こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

錯 誤 の 訳

2018-11-25 09:43:54 | Weblog
太陽光発電を増やすと

大気中の二酸化炭素も減る

というその解釈の仕方は

正しくない


解釈で成り立っているもののすべて



真実ではないからだ


それは事実誤認

以外のなにもの

でもない

不正な認識に基づいた

独善的な

それ故に誤りに充ちた

偏った判断


その世界規模に展開された錯誤

という事態

が温室効果ガスの濃度を

意図に反して

一方的に高めさせている


世界中を誤解させるようになった

環境問題に関する不正な理解

寧ろ

錯誤と呼ぶべきものの関与



損失の連鎖を導く

誤解

へと

知識人たちを一斉に

陥らせ

結果として

大気中のCO2濃度が

増長するという

望ましからざる負の経過

を生み落すに至らしめた


この誤った経過を生じさせた

ということが

気候変動を危機的な領域

へと高め

文明に知識の量的拡大による

学力の向上こそが

善である

とそう思い込ませることに役立った


教育制度にかかっていた特異なバイアス

が地表のサスティナビリティを奪いとる

という不毛な経過を

直接

顕在化させようとするまでに

膨張させた


止まらない温暖化とは

交流電流の意味を知らない

似非知識人たちが

善と勝手に信じた

再生可能エネルギーに対する

根拠のない期待

の産物


不正な解釈を募らせてきたことによって

太陽電池への投資を増やせば

その分だけCO2の増産が

自動的に止まる

という誤った思い込みを

世界中の知識人たちに抱かせ

こぞって正当化する

という結果を招いた


事実誤認に基づいたその行為が

結果として

二酸化炭素の大気中濃度を

京都議定書が機能していた

第一約束期間である二十年間を通じて

却って大幅に増やしてしまっていた


誤った思い込みが

気候変動要因を勝手に増やし

自然災害の犠牲者の数

も同時に増やす

という拙い経過を

このようにして確定させた


商用電源と太陽光発電との間には

どのような相関関係も成立しておらず

火力発電所の稼働率と

太陽電池の普及率との間には

何のかかわりもなければ

脈絡もない


そこにあるのは

劣化してしまった蒼古たる知識

が生む

壮大な規模の錯誤


太陽電池を増やしたその分だけ

火力発電所の燃焼炉で燃やしている

化石燃料の消費量が減った

とする事実など

世界中に一例も

存在していない


何故なら

火力発電所の役割が

交流電流の安定供給義務にある以上

周波数変動を引き起こすことが

あってはならない事態であるからだ

50ヘルツの周波数は

毎分三千回転するタービン軸

だけが生み出せる

一瞬の誤差も

許されない特殊な事情が

節電努力と再生可能エネルギーの関与

を当初から否定していた


太陽電池の増設と

化石燃料の消費抑制

という経過の間には

どのような関連性も

みられない

相互作用は何ひとつとして

成り立っていなかった


化石燃料の消費を減らせば

火力発電所で行っている

蒸気圧は安定性を失って下がるのみ

発電機用タービンの回転数は

自動的に低下してしまうのだ

蒸気圧を回復させるためには

相応の過熱時間の追加

が必要となる

発電機の復旧は

時間との勝負

ということになっている


50ヘルツの周波数が

45ヘルツになってしまったとしたら

その電力は使い物にならず

広域停電を

直ちに引き起こす


その最初の実例となったのが

北海道全域で起きた

先般のブラックアウト

周波数の同一性が失われた

ということが

その原因となった

とする報告が既に為されている


大規模地震が起きたその直後から

周波数の関与

が当初から指摘されていた


火力発電所で燃やしている

炭化水素系地下資源

であるメタンCH4

の消費

が減ったという事実がもしあるのなら

環境投資は次の

第二段階へと

突き進むことができていた

再生可能エネルギーが

CO2の増産を止めていたのが事実なら

太陽電池に対する投資が

更なる投資を呼ぶ展開

を生み出すその原動力となっていた


そうなっていないというこの現実に

