炭素系酸素化合物の代表的存在
とは
言わずと知れた温室効果ガス
即ち
二酸化炭素CO2のこと
この地球大気を温めている大量の
ガス
が大気圏内に滞留しはじめてから
地球の平均気温が
不可逆的に上昇し
地球人たちがそれを
温暖化現象
と一斉に呼ぶようになった
対策として採用された
京都議定書
を世界が遵守
していたその期間を通じて
CO2は減ることなく
却って増加し続けていた
ということが
環境投資の一切を
無駄な資本投下
へと位置づけることとなり
独善的に判断を誤って
損失を徒に積み上げる行為
がその後も長く続いていた
地球人たちは温暖化が
これで止まっている
と思い込み
問題が悪化するのを
のんびりと眺めていた
当初340ppmだったその濃度
は昨年415ppmへと
達してしまっていたことが判明したものの
どうすればよいのか
ということを
誰も探り出せなくなっていた
二酸化炭素を減らす
という目的で熱心に取り組んでいた
京都議定書だったのだが
結果は減少ではなく
増加の一途を辿るのみ
という状況になっていた
この皮肉な結果を生んだのは
交流電流と直流電流との違い
を文明が弁別できていなかった
からなのだ
直流電流が貯蔵可能であるのに対し
交流電流にはそれが不可能だったのだ
周波数の存在を
要素として採用していなかった
ということが節電行為を
無駄な努力にしたのみならず
再生可能エネルギーの利用拡大でも
実効を立証することが
ついにできなかったのである
この違いを世界中に分布している
すべての知識人たち
が何故か共通に
見失っていた
という現実が
温暖化を止まらないようにした
直流電源である太陽光パネル
を増やせば
火力発電所で燃やしている
化石燃料の消費が
応分に減る
と誤って理解していたからだった
交流電流は止まることもできなければ
貯めておくこともできない
という直流とは異なった絶対条件
に強く支配されている
という自然界には存在しない
人工的に作られた
特殊な電流なのである
交流電流は
周波数で成り立っているものであるため
その恒常性を
常に
保ちつづけていなければ
ならない
という制約条件に
常時縛られている
周波数が安定性を失ってしまうと
さまざまな不具合
を同時多発的に
生み出すこととなる
その一つがブラックアウト
というものなのだ
周波数変動は電力の安定性を損ない
不測の事態を引き起こす原因
となることが間々ある
電力会社はこのため
メガソーラーが増えたからといって
火力発電所の稼働率を
些かも低下させることが
要するにできない
これは交流電流の宿命なのだ
節電をせっせと行ったところで
火力発電所が
発電機の回転数を減らせなければ
地下資源の燃焼量は減らず
CO2の排出量は増えるのみ
地下資源の消費抑制
を実行することが
何一つ
できなくなっていたのは
交流送電の限界
を世界中が
知らなかったからなのだ
消費者が節電すると
電力会社の売り上げが
自動的に減るため
今では電力業界すべてが
節電を
国民に呼びかけないようになっている
再生可能エネルギーを増やしたところで
化石燃料の輸入量を減らせなければ
環境投資のすべては
水の泡
無駄な資本投下に終始する
のみ
その結果有効需要を生み出せないまま
損失の規模だけが
どんどん膨らんでゆくこととなる
これが経済成長にとって有害
であることは
いうまでもあるまい
日本経済の長期的低迷の原因
とは
電力業界とそこに連なる
利益共同体一同
のもつ秘められた
目に見えない総意
が生んだ強い圧迫要因によって
国全体が低回することを
余儀なくされた不毛な経過
を定着させた其の点にある
実効を失ってしまった京都議定書
に代わってパリ協定
が新たに採択されたのだったが
効果の程は
なるほど
覚束ない
抽象的な制約を課したところで
履行できない条件
を定めたことにしかなり得ず
目標の達成は
絵に描いた餅となって
消え残ることとなる
火力発電所が存続している限り
パリ協定も同様に
失敗に終わる
という結果は既に確定しているのだが
問題の本質を見失っている以上
改善を期待するのは
いかにもオロカ
そこでどの国が
二酸化炭素をどれほど多く
吐き出しているのか
という数値を証拠として示すことで
国際的な圧力を掛け
代替電源の登場を急がせる
という方針がこれで漸く整った
遠隔探査という方法を用いて
上空の衛星から
温室効果ガスの分布濃度を測定すると
どの地域で
二酸化炭素を
どれほど多く
排出しているのか
ということをデータで示す
ことができるようになる
リモートセンシングの技術
を援用して
実際に環境復元努力を
どれだけ確実に実施したのか
という削減努力の痕跡
を明示して見せることによって
地下資源を燃やした
その量を
数値で確認する制度
を採用することとなった
というのがことの次第
インフルエンザの症状を
確認するために
体温計で熱を測定する
のと大して変わらりがない
のだが
それ以外の
具体的手段が
相変わらず見当たらないよう
