goo blog サービス終了のお知らせ 

こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

負 の 起 源

2025-06-21 06:37:55 | Weblog
核の平和利用など

ありえない

核分裂反応は

大量殺戮を

一瞬で

成し遂げるためのもの

平和利用するための核

など

認識の誤謬


原発など

無用の長物

発電に必要なのは

変化し続ける

磁場の維持

それだけでよい


この状態は

励磁現象

を意味する

磁場変化が保たれている

特定の領域に

コイルの配置に工夫をこらす

たったそれだけのことで

誘導法則は

起電力を引き出せる

ことを伝えていた


磁場を変化させておくための

方便

として

水を熱して蒸気をつくり

できた蒸気に圧力を加え

発電タービンに

高速で吹き付ける

という方法が

こうして

世界中に電気を届けている


産業革命を経て

蒸気の使い方に

新たな道がある

ことを文明に気づかせた

のが蒸気機関


これを動力源とした蒸気発電

に合理性を与え

世界中に交流電源を広めてきた


ところが

そこに

別の問題の種

が潜んでいた

水を熱して蒸気にしたことで

気化したガスが

熱を吸い取って

大気圏へとそのまま運び上げ

やがて雨を降らせる雲とした

火力発電所による蒸気

の大量生産という行為は

降水量の増加となって

地表に水害となって反映される


ジェットエンジンがそうであるように

空気に高圧をかけて

タービンを高速回転させ

強い力で吹き付ける

ことが持続的にできるようになった


この動力を利用しているのが

蒸気発電なのである

だが

蒸気はCO2と同様に

外部から圧力を受けると

熱を貯め込むガスとなる

これが温室効果というものだ

そこに発電装置と

ジェットエンジンとの

違いがある


空気に高圧をかけても

蒸気のように熱を生まない


自転車のタイヤを

空気入れで高圧にしていっても

そこに熱は生じない

蒸気に圧力をかけると

火にかけたやかん

の蓋が上下する違い

はそこにある

この蒸気圧を発電に利用しようとして

より高圧状態にしなければ

発電機を動かす動力

として利用することはできない


水蒸気に高圧をかけつづけていると

強い動力を引き出せる

蒸気が圧縮熱を身に宿すと

高温の温室効果ガスになる

原発と雖も

やっていることは火力と同じ

蒸気発電なのである


100℃で飽和する水を

地下資源を燃やして温め

できた蒸気に高圧をかけ

思い発電機を回しているのが

蒸気発電というものの正体


原発で発電するための理由

は核分裂反応が生む

崩壊熱を利用できたからだった

不必要なほど高い

核分裂反応の崩壊熱など

はじめから有害であり

ただ単に邪魔なだけ


高すぎる熱などの

使い道は未だにないのだ


水を温めるための地下資源は

炭化水素で条件は共通だ

炭素Cと水素Hが

結びついた化合物

この炭化水素を燃やすと

空気中の酸素が

反応に加わって

炭素はCO2をひとつつくったとき

水素は同時にふたつのH2Oへと変化する

炭化水素の代表は

メタンCH4

水素が四つもついている


燃焼工程を通じて

二種類の酸素化合物がつくられる

燃焼とは

即ち

酸化反応のことなのだ


地球が温暖化したのは

地下資源を燃やしてつくった蒸気に

高圧をかけて

300℃付近の熱を

そのまま

大気圏へと

吐き出していたからだった


蒸気を水へと戻す復水装置

を付け加えておけば

気候変動など

起きることはなかった


原発は海水で

熱い蒸気を冷やし

液体の水へと戻している

閉鎖系の電源だ

非接触での熱交換は

絶対条件だったのだ


海水の平均温度は

こうして少しずつ高められ

かつて26℃台だった温度は

このところ急速に高まって

今では日本周辺の海域で

平均で30℃台

にまで高められている


大気中に吐き出されている

廃熱のうち

CO2の質量が

空気より重かった

という理由で

海面へと降下していた

原発の熱交換は

水中で行われている


海水温の上昇は

原発の廃熱を吸収した水中からと

高温となったままの状態で

海面へと降下してきたCO2

による熱の挟み撃ちによって

海水温を効率的に高めている


この問題を解決するには

蒸気以外の動力に置き換えるか

マグネットトルクを解除してやれば

発電機が受けている回転抵抗

を消すことは

島嶼からできていただろう


その場合

電力コストは

ゼロになっていた

地下資源を輸入しなくなっていたからだ


高い温度領域にある熱水蒸気を

世界中で一斉に吐き出している現在

その行為こそが

気候変動を連れてきた

錯誤の証拠となっている


空気より軽いガスでなければ

大気圏を温めていることは

できない

脱炭素運動は

事実誤認に気づかなかった

国連のミスリードと

それを真に受けた指導体制とが

地球人

すべてに刷り込んできた

文明の錯誤


これを蔓延させてきた

過去こそが

気候危機を招き寄せた

負の起源
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能 本 主 義

2025-06-08 11:19:40 | Weblog
文明が辿る未来について

記しておくこう

ここに書き留めておいたことがら

のすべては

半年後には

消えている


抹消する手間が省ける

だから

ありがたい


終端が決まっている掲示

はいずれ消え去る

これをメッセージとして

解読すると

転機がきたということ



予兆

としての

近未来

に最早猶予はない

感性は天慮の受け皿


自然界は情報の宝庫

秘めたメッセージが

唐突に浮き上がる

手になにも持たず

ゆっくりと

歩く


空の色

山の風情

雑踏でさえ

役に立つ

いろいろなものを瞥見しながら

座標の移ろいを眺める

そんな時間が

有益なのだ

解放状態になっていると

そこに

卒然として

閃きが訪れる

意識を手放すと

受信機会は高まる

単純作業の方が

閃きやすい




とは即ちエネルギー

使い方は

放射能にあきらか

三十年以上

未来電源を開発してきた

その成果

として

電力を現地生産する方法を

見出した

地下資源の代わりになるのは

身近にある大気圧

文明の現状は

蒸気を圧縮する火力発電所が

気候変動の原因になっていた

交流電源に統一したことで

地下資源を手放せなくなった

交流電流をなりたたせているのは

周波数

日本では50ヘルツと60ヘルツの

二系統

この数値を安定させておくには

絶えざる燃焼と

それによる蒸気の高圧化

の二点が不可欠の条件


これまで再エネを

大量に導入していながら

CO2はまったく減っていなかった

それが唯一の反証


周波数は

磁石の極性を切り替えている

その頻度のこと


燃料の消費量を減らすと

蒸気圧が下がるため

発電装置の回転数が

不安定化する


周波数変動を検知したら

一分以内に

ブレーカーが落ちる

遮断された電流を

復帰させる準備が

長引けば

長期停電を強いられる

数年前 北海道で

五日間のブラックアウト

が発生した記録が残る


どのような電源を導入したとしても

周波数が乱れたら

その電力効果は消え失せる

火力発電所の燃焼炉で

蒸気圧が下がったら

使い物にならない電気を

大量生産

しつづける


地下資源の大量消費



CO2が減らなかった

という粗末な経過は

交流送電を選んだ時

遡る


脱炭素運動が無効だったのは

地下資源の燃焼を避けられず

減らすことができなかったから

背後の理由を

電力会社が

未だに隠し続けているからだ


燃料消費を減らせなかったのは

電力会社が陥った

秘密主義を

指導体制が

容認していたからなのだ



これからは

大気圧を利用した

起電力を引き出す時代が

いつか

かならず

地表へと

やってくる


発電するために

地下資源を燃やし続けていては

ならない

電気は本来

只で利用できていたのだ


その方法を

知らなかっただけなのだ

分かってしまえば当たり前

ということが

きっと誰にも分かるはず


この方法を拡げていけば

国民による恒産

が生んだ国家の富は

時の経過と共に

年々歳々

高く国内に積み上がる

日本人だけが

真っ先に

世界一豊かになるための

手本を示すことが

とりわけ重要


日本だけで

この装置の使用権を占有するのだ


これが恒久平和

の実現と繁栄を

世界に示す

ロールモデル


平和を目指せば

それだけで

繁栄がやってくる


現状を振り返ると

臆病者共が

眼を血走らせて

軍拡競争に励んでいる

戦争の産物は

破壊


富を失ってしまったのは

世界中が不安強迫神経症を

患って

安全保障という名の


保険を競ってかけたから


最初の蹉跌となったのが

第一次世界大戦だった

文明は近代史から

なにも学んでいなかった

現状の不具合は

強国の威圧に接した

指導体制



認識の錯誤を真に受けて

軍備の増強に奔ったからだ


未来電源となるべき

優れた装置を

核保有国に供与してはならない

としたのはそういうことだ

力で統治したがっている国家に

手渡すものは一切ない


戦争が生むのは

破壊による貧困なのだ


売りものにしない電源に

関税を課すことは

できない

むしろ

輸出関税を課す

側に立つのが日本

という国

でなければならない

これこそが

安全を

国民に保障する

ということ


日本を攻撃しようとした勢力に

この電力供給装置を

与えてはならない

プライオリティ

を入れ替えるのは

可能

平和状態は

実現できる

これが日本を

もっとも安全な国にする


地下資源を放擲すると

豊かな暮らしと

安全が手に入る

平和で麗しい環境が

同時に

この惑星に復帰する

現状の不具合は

世界中が

地下資源に囚われてきた

その結果


天然ガスを燃やさなければ

水素が燃えることはない

燃焼は酸素がなければおきない

水素と酸素が水をつくる

熱い窯の中では

水は蒸気というガスになる

それが大気圏を昇って

上空に達し冷えたとき

凝結して液化する

それが




自然災害が多発するようになったのは

天然ガスの主成分

メタンCH4には

水素原子が四つある

空気中の酸素

が水素とつながったとき

液体のH2Oをつくりだす


日本が見出した

新電源の登場は

環境負荷をすぐに消す


「気候変動」は


この装置によって

地下資源の価値を引き下げ

自然消滅する定め


この電源が持つ潜在能力

の高さを知れば

文明は資本主義から

能本主義へとシフトする

エネルギー本位制というものだ

国際経済がエネルギーを

価値の基準とする

ときがやってくる


脱炭素運動の無意味さが

唐突に露出する

ステージが

すぐそこに控える

ここまでくれば

どんなバカでも目が覚める


日本はパラダイムシフトを

制御する立場に立ち

その状態を

永遠に堅持する

この権利を留保し

技術情報を

与えない


この方針に

賛同することができるなら

電源の使用権くらいは

供与してもよい

ただし

日本限定で

だが


信頼関係の鼎立を

なによりも重視する

三本目の足として

開発者が関わる

という仕組みが大前提だ


電気は自宅でつくるもの

平和は日本がつくるもの

この趣旨が

日乃本の民に

ただしく伝わったとき

プログラムをすすめる

ための準備がはれて整う

それまでは

誰にも教えない


人類にとって

これは最終

かつ

最後のチャンス

となることが

決まっていた

リークされていたのは

天意
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好 機 到 来

2025-05-15 04:20:11 | Weblog
貧すれば貪す

貪すれば貧す

貧すれば窮し

窮すれば即ち通ず

言い均されてきたことだ


行くところまで達っしてしまえば

道は

自ずと開ける


再エネに縋ったために

成果のない経過を強いられ

温室効果ガスの排出量は

増え続けた

脱炭素は

こうした不毛な経過の産物


脱炭素に励んでいた過去は

CO2の排出量を

減らしていなかった

まったく


そこでセロ%にする

と国連までが

そう決めた


電気の交流と直流を

未だに混同していることから

真相を知らないまま

権威主義者らの妄言に

ひとしく靡いている

これが地球人


再エネが生み出した電気を

捨ててしまわなければならないほど

一方的に増やしておきながら

肝心かなめのCO2は

減らずに増えた


この事実にさえ

知識人たちは気づかない


交流送電の意味を

理解していないということが

たったひとつのその理由


交流と直流

二つの異なった電流の違いを

理解も

弁別も

していなかった

できなかったのだ


不毛な経過を閲していながら

再エネを増やせば

CO2は減る



安直に思い込んでいる


交流発電機は

止まっていることができない

発生させた交流電流も

同じ理由で

一瞬たりとも

止まれないのだ


止まった交流は

電流ではない

周波数が消えてしまったら

もはや交流とはいえない

止まった電流は

静電気にしかなれない

電流となってはじめて

役に立つ


交流送電では

電圧が高ければ

電流は小さくなる

電圧と電流は

併せてひとつの電力だ

一方が高いとき

他方は低くなっている

全体はエネルギーとして

かわらない

これが交流電流の特徴


再エネを増やしたところで

地下資源を燃やし続けている以上

炭素の消費は減らせない

周波数を維持できなければ

交流電流とは呼べない

再エネが生んだ電流を

捨てるほど余らせた

地下資源の輸入量に変化はなかった

そこで脱炭素運動にシフトした


これは電力会社が

承知の上で

敢えてやっていることだ

脱炭素が失敗に終わるのは

電力会社が沈黙を続けている

以上必然だった

夙に判明していたことだった


再エネ付加金を電力会社に

徴収させておきながら

地下資源の輸入量が減った

とするデータを

電力会社に公開させていなかった

再エネと脱炭素との間には

相関性など

いっさい

ない


削減値を明らかにした

エビデンス

を誰みたことがない

この事実は否定できまい

国民と国会も黙認してきた

指導体制が知らなかった