謙虚に学ぶことができなければ

文明は多様性を失って

最終的に滅ぶ

ことしかできなくなる


太陽電池が有効化するための条件

とは

それが火力発電所の稼働率

を実際に減らすことができた

そのとき

に限られる

再生可能エネルギーの有効性が

改めて証明されない限り

環境投資の悉くは

無駄な投資でありつづける


二酸化炭素を減らすことができない

現在の再生可能エネルギーに

投資適格が与えられる機会など

永遠にやってくることはない

電力会社が損を承知で

買い取っているからこそ

投資の回収が

辛うじて成り立っている

その損失を国に代わって

補填しているのは

受益者である国民全体なのである

この事実さえ

一度も理解されたことがない


国の支援が消えてなくなれば

ウィンドファームとメガソーラーは

無用の長物と化すばかり

このような欠陥のある設備に

健全な投資が集まる訳は当然なく

資本集約に躓けば

損失の山

を積み上げて終わるのみ


環境投資が有効需要の創出

に繋がらない限り

気候変動と経済の低迷は

これからも果てしなく

つづく
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無 知 蒙 昧 ➂

2018-11-18 09:49:26 | Weblog
エネルギーコストに占める

その優劣の差

というものが

環境を復元するための

最大の分岐点


環境性能に優れた電源

というだけのことなら

既に多くの製品が

問題なく市場で

広く売られている


だがその普及は

いたって遅い

そのすべてが

コストアップ

を要求するもの

であり続けているからである

このため有効需要となることが

長期間できない

という経済情勢が続いている


太陽電池は高額であるばかりでなく

火力発電所の負担を

減らす能力が

まったくなかった

という事実が示されている


交流電流を成り立たせているのは

周波数と呼ばれている

特徴的な因子成分

50ヘルツの周波数とは

発電機の回転軸が

毎分三千回転(毎秒50回転)する能力

を常にもつ電源

であることを意味する

60ヘルツなら

常時

毎分三千六百回転している

タービン軸が必要となる


この事実は

再生可能エネルギーの導入量を

どれほど高く増やしたとしても

化石燃料の消費量

を減らす

ことが

まったくできない

ということを指し示す


メガソーラーやウインドファーム

に投資されてきた資本のすべて



要するに環境の復元に

何一つ役立ってはおらず

却って最大の温室効果ガス

であるCO2の大量生産を

ただ単に急がせただけ

という実に粗末な現実

をその後残す結果となった


火力発電所が存続している限り

どのような外部電源を導入したとしても

大気中の二酸化炭素と

水蒸気の大量発生

の双方を同時に止めることは

あきらかに

不可能


90年代頃から急増した

降水量の異常な増加



二酸化炭素の濃度上昇

とが

現在まで一貫してつづく


その理由というのは

交流の高圧送電

が世界中で実施されているから

に他ならない


現状で温暖化を止めるための

有効な方法は

一つもない


火力発電所が

世界の何処かで

一基でも稼働していた

とするならば

二酸化炭素の排出量は

一定の状態で増加し続けている

パリ協定が目論む

ゼロレベルにまで

減らすことは

間違いなくできない


周波数のない直流なら

雑作なくできる簡単なことでも

周波数を常時

安定させた状態に

保っていなければならない交流送電

という方法では

不可能なのだ


一致しない周波数をもつようになった

交流電流は

複合状態をとりつづけ

単線上を一緒になって

流れ下るのみとなる


周波数を個別に切り分ける

ことができない状態の

現在の交流送電技術では

異なった周波数の混在は

電力輸送を困難にし

使い物にならない電力を

意味もなく大量に

輸送し続けて

いなければならなくする


先般北海道全域を真っ暗にした

あの広域停電(ブラックアウト)という現象は

周波数の同一性が損なわれたことによって

惹き起こされた

ということが確定した


この様な事態に陥らない

ようにする目的で

