こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

虚 偽 情 報

2020-01-26 08:33:41 | Weblog
世界中が打ち揃って

気候変動に対抗しようと試みたところで

問題は

絶対に解決しない


これから先の時代になっても

二酸化炭素の排出量は増えつづけて

止まらないという現実が

相変わらず末永くつづく


物事の本質を

見損なっているからだ


温暖化の原因がCO2の濃度上昇にある

というフェイクニュースを真に受けている

というその状態が

誤った判断へと意識を導き

正しい解を見失わせる


効果のない対策を

承知の上で連ね続けているのだから

失った実効が伝えているその意味を

理解することが

まるでできない


問題の所在を把握しない限り

温暖化現象が改善することはない

持続可能性を圧殺しようとする

気候変動メカニズムの意味

を理解することが

できていないこの現状で

有効解を抉り出せる訳がない


事実認識が疎かなこの状況で

実効を引き出せると

頑なに信じ込んでいる

これこそが

認識能力の欠如を示す

それ以外のなにものでもなかろう


できる謂れのないことを

できると思い込んでやっている

ということがそもそもの誤り


要素抽出に課題を残し

その事実を自覚することができなければ

要因分析の過程で

必然的に判定を誤る

この経過を何十年も辿っていながら

己のその姿に気付くこともない

事態が改善する根拠は

従って不在


気候変動対策を熱心に講じていながら

パリ協定を登場させざるを得なかった

というそのことが

錯誤の顛末を歴史に刻み付けた

一連の顛末は

事業自得の結果に過ぎない


COP3からCOP25にかけての

二十年をこえる長い年月が

気候変動を定着させ

淘汰圧を高めつづけて

持続可能性を否定した


そもそもの過ちは

CO2に関する基礎的な調査を

何一つ行っていなかった

というその点にある


温室効果という属性ひとつに囚われ

比率や比重に関する検証確認を

未だに怠っているというその事実

大気中濃度の比率が

0,0004%(400ppm)