ということにしておけば

不始末の責任を

回避できるからだ


民主主義の欠陥は

ここにある


だが

監督官庁の官僚に

適用することは

できまい

知らなかったとは言わせない


脱炭素運動は行き詰まり

打つ手なく

途方に暮れて

佇立して終わるのみ


産業革命以来の蒸気発電

という旧弊で

牢固たるその手法が

大気圏を温めつづけて

次第に暑くしていった

熱源となっていたのは

圧縮されて熱くなった

空気より軽い水蒸気


重い発電タービンを高速で動かすには

蒸気に高い圧力を掛けなければならない

蒸気は圧縮されると熱をもつ

CO2も同じ種類のガスだった

蒸気発電という旧来の方法が

熱水蒸気とCO2という

二種類の高い温度の温室効果ガスを

混合状態で同時生成し

大気圏内で熱を高めた


300度に達するほどの

高温の蒸気が

大気圏を昇っていった

その一方で

空気より重いCO2は

下へ向かって降下した


電源は沿岸部に設置されている

このため重いCO2は

海洋に降下して

海水の表面温度を高めた

かつて26℃以下だった海の温度は

日本列島全域で 今日

30℃にまで高くなっている


この熱が上昇気流となることで

低気圧を上空へと押し上げ

雲になっていた水蒸気

の塊へと発達させる

降水量を急増させたのは

水素と酸素の分子化合物

つまりH2Oを生み出した


地下資源の水素は

メタンの中に多くある


国連は炭素を減らそうとして

水素の多い天然ガスへと

切り替えるよう

善と信じてそう指導した

その結果降水量が俄かに増えた

日本では90年代に

河川の氾濫が多くなった

バスの乗客が屋根に登って救われた

そんな事例があったほど

集中豪雨と洪水を

世界中で生み出したのは

天然ガスであるメタン

すなわちCH4

に閉じ込められていた水素原子

メタンを燃やすと

CO2ができたとき

二倍のH2Oができるのだ


気候変動の発端は

地下資源を燃やしつけてきた

文明の過去にあった

二種類の温室効果をもつ混合ガス

を大量生産してきたことが

原因だった


未だに原因を突き止められずにいる国連が

再エネに注目して

甲斐のない無駄な投資を急がせた

こうして可処分所得を奪われた

世界中の国民が

足をそろえて貧しくなった

そこに自然災害が多発して

もっとひどい目に遭わされた


電力業界が

秘密主義に徹していた

からだった


彼らが真相を隠さずに公表していれば

気候危機を招くことにはならず

平均気温は低いままだった

判断が正しければ

可処分所得を善用することは

できていたのだ

貧困化と意識の分断も

起きなかった


極右勢力の台頭を許し

分断を急がせたことが

身勝手で頓珍漢な

T大統領を北米で再選させた


ここまで来た以上

突破口はやがて開ける

希望がもてる

根拠となるのがこの変化

地下資源を燃やさずに

電気を生み出すことは

既にできている

だが教えない

悪用を許すようでは

却ってわるい


将来登場する新電源は

地下資源以外の方法で

電気をつくる

気候変動枠組み条約

COPがはじまる前から

開発をすすめてきた技術だ

仕上げるのに時間は不要

現実認識ができるようになった頃

未来電源は舞台にでてくる


ここに記された情報は

やがて消え去る

今のあいだだけ暫し

書き留めておく

時空は無常

これこそが 

小気味よく

快適なことなのだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱 毛 猿 人

2025-03-29 16:44:35 | Weblog
原発と呼ばれている電源は

蒸気発電という方法で

電力を生み出している

水を蒸発させるときの熱は

100℃あればそれが最高の温度

それ以上の熱を作り出しても

邪魔であり

大気と海水

の温度を高めることにしか

ならない

という点で

足枷にしかなっていなかった


蒸気は

最大量の温室効果ガス

なのだ


原発は閉鎖系であることから

核反応でできた過剰な熱は

海水で冷やすことで

熱交換を強制される


高温となった蒸気は

海水で冷やされ

冷えていた海は

過剰に高められた蒸気の熱で

地表を無意味に温めた


海面温度の上昇は

蒸気発電が生んだ

必然的な最終結果


原発は閉鎖系だが

火力発電は解放系だ

余った熱は大気圏へと

そのまま捨て去ってしまえばよい


火力発電では熱い水蒸気の他に

CO2も生み出す

蒸気は空気より軽いガス

重力を振り切って

空高く一途に昇る

やがて纏まって雲となり

雨となったものは

地表へと降下する

このプロセスは

何度も繰り返す

水害とは

再生が可能な異変

雲の層が重なって

厚みを増したら

降水量は増える

集中豪雨のメカニズムは

こうなっている


人工的に作られた高温の熱水蒸気が

水害の原因のひとつだった

火力発電所が世界中に建設されて

経済は活性化し

文明は豊かになった

収入は増えたが

廃熱も同時に増えた

これが何年も積み重なって

大気圏内の気温上昇が

はじまって

被害がではじめた

降水量も増えた


天然ガスを

大量に

燃やしたからだった

このガスは炭化水素と呼ばれている

炭素一つに水素が四つ

ついている

CH4はメタンだ

一つの炭素は燃焼で酸素二つを得て

CO2へと変成する

四つの水素は

燃焼プロセスで酸素を取り込み

H2Oを二つ作り出す

ガスを燃やしたとき

CO2がひとつできたとき

二倍の水

つまりH2Oが二つ

同時生成していた

どちらのガスも

温室効果という性質をもち

共通の要素となって

地表を温めた

違っていたのは

分布の比率


CO2の割合は400ppm

これはよく知られている事実

この値は百万分の四百を意味する

ppmが百万分の一という単位

であるからだ

これを百分の一で表示すると

0,04%ということになる

実に希薄なガスとなる

温室効果など

まったく失ってしまっている

それがCO2というものだった

国連の論理展開に従うと

大気圏の平均気温をあげている

唯一の温室効果ガス

ということになっていた


そこにはもっと大量にある

水蒸気は捨象されている

水蒸気は霞や霧と同じで

空気よりも軽い

大気圏を上昇していき

やがて雲となって

まとまる

それが上層の寒気によって

冷やされて凝結する

液化したものは雨とよばれ

固化したものは雹や雪となる

だが

CO2は空気より重い

質量は150%だ

このため大気圏では

とても希薄なガスにしか

なり得ない

海水に溶けこんだり

植物の根や気孔から

取り込まれ

再利用されているのだから

排出量に比べると

信じられない程希少なガス

にしかなっていなかったのだ


温室効果ガスであっても

濃度が低ければ

温室効果を発揮することは

できない

無視しても

差し支えないほどだ


水蒸気は湿度換算で

67%強あるとされている

0, 04%のCO2とは

比べものにならない


ここに国連の錯誤がみえる

大気圏を温めているのは

CO2ではなく

火力発電所からでた

300℃程度の高温となったガス

そして

海洋上に降下したCO2

がもっていた30℃にまで

高められていた海水の熱

日本近海の水温は

いまでは30℃にまで高まった

以前は26℃付近だった


大気圏を温めていたのは

蒸気発電が生んだ熱水蒸気と

同じレベルの高温をもつCO2

そして

原発で熱交換したあとの

廃熱が生んだ

2℃程度高められた海水の

不自然な熱

の相互作用


海洋上で生じた蒸気は

低気圧と呼ばれる上昇気流

海水の温度が高まると

海面で上昇気流になる

低気圧は発達して

台風になることもある

水分を失った低気圧は

上層へと達し

そこで反転して降下する

これは高気圧と呼ばれている

乾燥した暖かい風の親だ

これが山火事を引き起こす


集中豪雨と山火事は

対流圏で

相互に変換可能な関係を維持する


洪水と山火事は

一蓮托生の間柄


地下資源を燃やして電気をつくってきた

過去と積み上げてきた時間とが

地表の熱変動を誘発し

温暖化と呼ばれる気候変動

を生み出した


温室効果ガスの特定に失敗した

国連を突き動かして

気候危機に陥れようとして

間合いを測っている状況

を悟られないよう

密かなたくらみをめぐらしていた

のがこの地球


ガスは加圧すると熱を発する

フロンやボロンは冷熱として利用され

CO2と水蒸気は

機械的に加圧することで

温熱として使われる

発電所では蒸気タービンで

電気をつくってきた


大気成分と燃焼成分となった気体に

高圧をかけて温室効果ガス

の混成軍を生み出してきた

電力会社に原因があるのは

いうまでもないことだ

ことは紛れもない事実


科学の基礎的な知識を

思い出せなくなっていた

文明の構成員は

国連を権威として振るまわせ

世界中の知識人のすべてを

健忘症に罹患させていた

重大な環境異変を生み出していながら

その事実の意味に

さえ気付くことなく

ひたすら

脱炭素運動を推し進め

それを善しとした

これが現状だ


これまでに積み上げてきた

教育投資のすべては

環境問題の解決に寄与

することができなかった


こうして

地球の平均気温は

上がり続けることとなったのだ

自然災害で人命と資産を同時に失い

有効解を探し求めて

どこまでも

脱炭素運動の貫徹に

勤しみ励んでいるほどだ

賢明なひと

を意味するホモサピエンスという呼称は

科学の基礎が成り立っていない

知識人たちを再生産した

という点で

決して賢明とはいえない

脱毛したサル

というのが適切というものだ


毛を取り去った

学んだ知識

の意味も理解していない

ただのサル

だった

といわなければならない


サピエンスを自称するのは

勝手だが

余りにも

不適切

いまとなっては

耳にするだに

恥ずかしい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右 顧 左 眄

2025-01-09 15:10:50 | Weblog
平和に優る価値はなく

真実以外に価値はない

いつわりの世に

平和は宿らぬ


国連が世にも壮大な

脱炭素というデマを広めた

CO2は重すぎて

大気圏では

上昇をゆるされない

ドライアイスはCO2そのものだ


発電所の排気塔から

吐き出された重いガス

であるCO2は

海へと落ちる

降下するしかない気体

温室効果は海水を温める


水蒸気ができ

上昇気流となる

低気圧だ


大地に落ちたCO2は

地中の水分に取り込まれ

植物を育て

酸素を賦活再生する

光合成は生命の糧


空気中の酸素濃度が21%

で安定しているのは

地表に降りたCO2の賜物

炭素は有機合成の材料となり

酸素は空気をきれいにする

その有益な二酸化炭素を

国連はゼロにする

と宣言した

脱炭素運動など

有害かつ無益

もってのほか


地表で成り立っている

健全なサイクルは

CO2による

炭酸同化作用が支えている


空気より重い

CO2が大気圏を温める

などということは

自然法則に背き

起きてはならない

勝手な想定

この程度のことすら

理解できない

これが国連による

史上最大のデマとなり

気候危機を連れてきた


再生可能エネルギーも

次のデマとなって

世界中に伝播した

ニセ情報ほど早く伝わり

未だに地下資源の輸入量が

減ったことがない

これが脱炭素運動で

地球人すべてを洗脳した

再エネの環境効果を

エビデンスとして示した

事実を知らない


効果が少しあれば

国連が繰り返し脱炭素

に拘る理由はない

未だに

世界中がこぞって

再生可能エネルギーに

儚い期待を寄せている

環境投資で

資本集約できなかったのは

投資に不適というしるし


電力を供給するインフラは

おしなべて交流電流による

高圧長距離送電

という方法で統一されている

交流電流を成り立たせているのは

周波数と呼ばれている磁場の変化


50Hzの交流電流は

磁石のNとSとを

一秒ごとに

正しく50回切り替える

ことでのみ得られる

一分間では3000回転となり

60Hzなら3600回転となる

この回転数がひとつでも乱れると

周波数変動が電流に生じ

交流電流は安定を失って

使い物にならなくなる

品位の劣った不安定な交流は

売り物にならない


発生した周期異常は

全体の品位を一瞬で

無効にする

全体が

たちまち劣化してしまうのだ


発電所は燃焼炉の火を

減らすことが

本質的に

まったく できない


この事実を知らないで

直流電源である再生可能エネルギーを

増やす行為を

国連が推し進めてきた

当然ながら

その成果はゼロだった

増えたのは損失と熱水蒸気

だけ


交流送電でなりたっているインフラは

どのような外部電源を導入しても

地下資源の燃焼量を

減らす効果を発揮

することはない


この事実を知らない国連は

直流電源を増やせば

交流電源の負担が減る

と根拠を確かめずに

判断を誤った

交流と直流の違いを

弁別する能力が

そもそもなかった


どちらの失態も

原因は電力業界が黙っていた

というその行為にあった

国連が陥った誤謬に満ちた認識を

総ての電力会社が

沈黙で応じている

この事実は

もはや否定し難い


平均気温の上昇は

電力業界が

意図的に行った

ながい ながい

沈黙の所為だった


国連が判断を誤ったのは

理系の知識をもっていなかった

ことに加えて

リサーチもしていなかった

からだった

自業自得と言わざるをえない


資源消費国の指導体制は

おしなべて国連が下した

誤った判断を

真に受けて

無批判に受け容れた

その点にあった


甲斐のない努力であった

再生可能エネルギーに投下した

富の総ては

こうして無駄となって消え

結果として

貧困の拡大

という不毛な結果が残された


再生電源に投資した国家の総ては

国富の多くを

無駄な投資につぎ込んだ

国内にあった流動性循環は

こうした経過で厚みを失い

経済は低迷したまま

国民の暮らしを圧迫し

表に出ない劣化となった


主要各国の政府与党は

国民の信認を失い

代わりに右派勢力

の台頭を許した

難民救済という課題で

予算配分に不満を募らせた


脱炭素という不毛な運動

をたきつけたのは

高学歴の

頭脳明晰な似非知識人

知識を学んでいながら

その意味を理解しなかった

アボガドロ数は

中学二年 義務教育の八年目

