止まろうとしない温暖化
をひたすら募らせてゆく一方
となっている大気圏の状態を放置し
異変を止められると錯誤した文明は
EUに於いて
二酸化炭素の排出量の削減目標を
1990年の実績値より
6%減らす
とした京都議定書の目標に
実効性が不在であったことから
修正を施し
2030年度末までに
更に34%増やした合計で
40%と大きく減らす
目標を
このほど
独自に設定した
マイナス6%の削減率が
何故達成できなかったのか
という理由を調査しないまま
目標値だけを只高めることで
それが達成できる
としたその認識の甘さが
将来に
再び
禍根を残すことになる
問題の本質が見えていないとき
有効解
は
絶対に
得られない
世界中の経済対策が
いま
まさに
その弊害を蒙っているように
劣化し続けている状況の改善は
まったく以て
期待に反する事態
となった
世界経済の見通しは
楽観することを許さない
どんどん苛烈なものになって
ゆきつつある
当面する課題の一つでも
合理的に解消することができるためには
問題の本質が
当事者に
しっかりと
見据えられていなければならない
見落とされている項目の
それぞれの要素と要因とが
多ければ多いほど
結果は期待に背くものとなる
温暖化対策だけに
焦点を絞り込むと
無効であることが分かっている
既存の対策を
どんなに拡張していったところで
有効性は引き出せない
と断定するのが
妥当
エネルギー消費をこぞって抑制し
再生エネルギーへの切り替えを急ぎ
排出権取引を導入してきたにも関わらず
大気中の二酸化炭素は
着実に
却って増えていた
減っていなければならない筈の
温室効果ガスの主要成分
である二酸化炭素は
安定した状態で
増加し続けている
ということなのだ
1930年までの15年という短い期間で
不可能だったマイナス6%を
マイナス40%へと嵩上げするための
新たな根拠は
不明である
有効性が実証されていない方法では
問題の解決に結びつきようがなかろう
状況はどんどん悪化する一方
という展開へと陥ることは
当然のこと
避けがたい
実体のない名目値を積み上げていけば
臨界となる領域を超えたところで
それが実効値へと変化する
などということは
あり得ない
減らすべきは帳簿上の値ではなく
大気中に存在する
現実の
有害な
ガスの量
電力消費の削減値を
名目でどれほど増やすことができたにせよ
それで温暖化が実際に止まる
などということは
ない
石油とガスの消費を減らすことで
温室効果ガスが連動して下がるケースは
内燃機関とその他の燃焼炉
に限られる
この方法を電力分野にも当てはめていた
ということが
温暖化をとまらないものにした
最大の理由
化石燃料の消費量を抑制する方法
によるのではなく
化石燃料の輸入量の低下
を基準として見る方法
へとスタンダードを改めない限り
どこまでいっても
元の木阿弥
地下資源の「消費」割合の推移
ばかりに拘っていると
消費を減らして得た削減値
は確かに増加するけれど
二酸化炭素のppm値は
反対に高まり続けるようになる
これが温暖化を止められないものにしてきた
たったひとつの
原因なのだ
交流の電気は
周波数という属性を
永久に手放すことができない
周波数とは磁石のNとSからなる極性が
定期的に切り替わることによって
得られる周期性のこと
それは通常
波様の形となって現れる
N極がつくる磁界が右向きの電流を生むとするなら
S極の磁界で生じる電流は
それに逆転した方向へと流れでる
交流の波形は電圧の分布を表し
山型の波が右へ向かう電流がもつ
電圧の遷移を示しているとき
谷型の波は
左へ向かう電圧の遷移形態であることを
意味するものとなる
交流電源の端子は一方が絶縁されており
電流は従って不在であり
電圧だけがそこにとり残される
交流は
電圧の分布がつくる波の形
が安定していないと
エネルギーとしては
使いものにならない
周波数のばらつきは
無効電力の生みの親
一端が絶縁されていない交流は
一寸したことですぐショートし
危険性は大いに高まる
発電所では
発電機を常時
安定した状態で回し続けていることを強制され
それ故に
電力消費が大幅に減った深夜であっても
燃焼炉の熱を維持していなければならなくなっている
そこで採用されたのが
割安な深夜電力料金制度
蒸気発電という形式では
蒸気圧の低下は絶対に起きてはならず
そのために
不断の燃焼が維持されている
という状態の維持に
強く縛られていた
消費者がどれほど多く節電したとしても