火力発電所の燃焼炉では

一瞬たりとも

発電機の回転ムラがおきないよう

蒸気圧の恒常性を

四六時中

厳密に保っていなければならない


再生可能エネルギーの導入量を

どれほど増やすことができたとしても

蒸気発電という方法を採用して

成り立っている交流電源である以上

蒸気圧の僅かな変化が

重大な結果となって

電力輸送の安定性



大きく損なうことになる


メガソーラーやウィンドファームへの

投資を熱心に増やしたところで

それは温暖化を止める能力

を一切もたない


単なる徒労に終始する

ということは

自明の事実となっていた


火力発電所が生み出している

温室効果ガスである二酸化炭素の発生量



周波数を安定的に

維持する義務に

四六時中縛られている

このため

地下資源を常時一定の状態で

燃やし続ける

という条件を満たすことが

義務となった


この部分に関する世界中の認識が

共に正しく成り立っていなかった

それは

電力業界の通弊となっている秘密主義



知識階級が失って既に久しい

思考力の劣化がその理由


太陽電池を増やせば

自動的に大気中の二酸化炭素濃度

が同じ比率で低下する筈

という根拠のない

身勝手な思い込みを蔓延させ

それが過ち

であることを悟れないまま

世界中でその拡大に熱中する

という実にアホらしい行為

を善と信じて

推進していた

ということが

大気中のCO2濃度

を徒に高めつづける

という相反する結果へと繋がった


交流と直流との違いを

知らないまま

長閑に暮らしている

世の知識人たちのすべてが

このようにして

判断を独善的な解釈で誤り

減っているべきCO2を

反対に量産し続ける

という実に粗末な現状

自覚なく導いた


事実関係の確認

という基礎的な項目を

長期間蔑ろにし続けていた

ということが

これら一連の負の経過

を導き

パリ協定の実施を

大いに急がせる契機となった


火力発電を続けていたい

ということであるのなら

温暖化とそれによる気候変動



受認する覚悟

を須くもつべきだ


現実の問題として

火力発電に勝るエネルギーコストの電源



いまのところ

原発以外に見当たらない

原発の運用コストが

相対的に低い

とはいえ

廃炉を含めた総合コストでは

却って高くつく

ことに説明は不要

極めて有害な結果を

子孫となる多くの世代へと

積み残すということに

留意する必要がある


地下資源と放射性資源のそれぞれは

双方共に

あらゆる生命にとって

揃って重大な脅威

となることに異動はない


太陽電池だけで

必要な電力を賄うためには

相当規模の蓄電デバイスの

新たな追加関与

が絶対的に必要な条件

となる

蓄電装置には

寿命に限界があることから

一定年限ごとに

更新を繰り返すことが義務となる


太陽電池パネルのみならず

蓄電デバイスに関連する

コストアップ要因

への追加負担が

そこに加わることとなる


エネルギーコストを総合すれば

間尺に合わない

ということに

早晩気付くことだろう


燃料電池に置き換える

というケースでは

コストアップ要因は

更にもっと高いものとなる

高価な電解質膜(PEM)の大量使用

もさることながら

水素抽出プロセスや貯蔵方法でも

追加の費用が別途

個別に発生する


比較的安価な風力発電

に置き換えることに成功したところで

周辺の事情に特段の変化はなく

商用電源のバックアップを排除するには

蓄電デバイスのエネルギー貯蔵密度

を高め続けている必要が

新たにでてくる


再生可能電源用のスイッチング操作

はどのタイプの電源であっても

共に絶対的に必要な

交流電流がもつ根源的な

基本条件


周波数は磁場変化の根源であり

起電力の差となって

電力消費に反映される


電力輸送の効率化

を前提としている

現在の発送電システムのすべて



この理由で

交流方式に統一された


直流方式の電力需給のあり方は

アウトドアの分野

と非常用電源

の分野以外に

需要水準の高度化

を期待することができない

いまのところ商機が拡大する

見込みは限られており

普及するレベルの一般化

には程遠い


電源システムと蓄電デバイス

の組み合わせ方を工夫することにより