で扱うことになっている

既に学んでいたことを

記憶から読み出すことが

ついにできなかった


知識の量的拡大を志向した

教育の高度化

が環境問題を複雑にした


化学の日は10月23日

これは

6,02×10の23乗に由来する

アボガドロに対する

オマージュだ


この事実を

問題の本質が露見したあとで

世界中の似非知識人たちは

一体

どう説明しようとするのだろうか



現生人類を

ホモサピエンスと形容するのは

不適切

賢いとは到底言えない

これから先が思いやられる

優れた電源を大量に投入しても

燃焼炉の火は落とせない

蒸気圧を高めつづけていなければ

発電機の回転数は

磁気抵抗で

回転量を維持できない

電源をブレーキにしている

電気自動車の回生装置が

制動を可能にしているのと

同じこと


再生可能エネルギーでは

地下資源の燃焼を減らすことは

一切できない


問題の本質は

この事実を

電力業界がこぞって

黙っているということ

たった一言告げるだけのことが

どうしてできていなかったのか

そこに業界が陥った

秘密主義の闇が隠れていた


過ちを指摘しないで

ひたすら黙っていた

その行為は

国連のみならず

世界中に貧困をもたらした

最大の原因となった


この背景を知らない国連は

脱炭素運動を急げば

大気圏の温室効果ガスが減る

と根拠のない判断で

対応した経緯を

いつかどこかで

説明しなければならない


成果を確認できないまま

CO2の排出量を

ゼロにする

という目標を定めたことが

国連の進路を反転させた


温室効果ガスそれぞれのもつ質量

の差を確認しないで

大気圏を温めているのは

CO2以外にない

と定めた国連の罪



モル質量の意味を知っていながら

右顧左眄しつづけた

教育者たちの行為も同罪だ

不始末を生み出した

過去の事実は

決して消せない


連関する一連の経過が

国連に脱炭素運動を

根拠なく決断させた

これが甲斐のない

努力に終わることを

国連は未だ

知らない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

惑 星 沈 没

2024-09-06 13:10:23 | Weblog
CO2を大気圏から

すべて

排除する

と宣言した文明



代表する立場となった

国連と

それを取り巻く環境保護団体



CO2排出量

をゼロにする

と宣言し

とりわけ熱心に

脱炭素運動に

取り組むようになった

だが

効果はいつもなかった


これまでの環境対策は

炭素含有量の多い石炭

から

炭素含有量の少ない

天然ガスに

切り替える

という程度の対策に終始した


エネルギー資源の変更を

急ぐよう

それでも国連は

世界を駆り立てただけだった


できるところから

切り替えを急いだものの

そうししていたあいだに

地球がもっていた水の総量は

その頃から

少しずつ増えていった

海面水位の上昇は

既に

世界各地で屡々報告

されるようになっていた


地下資源の選択

と切り替え



先行していた地域では

集中豪雨が却って増えた

洪水の被害は

いまや未曽有の規模の被害

を西ヨーロッパから

中央ヨーロッパへと達していた


何故かというと

天然ガスを燃やしたことこそが

地球の三つ水の絶対量を

高めた原因となっていたからだ

天然ガスには

水を作るための水素原子

が多く含まれている

だから

降水量が劇的に増えたのだ


気象庁などでは

過去に経験したことの

ない大雨

と表現していたほどの

異常な降水であるとして

早くから度々警告していた


天然ガスには

水素

が大量に含まれている

炭素一つに水素が四つ

メタンを燃やすと

水がCO2の二倍となって

強制的に作られる

自然界になかった多量の水

は地下資源を燃やした

炉の中で酸素と結びつき

熱を持った水蒸気

H2Oのガスとなって

絶え間なく

大気圏内へと

放出されていた


このようにして

火力発電所の燃焼炉から

人工的に合成された大量の水

が四六時中

大気圏内

へと四六時中

放出されていた


水が液体だとは限らない

環境温度の違いによって

氷であったり

ガスであったりする

常にかたちが変化する

というのが水のもつ性質


気体の水は

水蒸気と呼ばれている

霧や霞を経て

雲という塊となって

空を浮遊しているのが

ガスとなった水

の正体


水蒸気は上昇して

雲になり

寒気にふれて液化する

そこで重くなり

降ってくる雨となる


温度が下がった高層域では

雹になることもある

雲の層が厚ければ

降水密度はより高まる

集中豪雨は

この状態にある雲が生む


天然ガスの主成分は

炭化水素と呼ばれる化合物

代表は

メタンCH4


メタンガスは極めて軽い

この性質が

メタンガスを成層圏へと

急上昇させている

メタンが余りにも

軽かったからである

大気圏の密度が

pp(十億分の一)と

余りにも低かった

地表の温室効果には

関われないほど軽かった

成層圏の最下層

地上25km付近の

宇宙との境界域近くに

メタンは集まっている


空気より重いガスである

CO2は

空気圏を上昇できない

熱を与えることができるのは

ガスが舞い降りる地表面

海の温度は

こうした理由で

緩慢に高められていた

今では日本近海で

30℃にまで達している

同時に海を酸性化してもいた


大気圏内に吐き出されたCO2は

地表のどこかに降下する

そこが海なら炭酸塩を経て

石灰化してサンゴの骨格を形成し

沈殿したものは時間をかけて

隆起して石灰岩となる


炭酸カルシウムは

貝殻の素材となり

甲殻類の外皮となる


地表に落ちたCO2は

水和して地中へとしみ込む

光合成で根が吸い上げたCO2は

新鮮な酸素を空気へと与え

炭素は有機質の素材となる

有機物にとって

炭素は必須の中核原素

炭酸同化作用は

植物の生育に不可欠な過程


有害だとされているCO2は

有機反応に欠かせない

分子化合物

空気に比べ

50%も重いCO2は

大気圏どころか

空気圏でさえ

滞留することができない

この程度の知識は

分子質量を計算すれば

だれにでも簡単に分かったことだ

アボガドロについては

中学で公平に学んでいる

大気圏の温暖化とは

CO2は無関係

温室効果ガスでありながら

気温の上昇に関われない

これがCO2の性質だ


温室効果ガスは

CO2より水蒸気

の方が遥かに多く密度が高い


国連が進めている脱炭素運動は

したがって

まったくのムダ



世界中でやっている

環境投資は悉く

無駄中の無駄

となって終わるのみ

資本主義体制の下では

貧困化を引き起こし

分断の原因となって

拡散する

という点で有害だ


錯誤した判断が生んだ

損失の壮大な高い山脈は

世界中を

気候変動枠組み条約

を起点として

30年に亘って

世界から富を奪いつづけ

貧困を強いる結果をもたらした

その原因となったものこそ

国連の錯誤とミスリード


温暖化防止対策に乗り出した国のすべて

がこうして巨額の国富を無駄にした

国連に従った国家の

多くがその反動で

多くの保有資産

つまり 富を喪う経過を強いられた


国民の多くがそこに

不毛な光明を見出していたため

極右勢力へと傾き

彼らの台頭を支援した

民主主義の広域的な一斉劣化は

こうしてはじまったものなのだ

増えたのは貧しさだけでなく

地球がもっていた水

の絶対量

これが洪水の被害を

年々歳々募らせる


洪水の急激な増加

という変化は

天然ガスに取り込まれていた

大量の水素が酸化されたことで

つくりだした副産物

自然界にもともとなかった

合成された

不自然な人造の水


洪水は季節を問わず

地球全域のどこかしらで

その被害を国民に遍く圧しつける


空気より軽い水蒸気は

上昇気流となって

水を垂直移動させ

地表から熱をうばって

そこを冷やすのだが

持ち去った熱は雲となり

空気圏を温室効果で温める

熱が

そこに保存されているからだ


上昇気流は低気圧と呼ばれ

発達すると

太平洋上で台風になる

大西洋ではハリケーンと呼ばれ

インド洋ではサイクロンとなる

一万六千メートル付近で折り返し

下降気流となったものは

水分を手放して

熱く乾いた空気を

地表へと圧しつける

下降気流となって

熱の循環を維持する対流となる

つまり高気圧になるのだ

渦の回転方向は反転し

時計回りの渦となる


大気圏は

低気圧と高気圧が

入れ替わるところ

対流となるための反応場

発達した低気圧である

台風は左回転の渦となり

降下してきた高気圧

は逆回転の渦となる

この乾燥した空気の高気圧が

山火事の原因となっている


洪水が増えると

少し遅れて山火事の被害が増える

対流圏では

こんなサイクルで

熱の移動と

交換を行っている


温暖化現象は

この対流圏低層域の

空気圏でおきている


空気より重いCO2は

この熱交換に関わりたくても

関われない

こんなことさえ

国連は理解できないようなのだ


脱炭素運動こそ

諸悪の根源

思考力を失うと

判断能力も損なわれる

己の錯誤にさえ

気付けない


困ったものだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自 業 自 得 ⑥

2024-07-08 13:21:15 | Weblog
交流電源となっているもののすべては

何らかの方法で

磁場と磁界を変化させ

電流を導くための

動力装置


磁石を回転させる機構がなければ

交流電流を生み出すことは

つまり できない


交流発電機は

一瞬たりとも

止まっていることが

できない

常時安定した状態で

磁界を運動させておかなければ

周波数を生み出すことは固より

安定させておくことすら

できないという発電機


再生可能エネルギーでは

周波数を維持していること自体

が不可能だ



再生電源には代替能力

そのものがないのだ


再生可能エネルギーが

地下資源の燃焼量を減らした

とするデータ

が確認されたことは

一度もがない


要するに止まることが

まったくできない

これが交流電流の宿命だ


どんなに優れた外部電源だった

したとしても

恒常性を維持できずに

止まってしまったら

周波数を保っていることは

不可能


これまでのところ

地下資源を燃やしてきた行為を

減らしたり

無くしたりしたということは

一切ない

そんなことは

不可能だったからである


国連と世界中の知識人たちは

この事実を

まったく知らない


自然エネルギーをどれほど増やしても

火力発電所で燃やしている

化石系燃料の消費量は

要するに

ちっとも減ってはいないのだ

このために国連が

脱炭素運動へと奔ったのだった

効果がセロだったからである



原油石炭を燃やさなければ

気候変動はやがて落ち着く

こう考えた知性なき知識人たち一同は

すべて

交流電流の意味を

例外なく一人も理解していな

ということになる

そこで彼らをここでは

似非知識人と呼ぶことにした


電力会社が秘密主義に徹しているのは

多くの事情がそうさせた故のこと


太陽電池を増やしたその分だけ

地下資源の輸入量が減った

という事実を彼らは

一度も確認していなかったのだ


交流と直流の違いを

誰もが知らずにいる


気候変動だったものを

気候危機にしたのは

これらの似非知識人

たちがこぞったこと

多数決という方法が

勝手に犯した必然の罪


国連自体が交流電流について

その意味を知らずにいて

高いところから

大声で脱炭素と叫んでいた

実に滑稽なことである


温暖化がひたすら悪化していったのは

CO2が空気より重い

という事実を思い出せなくなっていた

からだ

無知ほど怖いものはない


50ヘルツの交流周波数は

一対の磁石が

一秒間に50回

毎分三千回

休むことなく

磁場を切り替えることが

正確にできているからだ

NとSからなる磁石の異なった極を

高速で切り替えている

という条件を満たしていなければ

周波数は生み出せない


磁極が一対である場合

発電装置の回転数は

毎分三千回転している

50ヘルツの交流周波数が

1ヘルツでも乱れたら

電力としての価値は

たちまち消える


交流電流が

一瞬たりとも

止まっていられない電流

となったのは

周波数の安定化が

必須条件

となっていたから


乱れた周波数は

交流電流の品位を

引き下げる

より正しくは

使い物にならなくする


サーキットブレーカは

電流電圧が

不安定化したとき

一分以内に接続を

切る

ブレーカを組み込んでおかなければ

電気製品は所与の能力を

発揮することが

そもそもできない


発電機を作るのは簡単

周波数と電圧を同時に

安定化させておくのが難しい


発電装置を作ることができても

電力を輸送するためには

高圧化しておかなければならない


風力発電が役立っていなかった

のは

この事情があったから

電力会社がバックアップしない限り

ウインドファームは

電気エネルギーを供給する

ことが一切できない

これも

公然の秘密


回転機の運動を

円滑にしておくには

発電タービンに

高圧の蒸気を

恒久的に

吹き付けておくことが

できていなければならない


蒸気の粘性が

風に勝って強かった

高温になった水蒸気が

熱を大気圏上層へと

運び上げる

ことができていたからだ


蒸気は熱

を吸収して

上空へと移動させる

熱を奪われた地表は冷え

上空では熱を却って抱え込む

そこに寒気が下りてきたとき

蒸気は凝結して

雨滴となって地表へと落ちる

度を越した洪水が起るのは

近年通例の変化となった


CO2は

ドライアイスが気化したもの

空気より重いことから

 地表へとゆるやかに降下する

空気より重いガスは

大気圏を上昇する能力をもたない

冷媒のフロンガスは

CO2より遥かに重い

このため

オゾン層に地表から到達する

などという理解は

あり得ない


地球が温暖化するようになったのは

蒸気発電に特化してきた

電力業界が

善と信じてやったこと

業界が沈黙するようになった

のはこのためだ


脱炭素運動を唱導している

国連は

己の無知を

三十年以上もまえから

世界中に曝け出して憚らず

尚昂然とした態度で

世界中の指導体制に

脱炭素を強いている

大気圏内の濃度は

たったの0,04%(400ppm)

