こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

努 力 目 標

2015-08-30 08:16:59 | Weblog
資本の論理というものは

最終的に

破滅へと向かう

ひとすじ

の道を

ひたすら

目指す

という条件の支配下にある


途中経過として

富の偏在

とそれが生む

貧困の蔓延を昨今際立たせ

1%の成分に

専ら資本を集約させる

経過を通じて

そのための手段

とされてきた

残り99%の成分に

利益を拠出させるための

ローカル市場

を通じて

国際金融資本に

再投資

を繰り返す行為を

あたかも正当な行為

とする理由づけ

を与えつづけてきた


利益の還元

が市場を育成していた

あの

古き良き時代

の経済は

再投資を無駄なく行うことが



とされ

資本効率の最大化

が共通理念となっていた


再投資を効果的に実施するには

市場への還元など

寧ろ邪魔

顧慮してはならない部分

と位置づけられていた


収益を最大化させれば

配当も同じ比率で増加する

投資行動に積極姿勢をとらせることによって

資本移動を急がせた

ということが

市場の活性を一際高めることとなり

販売の量的拡大

を志向する企業が勢いを増すと

投資家は配当益を太らせた状態で



が簡単に得られる仕組みに

率先して取り込まれていくことを

良しとした


投資をするための資本を

そこへと導くための

求心力

の発生源

となっていったのが

株式市場


一連のプロセスが

1:99

の対立を際立たせるようになり

富者を成り立たせておくための

貧者

を大量生産する

というバイアス

の強くかかったある仕組み

がこの資本市場へと

産み落とされる結果へと繋がった


利益の回収を急いだ

ということが

絶滅種

を何度も生み出してきた

という経験に学んでいながら

事実認識を応用展開することが

できない


ニンゲンのもつ

強欲が

多様なイノチ

を奪い

自らの生命維持に

必要な蛋白源



己の手で

減らしていく

というプログラムに

誰も異を唱えない

ひとごと

でしかない

と感じているからだ

思考力の不在が

漠然とした印象を

感覚器官へと導いている


利益に対する強い執着が

市場を枯らす

という結果を招くことは

これまでに

何度も経験してきていることであり

紛れもなく確かな

事実

絶滅種の多くは

欲望によって

そうなるように強いられた


欲を握り締めて放そうとしない

資本提供者の一群

に通有する貪欲な志向性が

利益の回収を急ぐことによって

市場そのものを

枯渇させる

事態を却って早く引き寄せる


学習能力がない訳ではなく

利益を目的とする

欲望の強さ

というものが

健全な判断能力を圧殺し

目をくらませて

市場から活性を

奪い去る

そんな機能が起動するようになったとき

否応なしのスキームチェンジ

を文明は迫られる


自らの生存

を困難なものにする

サイクルに組み込まれ

そこに囚われていることを善し

としてきた文明は

そこで佇立せざるを得なくなる


富の偏在

というバイアスは

ニンゲンの意識に基づく欲望が

そうなるように導いて

現状へと至らしめたもの


貧困化のプロセスには

そこから抜け出すための

ヒント



隠されている

不首尾の結果から学んだものを

次に繋いで合理化する

ということが文明の

義務


結果から原因

へと遡るフィードバック回路

のスイッチを切ることでしかない

欲望

のもつ強い機能の終わりなき関与を

どう理解するか

ということが

望ましい将来

を引き寄せるための

道しるべ


利益に拘る我欲

を一旦遠ざけると

永遠の利益

を確保する健全な市場

を育成するための

道すじ



たぶん

みえてくる


資本の論理が行き詰って

八方ふさがり

となったとき

あたらしい資本

の論理

が姿を変えて生まれ出る


環境負荷がまったくない

未来型のエネルギーシステムは

その誕生を促すための

装置


エネルギーコストがゼロとなったとき

それに見合った

新資本主義体制というものが

ヘイワの論理に導かれて

表舞台へと

登場することになる

安定した利益を確保するためには

一時的な利益の最大化

を目指してはならない


恒常的に

持続発展することができる

健全な市場の育成を

目指さなければならなかった

のである


環境負荷のない電源は

日本以外に出ることは

当分の間