でしかないCO2に

地球全域へ影響を

強く及ぼすほどの能力はない

空気よりはるかに重いその質量は

地に落ちることはできても

大気圏を上空へと昇る能力を

はなからもたない


固体のCO2であるドライアイスが

気化すれば白煙となって

下へと沈む

これはCO2が空気より1,5倍も重い

という属性が与えた結果


温暖化をCO2の所為だとした

知識階級の怠慢が

誤った理由を根拠なく正当化し

だれにも否定できないようにした

フェイクニュースのオソロシサ


CO2の性質を検索して

内容を一度でも確認していれば

大気圏に滞留できないほどの重さが

CO2を海へと沈め

海水の温度を高めて

飽和水蒸気の発生比率を

押し上げている

という程度の理解は得られていた


CO2がもつもう一つの特徴は

水に溶け易い

ということであることもリサーチできた

浮遊しているCO2がもつ重さの故に

やがて沈降していき海水に触れ

保持していた熱をそこに転写する

というメカニズムの関与

を察知するのは容易であった

だが CO2についての確認を

当事者の全員が明らかに怠った

検索することすら

していなかったからである


問題の本質を知れば

正しい判断はすぐに得られる

温室効果ガスという属性

の一つを見ただけで

それが温暖化の原因だ

一方的に決めつけた

一人合点の過ちが

その後の世界のあり方に

重大な変容を与えたのである

世間周知のこの経過は

刷り込まれた事実誤認が生じさせたのだ


気候変動は降水量の異常な増加

とそれによる洪水の多発

という変化を世界各地に定着させた


洪水は雨が降らなければおきない

雨は雲から落ちてくる

雲を作っているのは水蒸気

水蒸気は海面で生じた飽和水蒸気と

火力発電所が化石燃料を燃やしたことで

メタンCH4がもつ

一つの炭素Cと四つの水素H

とがそれぞれに

空気成分の酸素を取り込み

CO2が一つ生まれたその瞬間に

二倍の量の気体の水

H2Oが熱い炉内で同時生成する

というメカニズム に従う


蒸気発電というその旧来の方法が

水蒸気に圧力を掛けて高圧化したことで

圧縮熱が加わる随伴現象で

高温の水蒸気が更に加わる


総ての水蒸気には温室効果があり

熱を持ち寄って温度を高め

空へと向かって上昇する低気圧

を発生させる


低気圧は上昇気流であることから

空高く昇って雲となる


上昇気流を成す低気圧を生み出すのは

対流を成すもう一方の高気圧

とよばれる下降気流のエネルギー


上昇気流(低気圧)は高層域で折り返し

乾いた高気圧(下降気流)となって

地表へと舞い戻る

この反転した位置エネルギーが

あたらしい低気圧を改めて発生させる


低気圧がそこにあるとき

その周辺には高気圧が

予め配置されている

これが対流が生むそのメカニズム


CO2は重いため

自力で大気圏内に留まっていることが

できない

時と共に重力に引き寄せられて

広大な海へと落ち

そこで熱交換を果たす

海面の温度が高まると

発生した低気圧は

やがて台風へと発達する

その頻度は年間30回程度

と概ね決まっている


水に溶け易いというCO2の特性が

保存していた熱を

海水へと移転させ

飽和水蒸気を多少増やすが

降水密度を急増させるほどではない


高温の熱水蒸気と一体化し

身の軽さが気体の水を

上空へと運ぶ

この過程で位置エネルギーを体得し

後に雨となって落下したものが

川の水量を増やし

ダムで水力発電のエネルギーへと

変化して生活の役に立つ

水力発電は位置エネルギー

が生み出したもの


降水量が急増すると

余った位置エネルギーは

流体エネルギーへと変わり

川の土手を崩壊させたり

氾濫を引き起こしたりして

破壊エネルギーへと転じ

最終的にものみな総てを

押し流す


これが気候変動を起源とする

循環形式の変化の連続相となっている

最大の原因はCO2にあるのではなく

水蒸気にある

ということが

このことから分かるだろう


CO2は重い化合物であり

上昇する能力を身内にもたない

水蒸気は軽いため

上昇して地表の熱を

上へと運ぶ垂直運動を実演する


これが位置エネルギーとなって

潜在化したものが

上空の寒気によって凝固し

落下する途中で液化したものが




温暖化を止めるためには

CO2を排出する過程で

その二倍の量の水蒸気が

生まれている一連の経過を

速やかに阻止すればよい


蒸気機関車の動輪は

圧縮された水蒸気が動力源

圧縮熱を消すことは

従ってできない


蒸気を冷やせば

液体の水へと戻る

この循環を閉鎖系に閉じ込めておく

こうすれば水蒸気という気体が

位置エネルギーを獲得できず

降水量の異常な増加も発生しない


水蒸気の発生量が低下すれば

低気圧の発達は緩やかとなり

優勢な高気圧が乾いた空気を

地表へと押し付けるような事態

もまた生じなくなり

山火事の発生頻度は低下する


CO2を減らしたところで

炉内で同時生成した水蒸気は

まったく減らない

重いCO2にとって

位置エネルギーはそもそも無縁


気候変動を引き起こしているのは

CO2の熱ではなく

水蒸気の熱とそれが上昇することで得た

位置エネルギーの相乗効果


水蒸気を加熱する方式の火力発電と

原子力発電の双方とが

高温の熱水蒸気を