に過ぎない

コンマ以下のCO2を

もっと減らして

完全なセロにする

ということが彼らの目標


国連に代表される似非知識人たち

の科学の基礎

はこの程度のレベル


己が侵した罪の重さ

を知らずにいるのが

所謂多数勢力

招いた危機を

ひとごと

として非難するばかり

自己批判することなど

以ての外


これが教育を高度化してきた

文明が得た代償

教育投資の失敗が祟り

経済成長力を喪って

貧富の差を

拡大させておきながら

反省するどころか

逆に批判している


太陽電池に投じられてきた莫大な資本は

無駄を積み上げることにしか

なっていなかった

有効需要の創出が成り立っていなかった

のは

知識の量に固執して

質の確認を怠っていたからだ

風力発電もまったく同じ


いまでは火力発電の殆ど



原子力発電のすべて

が蒸気発電という方式

で統一されている

危機はますます深刻となり

不毛な道を辿りつづけて

おかしいとも思わない

レミングの群れ

液体の水は100℃で飽和する

気化した蒸気を集めて圧力源となし

より高圧化していく過程で

加温することになっている

水蒸気とCO2は

圧縮過程で温熱を発するからだ


蒸気タービンを回転させるには

圧縮工程が欠かせない

高圧化した蒸気には圧縮熱が貯まり

それが大気圏へと放出される

気候変動が悪化したのは

まさしく道理


蒸気機関車が永い列車を

牽引できていたのは

蒸気圧を高くしていたからだった

ピストンを動かすための高圧蒸気は

石炭が生み出したもの

ピストンの直線運動を

動輪の回転へと

伝えることが

蒸気機関車のしごと


蒸気発電の場合

蒸気にかかる圧力が高まると

圧縮熱がそこに加わる

ガスの種類によって

気体の温度は高くなる

エアコンのガスは閉鎖空間を冷やすが

水蒸気は温室効果を解放空間で高める

蒸気発電では300℃

に迫るほどの高温となる


電圧を交流発電機に与えているのは

磁場中のコイルの抵抗


交流電流を長距離輸送するためには

トランスで高圧化しなければならない

電圧が高くなっているとき

電流値は低くなっている

電力は電流と電圧の積のこと

高圧化すると

電流値は小さくなる


電流が小さければ

送電で生じる電気抵抗は

応分に低下する

つまり電流損失が減る

ということだ

変電設備というものは

そのための仕掛け

電圧を引き下げると

電流値は高くなる

そこで生じる損失は

変圧装置で再生している

損失となった以上の

電流を生み出せる

この事実も内緒なのだ

電流を増幅するには

低圧の配電系統で確認できる

これもまた秘密となった


電信柱を繋いでいる被覆電線は

変圧を延々と繰り返しながら

どこまでも延びている

遠くへと行っても減衰しない


電流を増やすことが

問題なくできているからだ


終点がどこだかわからないほど

遠くまで

配電線は延々と

果てしなく伸びている

送電途中で電流を

補充する必要がないからだ


変圧システムの使い方次第



電流を

増幅できるからである

交流送電のメリットは

ここにある


この方法を拡大していけば

電気料金を引き下げることなど

容易にできる

電力会社はこの点について

未だに沈黙を貫いている


業界全体が

秘密主義に染まっている

のは

交流送電という方法に

知られてはならない

裏の事情があるからだ


交流電流は

止まっていることが

そもそも

できない

この事実は

再生可能エネルギーを増やしても

地下資源の燃焼を

減らすことが

まったく

できないという

意味になっていた


国民が節電するために

暑い夏を我慢し

寒い冬に耐えていながらも

まったく意味がなかった

ということである


高圧送電では

磁場変化を与えるための励磁電流



共有磁場から低圧の消費電流を

誘導するという方式で統一されている

励磁電流は常に接地点へと繋がっていて

誘導電流は消費者が

電気製品のスイッチを入れる度に

そこで生じた負荷が

所定の電流を電気製品の回路へと

誘導された起電力となる仕組み

励磁電流が流れていなければ

消費電流を誘導することはできない

このため電力需要が大きく減った深夜

の電気料金は

予てから大きく引き下げられていた



秘密主義を圧し通してきた業界の姿勢が

カミングアウトしたくても

もはや

不可能という事態にまでなってしまった


これからが業界の正念場
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゾ ン ビ 化

2024-03-17 06:24:56 | Weblog
民主主義という制度が

このところ

急速に

劣化

する一方

のまま

となっている


多数勢力がもっていた

健全な思考力

を成り立たせていた

不文律の一部が

教育のあり方が変化

したあと損なわれてしまい

いつしか

不在状態となっている


考える時間が

記憶することのため

に専ら使われてきた

その経緯によって

意味を咀嚼することが

学歴主義に反する

こととなっていたのだった

その起源となった

変化の淵源はここ


教育の高度化を善と信じた

社会構造が地表で

知らぬ間に定着し

文明社会に於いて

学歴を知てば

ひとの価値が分かる

という風潮に

ひとびとは洗脳されていた


主要な判断材料となっている

価値基準のあれこれが

思考力の不在

を意味する基準となった


知識の量で

知識の質は測れない


人を評価する判断

のベンチマークとなったのは

学歴だと信じられている

たしかに役に立っていた

時代はあったが

洗脳を自覚できない

亡者の行進がはじまって

人のもつ隠れた能力

まで

判断できる

と相互に思い込む

ようになったのだった


その方が

誰にとっても簡便で

都合がよかったからだった

偏りのない公平な基準

が当時

学歴だと思い込まれていたのだ


分かり易い価値の方が

受け容れやすく

評価の基準

として相応しかったのは

は固より

判断の根拠を担保する

能力が高い



だと信じらている


こうして知識の量的拡大

に特化した高等教育は

ものを考える時間があるなら

知識を獲得するために使え

という風潮に塗れ

世界規模で

拡散していく

という時代が訪れた


その頂点を極めたとされている

国連に属する奉職している

あまたの高等文官たちに

科学の基礎がなりたっていたのか

ということを点検すると

決してそうではなかった

それが止まらない温暖化



それによる高校変動を

永年に亘って続けてきた

不毛な過去

が連れてきた

気候危機だった


CO2が空気より重いことは

当初から

常識の範疇だった

そんなことすらも

彼らは理解していなかったのだ


大気圏内を上昇する

温室効果ガスは

水蒸気とメタン

以外に存在しない

その他のガスは重すぎて

大気圏内に留まっていることが

できない


義務教育でアボガドロ

について学んでいながら

CO2が大気圏に

熱を与えている

とそう決めつけた


CO2の個体であるドライアイス

が気化したときてできた

白煙が

上昇ではなく

下降していくその姿を

誰でも一度は見たことがあるだろう

それが空気より重いガス

であるCO2の真正のすがた


知識人を自認する誰一人として

分子質量の差

の意味を弁えていなかった

という事実は

確定済


思考力を失っていた

その証明となったのが

何時まで経っても改まらない

大気圏の気温上昇だったのであり

それが副生させている

気候変動の悪化となった


考える習慣が身にづいていたなら

このような恥ずかしい姿を

昂然と世に晒しつづけている

ことなど

およそ考えられないことだった

忸怩たる思いもない

ということさえ明白だった


己の変化に無知であり

その事実に気づけずにいるのは

熾烈な進学競争がいつしか

苛烈なもの

へと高められていった

経過が導いた負の資産

ゾンビは己がゾンビであることを

自覚することが

要するにできない


知識の量を増やすことで

差別化するための手がかり



そこに求めて佳しとした

その習慣を刷り込まれて

既に久しいのが

亡者の行進

を先導している

権威主義


学歴が高ければよい

ということにはならない

国民が選挙した選良が集まる

国会で裏金づくり

公然とが跋扈していた

現状を生んだ責任の一半は

投票した側の無知である


判断の正当性を担保

するものは

学歴ではなく

知性なのだ

思考力が知性を磨く

ための研磨剤


知識と知性は別のもの

ここを取り違えていた

ということが

民主主義の劣化

となって世界中で

いま一斉に

噴き出した


馬脚を現したのは

似非知識人

その事実は歴史にのこる


最も高い知識水準にある

階級とみられていた組織

となっていた国連が

たった0,04%(400ppm)しかない

CO2を完全なゼロにしようとして

世界中を

大急ぎで駆り立てている


この誤謬に満ちた環境対策にこそ

学歴社会の縮図が

もののみごとに

映し出されて

陳列されている

CO2の質量が

空気より重い事実を

見損なっていたからだった


この程度の理解と判断が

国連の高等文官たちには

何故か例外なく

できなくなっていた

世界中の知識階級も

また同断


科学以前の基礎的な知識

にすぎないほどの

それは基本

分子質量を扱うための指標である

アボガドロが見出していた

元素の質量を知るための定数

6,02×10の23乗

は後に化学の日を

10月23日と定めた

アボガドロの功績に対する

オマージュ


国連という組織

を成り立たせているのは

誰一人として

その事実を認識していなかった

多数勢力の愚かな一群

空気より五割も重いCO2は

重力によって

下へと降下する

ことができるのみ


大気圏を上昇してゆく

能力のないガスは

温室効果を与えられない

空気より軽いガスでなければ

大気圏内に滞留したり

上昇したりすることは