ない

門外不出の技術

とならなければならない

商業ベースに乗せない製品をもつ

ということが

日本に

最高度な安全を保障するための

健全な立ち位置

を用意するものとなる


日本以外のあらゆる国は

温暖化を止める能力をもたない

この状況が

恒久平和

をこの惑星へと連れてくる

早道


利益を得るために

売ってはならない相手に

製品を無制限に供給しつづけてきた

ということが

1%にだけ富を積み増す

この拙い経過を許し

99%にそれを可能にする

ための利益供与を

を強制される身分

でいつづけるよう強いている


既存の経済システムを

成り立たせてきたその歴史というものが

不具合の一切を産み育ててきた

そもそもの禍の




温暖化による気候変動を制御する術を確保した



だけが

世界を指導する権利を

もつことが許される


アメリカが今そうなっているように


このエネルギーシステムを

供給する側が使って欲しい

と願うほどの麗しい国が

地表に多数でてくるようになったとき

温室効果ガスの大気圏内への排出量

は減少へと転じることができ

異常気象はやがて

終息へと向かうことになる


地下資源の消費を求めない

未来型のエネルギーシステムの登場は

富の偏在を改善し

環境の劣化を防ぐ因子

として正しく機能するものでなければならない


このモデルは

当然ながら

核保有国を最後尾へと

位置づける


経済成長を急ぎたいのなら

健全なエネルギーを導入して

資源コストを最低

の水準へと引き下げなければならない

平和の論理が

ついに起動する時代となったとき

市場を育成しながら

持続再生を維持更新する

産業モデルが

すこやかな経済成長

を導くための

唯一の基礎となる枠組みが

やっと生まれ出る


日本の一部でだけ

このモデルが

限定的に使われる」

としているのは

資本の論理

から

平和の論理

へと

パラダイムシフト

がおきるよう促すための

先駆的な見本

が必要となっているからだ


条件を満たしさえすれば

どの国であっても

まったく構わない

現状で判断する限り

被爆体験を強いられた唯一の国

である日本以外に

平和の実現を託す

に足る国家

は見当たらない


日本にモンダイがない

ということではないのだが

一部に残されている

優れた認識と

それによる健全性

とを継時的に

生み出してきた

言語文化のこの国のありようは

世界の手本

となるに相応しい

すぐれたもの

と言ってよい


未来の規範となるべきものは

この国でのみ

つくり得る


ひとを選んで

供給を慎重に進めていくのは

その理由による


主語を省く機能を有するこの日本語が

世界の共通語とならない限り

ヘイワ状態の実現は

ただの努力目標

であり続ける
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因 果 応 報 ④

2015-08-23 07:51:20 | Weblog
思考力を失っているこの国の指導者

全員



交流の電力消費を減らせば

その分だけ

発電所で燃やしている

化石燃料を減らす効果

が得られる

とする

物理法則を完全に無視した

有害な法律を採用し

止まらない温暖化を

いま

世界中で

盛んに

生み出している最中

という現状が

既にある


問題の本質を見失っている

というその事実が

大気中の二酸化炭素濃度を

400ppm以上の水準へと

着実に高めさせてきたのは

数値結果が示す通り

明か


異常気象の連鎖は

いうまでもなく

指導階級に属する総員が

こぞって

引き起こした

とすべき

粗末な事態


周波数がなければ

絶対に

成り立たない交流電流を

電力消費を減らすことで

抑制できる

としてきた世界共通の頑迷な思い込みに

相変わらず気づかないまま

効果のないことが

夙にわかっている

各種の温暖化防止対策の実施

に投じられた国家予算を

いたずらにただ積み上げ

国民に還元するための成分を

ひたすら

無駄に費やしてきた

行為が生んだ

損失

が経済成長に不可欠の

需要の有効性を

完璧に消し去った


その夥しい数の不始末の合計が

いま

市場主義経済

で成り立っている国際社会に

一層強いデフレ圧力を

懸けている


地下資源の大量消費が

温暖化防止目的で失われてしまうと

決済通貨であるドルの需要も

同様に低下せざるを得なくなる

ドルの供給を生業とする

国際金融資本と

通貨発行権を有する

合衆国政府とが