電力需要を広域で満たすシステム

を組むことは

課題はあるにせよ

間違いなく可能

だが交流方式の電源なら

起電力を高める効果

がそこに予め備わっている

このことから

発電効率に於いて

卓越したモデルとなるのは

言うまでもあるまい


直流型の電力供給系で

統一するためには

蓄電システムを省く

ことがそもそもできない

電源コストは必然的に

高まる


交流送電は常時接地を確保する必要があり

それが電力の需要率を

1以下へと

必然的に押し下げている


直流送電の場合なら

回路を形成する必要はあるにせよ

電力輸送で電位差を最大化させておくために

最低の電位である大地

への接続をとる必要性は

ない


交流には磁場変化が倍増した状態で

随伴するため

電力を増幅する高い能力

が備わっている

接地をとる必要性を

排除することが

本質的にできない

だが

それ以上の電力を

別途繰り返し生み出す能力が

本来備わっている


直流は接地をとる必要がなく

負極への接続が成立していれば

直流回路は機能する

電力消費を消すためのスイッチを切れば

電池電源に残された電気エネルギーは

そのままそこに留め置かれる

自然放電以外の損失は

従って発生しない


電池と名のつくものの総ては

直流電源であることを意味する

蓄電デバイスを関与させなければ

エネルギーとして

有効利用することは

基本的にできない

電力会社が買いとっている

からといって

それが電力会社の経営資産

となっている事実もなければ

証拠もない

何故なら

損失を埋め合わせるための

太陽光付加金

という名の請求項目が

受益者である国民の負担として

均等に徴収される制度が

横行しているという現状が

そのなによりの反証となっている


この事実の意味を考慮することができれば

二酸化炭素濃度が下がらずに

却って増えていた

その理由が

誰の目にも

明瞭に見えてくる


思考力を失ったままの

知識階級のすべて



温暖化するのを承知の上で

二酸化炭素の増産に

日夜自覚なく

勤しんでいる


現代文明の到達したそのレベルは

要するに

この程度
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危 機 好 機 ②

2018-11-11 09:22:35 | Weblog
直流電流を導くのに必要なこと

とは

負極への接続の維持

交流電流を導くのに必要なこと

とは

負荷の発生だけ

交流電流は回路の関与

を求めない

電気製品のスイッチをオン

にするというだけのことで

負荷が求める所定の電流だけ

が誘導される仕組み


直流と交流との間にある

この違いが見えていないと

環境対策に失敗する

ことを果てしなく繰り返す


環境性能に優れている

と高く評価されている

直流電源系の太陽電池だったが

それが普及した後になっても

二酸化炭素を減らす効果は

相変わらずゼロのまま

国民のすべてが

二酸化炭素は減った筈

と頑なにそう信じ込んでいる


この論理が成り立つためには

太陽電池の発電量の増加に等しい

火力発電所の燃焼炉の稼働率低下

が連携した状態で起きた

事実を確認できていれば良い

のだが

事実関係の確認を行った

とする記録は相変わらず皆無


火力発電所では

化石燃料の消費を抑制することが

本来できない

というのは

交流を成り立たせている

主要な成分である

周波数

が関わっていることに

未だ誰一人として

気づかないからである

問題点を指摘した

とする記録もみえない


周波数についての理解そのものが

相変わらず国民に浸透していないのだ

これが温暖化を止まらないように

仕向けている


周波数とは

磁極のSとNとを繋ぐ

磁束の向きの違い

が交流電流に与えている

交流を成り立たせるための

最も必要な要素


50ヘルツの周波数は

互いに磁束の向き

を180度異にする

関係にある永久磁石相互

がつくりだす

異なったベクトルを持つ

二種類の磁束

を導体が90度の角度で横切ったとき

そこに発生するスイッチング効果

毎分三千回転するタービン軸が

毎秒五十回

電流の方向性を切り替えるとき

に得られる周期的変化のこと