もとよりできない


つまり水蒸気以外に

温室効果を与えるガス

は存在しない

メタンの温室効果は高いが

質量は軽すぎて

大気圏を通り過ぎてしまい

地上25km付近の成層圏低層域

で滞留していることが

夙に知れ渡っている


たったこれだけの真実を

トップレベルの知識階級を自負している

彼らが見落とす筈がない

と広くそう思われていた


ところが

気候変動枠組み条約COP

が始まって29年目

となる今年なってさえ

未だに気候変動の原因物質

がCO2以外になく

大気圏への放出量を

直ちに

ゼロにしなければならない

としたパリ協定の順守

を頑なに目指しているほど

彼らは愚かだ

権威を伏し拝むその姿にこそ

世界の真相が反映されていた


これは

問題認識能力がない

と宣言しているようなもの


大気圏内のCO2濃度は

概算で400ppm

を超えている

ppmをパーセントに変換すると

それは

たったの0,04%

に過ぎない

既にコンマ以下の値となった

大気中のCO2濃度を

完全に0%にしなければならない

と息巻いているのが

国連とそれを取り巻く

権威主義者たちのいる

ゾンビ空間の構成要素


これだけで

民主主義を成り立たせている

知識階級が劣化していたことは

既に明らか


知性の劣化が起きていなければ

相次ぐ戦争やそれによる

意識の分断

そしてなにより

富の性急な偏った分配が

経済に強いバイアスをかけていながら

気候変動を加速させている


判断力が健全であったなら

貧困の蔓延

という世界規模の負の遺産

など

決して生じてはいなかった


知識階級の劣化が

地表で生じさせてきた不具合

の数々に

国連が火を点けたことで

一気呵成に燃え広がった

その炎は

これから更に

よくない結果

となって顕われる


内圧を解放するために

たった一つのピンホール

から

膨張するエネルギーの解放

がはじまる


破壊圧を高めるために

エネルギー密度を

もっと高めようとして

権威主義という実態のない主体

がいま

ひっそりと身構えている


学歴主義は権威主義者

を再生産してきただけとなり

判断力と批判精神を広く失わせ

混乱を増長してきただけだった


指導体制そのものが

一様に劣化するようになったのは

知性ではなく

知識の獲得を優先させてきた

教育の高度化

という目標が道を誤った

その結果


国連がCO2の濃度

を考慮しないまま

闇雲に排出削減に傾いた

ということが最も有害な

温室効果ガスである

平均67%と高い濃度の水蒸気

の関与を見逃し

脱炭素運動を

無理やり正当化してきた

その過去の誤った年月の無意味な長さ



この不束な現状を

文明へと与えてきた


善と信じて高めてきた

世界の教育水準は

指導体制から健全な思考力を奪っていき

劣化することだけを

徒に急がせた


日本では政党の派閥が

資金源獲得

の温床となっていて

期待を裏切られた有権者たちが

判断の見直しを迫られる

機会となった


温和なことで知られる日本国民が

次の投票機会に

健全な判断を示すこととなる

どのように対応するのか

ということが

将来を占うたった一つの

残された最後の

かぎ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペ ダ ン ト

2023-11-02 13:16:33 | Weblog
脱炭素運動というものを

専ら慫慂している

国連が依拠する

認識能力のレベルは

義務教育で学んだ

ことすら思い出せなくなっている

ほどきわめて低い


科学の基礎ができていない

その事実は

既に否定しがたい現実

へと繋がった


空気より五割も重い

ことが分かっているCO2は

大気圏に留まっていること

など

すなわち

不可能


海面か地表のいずれか

へと降下して

そこにある水分子に触れ

直ちに水和する

というのが

関の山

航空機の排気ガス

がゆっくりと降下している

CO2の値が

おそらくこの程度


大気圏に残留しているCO2

の濃度は

したがって

とても低い

たったの0、04%程度

でしかないことは明らかだ


400ppmというガスの濃度は

百万分の400分子

すなわち

0、04%と極めて小さい


この空気より遥かに重いCO2



国連と世界中の知識階級は

気候変動の原因物質だと断定し

これまで効果がまったくなかった

排出量削減をゼロにまで減らす

目標の達成を

繰り返し試みた


なんと愚かなことだろう

温暖化が止まる

ことは絶対に

ない


脱炭素運動とは

国連がもつ科学的知識が

でたらめ



という事実を告げていたのだ


権威主義者たちは

国連の誤った認識

に基づいた

この錯誤した判断を

そのまま受け容れ

間接情報の受け売り

でしかない情報の共有化を

屋上屋を重ねるが如く

世界中に間違った知識

の保有をひけらかし

事実誤認を世界中に植え付けた


事実関係の確認

をできないでいる知識階級は

未だに脱炭素運動の推進



強く拘りつづけている


世界中が

ペダントリーに陥っていながら

その事実を察知できず

真実ではない見立てを

強引に押し付けた


学歴を衒う知識人

はペダント

ひらたく言えば

知ったかぶり

の常習犯

ということだ


CO2の質量や性質

有機質をつくる必須条件

電子軌道が示すその意味

そして

エレクトロンがみせる

定型反応

などについて

権威主義者たちは

一度も言及したことがない

よく知らないことでも

国連がモノ申せば

権威主義者というものは

盲目的に

従う

これは宗教的な規範

にひとしい

批判精神そのものを失っている

その事実にすら気づかない


CO2が

大気圏の気温上昇を高めている

という国連の認識は

地球規模の不正

でありかつ誤謬

科学的な根拠がない

ことは夙に明らか


脱炭素運動を

盲目的に受け容れているのら

CO2の質量

を知るためのリサーチを

したことがない

という事実をそこに見るべきだ


アボガドロが見出したモルという単位

を適用した痕跡は

影もなければ形もない


空気より150%も重いCO2が

0,04%しかない微量な存在

でありながら

大気圏に大量の熱を供給している

という誤った判断を

真に受け

独善的に盲信したのは

否定できまい

確かにCO2の総排出量は

500億トンを超えている

だが

大気圏内の濃度は

たったの0,04%しかない

この差を説明した事例は

皆無


気候変動を抑止する

という錦の御旗を押し立てて

真実ではない独自の解釈を

「得たり賢し」

とばかりに喧伝吹聴し

自らも

権威主義的に強く振舞う


脱炭素以外に

平均気温の上昇を抑える

方法はない



当初から断定してしまっていたのだ


温室効果能力を有するガス

それぞれの質量の違い

について

検証確認を怠っていたのだから

このような間違いを

昂然たる態度で

平然としてして冒すのだ


有効解を特定することは

30年前の段階で

おそらく既に

できていた


空気より重いCO2が

およそ1キロの大気圧を推し除けて

軽い空気を超えて

大気圏内を

垂直に移動している

という根拠不明の

奇異な理屈を

横車を押す如く

権威主義的に主導してきた


振り返ると

大気圏内のCO2は当初から

一貫して

僅かずつ増え続けていた

という状況を繰り返していた


CO2削減の効果

がなかった

のは

蓋し

当然の帰結というものだ


再生可能エネルギーでは

役に立たない

ということを

交流送電の意味を分かっていたなら

一瞬で察知していた

筈なのだ


止まっていることができない交流電流



発電行為を

常時強いているからである


第三回気候変動枠組み条約

COP3

所謂京都議定書

を批准成立させはしたものの

CO2の排出量は着実に増え続け

業を煮やした国連は

パリ協定でCO2の排出量を

最終的にゼロにする

という愚かなる決定を行った


阿保としかいいようがないだろう


その後の進捗はまったくみられず

状況は悪化する一方

となって気候危機へと繋がった


ゼロカーボンを目的とする運動

を掲げて先導したものの

有効とみるべき成果は

ゼロのままだった


国連が謙虚な姿勢に戻るなら

CO2が増え続けている理由を

冷静に再点検し

原因物質をCO2と決めつけていた

己の非科学的な態度を

改めることは

できていた


迷信から覚醒した段階で

健全性を取り戻すことは

十分可能であったのだ


学歴は最早

知識の質

を担保する能力を失ったのだ

ひとの価値を判断するには

健全な思考と

深い知識の有無なのだ


気候変動は文明の本質を

曝け出すその日がくるまで

絶対にとまらない

文明が愚かなままでいることを



と心得ている似非知識人たち

一同

が国連の愚行蛮行



是認して

批判を一切しなかった


にんげんに宿る思念の力とは

この程度のレベル

であるに過ぎない


環境投資の失敗は

富の喪失となって

貧困を世界中に拡散させた

教育の高度化を

一気呵成に推し進めてきた

その弊害が

気候危機という変化をもたらした

知識の意味を語らずにいて

量的拡大を専らにした

真実を悟らせることなく

権威に盲従するよう

導いてきた


記憶の量と読み出し速度が

価値判断の基準とされてから

既に久しい

学歴への偏愛は

要するに

このような体のもの


気候危機とはつまり

自業自得のその結果
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

量 か 質 か

2023-09-03 12:51:21 | Weblog
交流と呼ばれている電流は

それがもつ

ACという略号によると

二種類の電流でなりたっている

特殊で特異な

自然界に存在していなかった

電流である

という意味をもつ


もう一つのという意味である

オルタナティブ (A)