温暖化対策から実効性を

予め取り除いておくことで

世界中で

石油の需要が増え続けるよう

背後にまわって

温室効果ガスの濃度上昇を

問題視することを

一貫して

避けさせてきた


このため

世界は実効性がない

各種の不毛な対策に

安心して邁進できるようになり

石油の消費を心置きなく増加させ

それによる経済成長率

の上昇を維持しながら

ドルの需要を

恒常的に高め続けさせる行為に

意味を知らないまま

せっせと勤しんできた


ドルに過剰流動性が備わるようになったのは

アメリカが一方的に離脱した

金本位制を見限ったドあのルショック

から後になってからのこと


それと全く同じ方法で

気候変動枠組み条約から

真っ先に離脱する

と一方的に決めたのは

当時の米政府

即ち

ブッシュジュニアが大統領となっていた

その時代


それから

石油の利権を巡るかけひきを経て

アメリカがイラク戦争へと

国際社会を誘導するようになり

今では中東を

世界中で最も危険な地域

へと

変えしまう結果を

引き出した


皮肉なことに

原油相場は現在

最低水準を突破する

値下がりを記録するほど

軟弱化してしまい

米大陸で

地下資源を効率よく取り出す術が

実用化されたということが

産油国に

強い値下げ圧力を懸ける

予期せぬ変化を

与えることとなったのだった


不具合の一切は

機軸通貨となっているドルの発行権をもつ

アメリカと

ドル需要国

即ち

産油国の思惑と

石油消費国のすべてとが

こぞって招いた

不埒な結果


諸悪の根源は

アメリカのもつ独善主義

に帰することなのだ


ドル経済圏の関与

に絶対的に依存するようになった

国際経済の在り方というものが

政治と経済のそれぞれの反応場

に於けるいくつもの不安定性を

人知れず

与えてきた


その主体こそ

かつてのドル資本

現在では

資本の供給と調整を担当する

世界中いたるところに拠点を置く

国際金融資本と呼ばれる

巨大なネットワークで繋がった

貪欲な組織


ドルの過剰流動性を拡散させてきた窓口

の役割を果たしつつ

FRBが

政策金利を調節する機能を担うことで

市場から

余ったドルを回収する

インターフェースとなるシステムを

着々と

作り上げてきた


リーマンショックが

ドル余り現象の結果として

サブプライムローン市場に

活路を見出そうとして

資本をそこへと収斂させてきた

挙句の果てに起きた

金融事件

であることは既に総括されている


たった二年しかない

支払猶予期間が短すぎた

いうことが

資本の回収を急いだ

貸し手である国際金融資本に

焦げ付きを生じさせた

その理由

借り手の返済能力を大幅に超えた融資を

連綿として

行ってきた

不動産関連の大規模融資の在り方が

08年秋

ついに

米本土で全容不明な

大規模な焦げ付き

所謂デフォルト

を発生させてしまったのだった


急遽とられたゼロ金利政策と

三度に亘って実施された

量的緩和はこの金融事件がきっかけ

となって引き起こされたもの

それだけではなく

G8をG20へと拡大することで

資本制度の維持をかろうじて

保たせた

とする記録は経済史のエポック

となっている


その収束を意味する

FRBによる政策金利の引き上げが

示唆されていたのだったが

中国市場を起源とする経済事案が

そのタイミングで発症することとなり

原油相場の下落とも相俟って

ドルの需要水準を

大幅に引き下げる

最大の原因が国際化することとなった


市場経済全体に重大な影響を及ぼす

その変化は

株式市場全般に

世界同時株安

という変化をたった二日で齎した


ドル余り現象を放置しておけば

ドルの通貨価値は

過剰流動性の膨張

によって毀損され

世界規模の通貨インフレ

へと発展していく可能性を高める


これを避けるためには

ドル金利の引き上げは

急務なのだが

金利の上昇は株式相場に

強い下押し圧力を懸けることになる

他者資本を活用する企業は

金利上昇で支払利息が増え

それが企業収益を圧迫することから

株価の下落となって顕れる


FRBの今後の裁量次第で

市場経済の命運が決まる

ことさえあり得るのだ


アメリカ経済が成長余力のあるうちに

ドルを速やかに回収して

市場で余っている基軸通貨を

消しておかなければ

想像を絶する破局が待ち構える

滝壺

へと

一斉に世界中が沈み込む

実に高度な危機が

市場経済に忍び寄りつつあるようだ


ドル金利の反転上昇という

通貨当局が下すその意思決定は