にみえる
重要なのは
原因物質であるCO2の削減なのだが
体温を計測することで
問題が解決する
とそう思い込んでいるところに
文明に固有の
認識の偏りを生み出した
瑕疵の痕跡が見出せる
喫緊の課題である化石燃料の酸化作用
をどう減らすのか
という主題をそっちのけにして
発生源と発生量とを計って
その責任を
国家に対して追及する
という第三者的立場に
国連の環境部会は
いつもながら
拘っている
問題の所在が
交流電流の性質
にあることを知りもせず
直流電源である太陽光発電
の導入促進に血道をあげている
その姿こそ大いに哀れ
風力発電システムは紛れもなく
交流電源なのだが
回転数が不安定であるため
直流化して蓄電装置に一旦貯蔵
しておく必要があるのだが
その実施を検証して確かめた
とする報告そのものが
当初から不在のままとなっている
電力消費を個人が消してしまえば
火力発電所で燃やしている
化石燃料の消費が連動して勝手に減る
という具合に
世界中が錯誤した認識
に陥ったまま
判断を誤りつづけ
実効を取り逃がす行為
を昂然として続けている
その拙い状況が
温暖化を止まらないよう
今尚仕向けている
交流と直流との違い
を総ての当事者が
まったく理解していなかった
ということが
効果のない節電や
再生可能エネルギーへの
根拠のない環境投資
を積みあげさせ
その行為が
生み出す筈の有効需要の創出
を喪失へと反転させることとなり
止まらない温暖化で
温室効果ガスの濃度上昇を加速し
達成できないインフレ目標を追いかけて
景気の低迷を長期化させた上
環境投資を無駄にする行為
で富を失う経過を延々とつづけていながら
事実関係の確認を
殊更に怠っている
その行為が経済成を抑圧して
長期化させる
という負の展開を
徒に続けさせるよう
秘密主義を利用してきた
一群の勢力が
失われた三十年を
裏で世に定着させていた
ということになる
単純なハナシであった
思考力の劣化と
それが生む批判精神の喪失
という複合的な状況が
日本国民をいま
大いに苦しめている
のみならず
政界中の知識人すべて
をして気候変動の成分
を構成する要因のひとつ
であり続けているよう
囲い込みを強化しながら
結果としてパリ協定を成立させて
国連の環境部会に
いかにも仕事をした積もり
にさせている
環境異変の問題を解決するには
火力発電の即時停止と
移動体のEV化を前提とする
常時充放電する二次電源系
の確立を急ぐ仕組みづくり
に邁進する以外に有効な方法は
既にない
とは
言わずと知れた温室効果ガス
即ち
二酸化炭素CO2のこと
この地球大気を温めている大量の
ガス
が大気圏内に滞留しはじめてから
地球の平均気温が
不可逆的に上昇し
地球人たちがそれを
温暖化現象
と一斉に呼ぶようになった
対策として採用された
京都議定書
を世界が遵守
していたその期間を通じて
CO2は減ることなく
却って増加し続けていた
ということが
環境投資の一切を
無駄な資本投下
へと位置づけることとなり
独善的に判断を誤って
損失を徒に積み上げる行為
がその後も長く続いていた
地球人たちは温暖化が
これで止まっている
と思い込み
問題が悪化するのを
のんびりと眺めていた
当初340ppmだったその濃度
は昨年415ppmへと
達してしまっていたことが判明したものの
どうすればよいのか
ということを
誰も探り出せなくなっていた
二酸化炭素を減らす
という目的で熱心に取り組んでいた
京都議定書だったのだが
結果は減少ではなく
増加の一途を辿るのみ
という状況になっていた
この皮肉な結果を生んだのは
交流電流と直流電流との違い
を文明が弁別できていなかった
からなのだ
直流電流が貯蔵可能であるのに対し
交流電流にはそれが不可能だったのだ
周波数の存在を
要素として採用していなかった
ということが節電行為を
無駄な努力にしたのみならず
再生可能エネルギーの利用拡大でも
実効を立証することが
ついにできなかったのである
この違いを世界中に分布している
すべての知識人たち
が何故か共通に
見失っていた
という現実が
温暖化を止まらないようにした
直流電源である太陽光パネル
を増やせば
火力発電所で燃やしている
化石燃料の消費が
応分に減る
と誤って理解していたからだった
交流電流は止まることもできなければ
貯めておくこともできない
という直流とは異なった絶対条件
に強く支配されている
という自然界には存在しない
人工的に作られた
特殊な電流なのである
交流電流は
周波数で成り立っているものであるため
その恒常性を
常に
保ちつづけていなければ
ならない
という制約条件に
常時縛られている
周波数が安定性を失ってしまうと
さまざまな不具合
を同時多発的に
生み出すこととなる
その一つがブラックアウト
というものなのだ
周波数変動は電力の安定性を損ない
不測の事態を引き起こす原因
となることが間々ある
電力会社はこのため
メガソーラーが増えたからといって
火力発電所の稼働率を