発電所では
燃焼炉に送る化石燃料の供給量を
減らすことができない
絶対に
これは交流送電が受けなければならない
宿命であるからだ
自動車のエンジンならスイッチを切れば
燃料の供給と消費は止まる
発電所以外の一般的な燃焼炉でも
結果は同じ
電力業界だけが
地下資源の安定的消費
に縛られている
その事実を糊塗するために
己の利益を圧縮する
ことにしかならない節電を
消費者に執拗に求め
そこで生じた多額の損失を補填する目的で
料金値上げを行って回収を果たす
という対応を繰り返す
要するに
止まらない温暖化の元凶は
電力業界の秘密主義
にまで収斂し
その後はじめて
本当の理由が人の目に見えてくる
問題の本質は
交流送電を成り立たせているその仕組みにあり
国会が理解できないまま
業界の言いなりになって
見過ごしていた交流送電の問題点を
延々と放置し続けている
というその点
にこそあったのだった
交流電流の組成と成り立ちを
国会がもし承知していたのであれば
節電に効果がない
ということは自明の理となっており
実効のない温暖化対策を連ねて
国富を浪費する愚かな行為を
続けていることはできなかった筈である
交流送電について
国会が改めて
学習しようとした事実はなく
そのために電力業界の秘密主義を
現在までのさばらせてきた
その意味で国会の無知
が招いた損失の規模は
巨大
それは財政の結果である累積債務の総額
1000兆円以上の債務となって
国民の暮らしを
押しつぶそうするまでになっている
国会がもっていなければならない
健全な思考力の不在は
知育偏重の教育制度の結果の一つ
それを洗練させる姿勢を貫きてきた
文部行政の欠陥に
こそ
起因する弊害の産物なのだ
温暖化現象というものは
高等教育を極めてきた
それ故に
思考力を失ってしまった
世界中の優れた能力をもつ指導者たち
によって
生み出されてきたもの
二酸化炭素濃度を引き下げるためには
発電技術の総点検
から始めるのが
はやみち
環境負荷がなく
かつ低廉なエネルギー創出法
を急ぎ編み出さない限り
文明の余命は知れたもの
思考力を取り戻すことができさえすれば
置き忘れた有効解を
すぐに見つけだす
法則は宇宙草創期の段階で
人類へと夙に与えられていた
をひたすら募らせてゆく一方
となっている大気圏の状態を放置し
異変を止められると錯誤した文明は
EUに於いて
二酸化炭素の排出量の削減目標を
1990年の実績値より
6%減らす
とした京都議定書の目標に
実効性が不在であったことから
修正を施し
2030年度末までに
更に34%増やした合計で
40%と大きく減らす
目標を
このほど
独自に設定した
マイナス6%の削減率が
何故達成できなかったのか
という理由を調査しないまま
目標値だけを只高めることで
それが達成できる
としたその認識の甘さが
将来に
再び
禍根を残すことになる
問題の本質が見えていないとき
有効解
は
絶対に
得られない
世界中の経済対策が
いま
まさに
その弊害を蒙っているように
劣化し続けている状況の改善は
まったく以て
期待に反する事態
となった
世界経済の見通しは
楽観することを許さない
どんどん苛烈なものになって
ゆきつつある
当面する課題の一つでも
合理的に解消することができるためには
問題の本質が
当事者に
しっかりと
見据えられていなければならない
見落とされている項目の
それぞれの要素と要因とが
多ければ多いほど
結果は期待に背くものとなる
温暖化対策だけに
焦点を絞り込むと
無効であることが分かっている
既存の対策を
どんなに拡張していったところで
有効性は引き出せない
と断定するのが
妥当
エネルギー消費をこぞって抑制し
再生エネルギーへの切り替えを急ぎ
排出権取引を導入してきたにも関わらず
大気中の二酸化炭素は
着実に
却って増えていた
減っていなければならない筈の
温室効果ガスの主要成分
である二酸化炭素は
安定した状態で
増加し続けている
ということなのだ
1930年までの15年という短い期間で
不可能だったマイナス6%を
マイナス40%へと嵩上げするための
新たな根拠は
不明である
有効性が実証されていない方法では
問題の解決に結びつきようがなかろう
状況はどんどん悪化する一方
という展開へと陥ることは
当然のこと
避けがたい
実体のない名目値を積み上げていけば
臨界となる領域を超えたところで
それが実効値へと変化する
などということは
あり得ない
減らすべきは帳簿上の値ではなく