と電流を意味する

カレント (C)

の合成でできている


ファラデーが体系づけた

電磁誘導によると

変化し続けている磁場中の

磁束密度の割合と

磁場の変化量との相関で

起電力が生み出せる

という法則なのだ


磁束線と導線とが

90度の角度で交わったとき

負荷の発生を条件にして

交流電流を誘導発生させることが

できる

ということを19世紀の初期

世に伝わるようになっていた


交流電流は

電圧を変えることが簡単にできたため

変圧することで

電流が移動していく過程で受ける

電気抵抗が生む熱損

を自在にの制御することができたため

電力の使用が容易であった


電力輸送が長距離の場合

電圧を高めると

電流を小さくする効果

が得られる

電圧は電流と抵抗の積であることから

一方の増加

は他方の低下となって

顕れる


電圧をあげると

電流値は小さくなる

ということだ


電流の値が低ければ

電気抵抗で失う電流の損失は

ちいさい


原発がそうなっているように

発電所と需要地が

遠くかけはなられていると

電流損失を圧縮する目的で

高圧化という措置が

とられる


送電距離が短ければ

電流を高圧化する必要は

ない


交流は磁場変化が基本条件となっており

発電機に装着した磁石を

絶えず

弛むことなく

動かしつづけていなければならない

磁場の変化を示しているのが

周波数という数値だ


50ヘルツの交流周波数は

毎秒50回磁場変化が維持されている

という状態を伝えている

60ヘルツなら

毎秒60回

毎分3600回転している

磁場の変化がおきている

ということだ


磁束密度はガウスで示される物理量

磁場変化は周波数で示される運動量

のことである


周波数は位相が統一されていないと

電気エネルギーを取り出すことに

意義はない

使い物にならない電気でしかないからだ


複数の周波数が混在したままの交流は

有害無益な電流と見なされる

ブレーカがこの周波数変動を検知したとき

電流を一分以内に遮断する

そんな仕組みで

交流電流の送電網は

日本全国津々浦々にまで

良質の電力を

遍く送り届けているのである


周波数が複合してしまったら

電流遮断が引きこされるのだ

かつて北海道で広域停電が起きたのは

この周波数が混同したと同時に

交流波形の位相に異常が発生した

ことが原因だった疑いを強く残した

この広域停電が起きたあの時

最大で五日間

停電していた地域があったほどだった



交流電流というものは

一瞬たりとも

止まっていることができない

常に変化し続けていなければ

電流として役に立たない電流なのだ


交流電流が貯めて置くことができず

止まっていることもまったくできない

常に移動し続けていることを

条件づけられている

自然界には存在しない

人工的に作られた電流なのである



周波数という動態が成り立たせている

のが交流電流の特徴であり

周波数がそこになければ

交流電流と呼ぶことはできない

制止した電気

つまり静電状態にある静電気

と位置付けられる


周波数とは

発電機が回転運動し続けていることで

自然界にない複合体となった

あやうい電流なのである


志向性を異にする二種類の電流が

交流電流なのである

交流波形を真一文字に切ったとき

上半分となった山の部分が

右へと流れる電流がもつ電圧となっているとき

下半分の谷となっている部分は

左へと流れる電流がもつ電圧

であることを意味する


単線上を二種類の異なった電流が

同時に流れているのだから

僅かな波形の乱れが

短絡事故を惹き起こすこととなる


この危険な状態を排除しておくために

端子の一方に絶縁処理が施されている

これで電流同士の接触は起きず

ショートするリスクを排除した


磁石のもつ互いの極性の違いが

電流の方向を決めるための因子であり

それが交流電流特有の波形を与える

交流電流の原理となった


磁場がNとなっている磁束を

導体であるコイルが

90度の角度で横切った時

特定の方向を志向する電流を

誘導発生させる条件なのだ


反対にSの磁場が作り出す磁束

を導体が通過したとき

反対方向へと流れる電流が

毎秒五十回の頻度で

コイルに入れ替わり立ち代わり

誘導されることとなる

それが50ヘルツの交流波形の

正体だ


毎秒50回

この切り替えを行ったとき

50ヘルツの交流電流が

発電装置内部のコイルに

それぞれ同時に

方向を異にする電流

が弛むことなく誘導されている


このため交流電流は

止まっていることができない

電流となったのだった


二種類の電流の併存という状態が

同時に生成している

というのが

交流電源が生み出している電流なのだ


交流波形がもつあの波の形は

「電圧」の時間軸上の分布を示す

指標

「電流」の存在を意味していない


交流電流は相異なった二つの電流が

一体化したことで作られている電流なのだ

だから自然界にはなかった

という訳だ


交流が人工の電流であるのに対し

直流は自然が作り出した電流だ


直流と交流は本来

まったく異なった電流なのである

交流が複合電流となることができたのは

電源側で

絶縁していたからだった

絶縁処理がなされていない交流電源は

短絡による発火事故を

引き起こす危険な電流だったのだ


電流のひとつが不在でも

別の一つは残されていて

それが電気エネルギーとして使われる

ところがそれぞれの電圧は

電流が不在でもそこにあり続ける

これが交流電流の特徴のひとつだ


交流がもつ電流密度は

二つでひとつの関係でできている

そのために交流のエネルギー密度は

直流の半分にしかなっていなかった

その意味で交流の安全性は高く

直流は低圧でも危険だ

と見なされている


交流電源が回転機方式となっているのは

磁束と磁場の切り替えを

毎秒50回または60回

の頻度で正確に切り替えているからだ


この動態が成り立たせている

という条件が

交流電流を止まっていられないようにし

貯めておくこともえできなくした


文明は再生可能エネルギーを

世界中に設置しておきながら

大気圏に放出されている二酸化炭素を

減らしたとするデータを公表したことがない

地下資源の輸入量の推移をみれば

簡単に分かっていたことを

何故か意図的に避けている


CO2の大気中濃度は

却って逆に増え続けている

これは世界中の指導体制が

交流電流についての基礎的知識を

もっていなかったからに相違ない


ソーラー発電や風力電源を

どれほど増やすことができたとしても

火力発電所が

地価資源の輸入を続けていたのだったら

大気圏内の温室効果ガスの濃度が

下がる道理ははじめから

なかった


交流電流について

系統だった知識を持たない

国連の高等文官が寄り集まって

脱炭素運動に血まなこになっている


交流電流について

リサーチを延々と怠っていたそのために

間接情報の根拠を確かめないまま

真に受けて世界中に拡散させてきた

その罪は

いうまでもなく

極めて重い


彼らは二酸化炭素の質量さえ

認識していなかった


アボガドロが見出した原子の重さは

中学二年で扱っていたカリキュラム

彼らがg/モルという単位を

思い出すことができていたなら

このような無様な経過

と展開が起きることはなかった


効果が未だにみえていない環境投資と

無駄に過ごした意味のない時間



国家予算を割いて

環境復元努力をしてきたとする

その勝手な自負が

単に損失を積み重ねる行為

に過ぎなかった

という結果を招いた


この実を悟ることさえ

未だにまったくできていないのだ

教育の失敗と言わずして

何と言ったらよいのだろうか



知識の量的拡大に特化してきた教育制度は

結果として

知識の質的劣化となって

文明にいま報いている



教育の失敗を導いた

事実の連鎖

が喪った時間と資産の総量は

極めて 大きなものとなっており

かつ

とても 重いものとなっている


環境問題で判断を誤った責任を

誰が

いつ

とるというのだろうか

善と信じて文明が行ってきたことは

環境を悪化させだだけでなく

巨額の損失を重ねて

貧困の蔓延という結果

を置き去りにしたまま

これからどこへ向かう

ことになるのだろうか




※二酸化炭素の質量は空気より50%重いことから、大気圏を上昇する能力はそもそもなく、地表と海洋へ落下してしまうため、海面温度を一方的に高めつづけることとなっている。気候変動の理由とされた大気圏の気温上昇に、CO2が直接関っていないことは明らかだった。

※事実関係の確認を怠っていた世界中の知識階級が、止まらない温暖化を生み育てたという経過と結果を未だに積み上げている。これが学歴主義が生むに至ったその負の効果となった。

※水蒸気は空気より40%軽いため、地表の熱を奪って上空を温める原因となっている。気化熱を奪うのは蒸気が気化したときなのであり、それがエネルギー保存則で上空の熱の蓄積に寄与している。位置エネルギーも帯同させていたため、それが自然災害の破壊圧となって作用した。

※質量の違いを認識していなかった似非知識人たちが、CO2を減らすためには脱炭素を実行すれば、気候変動は治まると思い込んだのだ。これが国連を脱炭素運動へと奔らせた。問題認識能力を奪ったのは、知識の量的拡大に特化した教育制度の変革だった。これにより知識階級の思考力を判断するには学歴を知ればよい、としてきた解釈に基づいた誤った理解が世界中に広まった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

損 得 勘 定

2023-05-11 12:24:59 | Weblog
祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらはす

奢れる者久しからず

ただ春の夜の夢の如し

猛き人もつひには滅びぬ

ひとえに風の前の塵に同じ


猛きプーチン / 滅ぶプーチン


近々はじまる

ウクライナ軍による次の反転攻勢は

平家物語に擬えると

さしづめ源平の雌雄を決した

壇ノ浦の合戦の如きもの



去年秋の一斉反抗による

喪った領土奪還作戦の成功は

さながら

義経の鵯越に相当する

意表を衝いたアタック

歴史は

こうして

時代を超えて

繰り返す


その後

鎌倉幕府から室町幕府への変遷を経て

世相は下剋上の時代となり

乱戦の世に

一国一城の主

となった武将を多数輩出し

戦国の世となった


この混乱した時代に名を馳せ

独立し

求心力を備えた大名たちが

同盟関係を結び

安全保障体制を

相互に整えただけでなく

閨閥による結びつきをそこに加えて

防衛能力を高め

膠着した状態となったその一方で

信長 秀吉 家康 

などの抜きんでた才能が

再統一へと向かう

時代変遷の流れに乗り

江戸幕府による天下一統を果たし

徳川の歴代将軍が率いる

平和状態の下の安寧な統治下で

幕藩体制を固めてきた諸制度



それが生んだ独自の文化は

元禄の世に爛熟期を迎え

長い平穏な時代に

歴史に残る固有の文化

に磨きをかけた


その時代が長くつづいた

末に

黒船が来航する

という緊急事態に遭遇し

大政奉還を経て

天皇制に戻る

ための原理を発掘し

王政復古と形容された

再生プログラムを

ようやく果たした


明治維新とは

統治する側による

解釈の統一を目指した

時代の反転を示す

特異なリバーサル革命


国家神道に憑依した

明治新政府が

帝国主義体制を標榜し

欧米列強に伍する

近代国家の誕生を急いだ


世界に通用する優秀な官僚

の早期育成を急がざるを得なくなり

各地に帝国大学を一斉に創設した

現在の学歴主義の教育は

そこに胚胎して発展してきた制度

科挙と変わらぬ官僚登用制度が

現在の学歴社会

へと結びつけた途中の経過


民主主義の成否とは

教育の結果で定まる


知識があっても

知恵がない

問題の本質を見失った

自覚なき指導体制が

機運に乗じてやったこと


問題認識能力は育たない

多数派が正しい

という論理は

成り立たない

このためフィードバックが

かかっていない状態で

長いものに巻かれたまま

ずるずると引きずられていた


判断能力の著しい劣化は

批判精神の不在となって

世の中に反映される

権威主義者を蔓延らせ

問題解決能力を国民から

とりあげる


パンデミックと思い込んだのは

似非知識人たち

免疫は

抗原が抗体をつくりだすための

生命に宿るプログラム

解釈の錯誤に陥った文明社会は

ゼロコロナから

フルコロナの時代

へと遷移した

日本では未だにマスクした顔

が多数派だ

国が不必要と定めたことを

頑迷固陋な認識が

いまだにマスク生活する国民を

取り分け地方で

蔓延らせている


維新当時

天皇の権威を高からしめる目的で

仏教に帰依した

歴代天皇の再権威化

という運動が猖獗を極めた

廃仏毀釈がその代表だ

神仏習合へと復帰したものの

意識レベルの変化は窺えない


多数派が主導する体制は

民主主義から

本来の機能を取り去る


権威の復興を推し進めた

維新体制が

日本を被爆体験国へと

導いた


天皇の権威に依拠した

軍部の台頭

と専横を許し

日清日露の十年を挟んだ

二度の戦争で

たまさか勝利した経過を踏まえ

そのまま

大東亜戦争へと突入していった


その最終相となった第二次世界大戦

太平洋戦線と呼ばれた戦域は

本土決戦となる直前に

二度の原爆投下の被害を受けて

烏有に帰した


将来

ウクライナ侵攻に失敗したロシアが

どう変化するかは

誰にもわからない

混乱の世は

やがて鎮まり

過去は新時代の糧となる


中国共産党政権が

現代へと至る

一連のダイナミックな経過

を閲したのち

そこで一体何を学んだのか

ということが

次の時代を占うカギとなる


プーチン・ロシア独裁政権が

ウクライナへの独善的侵攻に踏み切り

中国共産党による全体主義政権が

一国両制を廃して

中華思想を賦活させたとき

台湾を糾合して

予ねて目論んでいた

祖国統一を果たす

のか

ということも

誰にもまだ

わからない


第一次世界大戦が

同盟関係のしがらみで

混沌化して収拾がつかなくなり

制御不能に陥って広がった

不毛な経過の上に

引き起こされた

最初の世界大戦となったのと

同じ理由で

安全保障体制の乱立を経て

勝手に多極分化していくと

対立関係を

際立たせ

第三次世界大戦へと

至る定めの蓋然性は

そのとき

ひときわ高まる


中露が西側諸国

を敵対視している姿勢を強めれば

危機はその状態を地表に残す


判断のカギは

メンツに拘ることに倦み

損得勘定のレベルで

循環しつづける場となった

輪のどこか

におそらく隠されている


戦端を開き

戦況をこじらせた

のは

サイコパスという精神障害

を授かって指導者となった

負の帝王唯一人

彼に従属した権威主義者

のすべて



戦闘を否応なしに

長引かせる理由

の肉付けに与った


第一世界大戦の終結

に寄与したのはスペイン風邪

このパンデミックが

戦争の無意味さ

当事国の底辺を成す

国民に気づかせた


そのタイミングでソ連が誕生し

70年後にロシアとなった

そのロシアが

第三次世界大戦を引き起こす

原因となることを

世界はいま

大いに危惧して

決断することを躊躇った


健全な認識と

それが導く正しい判断が

なにより

必要とされる時代となった


これこそが民主化の失敗

過渡期となった理由のひとつ






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不 可 解 々

2023-04-15 13:19:56 | Weblog
国連がいま

脱炭素を進める上で

有効だ

と認めている再生可能エネルギーが

CO2の排出削減を

どれほど

減らすことができていたのか

という数値を

誰もが一度も見たことはない


直流発電がふえたのだから

交流発電を減らした筈だ

という根拠不明の解釈が

温暖化防止に役立っている

ときめつけて

思い込んでいるからだ


直流電源が増えたからといって

交流電源の負担を減らせる

と思い込んでいた

電気に無知な知識人たちは

検証するステップを超越して

勝手な判断に基づいて

そう思い込んでいた


電力会社が輸入していた化石燃料の量

がこの措置で

その後どう移動したのか

ということは

確かめなければならない問題

であるとは誰も考えていなかった



直流出力で成り立っている発電装置を

世界中で増やしてきたのだから

交流出力の火力発電の稼働が

実際に減らした結果がどうだったのか

ということを調査した

という報告は一例も

存在していない


第三者が真相

を偏りのないまなこで

冷徹に確認するためには

地下資源の輸入量の推移を

数値実績が導いた結果である

データ

に基づいて確かめることが必要なのだ


事実関係の確認を

一貫してなおざりにしていたのだったから

有効性を検証することは

もっと早い段階で

進めることはできていたのだ


今からでも遅くはない

真実に気づくことがなければ

問題は延々として生き残り

問題のまま

の状態でありつづける


国連と脱炭素運動を支持している

世界中の政府の総ては

単独で

化石燃料をどれほど輸入削減できたのか

という達成値

を調査する程度のことは

97年暮れのCOP3

(京都議定書)の段階で

間違いなく成就していたはずだ

ところが

そんなことをした事例は

これまで皆無


再生可能エネルギーが

温暖化防止対策として

有効だといってきた国連自らが

脱炭素運動を推進

しなければならなくなったため

これまでの成果である

CO2削減実績を

数字で確認する必要性

について目を閉ざした


有効な対策を

何一つ打たなかったことで

無効に終わった対策は

世界規模の損失を積み上げたのだ

因果関係が曖昧なままであり

特定することが困難だったからである


これまでにとってきたものの

すべて

という過去からつづくその事実の鎖が

現在の脱炭素運動の世界展開



国連に実施させる

という圧力となって

最近になってから

どうやら作用したかに見える


この最初の転換となった経過は

パリ協定と呼ばれている

気候変動枠組み条約COP

が始まってから

今年で28年目となる

その間の経過期間に

世界が投じてきた

環境投資の一切は

烏有に帰した

とする認識となってやがて定まる


国連は過去の決定を

無批判に

是認しつづけ

未だに己が下した

決断が失敗だった

ということを認めることを避けている

脱炭素運動が

自らが下した過去の決断の所業

であった

ということから目をそらし

相変わらず

背を向けたままでいる


日本では太陽光付加金

という名目で

国民が毎月支払っている

電気代に上乗せしたものを

電力会社が

国に代わって取り立てている

ここに政府判断の誤り

が潜んでいる

という暗示が成り立っている


国連が脱炭素運動を

急がなければならなくなったほど

事態は既に切迫しているのだ

こうした事態に陥ったのは

確定している動かしがたい

事実


国連と世界中の指導体制が

温暖化防止名目で投じた資本

の総てが

何の役に立つこともなく

損失という科目へと分類され

無駄に捨てられていた

ということになったのだった


対策に託された有効性の不在

ということが

要するに

太陽光付加金という

電力会社が被った損失

を国が補填するために

国民が己の懐で

公平に負担するよう

政府が求めた

ということが

敢えて検証する必要性を

国民の権利意識から

排除した


交流電流と直流電流との違い

を知っている人であるのなら

再生可能エネルギーで

火力発電所の負担を減らす

ということなど不可能だ

ということくらい

一瞬で判断することはできていた


交流と直流の違いを持つ二種類の電流

がもつ夫々の違いについて

説明できる人が

指導体制の中に

一人でもいたのであれば

このような無駄な投資で

貧困化を加速しながら

脱炭素運動を無批判に支援する

などという悪業など

発生する筈のないことなのだ


四半世紀以上の時間をかけて

無駄な投資とそれによる損失の山

を築いて国富を大量に失っていながら

国民に貧困生活を強いて

なお平然としている

ということなど

為政者の資質として

あるべからざるもの

と言わなければならない


再生可能エネルギーを

検証抜きの専断で普及させ

増設し続けてきたのだったから

石油の輸入量は

応分に

減っていなければならなかった


地下資源の輸入を減らすことが

できていたのが事実なら

輸入を減らした分の資本を

国民に還元する程度のことは

問題なくできていなければならない


国が再生可能エネルギーの導入実績

に基づいた

投資効果の実績を確認した

とする事実に関する記録は

どこにもない


国連に追随してきたCOP加盟のすべての国は

おしなべて貴重な国富を

うち揃って失ってしまうこととなり

貧困の淵に

一斉に沈み込む

ということしかできなかった


安定していた国際経済は

その後安定状態を失って

経済的なひっ迫という状況が

テロリストを世界各地で

再生産する

というサイクルを生み出した


環境対策に実効を認めた事実

はどこにもなく

気候変動はこうした経過を閲していながら

気候危機へと向かう道を

速度を落とすことなく

ひたすら一途に高めていた


世界中の知識人が

国連が発した言説を

疑うことなくそのまま受け容れ

率先して殻らの言いなりになったうえ

間接情報を一方的に取り込んで

洗脳状態に陥っていた

という事実

に今以て気づかない


民主主義という制度は

多数勢力の意志

を反映してはじめて成り立つ

という仕組みで作られた制度である


多数派が洗脳状態に陥って

個別の判断を集団的に誤ったとき

世界は狂い始める

ようになってゆくのだ


中国では共産党が

統治する集団指導体制で

十億人を遥かに超える勢力が

一致して覇権主義的全体主義へと

傾倒するようになっている


ロシアでは判断能力を喪った独裁者が

ウクライナで大量殺人を

正当化するための理由を積み上げて

熱心に戦争犯罪を

糊塗しようと腐心する

そんな時代が出現したのだ


ミャンマーでは軍事政権が独善を貫き

国民の多数成分を

総体的に少数勢力となった国軍が

武力で多数派を支配する

という構図を定着させて

既に二年が過ぎた


この軍事クーデターは

21年2月のことであり

ロシアによる軍事侵攻は

22年2月のことだった

国連はどちらの事態にも

即応することができていなかった


気候危機に対応する措置

として世界中を巻き込んだ

脱炭素運動は

京都議定書から数えると

丸25年を経てはじめて

CO2削減を見限って

脱炭素へと舵をきったのだ

そのとき既に21年が経過していた


検証と確認を権威が怠っていた

ということが

多くの不具合を

地表にもたらしたのだ


多数派勢力を

健全な判断へと

誘導するためには

権威主義による洗脳

という方法が手っ取り早い


権威主義者というものは

力を尊び弄ぶ勢力を

必然的に生みだす


多数派が健全な思考力を維持し

判断能力を担保する知恵

を示してみせることによって

権威による不作為の誘導を

避けることができるだろう


学歴重視の教育制度の変容は

その意味で

有害でありかつ無益であった


知識の量的拡大のみを専ら急ぎ

深く考えるための時間を惜しむ


教育の高度化という変革は

この前提の上で

成り立っていたことだった


こうして多数派勢力は

判断力を自覚なく失っていながら

その事実の持つ意味を悟ることなく

時の経過と共に

袋小路へと

じわじわ

追い詰められていったことが

民主主義の劣化となって

その正体を俄かに

顕した


これに加えて中台間の問題である

両岸関係の改善を

国連の対応ぶりに鑑みた中国が

頓着なしに