些かも低下させることが
要するにできない
これは交流電流の宿命なのだ
節電をせっせと行ったところで
火力発電所が
発電機の回転数を減らせなければ
地下資源の燃焼量は減らず
CO2の排出量は増えるのみ
地下資源の消費抑制
を実行することが
何一つ
できなくなっていたのは
交流送電の限界
を世界中が
知らなかったからなのだ
消費者が節電すると
電力会社の売り上げが
自動的に減るため
今では電力業界すべてが
節電を
国民に呼びかけないようになっている
再生可能エネルギーを増やしたところで
化石燃料の輸入量を減らせなければ
環境投資のすべては
水の泡
無駄な資本投下に終始する
のみ
その結果有効需要を生み出せないまま
損失の規模だけが
どんどん膨らんでゆくこととなる
これが経済成長にとって有害
であることは
いうまでもあるまい
日本経済の長期的低迷の原因
とは
電力業界とそこに連なる
利益共同体一同
のもつ秘められた
目に見えない総意
が生んだ強い圧迫要因によって
国全体が低回することを
余儀なくされた不毛な経過
を定着させた其の点にある
実効を失ってしまった京都議定書
に代わってパリ協定
が新たに採択されたのだったが
効果の程は
なるほど
覚束ない
抽象的な制約を課したところで
履行できない条件
を定めたことにしかなり得ず
目標の達成は
絵に描いた餅となって
消え残ることとなる
火力発電所が存続している限り
パリ協定も同様に
失敗に終わる
という結果は既に確定しているのだが
問題の本質を見失っている以上
改善を期待するのは
いかにもオロカ
そこでどの国が
二酸化炭素をどれほど多く
吐き出しているのか
という数値を証拠として示すことで
国際的な圧力を掛け
代替電源の登場を急がせる
という方針がこれで漸く整った
遠隔探査という方法を用いて
上空の衛星から
温室効果ガスの分布濃度を測定すると
どの地域で
二酸化炭素を
どれほど多く
排出しているのか
ということをデータで示す
ことができるようになる
リモートセンシングの技術
を援用して
実際に環境復元努力を
どれだけ確実に実施したのか
という削減努力の痕跡
を明示して見せることによって
地下資源を燃やした
その量を
数値で確認する制度
を採用することとなった
というのがことの次第
インフルエンザの症状を
確認するために
体温計で熱を測定する
のと大して変わらりがない
のだが
それ以外の
具体的手段が
相変わらず見当たらないよう
にみえる
重要なのは
原因物質であるCO2の削減なのだが
体温を計測することで
問題が解決する
とそう思い込んでいるところに
文明に固有の
認識の偏りを生み出した
瑕疵の痕跡が見出せる
喫緊の課題である化石燃料の酸化作用
をどう減らすのか
という主題をそっちのけにして
発生源と発生量とを計って
その責任を
国家に対して追及する
という第三者的立場に
国連の環境部会は
いつもながら
拘っている
問題の所在が
交流電流の性質
にあることを知りもせず
直流電源である太陽光発電
の導入促進に血道をあげている
その姿こそ大いに哀れ
風力発電システムは紛れもなく
交流電源なのだが
回転数が不安定であるため
直流化して蓄電装置に一旦貯蔵
しておく必要があるのだが
その実施を検証して確かめた
とする報告そのものが
当初から不在のままとなっている
電力消費を個人が消してしまえば
火力発電所で燃やしている
化石燃料の消費が連動して勝手に減る
という具合に
世界中が錯誤した認識
に陥ったまま
判断を誤りつづけ
実効を取り逃がす行為
を昂然として続けている
その拙い状況が
温暖化を止まらないよう
今尚仕向けている
交流と直流との違い
を総ての当事者が
まったく理解していなかった
ということが
効果のない節電や
再生可能エネルギーへの
根拠のない環境投資
を積みあげさせ
その行為が
生み出す筈の有効需要の創出
を喪失へと反転させることとなり
止まらない温暖化で
温室効果ガスの濃度上昇を加速し
達成できないインフレ目標を追いかけて
景気の低迷を長期化させた上
環境投資を無駄にする行為
で富を失う経過を延々とつづけていながら
事実関係の確認を
殊更に怠っている
その行為が経済成を抑圧して
長期化させる
という負の展開を
徒に続けさせるよう
秘密主義を利用してきた
一群の勢力が
失われた三十年を
裏で世に定着させていた
ということになる
単純なハナシであった
思考力の劣化と
それが生む批判精神の喪失
という複合的な状況が
日本国民をいま
大いに苦しめている
のみならず
政界中の知識人すべて
をして気候変動の成分
を構成する要因のひとつ
であり続けているよう
囲い込みを強化しながら
結果としてパリ協定を成立させて
国連の環境部会に
いかにも仕事をした積もり
にさせている
環境異変の問題を解決するには
火力発電の即時停止と
移動体のEV化を前提とする
常時充放電する二次電源系
の確立を急ぐ仕組みづくり
に邁進する以外に有効な方法は
既にない