外貨売りドル買いを急がせ

ドル需要国の多くが

自国通貨の価値低下による

購買力の喪失

を強制されるようになる


石油の消費を急がせることで

利益を得てきたそのアメリカが

過剰供給したドルを

市場で大量に余らせると

政策金利を機動的に引き上げることで

ドルの通貨供給量を制御することが

これまではうまくできていた


クリーンスパンの時代には

そんなことが頻繁に起きていた

リーマンショック以降

それとは様相を異にした

金融政策の実施を

その主体であるFRBが

近い将来

市場から迫られることになる


原因を与えた者が

結果を引き受けなければならない

というのは哲理

宇宙法則といってもよいほど

普遍的なこと

日本語の表記なら

因果応報

ということになる話なのだ


失った思考力を取り戻さない限り

正しい判断を下すことは

到底不可能


そのカギは

教育にある
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攻 撃 投 資

2015-08-16 08:03:38 | Weblog
ありとあらゆる国の政府が

温暖化を止めるために

エネルギー消費を減らすことで

対応できる

と未だにそう信じ込んでいる

この錯誤を自覚できずにいる

というこれまでの経過全般が

地表の気候変動に

強い圧力をかけてきた


電力を供給するためのインフラは

おしなべて

交流電流による

高圧長距離送電という形態で

統一されている


この状況が

温暖化を

まったく

止まらないもの

にした


交流電流を

それ

として成り立たせているのは

いうまでもなく

周波数


発電機に内蔵されている磁石がもつ

磁極

の向きが

交互に切り替わることで

周波数という名の変化を

交流電流へと一律に与えている


異なった磁極を

交互に配置しておくことで

交流電流

つまり

右へ流れようとする電流と

左へと向かおうとする電流とが

交代で

現れる

これが交流電流を特徴づける

唯一の因子

山型の波形と

谷型の波形の間には

180度異なる

向きに流れでる電流の違い

を平面化したモデルとして

表示してきた

慣例が寄与している


交流電流がもつ実際の波形は

回転角を有する3D画像でなければ

視覚化することが

要するに

できない


交流電流の波形は

電流ではなく

電圧の分布を表している

正弦波というカタチ

がそこに成り立っていても

それは電流の存在を

必ずしも意味しない


二つの互いに異なったベクトル

に支配されるそれぞれの電流は

接触機会があっても

安全性を保持するよう

どちらか一方の端

が絶縁されていなければならない


電流計が示しているのは

絶縁されていない側へと向かう

電流がもつ単独の値のみ


交流は流れる向きを反転させた

二種類のベクトルをもつ

相反する電流が

単線上に

交互に現れることから

そう呼ばれている

磁場変化の割合が高くなることから

変圧が容易にでき

それが高圧送電を

可能ならしめている


絶縁処理を施すのは

安全対策として

電源側で

講じている

短絡事故を防ぐための

予防措置


周波数とは

磁極が交互に切り替わっている

その頻度のこと

50ヘルツの周波数とは

互いに異なった二つの電極

即ち SとN

とが

毎秒50回

コイルと直交しているその割合のこと

毎分3600回転の磁場変化なら

それは

60ヘルツの周波数

となることを

つまり意味する


発電機の回転数が

周波数を規定する

この仕組みが

周波数の生みの親

不安定な周波数は

交流電流を使えないものにする

このことから

消費者がどれほど束になって節電したところで

発電所では

発電機の回転数を

制御することが

まったくできない

という事態を生み出した


これが

温暖化防止対策から

実効を悉く奪っている

たった一つしかない

その理由


電力以外の分野なら

出力調整をすることで

二酸化炭素の発生量を

応分に減らすことは

十分可能

直流回路のように

スイッチオフで

電流を遮断すれば

電気エネルギーはそこに留まる


交流電流に回路を構成する能力はなく

一方通行の電路となることから

不可逆的な形態を

使命として維持する


こと電力分野に関する限り

インフラが交流送電で統一されている以上

発電機は回転数を

一定の状態で

常時

保ち続けていなければならない

という制約に強く支配されている


消費者が節電していた時間の分だけ

二酸化炭素の発生量が減っている

としてきた国会が制定した法律は

物理法則を完璧に無視するものとなっていた

という

実に単純な話だったのである


国が実施してきた

電力に関する

一連の温暖化防止対策の全ては

何の実効性も証明していない

この事実を

誰も知らないまま

長期間

無為に過ごしてきた

ということが

温暖化をより一層推し進めさせただけでなく

それによる自然災害を募らせ

より狂暴化するよう促した上

生命と社会資産とを同時に奪う

ことによる積年の損失を

この国へと与え続けるようになっている


そもそもの原因は

交流電流の意味それ自体について

無知であることを理解していない

国会の成員すべて

にあることなのだ

半端な知識であるが故に

正しい意味を知らずにいる

これが世界から

健全性を取り去ってきた

錯誤を生み出す動力源

となっている


電力消費を抑制すれば

エネルギーの損失が減る

というのは

直流回路にみられる

限定条件の下でのみ

可能となる特殊な事態


交流の電路では

どれほど節電したところで

それは

資源の無駄を積み上げる

ただ不毛なだけの

有害な行為


経営資産となっている電力から

換金能力を単純に削ぐ

という非生産的な措置

に過ぎない


世界中の国家と

電力会社のすべてとが

温暖化を止めるつもりで

二酸化炭素の濃度を

一貫して

高め続けさせている

というのが現状なのだ


原発の再稼働

以外に

有効な方法はない

という事実を内閣が受け入れたのは

国際公約を履行しなければならない政府が

二酸化炭素の排出量削減を迫られた末の

やむを得ざる決断が

引き起こした火急の変化


交流電源を小型化することにより

家庭の単位

または

電気製品ごとの単位で

電気エネルギーを備蓄する方法は

実のところ

たくさん

ある


高圧状態での長距離送電を見限れば

温室効果ガスの濃度上昇を

反転させる方法が

みえてくる


古典的な発電原理というものは

すべて

誘導法則に基づいている

ここが分かれば

あとは

応用技術の戦略的展開の実施

だけで有効解へと辿りつく

カギとなるのは

思考力


誘導法則に対する関心のなさ

という状況が

温暖化を止まらないものに

した


磁場変化の与え方如何で

地下資源の消費量を

ゼロにまで減らす効果は

すぐにでも

得られる


要諦は

エネルギーコストの条件設定

ただひとつ

経済効果が不在なら

波及効果は得られない


開発思想を有効需要へと

どう結びつけていくのか

ということが

環境の復元と

それによる繁栄

を導くための最終手段を

絞り込むための

ヒント

発電技術は無数にあるが

コスト対応能力が不在なら

意義はない
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最 終 結 果

2015-08-09 08:11:21 | Weblog
エコロジーを重視すれば

エコノミーが犠牲となり

経済を重視すれば

環境は等閑とされる


一方を立てれば

他方が立たない


というこの関係性を

トレードオフの間柄

などという


環境条件を高温へと変化させてきたのは

エネルギーに関する

需要と供給の間に成り立っていた

バランス

が崩れ

二酸化炭素が大気中で

その濃度を

一方的に高めていくようになったことを

知っていながら傍観し

温暖化とそれによる気候変動が

俄かに生じた後になっても

80年代には

それが自然災害の増加

というカタチとなって

世界各地に

異常なほど有害な

さまざまな変化を

齎す原因

となった事態を再び放置して

長期間温暖化現象を継続させておきながら

有効な対策を何一つ採用せず

無効な対策だけを闇雲に連ねて

無批判のまま

満ち足りていた

その漫然と過ごしていた

懶惰な姿勢


温室効果ガスの濃度を

ひたすら

高めさせ続けてきた

というその行為こそ

温帯を熱帯へと変化させ

生物の北限を押し上げて

ヒトを熱中症

と呼ばれる過去にない症状で

死へと簡単に至らしめる

直接の動因を構成する

状況を生み出している


温暖化が深刻な問題だ

と指摘されるようになった

80年代後半頃までの

二酸化炭素濃度は

精々340ppmに過ぎなかった

それが昨年の確定値で

一年前の2013年実績で

400ppmを赤道付近で

既に超えていた


ppmとは

Particle Per Million

の略号であり

百万分の一

を意味する単位


これを百分比に置き換えると

大気中の二酸化炭素濃度は

0.4%の水準を

既に突破している

ということになる


増加分に限れば60ppmとなり

たった0.06%

CO2が増えたというだけで

温帯を熱帯へと変化させる変化が

たちまち顕在化した

ということになる話なのである


地球環境というものは

まことにあやうい

不安定な

バランスの上に

かろうじて

保たれている

精妙なシステム

でできている


今年はとりわけ

夏の暑さが増加上昇しており

猛暑日を記録する日々が

連日のように続いていた


大気圏を構成する気体分子の内訳は

最大の比率を占める窒素分子N2が78%

その次が酸素分子O2の21%

となっている

この二種類の気体成分だけで

大気の99%を成り立たせている

残るたった1%の物質中に

単原子分子のアルゴンと

温室効果ガスである

二酸化炭素CO2

メタンCH4

六フッ化硫黄SF6

そして

水H2Oなどがすべて含まれている


雲が水蒸気でできており

それさえもが

コンマ以下のパーセントとなって

この地球大気

がつくりだす環境メカニズム

というものを安定裏に

保たせている


この先

温室効果ガスの濃度が

更に上がるのだとすると

どんな苛烈な変化に

文明が見舞われるのか

さえ

まったく分からない

ほど

巨大な動乱要因が

突発的に

訪れる


70億人を既に突破した地球人口は

今後緩慢に淘汰され

減少していく時代

となることを

太陽系第三惑星

から一層苛烈に迫られる


自然災害だけでなく

ウィルスや微生物などによる

予期しない変化で

国際経済には

強い負圧がけられる


人口の減少は

生産の劣化を伴う


反転したベクトルは

化石燃料の消費を圧縮し

温室効果ガスの濃度を希釈しはするのだが

水の増加は

海岸線の総延長距離

を短縮させ

耕作面積を狭める結果を

否応なしに連れてくる


食料の自給自足が成り立っている間に

温暖化を有効裏に急ぎ止めなければ

海流は消えて

海洋生物の多くが

死滅する事態を招く


この変化が人口の調節に寄与し

適切な許容環境へと

揺り戻す


氷山氷河が液化することにより

冷たい水が重さを増して

海中へと沈み込み

海底から海嶺をへて

上昇した表層を流れる海流を

海面へと押し上げる

流体が担ってきた撹拌機能も

また同様に失われてしまうのだ


温暖化が進んで

冷たい水の沈み込みが止まった時

海流を生んでいた

冷熱のエネルギーの供給が途絶え

海洋はもっていた活性を失って

人類に食料を供給する能力まで

失くすことになるだろう


経済成長を目的とする巨額の一斉投資が

地下資源の燃焼を拡大させ

それによる酸化作用で

多くの有害な酸素化合物を

大気中で量産し

気候の変動を加速させながら

人口比率を

地球が許容できるレベルへと

自然による

調節が成り立つ値にまで

推し戻す


このかそけきメカニズムを

資本の論理とそれが生み出した文明とが

短期間で破壊した

ということが

巨大な淘汰圧となって

生命に対する報復を

いま自然界から

直接的に行わせている


知識だけでは理解できない

生命と環境とを結びつけている

壮大なメカニズムを

知性によって

修復するよう

惑星から文明へと

おごそかに

語りかけている


その声を無視してきた

ということが

さまざまな不具合を

世界各地に同時多発させており

政策の不備を突く形で

国民に負圧となる

見えない力を

より強く

与えるようになってきた

国際経済のデフレ化

という潮流の変化などは

その傍証となる項目のひとつ


文明の覚醒を

惑星が望んでいる

ことに

ヒトが感性

で応えることができないままだと

地球は水没した惑星として

宇宙にたった一つしかない

展示品となるばかり


それは

文明が追いかけてきたもの

がもつ罠に

知性を放擲したことによって

知識だけを重用するようになった

愚かなる人類が

己の欲望に従って

わき目も振らず

ものの見事に嵌りこみ

ついに抜け出せなくなった

水葬するための墓

である惑星の姿を

137億光年の広がりを持つ

この宇宙空間に

晒しつづけることになる


古来

自業自得

と先祖代々そう呼んできた

必然の

最終結果とは

このようなもの


愚かなる認識は

最悪の経過



それによる終焉の到来を

自らの手で急がせる
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滅 ぶ 文 明 ②

2015-08-02 07:21:35 | Weblog
自らが無能であることを

自覚できていない国会の成員すべてが

強欲極まりない官僚と

手を組むことで成り立っている

日本にみられるこの特異な現状は

その必然の帰結

として

国民すべてに

愚劣な結果を押し付けた


55年体制と決別する

という意義と意欲とに裏打ちされた

当時の民主党

への

政権交代は

もっと劣悪な政府を

世に生み落とすこととなり

日中関係をこじれさせたことにより

対米依存度を逆に高めさせ

強迫神経症を病む現政府内閣に

憲法を

恣意的に解釈することを

急がせただけでなく

その合法化



強引に行わせようと謀らせた


そのことが

国民の不審を逆に募らせる

という不本意な結果を引き出した


バブル経済崩壊後から

愚劣な政策を延々ととり続けてきた

当時の与党を批判する勢力が不満を募らせ

対抗勢力を形成していた民主党政権

がもっていた陋劣極まりない認識レベル

を執拗に見せつけられた挙句の果てに

国民が

55年体制へと逆戻りすることでしかない

自公連立政権を再任する

という退行現象を

この国へと導いた

すべての当事者が

自らの業で得たその結果が

この国に

この現状を与えている


ものごとの本質というものは

それが何であれ

いつだって

簡素なものから作られている


民主党へと向けられた

国民からの強烈な批判が

自公政権を復活させることとなり

安保法制の見直しに

一見「民主的な」正当性を与える

という結果を導いた

これら一連の経過は

そのシフトがあった段階で

固より想定されていたことだった


日本経済を自らの手で破壊した

その意味で

とても愚かな旧体制が

その批判勢力として台頭したのは

政治の劣化

が産み落とした

なりゆき

の上で起きたこと


民主党に対する信認を

国民が当時与えたのだったが

新政権がもっと愚かだった

という結果が

旧体制の復活を急がせた


民主党への批判票が

旧体制へと流れたことにより

対米依存型の政治



再現される

ということは

その時点で既に明らか

な事実となっていた


要するに

国会は

成員同士が

バカっぷりを

未だに競い合っている

愚か者の品評会

であり続けていることを

率先して世に晒す

ゲに奇怪なイベント会場

を形成するに至ったのだった


度重なる経済失政の連続技が

労働環境を

短期間

でかくも劣悪化させてしまい

所得水準を圧迫して

個人消費を冷え込ませ

市場の成長力を却って奪う

その原動力となったばかりか

少子化を急がせて

総需要の減少を誘引する

最大の圧力源ともなったのだった


デフレスパイラルを生み出したのは

経済政策の連綿たる失敗と

過剰流動性を希釈させる目的で

アメリカが

国際金融資本に

対外投資を積極化させ

ドルの通貨価値を引き下げ乍ら

外貨の価値を高める

というドル安政策の実施継続

によって

対外投資を受け入れた市場から

外資が生み出した収益の総てを

緩慢に

北米大陸へと持ち去らせてきた

その事実を眺めていながら

何の手も打たないまま

ただ損失を甘受するだけの政策を

継続してきたその行為こそが

国家に莫大な損失を与えることとなり

財務体質に脆弱性を際立たせ

巨額な規模へと既に達した

国債の発行残高を

政府債務として

国民へと押し付けている事態を

消費税率の改訂を合法化させる

ことで乗り切れると断じたのは

つい先日のこと


政府に通有するこのノー天気ぶりが

市場で回る筈の流動性から

資本の厚みを奪い去らせ

枯れた市場となることを

強要するようになっただけでなく

財務体質を劣化させたことによって

赤字国債の増発と

消費税(付加価値税)の税率を

五月雨式に引き上げて

若年層の失業率を

世界中で

急速に悪化させてきた


世界経済にうねりを与えている

潮流の全貌を見損ない

無批判に

過ごしてきた

プラザ合意以降の

30年に及ぶ歳月というものが

地下資源を必要以上に燃焼させ

炭素酸化物である二酸化炭素と

水素酸化物である水蒸気とを

大気中へと

大量に放出させ

温暖化の原因となる温室効果ガスと

その結果である液体の水の増加とを

地表へと同時に与えている

この現状を生み出した


気候の変動とは

そのプロセスを指し示す経過の



を表す過程

水蒸気にも温室効果はあり

それが

地表の熱を奪って

上空を温め

高層の冷気と触れることによって

気体の水を凝固させ

液体の水

つまり