アメリカの警戒心を刺激する

海軍力の増強をきっかけとする

米中間の経済対立を

より一層深刻化させるよう

謀ってきたことは否定できない


そのタイミングで

ロシアによるウクライナ侵攻

が起きたのだった


一連の経緯にみられる

そこに共通する成分は

権威主義というその一点

に集約できる


権威が判断を誤ったとき

不具合の種が世界中へと

一斉に

まき散らされることになる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思 考 錯 誤

2023-01-02 15:35:58 | Weblog
再生電源が地下資源の消費を減らした

とする事実はどこにもない

80年代半場頃頃から

現在までほぼ半世紀にわたって

CO2削減効果など

ゼロだったからである

業を煮やした国連は

脱炭素運動へと先年

急遽切り替えた


再生可能エネルギーは

直流電源としてでなければ

ひとの役にたつ

ことはできない


交流電源は

互いに逆方向へと流れる

二つの異なった電流を

一定の周期で

常時生み出すためのもの

であるからだ


この理由が電流を止められないもの

にしていた

当然貯めて置くことも

できない


どんなに直流電源が

世界中で増えたとしても

電力会社は

火力発電所の燃焼炉を

止めてしまうことが

まったくできない


それは周波数がゼロになる

ということであるからだ

50ヘルツの交流周波数は

右へと向かう電流と

左へと向かう別の電流が

毎秒50回

精密に入れ替わっていることで

50ヘルツの交流電流が

恒常的に生み出せるからである

交流波形はこの周期を

波の形で表現する

波の形の連続体を

水平線で真横へと切ったとき

上に位置する

山型のふくらみが

右向きの電流となっているとき

下の谷型のへこんだところは

左向きに流れる反対の電流となっている


これが交流電流をACと呼ばせている

その理由

Aとはオルタナティブ(もう一つの)であり

Cはカレント(電流)のことである


切り替わるための周期が

わずかでも狂うと

異なった電流同士の接触がおき

それは発火を伴う異変

となって現れる

所謂ショートした状態

がこれである

この現象は危険の予告であり

最終相としての火災を

報せているということなのだ

このため国は

周波数の徹底的な管理を

厳密に実施するよう

電力業界に義務付けた


このため再生電源がどんなに増えたとしても

発電機の回転数を

消すこともできなければ

減らすこともできなくなっていた

のだ


地下資源の輸入量が

ちっとも減っていなかったのは

指導体制が交流電流について

まったく理解していなかったからだった


国連が再生電源を増やせば

温暖化が止まる

と勝手に判断していたのは

交流と直流の違い

を知らなかったからにほかならない

この認識の錯誤が仇となり

CO2の排出削減を

国連が主導して

0%へと減らす

という脱炭素運動を

世界中で一斉に展開する

という事態を自ら招いた


直流と交流を弁別する意味を

国連のみならず

世界中の知識人たちが

悉く考慮していなかった


電力業界が秘密主義に

閉じこもってしまっていた

ということが国民に正しい情報が

伝わらなくさせていたのだ

こうして脱炭素運動

という果てしのない

意味のないCO2

削減競争が

2022年から正式にはじまった


折悪しく

この年にロシアによる侵略が実施され

世界中がエネルギー資源の確保に

奔らざるを得なくなっていた


天然ガスのパイプラインによる供給が

ロシアによって制限されたのだが

温室効果ガスによる

大気圏内の温度上昇は

下火となる見通しが

この段階で生じたといえるだろう


何故なら

大気圏の温度上昇に関わっているのは

火力発電所が生んだ熱水蒸気

というものであったからである


大出力の発電所のすべては

蒸気発電という方法で

交流電流を

間断なく

生みだしている

原発も同じである

回転運動量が違っていた

だけの違いが圧縮熱

の上昇を半減させた

磁極を倍にしたことで

運動量が減ったからだった

つまり

磁場変化の割合は

これにより安定し

周波数は定まった


100℃で気化した蒸気に

高い圧力をかけ

重い蒸気タービンを高速で回転させる

ためには

蒸気に高い圧力をかければよい

それはヒートポンプ効果となって

蒸気の熱を高くした


蒸気を高圧化すると

圧縮熱をその身に纏うのだ

燃焼炉の熱は火力発電の場合

300℃近くまで高められ

排煙筒からでた蒸気は

大気圏を昇って高層域へと達する

雲のとなって密度をあげた

高温の熱水蒸気は

こうして大気圏の温度を

高めつづける


大気圏を熱水蒸気が昇ってゆくとき

位置エネルギーまでも身に着ける

これが後の破壊エネルギーとなったとき

洪水や山崩れとなって

人命を奪うのだ


高温の熱水蒸気に

位置エネルギーが加わると

自然災害の規模を

一挙に巨大なものにする


降水量の増加による

洪水という名の自然破壊が

世界中で頻発するようになっていき

上空に達した上昇気流が反転し

高気圧となって乾いた空気を

地表へと圧しつける


水分を失った下降気流が

乾いた空気をつくりだす

地表を乾燥させているのは

低気圧だった上昇気流が

反転して下降気流となった

高気圧が行ったことなのだ


これが山火事の多発となって

世界中で観測される事態を生んだ


CO2に水素はまったく含まれず

降水量の増加に関わることはできない

質量は空気より50%も重いため

大気圏を昇っていくことが

まったくできなくない


このときから

世界中が事実を無視しつづけてきていたのだ

国連が犯した

科学に対する根源的で

壮大な無知による判断の過り

という罪が成り立っていた


蒸気の質量は空気より40%軽いため

地表の熱を奪って

上空へと運び上げることが

難なくできていた

所謂気化熱がこれである


この質量の違いに

世界中の知識人と国連の高等文官たちは

悉く気づかずにいる


国連は温暖化に関する限り

明らかに無知であり

この上なく無能であった


分子の重さを調べるには

アボガドロ定数が既に与えられていたことから

これに気づかなかった国連の判断

が錯誤の結果であったことは明らかだ

だが

誰一人

この事実を

指摘したことは

なかった


国連が権威化していたことと

知識階級が連動して

世界規模でスノッブ化した

ということが

止まらない温暖化を

地表へと定着させた

錯誤と知らずに

誤謬を同時進行させていたのは

知識階級の罪なのだ

気候変動が発生したのは

科学的知識が正しくなかった

からだった

対策としてきた削減実施項目の総てに

効果はなかった

これが気候変動を

気候危機へと変えさせた


日本政府は国民に

再生エネ付加金を課すこととなったため

電力会社に

国民から取り立てることを

許した(託した)

この事実は

永遠に消せない記録となった


無知こそは

無恥の親
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欲 望 の 果 (序)

2022-06-21 14:40:01 | Weblog
敵対する国家間には

常に

緊張と緩和

が介在する関係が

成り立っている


対立する項目が複数あって

それが次第に募っていくと

有事に対する準備

を迫まるのだ


最悪の事態を考慮して

おかなければならない

という訳だ


不測の事態に備えて

対策の中のいくつかを

機敏にとれるよう

当事国の指導体制は

即応大勢へのシフトを

実行せざるを得なくなる

外部要因が加わったとき
 
変化のきっかけ

が与えられることとなる

つまり

望ましからざるなにか



そこで

粛然としておきるのだ


戦争というものは

強迫神経症に陥った指導者

によって始められる

という見えない要素で括る

ことができるもの


その裏には

同じ宿痾の病

初期症状の

臆病風に冒された

大勢の

国民がひしめている

その原因となっているのが

無批判という

権威主義が生みだす

悪寒発熱のような前駆症状

威厳のある組織

またはカリスマが発した

直接間接の諸情報

をそのまま受け容れていた

その酬いが

後で国民すべてを

苦しめることになる


プーチンを戴くロシアの場合

権威であると同時に

サイコパスでもあった

ということが

状況を執拗にこじらせた


誤った指導体制の判断

の下で自覚のない

第一次世界大戦で破れたドイツが

巨額の賠償金を支払わざるを得なくなり

それが後のハイパーインフレ

へと繋がったことによって

第二次世界大戦となって

現出するという経過と

その後の結果を確定させた


その敗戦の結果として

戦後の賠償責任が発生し

復興期のドイツ国民に

巨大な心的外傷ストレスとなって

のし掛かったことによって

内圧となり

解放される時の到来を

耐え忍びつつ

待っていた

という生理的な背景

のあることを忘れてはならない


そのタイミングで登場した

カリスマとなった

のがヒットラーだった


ナチスという政治結社が

政党として認められたのは

共産党と対峙するための

新しい対立軸

が必要となっていたところに

第三勢力を率いるに足る

指導力をもった総統という名の登場を

ドイツ国民は心待ちにしていたのだった


混乱した時代と

鬱屈していた国民とが

当時の世情の根柢を形成していたところに

折よくカリスマとしての資質

を備えた前大戦で伍長であった男が

突如としてあらわれた


国民は時代の変革者としての役割

をその男に託し

強く期待するようになっていき

敗戦後の暗い時代に於ける

一縷の光明を

そのカリスマに求めた


高名な哲学者であるハイデッガーでさえ

ナチに希望の光を見いだしていたほどだ

その後の経過は歴史に詳しい


時代はくだり

そして今年

プーチンというカリスマが

91年クリスマスで自己崩壊したソ連

が蒙った暗い時代の雲

を追い払い

ロシアを再興して

世界に冠たるエネルギー大国へと

導いて変身させた


ロシアの国民が狂喜して

強く支持するようになったのは

当然のなりゆきだった


ウクライナがロシアから

突然侵略を受けたのは

ナチが辿ってきた道の轍を

そっくりなぞったという印象

を世界に与えた


プーチンに対する支持率は

異常なほど高くなっている

というのは

辛くて暗いあの過去が

あったからに他なるまい


プーチンの侵略戦争の大義名分が

ネオナチを掃討して

ウクライナに図らずも併合されてしまった

かつての領土を

奪い返すということにあったのだ

それが2014年のクリミア併合

ちう侵攻作戦の成功だった


これが後のロシア衰退の

変節点となって

負の変化を

ロシアの帝国主義的覇権主義

へと繋がってゆくこととなる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

核 抑 止 力

2022-03-12 06:05:57 | Weblog
文明が犯した二大迷妄の一つ

である核抑止力

として世界がこぞって信仰

してきたその秘められた

巨大な破壊圧という

ポテンシャルは

安全を保障するものとして

これまで百年以上に亘って

人類が共有する重要な価値

の一つとなっていた


だがたった一人の

狂った指導者が

エゴに執着したときを境にして

平和抑止力でもある

という対蹠した概念

へと変貌させてしまったようだ


国際社会はこの時から

有効な手段となる方途

をついに見失い

確証の無い未来

を生きなければならなくなった


核抑止力を信仰の対象として

崇め奉ってきた

その他の指導者たちすべては

それが平和を否定するために

使われることなど

一顧だにしていなかった


2022年二月

アメリカの情報力によって

追いつめられたその末に

狂気 

へと至る道の門

をこじあける行為

を文明は簡単に許したのだった


核兵器にしがみついてきた

これまで営々として積み上げてきた

文明の過去の成果を

追いつめられた末の狂気で

意思表示するに至らしめた

その経過の記録が

一斉に呪うべき事態

を出来させた

その経緯を忘れ去ってはならない


E=MC2

を導いた明敏な覚醒が

欲望と不安心理とに結びついたとき

それを使った武装闘争

に備えようとする動因が

一斉に遅滞なく

ハタラいた


どのような正当と思われる理由があるにせよ

使い方に制約条件を失った核兵器を

制御することがまったくできない

という事実を文明は

欲の深い愚かな

狂気したたったひとりの

指導者によって

認識の過ちを

想定外のタイミングで

唐突に知らされて慄いた


文明社会は健全化する道

を一瞬で見失い

打つ手なく

切歯扼腕しながら

佇立して

ただ眺めている

ことしかできなくなった


核抑止力という概念は

共同幻想に過ぎなかった

経済封鎖を解くための条件

として核の放棄

を設定することが

文明が生き残るための

最大の義務となる


経済成長を重要視する以上

役に立たない核兵器

の保有コストは

安全保障から

経済活力の劣化喪失

へと

ただ単に結びつく

だけのもの


環境復元を可能にする

新電源の供給者は

未来型の電源システムを

核保有国に供与してはならない

というのはこの理由があることによる


核廃絶を急ぐなら

環境電源の開発



こそ寧ろ急ぐべきなのだ

核兵器の拡散

という事態こそ

人類が抱くに至った

最大の危機だった

ということなのだ

CO2と核抑止力という

並立した壮大な迷妄に

これまでまったく気付かずにいた文明は

覚醒する直前の

暁闇に達した


※CO2が空気より重いガスであるという事実は、固体となったドライアイスが気化したとき、白煙を地に這わせることを経験からよく知っている。つまり空気より重いものは、大気圏を上昇する能力を発揮できない。空気より五割も重い温室効果ガスCO2は、大気圏へと熱を運びあげることが不可能なのだ。この単純な事実さえ見失っている程、文明が陥っている二大迷妄は昏くて深い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする