こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

問 題 の 質

2020-10-25 09:34:16 | Weblog
天然ガスを大量に燃やす

という生活に欠かせない

その行為の全体が

二種類の温室効果ガスを

同時に生み出す結果を招き

温暖化を推し進めて

気候変動を生み出している


CO2が温室効果を持つガス

が原因となって起きたものであることは

言うまでもないことだ

だがこれまで問題視されていなかった

気体の水

である水蒸気にも

それ以上の温室効果能力

があることを承知しているひとは

とても少ない


蒸気機関が沸騰させた水がもつ

熱水蒸気を大気中で生み出してきた事実

が産業の近現代化の推進力となり

石炭にとってかわった天然ガス

の大量生産と大量消費が

地球のいたるところで

行われるようになったことから

天然ガスを燃やせば燃やすほど

熱で気化した二種類の温室効果ガス

を文明社会が

自らの手で

同時に

生み出すという結果を招いた


気候変動が止まらずにいる

ということが

異常な規模にまで既に達した

豪雨災害が

世界中で発生するようになっていて

地表におかれた山は

一部で押し流されて形を崩し

流れる川の水は止めどなく高まり

流域の途上で或いは決壊し

氾濫を引き起こして

流域のすべてを

水面下に沈めてしまう

経過がそこら中で起きている


自然の条件の下で生まれた

飽和水蒸気であるのなら

降水密度が高まることは決してなく

適度な降雨で人と植物を

共に広域で潤す


文明はその後

一貫して地下資源を大量に燃やし

その熱が生む人工の水蒸気で

電気を作ったり

自動車を走らせたりして

産業を賦活して

経済を成長させてきた


こうしてとても便利な生活

を手に入れて豊かになった結果として

人類がそのツケを

いま

支払うよう

自然界から請求書を突き付けられる

事態となった


文明の進化が

温暖化と引き換えの真価であった

ということとは知るすべもない

指導体制のすべては

せっせと地下資源の消費行為に

勤しんでいたというその過去の事実が

人工的に作られた温室効果ガス

である気体の水を際限なく

合成することとなり

降水量の異常な増加を導いて

人類の生活圏を異常気象が脅かす

という循環型の気候変動が定着し

それが募って止まらなくなった

ということが気候危機という表現を

国連がとらざるを得なくした


CO2の温室効果は

夙に知られているのだが

気体の水である水蒸気の温室効果

は国連が要素として

初めから除外していた

というその経過が

禍のそもそもの根源となっている


このとき国連が犯した

判断の過ちというものが

温暖化の原因はCO2以外にない

と決めつける結果が

地球全土へと広まった


このとき捨象されてしまっていた

熱水蒸気こそ

気候危機を圧しつけた

たった一つのその理由


CO2は空気より1.5倍も重いため

大気圏内にとどまっていることが

ようするに

できない

空気よりはるかに重いCO2には

大気圏を温める能力が

はじめからなかったのだ

その事実を誰も確かめていなかった


国連に関わっている知識人たちが

CO2がもつ温室効果で

温暖化の唯一絶対の原因となった

と断定してしまっていた

ということが

世界中を巻き込んで

気候変動枠組み条約を締結させることとなり

CO2削減運動を

一斉に始めたのだったが

その効果はまったくなかった


世界を巻き込んで実施した

地球規模の環境復元運動で

CO2削減行動は成果なきものとなり

大気中のCO2をその後も

増やし続けて今がある

という事実が確定したことにより

COP25でパリ協定へのシフト

を図ったものの

合意形成にしくじって

そのまま時間切れとなって頓挫した


大気中に漂っているCO2は

たったの400ppmでしかなく

飛行機のエンジンから吐き出されたもの

以外に考えることができない

空気より比重が重いガスのすべて

は上昇する能力を失っているからだ


輻射熱によってできた飽和水蒸気は

自然条件という出自の故に

気候変動とは関係がない

洪水を惹起してきたのは

高密度の集中的に降った大量の雨

自然が作り出したものではない

人工的に生まれ出た合成されたこの水