雨となって

集中的に地表へと落下させる

有害な変化を

このところ

急速に強めさせている


一般的な地下資源というものは

炭化水素の化合物

からできている

メタンCH4

がその代表例に該当する

中核的な化合物

その温室効果はCO2の24倍

も高いとされる


一つの炭素が燃焼するとき

大気中の酸素と反応し

CO2という名の化合物が作られる

メタンに含まれる四つの水素も

同様に

大気中の酸素と相互作用することで

二つのH2O分子を合成する

この相乗効果によって

温暖化の原因物質と

その結果である

気体の水

とが同時に

この地球上へと

強制的に与えられるようになったのだった


二酸化炭素は紫外線で分解できるが

水は安定した化合物であることから

自然条件の下では

分子構造を保ったまま

永遠に大気圏内へと残される

その特異性というものが

水の基本条件

としてこの惑星へと与えられていたことから

地球を

青く輝くうつくしい水の惑星

とそう呼ばせている


交流送電を成り立たせている仕組み

がもつその意味を知らずにいる

という点で

無能であることが

既に証明されている国会は

交流電流についての理解度の有無

を検証しないまま

現状を放置し

電力消費を減らせば

発電所で燃やしている地下資源が

量的に減る

とそう勝手な判断を下してしまい

事実に反する法律を制定して

止まらない温暖化を

産み落とすに至ったのである


怠慢に満ちたその懶惰な姿勢が

温室効果ガスの濃度を

年々歳々高めることとなり

実効がないことを知っていながら

温暖化防止目的の

無駄な政策投資を

四十年以上に亘って

日本政府に続けさせているのだが

その弊害に気づかないフリ

を相互に許す行為を

未だにやっている


国が衰えて

国民が苦しむようになったのは

訳がある


交流電流に関する基礎的な知識があれば

節電がエネルギーの節約には

絶対に

結びつかない

という事実を

国民の総てが

理解することは

容易であった


地下資源の燃焼を減らすことは

交流電源の場合

まったく以て

不可能なこと


それは周波数を乱す行為に他ならず

使えない電気を量産する

ことにしかならない

不毛な投資となるからだ


こと電力分野に関する限り

省エネ節電には

何の環境効果も見いだせず

そこに投資された資本はすべて

無駄となる定め

経済に負圧をかけ続けている

損失の単なる発生源

となることができるのみ


大気中の二酸化炭素濃度が

一貫して増加していた

というその厳然たる

事実が

何よりの証拠


温暖化を止めるには

一切の地下資源を放棄する

覚悟を持つ

ということが

唯一有効な措置となる


核燃料は温暖化対策としては有効ではあっても

もっと有害な

放射性廃棄物を量産する

というその点で

生命に対する最強の淘汰圧

となって

惑星が存続する期間を通じて

比類なき有害性を

あらゆる生命へと

与え続けるものとなる


環境負荷がなく

持続的安定性に優れ

そして

エネルギーコストを引き下げる

未知の電源



大急ぎで

探し出さなければならない


発電原理を再確認していれば

有効な方法と出会うことは

たぶん

ずっと昔にできていた

誘導法則をきちんと理解していれば

超伝導応用技術の実用化は

原発が登場する以前であっても

容易であった

ものごとの本質を知れば

応用はタヤスイ

単にそれだけの

こと


その方法を突き止めることができたとき

平和憲法を

世界標準とするための

基礎的条件

が晴れて整う


スネ夫総理が

核の傘

の下に隠れたがるのは

以て生まれた

臆病な性格故のこと


世界が欲しがる環境電源の

唯一の供給国

となることが

日本を世界で一番安全な国

へと押し上げる

日本語とその文化による

新文明の定着を

国際的に方向づける

主要な動因となるだろう


自然エネルギーにはない

出力の安定性をもった

過去に類例のない

優れた環境電源の開発こそが

何にも勝る

安全保障政策の独自性と

特異性とを

世界に対して

指し示す


世界を指導する役割を果たすのは

歴史に学んだこの日本

でなければならない

温暖化を止める

有効な

環境電源の供給を通じて

平和憲法を

世界中に輸出する

二番目の国

となることを目指さなければならない


理念なき文明は

貧困の蔓延による破壊によって

滅ぶのみ
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