交流には安定した周期的変化

が絶対的に欠かせない

それは磁場変化となって

起電力を高めるからだ


環境性能の高い外部電源を

どれほど大量に

設置することができたとしても

火力発電所で

燃焼炉の火勢を落とすようだと

安定していた回転数がたちまち下がり

周波数を乱れた状態へと

突き落とす


蒸気発電という方法では

化石燃料の消費を減らすと

蒸気圧の変化となり

回転数は低下して

50ヘルツ以下の周波数

へと変容する

このため

周波数を安定した状態に

常時保っていることは

再生可能エネルギーにとっては

最初から無理な仕事だったのである


周波数の乱れが

今年九月

北海道全域を

長時間ブラックアウト

にしてしまった事実

が既に確定している


電力会社は周波数変動を

何があっても

維持し続けていなければならない

立場なのだ


燃焼炉で燃やすための

化石燃料の消費量も

常に一定の状態に保たれている

蒸気発電を行っている

総ての火力発電所が

同じ条件で支配されている

この共通の事情が

京都議定書が発効していた二十年間で

大気中のCO2濃度を

大幅に高めてしまっていたその理由


温室効果ガスを減らそうとして

採用した再生可能エネルギーだったのだが

却ってCO2を

大幅に増やしてしまっていた

ということがパリ協定の策定

を加速させる結果となった


周波数は波のカタチで示される

このため起点となる位置がずれると

複数の周波数が混在する

という状況を直ちに生み出す


複合状態の周波数は

有害であるばかりか

発電した電力のすべて

を無効なものにしてしまう


つまり損失の発生源

にしかなり得ない 


交流電流を成り立たせているもの

の本然の姿を見誤ると

温室効果を却って高め

気候変動を急がせるのみならず

経済的損失をも

同時大量に生みだす

と言う点で

とても有害かつ無益


再生可能エネルギーに対する投資

のすべては

言うまでもなく

環境対策として

悉く無効であった

無駄な努力のその果てに

温室効果ガスの濃度を

事情を知らない世界中の人々が

束になって高めてきた

という過去の経過が

パリ協定の生みの親


ヒトを起源とするCO2の発生量

をゼロにするという壮大な目標

を有効化する具体的方法は

今のところ

どこにもない

地下資源の採掘をゼロにしない限り

パリ協定の達成は

事実上不可能


地下資源に依存しない

エネルギーの新体系

を見出すことができていない以上

気候変動で消失する生命

の数ははこれから急速に増加する


だが

交流電流の誘導方法

に気付くことができれば

新電源の開発に成功した国家は

最高度の安全保障

を得ることになるだけでなく

高い経済成長を賦与する権能

を地球規模で自在に奮う

ことが許される

唯一の国家

となり得る


日本が目指すべきは

この状態の達成と完全なる

履行と維持

世界中が求める垂涎の的

の供給を制御する立場は

気候変動を有効裏に止めるのみならず

恒久平和の実現と

それに伴う繁栄によって

健全で温和な経済成長までをも

制御する能力を単独で得る

過去に類例のない国家へと

そのとき日本を変える


環境負荷をゼロにする新電源の開発

こそ

文明に課された喫緊の

課題

先見性に欠ける世界中の指導体制は

愚かな行為を漫然と続けることしかできておらず

それ故に滅亡する定めにある文明を

再生するための

きっかけを手に入れることなく

残された余世を

ただ漫然と過ごすのみ


直流電流は

回路という形式を用いなければ

成り立たない

だが

交流電流は負荷を発生させるだけのことで

起電力の範囲で

無制限に誘導電流を

発生させる能力をもつ


励磁場の確保という条件が

そのための

たった一つの

隠された鍵

ここが分かっていれば

地下資源を必要としない

未来の基礎

となる新たな電源系の開発に

さしたる困難などは

生じない


失って久しい

古き良き時代の

優れて高度な思考力の深さ



何にも増して惜しまれる
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身 の 定 め

2018-11-04 07:45:33 | Weblog