を作り出している仕組みの増加

以外に

降水密度の増加を説明できる

理由は一つとして存在しない

CO2が増えていながらも

雨を降らせる蒸気の生産が

維持されているということに

合理的な説明は未だに不在


気候変動とCO2の間には

因果関係もなければ

相関関係もないということなのだ


国連が主導してCO2削減

に努めていながらも

COP25へと至る四半世紀

を超えた無駄な時間と費用だけが

損失の規模を徒に高くした


国連の判断の拙さが禍いとなり

気候変動は気候危機へと昇格し

経済成長は無駄な資本投下の継続で

有効需要を悉く失って低迷しつづけ

デフレ経済への一斉転落を

世界的な規模で推し進めてきた


天然ガスを長期間燃やし続けてきた

ということが自然界になかった

人工的に作られた大量の水分子

を合成し

異常な規模の降水を地表に与え

自然災害を年ごとに狂暴なものにし

社会資産と生命の多様性を

国連が犯した判断ミス

を足掛かりとして

自然災害が強引に奪い去る

という共通の経過を

地球全域に圧しつけた


気候危機を確実に止めるためには

人工的に作り出した大量の水を

生み出さないようにしなければならない


天然ガスを燃やし続けている限り

気候危機はとまらずに

これからも着実に進み続ける


有効な方法は再生可能エネルギーと

最先端科学技術の粋

である超電導応用技術の実用化

以外に実現可能な方法は

いまのところ見当たらない


熱核融合炉は遠い目標でありつづけ

高温ガス炉の研究開発もまた

目前の壁を乗り越えられない

ままでいる


送電系統のループ化は

実践可能な有望な方法なのだが

電力業界はその実現を最後まで

隠し続ける理由をもつ

この方法に技術的な課題はなく

切羽詰まれば動き出すだろう

先を急ぎたくない電力業界が

その実現を

これまでのようにして

できる限り温存して引き延ばす


再生可能エネルギーに

火力発電方式を淘汰する能力はなく

そのためにCO2削減運動を

失敗に終わらせたのみならず

日本では電力の受益者が

無駄な投資となっている

太陽光賦課金の支払いを強要され

電力会社の損失を

国民すべてが補填する制度と化した


このため強制的な現金徴収で

国民の可処分所得

を奪って消費市場の活性化を失った

電力業界の無駄な買い取り制度の

国による義務化が

国民に損失を埋め合わせさせる

こととなっている展開を

誰一人として不審に思うこともなく

従順な姿勢で支払いに応じている

国民の無知と寛容に

国と官僚が漬け込んでいるその

姿が浮き彫りとなって見せている

醜悪なその姿に目を瞠れ


再生電源が増えたその分だけ

化石燃料の消費が減った

とする事実は一切ない

世界中でCO2削減が実施されている

筈だと思い込んでいるだけだったのだ

実際にCO2が減った事実があるのなら

パリ協定は存在する意義を

その場で失っていた


気候危機は国連が陥った

錯誤

が生み出したものに相違なく

まったく減っていなかったCO2

がその証拠を世界に対して

示しているということなのだ

問題はきわめて単純であり

本質に気づきさえすれば

課題を軽決するための時間は

まったく不要


そのためには錯誤の事実

に気づくことこそが

最大の急務
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不 明 の 解

2020-10-18 09:57:57 | Weblog
自然にできたものではない

人工的につくられた水

を大量に生み出しているのは

天然ガスを燃やして得た

熱の置き土産

地球を温暖化へと導いた温室効果

はこの熱が生み出したもの


メタンを中軸とするすべて

の炭化水素系地下資源

が燃焼の酸化作用で

炭素Cが酸素O2と結びつき

CO2となり

同時に

四つの水素Hも酸素O2を取り込んで

H2OをCO2の二倍に増やしている

地下資源を燃やしている発電所が

大気中に休みなく吐き出している

二つの温室効果ガスのそれぞれは

燃焼炉の熱の作用を受け

液体は気化してガスとなり

大気中へと吐き出されてゆく


これら複合した状態の温室効果ガス

のうち空気より軽い水蒸気は

上昇してやがて雲となり

空気より重いCO2は

地表と海面へと向かって

沈み込む

海面に着水したCO2は

保持していた熱を海水へと移し

自らは水和して炭酸化する

貝殻やサンゴなどの石灰質は

CO2だったものが変化して

残されたものが海中に漂う

かつてメタンだった化合物の

遺産

長い時間を経て鍾乳石となったり

カルスト台地の石灰岩となったり

して今に残されている


CO2がもつ温室効果は

海水表面で熱交換した瞬間に失われ

飽和水蒸気となって

別の温室効果ガスとなる

上空へとそれが

熱を運び上げてゆく


温室効果ガスで主要なものは

二種類だけに絞られる

量的に最も多くなっているのが

ガス化した水

を意味する蒸気とそれが生む

白い雲と見えない湿度


その大気中の濃度は

平均で60%以上ある

とされている

もう一つある別の温室効果ガス

となっているCO2の濃度は

約0,04%

となっている


%は百分比のことであり

ppmは百万分比のことである

400ppmとはつまり

0,04%のことである

これほどまでに希薄なガスが

地球全域に温室効果を与えている

としてきた国連の認識は

フェイクニュース以外のなにものでも

ないのだ


世界中の知識人たちのすべて

がこの偽情報を真に受けてしまい

すっかり信じ込んでいる

というありさま

質量計算で比重の違い

を確認していたのであれば

このように愚かな錯誤など

生じるはずのないことだった


問題は

たったの0,0004%しかない

CO2がどうして

地球規模の温室効果を与えることが

できているのか

というその点に集約できる

そして

CO2そのものには

雨を降らせる能力がそもそも

根源的に欠けている

というその事実


気候変動は温暖化を中心とした

降水量の異常な増加と

風水害の急増という変化

となっていつか必ず訪れる


その機序となったあたりの年代が

1980年頃のこと

この時すでにCO2の温室効果が

温暖化の原因であるとして

世界中が問題視するようになっていた

そこで化石資源の中でも

炭素より水素の含有率が高くなっている

天然ガスの特性

が温暖化防止にとって有効なのだ

とする認識が俄かに高まったことから

石油より天然ガスを多く消費する

という傾斜がこの頃に起きたのだった


爾来前例のない規模の降水量をもつ

大量の雨

が世界各地で降り続くようになったのだ

洪水の被害報告が

次第に多くみられるようになったのは

天然ガスの消費量の増加と

関っているということなのだ


要するに水素系資源の酸化物

が人口の水を地球へと与え

温暖化で溶けた液体の水より

はるかに多くの人造の水

が液体となって海洋に吸収された

のみならず

海面水位の上昇をも

俄かに高めるようになっていた

という経過の事実が記録にある


都市ガスを燃やすと

青い炎が目に映る

この青く燃えているのが

水素の炎であったのだ

炭素は燃えると赤い炎となり

煤を残滓として

ガスの火口付近に残す


炭素は燃えると赤くなり

水素は燃えると青くなる

炭素は煤を残してCO2となり

水素は蒸気となって雲へと変わる

水素ガスを燃やして

冷たい金属に炎を当てると

凝結して液体の水となって残される

そのまま放置しておけば

熱を抱いた水蒸気となって上昇し

空の上でまとまって雲へと変わる


上空の寒気と触れ合うと

氷の粒となって凝固し

重さを得て降下する際

溶かされて液体の水となる

これが雨となって地表へと舞い戻る


ガス化した水である蒸気が

増えるようになったときから

異常気象が顕在化した


水蒸気がもつ温室効果を

世の知識人たちは

おしなべて失念してしまっている

そのために温室効果ガスが

CO2だけだと

すっかり思い込んでしまったようだ


メタンそのものにも

高い温室効果能力はあるのだが

比率が低いということで

気候変動にはそれほど関わっていない

と思われている


このため量的に最大の温室効果ガス

となっている水蒸気の有害性が

こうしていつしか捨象されてしまい

CO2だけを目の敵にする

という強いバイアスのかかった

正しくない認識がこうして

世界中で共有される時代となった


CO2の温室効果は

量的にも

そして質的にも

それほど有害なものではない

ということが見えてくるだろう


CO2排出削減努力が

無駄に終わっていながらも

たった0,0004%でしかない

CO2の温室効果は

濃度が多少上がったとしても

その影響力は多寡が知れている


本当に有害な温室効果ガスとは

水蒸気以外にはありえない


水は無害だと思われているのだが

その解釈が気候変動を

気候危機へと変えたのだ

原因物質をCO2だと

文明が見誤っているからだった


人工の水を

大量に作り出している

最大の因子

とは火力発電と原子力発電などの

発電事業社の燃焼炉

炭化水素でできている地下資源

を燃やした熱で蒸気を生み出し

更に圧力をかけることで

高温の蒸気を

発電タービンへと

休むことなく

四六時中吹き付けていなければならない

この交流電源に固有の制約が

熱水蒸気を間断なく

吐き出し続けさせている


交流電源は周波数変動を

許容することが一切できない

ものであるからだ

乱れた周波数をもつ交流電流は

使い物にならないだけでなく

さまざまな不具合の原因となり

発電しても送電することが

できなくなってしまう

という事情に強く制約されているからだ


このため再生可能エネルギーを

大量に増設したところで

蒸気発電で動いている交流電源

の稼働率を減らすことが

まったくできなくなっていた


このため再生可能エネルギーへのシフト

を急いでいながら

CO2排出量を減らすことが

1ppmたりともできていなかった

この事情が京都議定書を

パリ協定へと変更させた

たった一つのその理由


人口が密集した地域では

天然ガスを燃やす機会が高くなる

ガス化した水である蒸気

の密度はその周辺で高められ

空気より軽い蒸気が

熱を上空へと運び上げている

この蒸気は気化熱を奪って

地表を冷やし

反対に上空を温める

熱はエネルギー保存則に従うからだ


大都市周辺で燃やされたガスの火が

人工の水を合成して炉の熱で

気体の水である蒸気を

空の上で大量につくりだす


このため大都市の上空を通過する

偏西風の吹く東側の地域では

大量の雨が長期間降り続く

ようになっている


今年の梅雨前線は

長江流域で停滞するようになっていて

中央アジアの上空で

人工的に作られた大量の気体の水

である蒸気をそこで集約することとなり

厚みを増した雲を

偏西風に乗せて

長江流域で停滞させ

大量の雨を長期間降らせた

ということができるだろう


中央アジアには

多くの天然ガスの産出国が犇めきあい

大量のガスを惜しみなく消費

できる環境が予てから整備されている

この条件が最大の貯水量を誇る

三峡ダムを決壊させる瀬戸際

にまで今年追い込んでいた


気候危機を生み出したのは

人工的に生み出された

大量の気体の水以外に

考えられないことなのだ


蒸気は上昇する過程で

位置エネルギーを身に宿す

それが水力発電で電気エネルギーとなり

エネルギー転換されずに

水流のままとなったとき

破壊エネルギーとなって

下流域で顕在化して作用する


気候変動とは

要するにエネルギーが遷移する

その過程で引き起こされた

未知の変化のことなのだ
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続 く 錯 誤

2020-10-11 09:18:13 | Weblog
太陽光賦課金というものは

本来

支払う必要のない費用

再生可能エネルギーの導入拡大

を進めていけば

化石燃料の消費を

節約することができる

と未だに

世界中がそう思い込んでいる

再生可能エネルギーが増えると

二酸化炭素が減る

という理屈には

根拠がない


再生可能エネルギーを設置して

CO2削減が実現できている

という結果については

一例も報告がないからだ


因果関係の不在証明となったのが

パリ協定

CO2は四半世紀に及ぶ時間と

莫大な資本を投じていながら

減るどころか却って増えていた


再生可能エネルギーとCO2削減

との間には

どのような相関も

成り立たっていなかった

だからこそ受益者が

太陽光賦課金を支払わされる

ようになっているのだ


温暖化防止活動に努めていた

25年以上に及ぶその期間

大気中のCO2濃度は

着実に増え続けていた

これが実効なき温暖化対策

と揶揄されているその所以

再生可能エネルギーを増やしたことで

温暖化が止まった

とする証拠はゼロなのだ


電力会社が買い取った

再生電力が活用された

とする販売の記録も

公開されたことが

一度もない


減っているはずのCO2は

増加し続けているのだ


世界的規模の削減運動を

実施していたその期間

再生可能エネルギーを増やしていながら

CO2排出量も確実に増やされていた

これに危機感を覚えたIPCCが

パリ協定の成立

を急がせた


すべての温暖化防止活動が

無効であった

というその事実について

世界は未だ

何も知らない


交流電流ACと直流電流DC

との違いを

弁別することが

まったくできていなかったからである


交流電流ACは

周波数でなりたっているものであるために

電源の回転数が安定性を失うと

まるっきり役に立たないものとなる

地下資源を無駄に消費するだけ

ということにしかなっていなかった


再生可能エネルギーを

どんなにたくさん増やしても

火力発電所で燃やしている地下資源

即ち化石燃料の消費量を

ちっとも減らすことができないでいる

というそのことが確定しているからだ


交流周波数は

磁石の極性であるNとSとが

毎秒50回

正確に切り替わることで

成り立っている

磁場の変化であることを意味する


この回転数を絶えず維持する

ということが電力会社の最大の

義務

これができていなければ

50ヘルツの周波数をもつ

交流電流を生み出すことは

不可能なのだ


電力会社に買わせたクリーン電力で

化石燃料の消費を

実際に

減らすことができていたのか

という事実関係の確認を

これまでだれ一人として

やろうとしたことがない

エビデンスの提出を

国と監督官庁

そして対抗賦課金を支払っている

国民からなる当事者のすべて

が電力会社に求めたことが

ない


太陽光発電が生み出した

直流電流DCが

人工的に作り出された

交流電流ACをどれだけ

実際に減らすことができていたのか

という相関関係の記録

の提出を

不思議なことに誰も

電力会社に問い詰めたことがない

証明書の発行を

電力会社に求めたこともない


電力会社は交流電源の回転数を

常に一定の状態のままに

保ち続けていなければならない

という条件を死守することで

電力供給の事業主体としての認可

を国から受けている


周波数と電源の回転数の間には

調節不可能な連携関係が

人知れず成り立っている

ということなのだ


このため国連が再生可能エネルギーの導入

をどんなに急がせたとしても

消費する化石燃料の量を

減らす能力を最初から

失っている

ということになっていた


国民は再生可能エネルギーが増えたから

CO2削減は実現している

と頑なにそう思い込んでいるのだが

電力会社の交流電源は

周波数を保つために

四六時中化石燃料を

燃やし続けていなければならない


このため

電力会社が買い取らされている

クリーン電力がCO2を削減した

と世界中が誤解したまま

その代償として

太陽光賦課金

の支払いに日本中が迫られたのだった

だがその費用は

まったくの無駄だったのだ

パリ協定が

この事実をよく証明する

ものとなっている


交流電流の性質について

世界中の知識人たちは

まったく知らずにいるのだ

周波数の意味が分かっていたのなら

交流電源が回転数を制御することができず

その事情が化石燃料の消費を

減らせなくしている

というそのことに

誰もが気づいていた筈なのだ

このことを理解するには

簡単にできたからである

世界中の知識人には

交流電流ACの意味を

誰も理解できていなかった

ということになる訳だ


気候変動を気候危機へと変えたのは

ようするにこれらの知性なき知識人たち

大量の情報をもっていながら

その意味を

まってく理解していなかった


このため意味のない

無駄な環境投資に

永年に亘って国富を投下しつづけてきた

国家のすべてが

長期間に及ぶ無駄な時間と

莫大な資本とを

失いつづけることとなり

豊かさを失って

一斉に貧困化

してしまったのだった


無駄な知識は

真実を却って遠ざける

価値のない知識を獲得するための

教育投資のすべてが

このため無効なものとなったのであり

成果のない投資を

意味を理解していないまま

徒に継続することとなり

有効需要に繋がらない

環境投資

