化する一途
の道を辿らざるを得ず
紛争の種を
世界中に
更に
ばら撒くものとなる
日本の役割は
地下資源を消費しない再生不要エネルギーで
エネルギーコストを大幅に引き下げ
経済的繁栄を世界に対して
見せつけることにより
核の廃絶と軍備の縮小の意義に気づかせ
平和本位制の枠組みのもつ意義を
同時進行で
目指すという点にある
繁栄による平和の実現こそ
新文明を世に残すためのの唯一の手段
この枠組みのことを
ここでは
かねてから
平和本位制
と呼んでいる
計画経済の導入
という失敗を犯して民心を離反させ
指導体制は
国民に公平な分配
を保証する目的の政策を押し広げ
結果として
国民の労働意欲を
却って殺ぐ
という経過を引き出した
国民に付随する消費者
としての属性を
独裁体制が捨象して
まったく要素化していなかった
という過去の経過が
公平な分配と
それによる平等な消費
を計画経済圏内で実現不能なものにした
政策判断の誤りが
共産党体制の存続を
国民に拒ませた
一方
市場主義経済はというと
戦後
四半世紀の時を経た71年夏
ドルショックで大転回し
資本主義体制を急拡大させて
金融システムの定着を急ぎ
マネーゲームを経済に取り込んで
資本移動の制約を解除して青天井とし
グローバル経済の土台となる
市場統合を目指して
世界市場で経済活性を高めるために
石油の消費拡大
に先進諸国を邁進させた
こうしてこの惑星は
温室効果ガスの濃度を次第に高め
生命は狂暴化した自然災害の脅威に
いつも
晒されて過ごさなければならなくなった
アメリカを中軸とするドル経済圏の拡大は
太平洋地域でTPPと呼ばれる
制約を可能な限り希釈した枠組みを策定したのだったが
批准書を取り交わす直前の段階で
雲行きが急速に危うくなった
EUに加盟する国家群から
このほど英国が離脱する道
をイギリス国民が百万票以上の差をつけて選択し
市場拡大によるメリットより
民族自決権の確保
の方を重要視する決定を下した
この大方の予測を裏切る結果は
市場統合の持つ脆弱性
を世界中に露わにしてみせた
共産主義体制はヒトの感情を要素化せず
1991年のクリスマスに自己崩壊する結果を生んだ
他方
資本主義体制はというと
市場原理を突き詰めていったその地上に於いて
貧困の蔓延という想定外の壁に直面し
資本制度に基づく市場主義経済に
警告を与える変化を顕在化させる事態
となった
いずれの経過も
その先に待っているのは
暗い奈落
これら相異なった二つの体制のどちら側も
目標とする理念に瑕疵はなく
制度を維持運用する過程のさまざまな局面で
時の経過
と共に多くの不具合を生じさせ
制度欠陥を内包する土台の存在に
国民を遅れて気づかせた
今月23日に実施された
EUからの独立を決める国民投票
は
国家にとってのスケールメリットだったものが
国民にとってはそうではなく
デメリットの成分が多かった
というトレードオフの関係性を
英国民に強く意識させた
理念がどれほど正しいものであったとしても
ひと の こころ
の機微を要素化することに留意しなかったなら
そこにどのような整合性も
担保されていなかった
ということになる経過が
またしても顕在化した
ソ連の消滅とEUの新たなる課題とは
指導体制が一度も要素化してこなかった
さまざまな
群小の要因が積み重なりあって
破局へと時代を導いたもの
という点で
相互に共通する内容をもっている
民主的な合意形成が合理
だとする理由は
どこにもない
分母の単なる増加は
分子成分に
質の劣化を強制的に与えるだけ
という一般的結果を残す
野球に例えるなら
打率の低下は打席の増加
によって与えられる
という事実がある
民主主義の劣化は
有権者の認識能力の違いによって
国の運営に
強い影響を及ぼすのだ
有権者の数が俄かに増加したとしても
そこに判断能力が担保されていなかった
のであれば
国家の繁栄は逆に遠ざかり
国民の暮らしは
逆二乗則の作用によって
ただ単に劣化するのみとなる
日本の現状は
敗戦を機に与えられた
欧米型のお仕着せ民主主義
が70年を経て今に導いた
その結果
国民の血が大量に流されたのは
戦争の結果としてだったのであり
枠組みの人為的変更
を意味する革命
の所為ではなかった
という点に日本型民主制度を
ママゴトの水準
へと押しとどめさせている
日本にとって必然性のない
欧米型の民主主義
を敗戦によって国民へと植え付けたのは
対米迎合型であり続けてきた
在来の与野党政権の構成員の
すべて
この段階で問題認識能力の欠如
の萌芽
が既に見られており
今般の憲法解釈の是非
を問う時代
へと繋がっている
彼らに問題認識能力が保持されていたのであれば
国の借金が四半世紀の短い期間で
これほど大量に増加する
という事態に国民が苛まれることなど
到底
あり得ないことだった
国会の不明が
国民の窮乏を導いた
その最大の
因子
となっていた
バブル経済の破裂は
流動性の遮断
を決断した当時の
政権政党の不見識
がその起源
当事者のすべては
その事実に
今なお
まったく気づくことができない
ここにこの国の不幸の種が
埋められていた
日本型の民主政治を再構築する
ということが
新文明の成立を急がせる
問題の所在に気づかなければ
フィードバック回路は形成されない
同じ過ちを
制限なく
狂ったように
ただ繰り返す
国会の成員すべては
このようにして
国力を自らの手で失ったことに気づくこともなく
国民に耐乏生活を強いておきながら
高額の禄
を無駄に食むことを許されてきた
余りにも愚かなそのノー天気な暮らしぶりに
胡坐をかいて満ち足りている姿は
余りにも
ミグルシイ
選挙制度に潜む欠陥に
当事者がいつまでも気づかなければ
誤った経済政策の連鎖と
それによる少子高齢化の影響で
市場規模を圧縮して
ますます低劣な暮らしを
国は国民に強いるようになる
民主主義の成否は
要するに
教育で決まる
健全な判断能力は
問題の所在を闡明にし
有効解を特定するための批判精神
を育みそれを涵養する
国民の側にある無批判な姿勢こそ
学力重視の教育が産み落とした
最大の欠陥
知識の量的拡大に特化した教育は
知識の意味を斟酌する過程を
蔑ろにしてカリキュラムからすっかり省き
垂直方向の深化を犠牲にすることで
横方向への意味のない拡大を正当化し
獲得した知識の量を競わせることだけで
有意な若者たちを選別する
という行為に
何の違和感も覚えない
この思考力を失わせてきた教育の在り方こそが
問題認識能力の欠如を選良のすべて
と国民とに平等に与え
判断を誤らせてこの国の劣化を急がせた
バブル経済を思慮なく破裂させ
そこから始まった失われた二十年と
そこに連なるデフレ化する一方
となった経済とを
国民の暮らしへと強引に押し付けた
有害な政治制度を放置している限り
日ノ本の民は
能力を与えられていながら
世界の指導者になることを
目指そうとしなかった
これほど権威に対して従順で
統治し易い国民性を有する国家の存在は
極めて
稀
参議院選挙は既にタケナワだが
それは
国の劣化を只単に急がせる
のみ
の愚かな行為の再生産
有害な政治制度の欠陥に国民が目覚めたとき
エネルギーコストの最も低い
優れたシステムを確保した
新文明が
極東の地で産声をあげるだろう
際限なく試行錯誤をつづけなければならない
既存のあらゆる枠組みは
経済的な負担を募らせて
自ら崩壊する運命
の下に置かれている
資本の論理に基づいて構築された
市場主義経済に組み込まれたままでいるのなら
温暖化とデフレ経済は悪化する一途
の道を辿らざるを得ず
紛争の種を
世界中に
更に
ばら撒くものとなる
日本の役割は
地下資源を消費しない再生不要エネルギーで
エネルギーコストを大幅に引き下げ
経済的繁栄を世界に対して
見せつけることにより
核の廃絶と軍備の縮小の意義に気づかせ
平和本位制の枠組みのもつ意義を
同時進行で
目指すという点にある
繁栄による平和の実現こそ
新文明を世に残すためのの唯一の手段
この枠組みのことを
ここでは
かねてから
平和本位制
と呼んでいる