気候変動の影響による

死者の数

の累計

をどこかで

算出集計しておかなければ

被害の規模や

全容

を特定する

ことはそもそもできない


集中豪雨や洪水

などの

自然災害によって

不慮の死



気温の上昇を理由とする

熱中症などの生理的疾患

等の異変で

落命した人の数

を確認しておかなければ

温暖化による気候変動

が生態系に与えた

その影響



数値化することが

できない


気温の上昇は

海水の温度を次第に引き上げ

海面から生じる気化熱

の発生

を広域でより高める


その影響の一部が

上昇気流となることによって

気圧を引き下げる

というプロセスが

低気圧を発達させ

台風の勢力をより強める


海面からの熱の供給が

持続している限り

台風の勢力範囲は

拡大し

移動する速度は

徐となる


台風の進行方向を決めるのは

下降気流を意味する

高気圧

かつて低気圧となっていた

上昇気流が

対流圏と成層圏のハザマ

辺りで

で折り返し

下降気流という名の高気圧

へと反転して変化する


発達した低気圧は

優勢な高気圧となることを

対流圏で

際限なく繰り返す


大気圏では

高温化した熱の関与

を理由とする低気圧

即ち上昇気流と

冷えて重さを得た

嘗ての熱

が変化したことによって生じた

下降気流とが交互に現れ

循環する関係

を成り立たせている

この上昇気流と下降気流との

相関

を成り立たせている領域

が対流圏


気温が高くなる夏

に発生する低気圧が

海面からの熱の供給

を受けて発達し

台風とよばれるものへと変わる


温暖化は大気中の熱を保存する

のみならず

海水の温度を同時に高める


発達を続けるようになった低気圧は

やがて台風へと変わり

暴風雨をその周辺の地域へと

強制的に押し付ける


温暖化を急がせるようにしたのは

化石燃料と呼ばれる

地下資源の大量消費


この可燃性を有する地下資源一般は

炭化水素という名の化合物

から作られたもの

その代表的存在

がメタン(CH4)


炭素Cは燃焼の酸化作用でCO2となり

地球大気に高い保温効果を賦与し

大気と海洋とを

同時広範囲

に温める効果を発揮する


一定の条件が揃ったとき

台風となって猛威を奮う


メタンのもう一つの成分

である水素Hは

燃焼の酸化作用で

H2Oと呼ばれる

酸素化合物へと変化する

俗にいう水蒸気のことである

これにも温室効果が備わっている


温められて上空へと達した水蒸気は

南下してきた寒気に触れ

凝固して液化する

雲と呼ばれる気体の水は

重さを得て雨となる

その量が近年俄かに急増し

降水量の異常な増加を

地表へと齎し

世界各地で水害を引き起こす


洪水が砂漠を含む

至る所で発生するようになり

山崩れや山津波という名の

規模の大きな二次災害を

同時多発的に

引き起こす


自然災害を狂暴化させたのは

言うまでもなく

メタンの燃焼を加速させてきた

電力供給系が生み出した



のみならず

移動体に推進力

を与える内燃機関と呼ばれる

エンジンなどの排気ガス

などの付加的な所業


この中にはCO2だけでなく

H2Oが含まれ

それ以外にもNOxSOxなどの

複合的な酸化物群

などが含まれる

とりわけ

CO2とH2Oの同時生成

を促す効果が

地表の環境条件を

大きく変えた原因

として特定されている


近年急増するようになった

熱中症による死亡者数の急増は

地下資源の長期的な燃焼量の拡大

を機序とする不毛な経過を

容易に指し示す


温暖化が進むと

熱中症による生理的疾患を理由

とする生命の喪失と

自然災害を理由とする

強制的な不慮の死

を理由とする生命の集中的な喪失

とが

同一歩調で進行する


集計データの再確認

を今する

ということが

温暖化の本質を理解する上で

欠かせない手続き

となる筈だ

災害の被害拡大を

ヒトゴトみたいに眺めていると

明日の我が身

を切実に心配する

運命

がすぐそこに

密かに待ち構えている

ことに気付くこととなる

だが

その時の到来は

既に手遅れ
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