を無批判に続けていなければ

ならならなくなった


本来なら再生可能エネルギー

の大量導入で

地下資源の大量消費は

当然の帰結として

大きく抑制されていなければならず

もしそうなっていたのであれば

国民が支払っている

太陽光賦課金は

電力会社が国民に対して

還元するための

支払うべき返戻金となっていたのだ


CO2削減が運動として

成就していたのであったなら

輸入していた大量の石油資源の支払額は

大きく減っていた筈であり

支出を減らしたその分を

電力会社の経営陣は

国と国民に対して

還元することができていた


実態を眺めると

石油の輸入量が減っていた

ことを示す証拠はなく

二酸化炭素の濃度についても

増加し続けていた

ということがCOP25で

パリ協定の実施細目について

討議するプログラムが

履行されることなく

頓挫する憂き目にあった


これこそが文明の失敗であり

学歴主義のたどり着いた

荒れた岸辺のその光景
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相 乗 効 果 ③

2020-10-04 09:28:16 | Weblog
気候危機は

水が

人工的な方法によって

意図せずに

だが執拗

に増やされてきたことによって

惹き起こされた

全地球的規模の壮大な変化


これまで延々と指弾されていた

二酸化炭素CO2は

気候変動を生む能力

を最初からもっていなかった

それは

比重の違いのもつ意味を

国連をはじめとする

その他すべての知識人たちが

問題の本質を

まったく見ていなかった

という事実を指し示している


空気より軽いガスなら

大気圏内を上昇することは

問題なくできるのだが

空気より重いガスの場合なら

そうはならずに地表を這う

ドライアイスの白煙をみれば

そのことがよく分かる


CO2は空気より

はるかに重いものであるために

そのガスは上昇することができず

重力に従って地に落ちる

それが海面であるのなら

水に溶けやすいというCO2の性質が

熱を海水へと移して水和する


水蒸気は空気より軽いものであるため

そのガスは上へと昇ってゆき

集まって目に見える雲となる


有害な温室効果ガスは

空気より軽くなければならない

大気圏内で熱を保持することが

できなかったのであれば

温暖化は現象化していなかった



質量の重さが祟って

上空へと移動することができないCO2には

温室効果能力を大気圏内で

発揮することは本質的にできない


温暖化の原因となる資質はCO2になく

気候変動要因となるための条件を

空気より重いガスであるCO2は

最初から失っていた


この単純な事実を

誰も理解することが

できていなかった

ということになる経過が

気候危機を生み出した


国連がCO2だけを

有害な温室効果ガスだと

断定していなければ

世界はもっと早くに

問題の所在に気づくことは

できていた

中等教育であつかっている

アボガドロ定数を忘れていなければ

CO2の原子量から質量の差

を比較することは容易にできた


高等教育を受けてきた国連の文官たちは

この簡単な疑問に気づかなかった

そのために世界は混沌へと向かうようになり

持続可能性を失って

負の螺旋構造へと陥ったのであり

この経過が不在だったなら

気候変動が気候危機へと

発展することはなかったはずだ


変化のプロセスに関わっていなかった

CO2を

気候変動の原因物質であると錯誤して

それをそのまま独善的に

事実だと決めつけた


このとき犯した判断の過ちが

止まらない温暖化を生み出した

CO2削減を鋭意実践していながら

成果がまったくなかったことは

既に確定している事実となった


CO2の大気中濃度は着実に増えていて

COP25までの四半世紀の間

その濃度は高まり続けていたことが

国連によって確認されている


こうして京都議定書は機能を停止し

代わってパリ協定が成立

することとなったのだが

すべての国家が実施主体となることを

固辞する事態となったため

環境復元運動は頓挫して蹉跌した

削減目標を高めて

最大化した

ということがパリ協定発足の原因

であったからである


不可能な約束を守ることは

誰にもできない

気候変動はこうした経緯で