大量発生させている

原発は閉鎖系の蒸気発電だが

廃熱は海に吸収させている


これらのすべてが関わって

壮大な規模の気候変動を引き起こし

水と火による自然災害を

再生産するメカニズム

を成立させる


温暖化現象について

リサーチを一度もしていなかった

ということがCO2を

原因物質として誤認させ

その錯誤を確認せずに拡散させた

ということが

止まらない温暖化を連れてきた


知識階級の怠慢が

気候変動を加速させ

破壊による大量の喪失を

発生させた


真の犯罪者は

一知半解の自覚なき

権威主義的な似非知識人


思考力を蔑ろにしてきた

知育偏重型の教育の高度化が

世界規模の迷信を

それと悟らせることなく定着させた


分かってしまえば

実に単純なハナシであった
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著 突 妄 信

2020-01-19 08:51:16 | Weblog
温暖化は永久に

止まらない

大気圏内に排出されたCO2

がその原因という訳ではないからだ

何故なら

質量が空気より重い分子のすべて



大気圏全域に

留まっていることが

できないからだ


その比重の差があるが故に

最終的に

最も低い位置にある地表

または海面へと

落ちてゆくことができるだけ


とりわけ水に解け易い

という性質をもつ

CO2であったからこそ

大気中の濃度は低いままとなり

海水温はその反対に

高まり続けた


気体状態にある分子は

分布密度が低いため

存在比率は疎らとならざるを得ず

まとまって残留していることが

できない


CO2の大気中濃度は

増えたとはいえ

400ppmを超えた程度のレベル

に過ぎない

%で表記するなら

それは0、0004%


たったこれだけしかない

小さな比率のCO2が

全地球規模の気候変動を引き起こした

と考えるのは不合理

比重は空気より重く

それ故に自力で

上空へと昇ることができない


世の知識人たちのすべては

CO2が温暖化の原因だ

とすっかりそう思い込んでいる


温室効果ガスには蓄熱作用があるために

熱を保存する能力を備えている

それが大気圏の気温上昇を

高めた

とそのように理解した


蓄熱する能力は

高温だけにあるのではなく

低温であっても条件は同じ


航空機が行き交う高い空の気温は

とても低い

上空に漂っているCO2の温室効果は

熱交換を経て

温度差の最も少ない

平衡状態へと

最終的に落ち着く


高温だった熱は

次第に低下し

平均値へと遷移する


風呂の湯が入浴した人の数で

次第に下がるのと

何一つ異ならない


CO2のもつ温室効果は

大気圏の温度分布の違いによって

同じ状態を保っていることが

要するにできない


CO2が地球の温暖化に

影響を与えた

という事実などある筈がない

大気圏内の濃度分布を示す

0, 0004%という数値の低さ

がその事実を指し示す

温度分布と濃度分布の両方の相関

について確認した

という報告は知られていない

勝手な憶測を

文明は真に受けた


温室効果があるガスだ

という理由だけで

CO2が有害だと決めつけた

という事実が

過去のどこかであった

ということになる


国連が認めていない温室効果ガスに

水蒸気がある

夏に水を撒く行為は

周辺を涼しくするが

地表の熱を移動させただけのこと


エネルギー保存則は

地表の熱が上空で保たれている

という事実を教えている

涼しくなったのは

そこにあった熱が移動しただけのこと

消えてなくなってしまった訳ではない

この熱の移動を仲介したのが

水蒸気のもつ温室効果


涼しくしようとして散水すると

却って上空を温める

という結果が生まれる

この変化を要素化した記録は

ない


これが温暖化の本質

水蒸気を多く発生させなければ

気候変動は安定し

治まっている

異常気象が目立つようになったのは

水蒸気の発生量が

80年代頃急速に増えたから

人工的に作られた高温の水蒸気

の発生源は

火力発電所と原子力発電所

のこの二つ


どちらの電源も

蒸気発電を行っている

化石燃料を燃やせば

CO2とH2Oが同時にできる

主成分であるメタンCH4の組成が

それを生み出す


窯の温度は300℃に近く

高圧をかけることで

蒸気圧は高まる


その原理は蒸気機関車

とまったく同じ

水蒸気に圧力を掛けると

蒸気の温度は急激に高まる


蒸気機関車の重い動輪を

動かすためには

蒸気圧を高めなければならない

このため蒸気の熱は

圧縮器の中で高められることになる


発電機の蒸気タービン

を回転させるのにも

これと同じ圧縮工程が必要なのだ

発電機の回転数が一定でなければ

安定した電力を生み出せない


交流電流は周波数で成り立っているため

回転数が安定していなければ

周波数は乱れて

電力として使い物にならなくなる

このため蒸気発電の熱源確保で

常に一定の化石資源の消費が

不可欠の条件となっていた


交流電流の安定性を維持するためには

絶えざる地下資源の燃焼が必要なのだ

このため電力会社は

化石燃料の消費量を

減らすことがどうしても

できない

常にメタン系の地下資源を

炉に投入し続けていなければならない


