こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

国 連 の 罪

2021-04-17 10:29:28 | Weblog
IPCCの権威は地に堕ちた

世界を誤った方向に導いている

ということを第三者が

一部とはいえ

悟ったからだ

己の錯誤にさえ気づけない

と暴露された国連は

これから大恥を晒す機会

に翻弄されることとなる


その判断能力の不在は

すっかり見え透いたものとなり

問題認識能力は

結果としてゼロへと堕ちた


問題解決能力がなかったことが

これによって明白なものとなったのだ

気候変動に関する科学的知識

の彼らのレベル

は中等教育

から一歩も外へでていなかった


学歴の高さは知識の正当性を担保する

という共通認識は

このときから

蒼古たるものとなったのだった


一向に解決しようとしない

諸課題は

錯誤の所在を指し示す

ための指標

CO2は増えつづけ

気候は安定を失って

狂い始め

降水密度をけた違いに高め

洪水の被害は

世界中に伝播した


気候変動は脱炭素化で乗り切れる

とそう確信していた国連を

権威として祀り上げてきた

世界中の指導体制のすべて



国連の説明を無批判に盲信し

何の抵抗もなく受け容れていた


京都議定書は97年暮れに

こうして登場してきたものなのだ

20年以上の歳月を経てから

CO2の大気中濃度が

まったく減らずに

却って高まっていた

という事実がその後確認されたことから

効果不在の温暖化防止対策

となっていた京都議定書を見限って

パリ協定へと

国連は急遽乗り換えた


この経過には

事実誤認に陥った国連の過誤

について言及した

とする記録はなく

反省が不在のままの状態で

新たな対策の実施へと

切り替えた経緯

だけが残された


反省の無いところに

解は宿らない

京都議定書が何故失敗したのか

を検証確認しないままでは

どのような対策も

実を結ぶことはできまい


脱炭素運動はまたしても

失敗に終わることは

準備段階で既に明らか

となっていたのだ


空気より1,5倍も重いCO2が

空気圏を通り抜けて

寒気の通り道である大気圏

で遍く滞留し

そこで温室効果を発揮している

という国連の発想は

不正な要素で充ちている

世界中の知識人たちは

悉く

質量分析の結果を

比較検討していなかった

アボガドロ定数は中等教育のカリキュラム

これに原子量を当てはめていたのであれば

分子に固有の比重の違い



一目して瞭然あるものがあったはず


温暖化を止められなくした

その原罪は

国連の錯誤に基づいた

不正な認識

の連鎖とその維持創出

にあったのだった


気候変動へと事態を悪化せてきたのは

国連に無批判のままでいた

知性亡き知識人のすべて


健全な判断力は

要素抽出の過程

で遺漏の有無を

も確かめていた

はずなのだ

当初温暖化現象に過ぎなかった変化を

国連の錯誤が気候変動へと

発展させた

という事実は

確定している

ことなのだ

とりまきの権威主義者たちが

間接情報を受け売りし

際限なく拡散させてしまっていた


CO2は自力で

空気圏を上昇することが

本質的にできない

重すぎるからである


消火剤として使われているCO2は

その重さの故に

空気圏内で沈み込む


この性質が

地下駐車場の消化活動で

一般的に使われているほど

既によく理解されていたにも関わらず

国連の誤りを誰も指摘していなかった

そのことが

かくも長き混迷の起源


国連は温室効果にだけ着目していたため

比重の差については

完全に見逃していた

ここで正しい判断を下すことができていたなら

脱炭素化に有効性がない

ということくらい

一瞬で理解することは

できていたのだ


温暖化を気候変動へと変えたのは

権威として振る舞っていた

当の国連が犯した罪

己の錯誤に

気づかなかった

というところに

根本的な原因があったのだ

実に間の抜けた

語るも愚かな困った事態


高度化した教育が行き着いた

その場所とは

荒れて不毛な岸辺であった


教育投資の失敗は

環境投資の失敗

を長期的に継続させた


環境危機を生み出した下手人とは

国連と

その周辺の

無思慮なだけの

権威主義者たち


自覚なき国連の失敗の数々は

これからも

まだまだつづく

権威主義の弊害は

かくも大きく

そして極めて重い結果

を惑星の地表へと

ながく残した
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