気候危機へと変化した

有効な対策が何であるのか

ということを誰も知らないでいるために

気候危機はこの先一層悪化する

ということが夙に確定している

もとは言えば

国連が誤った認識に固執して

温暖化防止対策のための方法の選択を

誤ったからに外ならない

この認識の過ちにさえ

国連はまったく気づいていないため

世界中から集まっていた筈だった

壮大な規模となる筈の

環境問題を対象としたあらゆる投資は

初めから失敗続きで推移することとなり

世界はその期間を通じて

富を失い続けて損失の山を

高め続けていた

ということが世界規模の貧困化を生み育て

テロを誘発して

政情不安と大量の難民を

その変化が一斉に生み出した


これらの経過は国連が犯した

自業自得の結果として

与えられたものなのだ

成果なき投資のすべては

無駄の温床にしかなり得ない

そんなことにすら国連は

一貫して無知でありつづけている


CO2の比重については

中学程度の知識があれば

アボガドロ定数で対応すれば

体験から学習していた筈だった

現状で見る限り

世界中の知識人のすべては

質量の違いの意味に

無関心でありつづけている

ということができるのだ


世界中の知識階級がこのまま

問題の所在に気づかずにいるようなら

気候危機は急激に悪化することとなり

生命の生息環境は

劣化する一方となるばかり

気候変動は

惑星全域でおきている現象であることから

総合的な対策を

速やかに実施することができなければ

破壊圧は淘汰圧へと変容し

生命の持続可能性は

この先どこかで急速に失われ

復元することは困難となるだろう


もう一つの温室効果ガス

である水蒸気の発生量を

直ちに大きく減らすことができない限り

降水量の異常な増加は止まらずに

悪化し続ける一方となる


天然ガスを燃やす都市の密集が

洪水を生み出す雲の密度を厚くする

今年長江流域で降水量の急増がつづいたのは

西側に位置する天然ガスの産出地

である中央アジアで燃やしている

天然ガスの量が増えていたことが

その理由

天然ガスの主成分はメタン

CH4であることから

炭化水素の特徴である

水素の含有率が極めて高い

このためメタンを燃やすと

炭素は空気中の酸素と結びつき

CO2を一つつくるその一方で

四つある水素が同じ反応を経て

二つのH2Oをそのとき同時に作り出す


これら二種類の酸素化合物は

共に温室効果ガスであるために

比重が軽くて量的に二倍ある水蒸気は

大気圏を上昇することとなる

一つしかないCO2は

それがもつ重さの故に下降する


最終的に海洋へと落ちたCO2は

水に溶けやすいという性質があるため

水和物となって熱と姿を一瞬で消す

温室効果能力はその段階で失われ

大気圏内から消えてなくなる

これがCO2の割合が

たったの400ppmしかない

という事実をよく説明している

ppmは百万分の一のことであり

百分比で表すとたった0,0004%

に過ぎない希薄なガスとなるばかり

ppmについても

それがもつ意味の違いを

国連とすべての知識人たちは

これまで誰も問題視していなかった


気温の上昇は水を蒸発させ

地表の熱を上空へと運び上げてゆき

気化熱を地表から奪って地表を冷やし

その代わりに奪った熱を

上空で保持することで温室効果

を世界規模で生み出している


水蒸気がもつ温室効果能力は

エネルギー保存則によって維持される

輻射熱で温められた海面で生じた飽和水蒸気は

低気圧となって上昇気流となり

雲を高層域へと運び上げ

そこで積み重なって積乱雲を形成する

降水量を異常に高める雲の積層化は

洪水を多発させ

その結果として

水蒸気は位置エネルギーも移動させ

落下してきた雨粒が自然災害を

際立たせることとなる

CO2は着水した時点で

温室効果を失うため

温暖化の加速要因には

最初からなっていなかった

この違いの意味を見失っている国連が

気候変動に過ぎなかったものを

気候危機へと変えたのだ

自業自得と自縄自縛とが

積み重なったことにより

国連と世界中の知識人たちによって

止まらない温暖化が

地球上に定着し持続可能性

に強い負圧をいま

この惑星全域へと懸けている
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