この事実は

クールビズで28℃のオフィス環境で

熱さに耐えて働いている人たちの我慢

が何の役にもたっていなかった

ということを指し示している


同じ理由で再生可能エネルギーを

高値で買い取っていながら

消費者に対して

損失補填を義務付けてもいた

太陽光付加金が無意味な制度

という事実もそれは証明していた


この利益共同体が行った壮大な欺瞞に

日本中の誰一人として

まったく気づかなかった

指摘した事実がなかったからだ


業界と周辺の利益共同体一同が

秘密主義に徹していたからである


正しい情報を電力業界が

国民に伝えていたのであれば

このような二重の損失など

発生していなかった


そのため環境投資のすべて

がまったくの無駄となってしまい

経済成長は勢いを失って

長期低迷していることを

義務付けられた

身から出た錆が

現状のこの拙さを導いた


蒸気発電の効用は電力業界だけにあり

国民は高温の水蒸気が生んだ

温室効果に苦しめられるようになった

判断を誤ったことによって生じた

損失の責任を

無辜の国民

が共同で負担するようになったのは

日本の風土とひとの意識が

共に育んできた負の遺産


蒸気発電を続けている限り

温暖化と経済の低迷は

国家と国民の双方を

同時に苦しめつづける


蒸気発電という仕組みは

装置の運転を休むことが

絶対にできないというシステム

そこで必要となったのが

送電系統を連携させて

相互にバックアップする

という系統連系という制度


電源の点検を行うためには

代わりとなる電源を

予め用意しておかなければならない

これを可能にしたのが

交流電流による高圧長距離送電という仕組み

これがなければ

燃焼炉を継続して休ませておくことは

できない


常に回転していることを義務付けられている

交流電源であったからこそ

送電系統を切り替えることで

定期点検をすることが可能となり

不測の事態に対応することが

問題なくできるようになっている


蒸気発電というシステムは

一基が休止していても

バックアップ電源が起動していれば

電力を融通することができるため

絶えず蒸気を大量に

吐き出し続けていなければならない

という義務に拘束されている

節電努力を無効にしたり

再生可能エネルギーを無駄にしたり

してきた

系統連携が機能しなくなれば

交流電流の広域供給は成り立たない

その好例となったがブラックアウト

周波数変動が発生すると

連携系統が一斉にダウンする

これは交流送電であるが故の

宿命


こういう理由で

火力発電所と原子力発電所では

蒸気発電が行われている

とりわけ火力発電では

高温の水蒸気とCO2が

大量に大気圏内へと

休むことなく放出されている


電源立地は沿海部となっていることから

日本列島は自然条件で発生する

飽和水蒸気と

水を気化させるための燃焼炉で

地下資源を燃やしたことでできる

CO2とH2Oを生み出すと同時に

その圧縮工程で生じた

高温の熱水蒸気を絶えず

生産していなければならなくなった


日本に水害が多くなったのは

列島の周辺に

火力発電所と原子力発電所が

分散配置されているからなのだ


特に九州北部の沿岸部では

半円形の電源配置が成り立っている

そのために九州の上半分は

常に大量の蒸気発生源

にとり囲まれるようになっている

そこに線上降水帯が重なったとき

降水量が異常に高まる


取り分け3・11以降

原発が止まっても

退役予定の火力発電所までをも

再稼働させたため

日本列島の内陸部でさえ

降水量の急峻な増加が

発生するようになっていた


自然災害が頓に増えたのは

飽和水蒸気だけでなく

加熱水蒸気と

圧縮熱水蒸気の三つが

同一エリアに輻輳した

という変化の結果


このプロセスに関与したCO2は

地下資源を燃やした際に生じた

加熱水蒸気用の燃焼炉

が生み落したものに限られ

大気中にあるとされたものとは

関係がない


燃焼炉ではメタンが燃えたとき

CO2が一つできたその時に

二倍の量のH2Oが生まれ出る

メタンの組成がCH4

であるからだ


気候変動の原因は

CO2にあるのではなく

気体の水H2Oがつくりだす

熱水蒸気の大量放出にあったのだ


液体の水に温室効果はなく

気体の水にはそれがある

世界中の知識人たちは

この点を

完全に見落としていた


原発は閉鎖系だが

廃熱の処理は開放系となっている

このため海水温は高まって

飽和水蒸気を増やしつづける

石炭火力の脱硫装置を除けば

すべての火力発電は開放系

水蒸気を閉鎖系で

完全処理するシステムにすれば

気候変動要因は縮小して

温暖化はやがて反転する


現状の電源システム構成で

CO2を減らす努力に

意義はない

損失の累増が

経済の成長を阻むだけ
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壁 の 後 先

2020-01-12 08:11:50 | Weblog
温室効果ガスの代表的存在

それは

組成を異にする

二種類の気体

その一つはCO2であり

もう一つが水蒸気

両者はどこにでもある

ありふれた気体


大気中の存在比率は

CO2は400ppm以上

ppmは百万分の一(particle per million)

百分比である%に置き換えると

0.0004%

と異様に少ない

だが濃度は毎年着実に高まっていて

昨年度は417ppmにまで達していた


もう一つの温室効果ガスである

水蒸気はというと

海洋や湖沼河川などの全域で発生する

飽和水蒸気と

化石燃料を燃やしたときにできる

加熱水蒸気

そしてこれまで問題視されていなかった

高温高圧の熱水蒸気


火力発電所と原子力発電所が

蒸気発電を行う目的で

水蒸気に圧力をかけて

圧縮熱を生みだすという

電力会社が行っている

蒸気発電というその方法が

世界中で高温の水蒸気を

吐き出すようになったときから

気候変動が一斉に始まった


熱水蒸気を

絶え間なく生みだしている

というそのことが

大気中の水蒸気に熱を加えることとなり

大気中の気体密度を一入高めた


これが気候変動を引き起こし

環境にとってこの上なく安全だ

と思われているガス状の水

である水蒸気のもつ軽さと

蓄熱能力が作用しあって

空へ上ってゆく量を増やし

降水密度を爾来

急速に高めた


原発と火力が生みだしている

水蒸気の熱は

300℃未満だが

地表にとっては

あまりにも高い温度をもった

不自然な新熱源となっている


人工的に作られている

燃焼炉で発生している加熱水蒸気

に高温の圧縮された水蒸気が加わり

原発が普及するに連れて

この熱水蒸気の比率は高まった


温室効果ガスの中の二種類を

電力業界が生みだしている

ということが温暖化を加速させ

気候変動を促した


化石資源を燃やしたときの酸化反応で

加熱水蒸気と

蒸気機関で圧縮された熱水蒸気

とが

排煙装置の筒先から

吐き出さるようになってから

既に久しい


これに

燃焼炉で同時生成されたCO2が

廃熱を上空にではなく

海面へと降下させて熱をそこに移し

海面の温度を

間接的に高めている


何故なら

CO2は空気より重く

水蒸気は空気より軽い

からである

ドライアイスの気化を振り返れば

CO2が重いという事実を

誰もがすぐに思い出す

このためCO2は自力で

大気圏を昇ってゆくことが

つまりできない


ゆっくりと海面へと落ちてゆき

海水に触れて熱をそこに移し

自らは水和してヘンゲする

CO2は水に融けやすい

という性質があるからだ


この時にも

飽和水蒸気が新たに生じる

電力業界が

温室効果をもつ

熱の異なった水蒸気

の統合体を大気圏へと排出し

軽い水蒸気は上空へと昇って

熱を垂直方向へと移動させる

この上昇プロセスで

位置エネルギーを水蒸気が獲得し

熱の循環を行う途上で

水力発電で電気エネルギーとなったり

気圧の差で生じる

風力エネルギーになったりする


降水量の増加によって生じた

流体エネルギーは破壊エネルギーへと変容し

吹く風の強さは

位置エネルギーによって

台風にまで最終的に増長する


海水温の上昇は

低気圧を発達させる

熱源となり

発達した低気圧が

台風の破壊力をより強める


低気圧は海面の熱が高まったとき

上昇気流となって

空へと昇り

ピークアウトした直後

下降気流と呼ばれる高気圧

へと反転する


高気圧は低気圧が水分を放出したあと

乾燥した空気を

地表へと押し戻す

下押し圧力という

位置エネルギーで

地表の山林草木を乾燥させ

熱風を吹かせたり

熱波を内陸へと運んだりして

気温の上昇を夏に

背後で操る


発達した低気圧は

降水密度をより高め

折り返すときに生じた下降気流が

その勢力を高めて

高気圧を優勢にして好天を齎す

こうして大気中の熱を高め

地表に乾燥を強制し

山火事を発生させるようになる


上昇気流と下降気流が循環系を成す

対流圏では

湿潤化と乾燥化とが

交互に入交る気流の流れ

が形成される


このサイクルに人工的に加わった

地下資源のメタン成分から派生した

CO2と燃やされてできた水蒸気

のみならず

発電所で圧縮熱を加えられた

高温の蒸気機関が発電に関わり

そこで作られた熱水蒸気までもが

追加される時代となった


地表に気候変動と呼ばれる

変化が顕れるようになったのは

そのあとになってから


文明が温暖化を止めようとして

CO2を生まないよう努めていても

三段階で輻輳する

温室効果ガスの一つである

水蒸気の一群が関わっている以上

温暖化が止まる道理は

どこにもない


温暖化の真犯人は

CO2では決してなく

異なった三段構造をなす熱

からなる複合した水蒸気

以外になにひとつ存在しない


改めるべきものの第一は

蒸気発電なのである



ガス化した水である水蒸気の比率は

概ね60%以上と見積もられている

対するCO2は

たったの400ppm

(0.0004%)に過ぎない


二酸化炭素を減らすことができたとしても

大勢に影響を及ぼす効果など

問題の所在を見誤っている以上

得られる訳がなかった


水蒸気の比率は湿度計で

100%となる時がある

これは気体の分子密度が

余りにも疎らで希薄である

ということがその理由


気圧の差で

水蒸気は短時間で変化する

決して一定ではない気圧の差は

水蒸気の比率を不安定にして

湿度という概念で

表記することしかできなくさせた


自然現象で発生した飽和水蒸気は

太陽の熱の恵み

加熱水蒸気は

地下資源の主成分である

炭化水素を燃やした時に

空気成分の酸素と

燃焼炉内で結びき

化合物として副生されたもの

CO2と同様に

燃焼の酸化作用で

同時生成されてできた

副産物としての水蒸気

自然界になかった水素が酸化して

地球の持つ水の絶対量を

増やし続けてここまできた


地下資源の主成分である

メタンCH4

が燃焼炉で燃やされたとき

一つしかない炭素原子と

空気中の酸素分子が結びつき

CO2がひとつ誕生すると同時に

二つの水素分子もまた

酸素原子と結合し

燃焼炉の熱で

気体の水へとたちまち変わる

水蒸気というガスが

連鎖状態で

次々に生み出されているという訳だ


交流電源は周波数に縛られていて

回転数を減らすことが

まったくできない

この事実がクールビスを無効にし

再生可能エネルギーへの投資を

無駄にして

有効需要の創出を拒絶した

その結果国際経済は成長余力を失って

長期低迷する事態へと陥った



メタンを燃やすと

CO2が一つできた瞬間に

その二倍の量のH2Oが

自動的に発生する

液体の水は窯の熱で

高温のH2Oのガスとなって

吐き出され

蓄熱能力の高さが

空気圏一帯を夏に必要以上に温めるようになり

飽和水蒸気の生成を加速させた


上空で冷やされて凝固した

水蒸気は氷の粒となって

落下する途中で液化し

雨へと変わる


火力発電所の排煙筒から

白い煙となって

排き出されているのが

CO2と水蒸気からなる

高温の混合気体

その比率は1:2

水蒸気の方が2と

より多くなっていることが

重要な相違点


メタンを主成分とする地下資源

つまり炭化水素を燃やしたとき

CO2が一つ生まれでる

と同時に四つの水素が二つに分かれ

二倍の量の気体の水

が同じタイミングで

外気中へと

間断なく放出されている

このプロセスのもつ意味を

失念してはならない


そこには四つある水素原子の半分が

空気中の酸素と別々に

結びつき

二分子の気体の水がつくられる

この差が温室効果ガスである

水蒸気の比率を

否応なしに高めつづける


化石燃料を燃やすその行為が

二種類の温室効果ガス

を同時排出する

という結果を導いた


このため化石燃料を燃やすと

二種類の温室効果ガス

つまりCO2とH2Oとが

大気圏内へと揃って

放出されることとなる

この二つの異なったガスは

それぞれが温室効果をもっていて

廃熱を外部へと運ぶ

という役割を共に果たす


軽い水蒸気は上空へと昇り

重いCO2は海へと落ちて水に溶け

保持していた熱を海へと移し

熱平衡へと見えないところで遷移する


この熱交換のプロセスで

飽和水蒸気が新たに発生するため

燃焼の廃熱と海水温との間で

熱の移動が高まって

低気圧を発生させる

このとき周辺の高気圧が

海面で反転し

低気圧の発生を

後方から支援する


こうして温められた海水は

低気圧を発達させたり

台風の勢力を高めたりしながら

暴風雨の被害を

陸上で拡大させるものとなる


この熱の移転を伴う対流

の間で生じた

気圧の差から生まれた風には

位置エネルギーが関わっている

気圧の差によって生じた気流は

大気圏を不安定化させる

古来からつづく自然の因子


気流の強弱を生む気圧の差は

風を孕む気流となって顕在化する

このことが気候変動に一役買い

地球環境を温暖化させてきた

その背後の隠れた理由


自然環境が作り出した飽和水蒸気と

電力会社が作り出さなければならない

加熱した水蒸気を更に圧縮したことで

より高温の熱水蒸気が

大量生産されている


これが温暖化を急がせて

気候変動を甚だしいものにした


温暖化を止めるための有効解とは

CO2を減らすことにあるのではなく

蒸気発電を廃止することに尽きる


発電する方法はゴマンとある

その中で最も効率的で

合理的な方法を選び出す

ということが

環境を復元するための

唯一の手段

エネルギーコストが下がらなければ

有効需要は生みだせない

投資を集約する能力が不在なら

温暖化を止めることは

永遠に不可能


要はシステムアップの問題

なのだ

ここが分かるようにならない限り

気候変動はこの先急激に悪化する

という局面と必然的に遭遇する


人類の思考力が

地球によって

試されている

この現状が進化へと突き進むための



智慧の出しどきは

いま以外にない
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巡 る 対 流

2020-01-04 07:15:25 | Weblog
知識階級に属しているほぼ

全員が

いま起きているこの温暖化は

二酸化炭素に固有の性質

である温室効果

がもたらした

とそのように確信した


国連が定めた温室効果ガスのリスト

には

水蒸気という項目は

当初からなかった

水蒸気は国連の規定によると

温室効果ガスではない

と見做されている


現実に最大の温室効果を

地表に与えているのは

水蒸気

その全体の比率は

少なく見積もっても

平均で60%以上


CO2はというと

たったの400ppm

でしかない

ppmは百万分の一

パーティクル パー ミリオン

これを百分比にすると

0.0004%

と余りにも低くなる

この程度の量でしかない

CO2に温暖化の原因を求めたのが

そもそもの間違い


たったこの程度の小さなボリューム

に過ぎない

大気中のCO2が

世界中を巻き込む水害と

山火事の原因になった

と世の賢人たちは

当初からそう決めつけていた


事実関係の確認を怠った

知識階級に起因するその行為こそが

気候対策から実効を

悉く消し去った

その最大の因子

歴史に残る最大級の過ちは

このようして生み落された


CO2の質量は

空気よりはるかに重い

ので

大気圏へと自力で昇ることが

できなかった


大気圏の最下層である地平目指して

排煙筒から

地を這うようにして

横に広がってゆくばかり

ドライアイスのあの白煙は

二酸化炭素そのものでできている

下に向かって降りた後

横に広がってゆくばかり

それは比重に違いがあったため


CO2の質量は

空気の1、5倍も重い

このため

気化した二酸化炭素は上昇できずに

地平を目指して下降して

横方向へと広がってゆく


この現象は誰もが目にしたことがある筈で

指摘されればすぐに思い出せる

遠い記憶


世界中が温暖化の原因であるとして

目の敵にしているCO2は

それがもつ重さの故に

大気圏内に留まっていることができず

最終的に海面に落ちて水和する

水に融けやすいという性質があるからだ

温室効果を発揮する能力が高くても

その熱を与えられるのは海


海水温が高まると

飽和した水蒸気が上昇気流となり

地表の気圧を押し下げる

低気圧が発生するのはそのためだ


低気圧は上昇する気流

水蒸気によって生まれ出る


上空の寒気に触れると

水蒸気は凝固して固体となる

そこで重くなり

落下してくる途中で

雨へと変わる


異常気象は水蒸気の発生量が急激に増え

降水密度が比較にならない程高まったとき

引き起こされる

CO2がどんなに大気中で増えたとしても

降る雨の量に大きな変化はない

熱の移転に伴う

飽和水蒸気が多少増えるだけのこと

集中豪雨を生む能力など

はじめからもっていない


水蒸気が地表で急速に増えない限り

気候変動を引き起こすほどの

雨にはならず

水害もまた発生しない

有害なのは隠れている

位置エネルギー


山を崩して大地を押し流す

川を堰き止めて

氾濫と決壊を引き起こす

気圧の差で生じる風の勢いもまた

位置エネルギーが関わっている

発達した低気圧が生む台風も

位置エネルギーの開放を引き起こす



これらの諸事実を

誰一人 確かめたことさえ

なかった

問題の所在を見失っていたからだった


役に立たない大量の知識に

汚染されてしまうと

優秀な頭脳でも

思考力を手放して本質を見損ない

批判精神までをも失ってしまうのだ


こうして

知性亡き知識人たちが

何世代にもわたって再生産されてゆき

挙句の果てに

止まらない温暖化を生み育て

それを止めようとして

躍起となり

国連とその周囲が大騒ぎする

という構図を

真顔でつくりだしている

何と愚かなことだろう


気候変動は気圧の差を拡大し

強風を吹かせる

また古今未曽有の大雨を

世界各地に降らせたのみならず

水流のエネルギーが

山林を押し流すようになっていながら

天災として受容するしかない

と諦める


因果関係を成り立たせている

エネルギー転換の意味に

無知であり続けていることを

未だに善しとして

諦観するよう強いている


大雨が土砂崩れを起こして川をせき止め

流域のいたるところを

水浸しにする

という被害を与えられても

耐え忍ぶことしかできない


これこそが水蒸気がもたらした

温室効果とそれに伴って起きた

位置エネルギーの開放による

被害を発生させたそのメカニズム


自然界からやってくる

壮大な破壊活動は

混沌を目指して遷移し

エネルギーシフトによる変化

が生命の淘汰を押し付ける


水蒸気には三種類の出自がある

温度差で生じる

自然界で生じた飽和水蒸気と

地下資源を燃やした行為が生み出した

加熱水蒸気

そして蒸気発電というその仕組みが

大量に吐き出している

圧縮された高温の熱水蒸気

を起源とする廃熱を抱え込んだままの

気体の水


この三種類の水蒸気が

まとまるようになったときから

温暖化が現象化するようになっている


これまで経験したことのない

大雨