大気中に存在する
現実の
有害な
ガスの量
電力消費の削減値を
名目でどれほど増やすことができたにせよ
それで温暖化が実際に止まる
などということは
ない
石油とガスの消費を減らすことで
温室効果ガスが連動して下がるケースは
内燃機関とその他の燃焼炉
に限られる
この方法を電力分野にも当てはめていた
ということが
温暖化をとまらないものにした
最大の理由
化石燃料の消費量を抑制する方法
によるのではなく
化石燃料の輸入量の低下
を基準として見る方法
へとスタンダードを改めない限り
どこまでいっても
元の木阿弥
地下資源の「消費」割合の推移
ばかりに拘っていると
消費を減らして得た削減値
は確かに増加するけれど
二酸化炭素のppm値は
反対に高まり続けるようになる
これが温暖化を止められないものにしてきた
たったひとつの
原因なのだ
交流の電気は
周波数という属性を
永久に手放すことができない
周波数とは磁石のNとSからなる極性が
定期的に切り替わることによって
得られる周期性のこと
それは通常
波様の形となって現れる
N極がつくる磁界が右向きの電流を生むとするなら
S極の磁界で生じる電流は
それに逆転した方向へと流れでる
交流の波形は電圧の分布を表し
山型の波が右へ向かう電流がもつ
電圧の遷移を示しているとき
谷型の波は
左へ向かう電圧の遷移形態であることを
意味するものとなる
交流電源の端子は一方が絶縁されており
電流は従って不在であり
電圧だけがそこにとり残される
交流は
電圧の分布がつくる波の形
が安定していないと
エネルギーとしては
使いものにならない
周波数のばらつきは
無効電力の生みの親
一端が絶縁されていない交流は
一寸したことですぐショートし
危険性は大いに高まる
発電所では
発電機を常時
安定した状態で回し続けていることを強制され
それ故に
電力消費が大幅に減った深夜であっても
燃焼炉の熱を維持していなければならなくなっている
そこで採用されたのが
割安な深夜電力料金制度
蒸気発電という形式では
蒸気圧の低下は絶対に起きてはならず
そのために
不断の燃焼が維持されている
という状態の維持に
強く縛られていた
消費者がどれほど多く節電したとしても
発電所では
燃焼炉に送る化石燃料の供給量を
減らすことができない
絶対に
これは交流送電が受けなければならない
宿命であるからだ
自動車のエンジンならスイッチを切れば
燃料の供給と消費は止まる
発電所以外の一般的な燃焼炉でも
結果は同じ
電力業界だけが
地下資源の安定的消費
に縛られている
その事実を糊塗するために
己の利益を圧縮する
ことにしかならない節電を
消費者に執拗に求め
そこで生じた多額の損失を補填する目的で
料金値上げを行って回収を果たす
という対応を繰り返す
要するに
止まらない温暖化の元凶は
電力業界の秘密主義
にまで収斂し
その後はじめて
本当の理由が人の目に見えてくる
問題の本質は
交流送電を成り立たせているその仕組みにあり
国会が理解できないまま
業界の言いなりになって
見過ごしていた交流送電の問題点を
延々と放置し続けている
というその点
にこそあったのだった
交流電流の組成と成り立ちを
国会がもし承知していたのであれば
節電に効果がない
ということは自明の理となっており
実効のない温暖化対策を連ねて
国富を浪費する愚かな行為を
続けていることはできなかった筈である
交流送電について
国会が改めて
学習しようとした事実はなく
そのために電力業界の秘密主義を
現在までのさばらせてきた
その意味で国会の無知
が招いた損失の規模は
巨大
それは財政の結果である累積債務の総額
1000兆円以上の債務となって
国民の暮らしを
押しつぶそうするまでになっている
国会がもっていなければならない
健全な思考力の不在は
知育偏重の教育制度の結果の一つ
それを洗練させる姿勢を貫きてきた
文部行政の欠陥に
こそ
起因する弊害の産物なのだ
温暖化現象というものは
高等教育を極めてきた
それ故に
思考力を失ってしまった
世界中の優れた能力をもつ指導者たち
によって
生み出されてきたもの
二酸化炭素濃度を引き下げるためには
発電技術の総点検
から始めるのが
はやみち
環境負荷がなく
かつ低廉なエネルギー創出法
を急ぎ編み出さない限り
文明の余命は知れたもの
思考力を取り戻すことができさえすれば
置き忘れた有効解を
すぐに見つけだす
法則は宇宙草創期の段階で
人類へと夙に与えられていた