を突発的に降らせるほどの

水蒸気が発生するようになったのは

蒸気発電というその方法が

普及するようになった頃のこと


水蒸気に圧力を掛けると

高い熱を取り出せる

産業革命の起点となった

蒸気機関はこの高圧化された

熱水蒸気が生み出したもの


問題視されていなかった

この高熱の圧縮された水蒸気が

火力発電所と原子力発電所とで

休むことなく生みだされているため

大気圏の最も低いところに位置する

空気層に温暖化という現象を

押し付けた


高温の温室効果ガスを

至る所で吐き散らすようになった

世界中の電力会社が

気候変動を生みだした

ということになる訳だ


化石燃料は炭化水素でできている

そのために二酸化炭素が

一つ生まれたそのとき

気体の水である熱水蒸気を

炉と窯で同時に生成することとなり

と廃熱を排き出さなければならなくなった


CO2はその重さの故に

大気圏内に留まっていることができず

最終的に海水に触れ

その熱を水へと移す

飽和水蒸気がそこで発生することとなり

低気圧という上昇気流となって

自動的にヘンゲする


蒸気発電を行うためには

水を熱して温めた上に

圧力を加える操作が必要な措置となる

気化した水に圧力を加え

より高い熱を取り出して

発電タービンを回転させる

これが蒸気機関というものなのだ


電力業界が産業の育成

に貢献するようになってから

自然と人工の

三段階に亘る熱システムの連動

が生み出す相乗効果を齎し

経済成長による躍進が可能になった


火力発電所の建設が

急増するようになってから

降水量の急激な増加が

極めて顕著になっている


日本では90年代の初め頃

降水量が急増するようになり

川沿いの土手道で

バスの屋根までが水に漬かる

という事件までが引き起こされた


地下資源を大量消費する火力発電所が増え

燃焼炉の内部で進んだ酸化作用が

水素の酸化物である加熱水蒸気と

炭素の酸化物であるCO2とを

同時生成した結果

海面水位の上昇と

それに伴う島嶼国家の水没

を含む

水に纏わる大きな変化が

その頃から際立つようになっていた


水の絶対量が増えたのは

炭化水素を大量に燃やしたことで

自然界になかった水の分子が量産され

それが海面水位の上昇へと

繋がっていったからだった


水が元になっている水蒸気なら

地球のもつ水の全体量は

決して増えない

温暖化したことで

氷山氷河が融解しても

海面水位の上昇は

計算値の範囲に収まっていた

ところが

実際に起きた水位の上昇は

想定の範囲を大きく超えてしまっていた

水素と酸素が燃焼炉の中で

結びついたからだった


CO2に温室効果があるといっても

これほどのまでの大きな変化

を引き起こすほどの力

はない


温暖化の原因をCO2とキメツケるようになった

その段階で

文明は真相を究明する能力を

既に失っていた


大気圏に滞留しているCO2は

航空機のエンジンが吐き出したもの

高度一万メートルの高層域では

重力の力は弱まる


距離の二乗に反比例する

という法則があるからだ


高層域のCO2は

この理由から大気圏上層で

落下することなく

滞留しつづけ

冷たい大気に晒されて温度を下げ

冷却効果ガスとなる定め

濃度が高くなったとしても

温室効果を失っているので

害はない


夏には温室効果だったものが

冬には冷却効果となって

相殺されるからである

その加重平均の差が

平均気温の温度差となり

温暖化の指標として採用された


温暖化の弊害は

平均気温の上昇

という変化にあるのではなく

大量の人工的に作られた熱水蒸気が

生み出した降水密度の急増と

その結果として与えられた

乾燥した高気圧

とよばれる下降気流による

山火事の発生原因となっている


対流が生む輪廻とものの因果は

こうして果てしなく巡りあう循環を

宿命として与えられている


下降気流を意味する

高気圧が低気圧へと

海上で変化する

そのタイミングで

新たに生まれ出る

別の新たな上昇気流が

低気圧となり

水蒸気の発生率を

再び高める


この現象を成り立たせている

領域が

対流圏とよばれている

温室効果ガスの

生成に関わる反応場


水分を放出して

下降気流となった高気圧は

山に当たって

その熱を山林へと移し

湿っている大地と山林から

水分を強制的に蒸散させ

陸上で飽和水蒸気の発生を誘発し

乾燥した状態を繰り返しそこに生みだす


蒸発と蒸散で水分を失った

山林原野は一度火が付くと

あっという間に燃え広がる


温暖化のサイクルは

低気圧による降水量の強制的増加と

乾燥した下降気流による

強制的乾燥とを

こうして交互に繰り返す循環

の連鎖で成り立っている


下降気流は地表で反転し

低気圧という名の上昇気流

へと繰り返し生まれ変わり

上昇気流は大気圏の上層で反転し

下降気流という名の高気圧へと

変化して地表へと舞い戻る


海面の熱を上層へと運び上げ

位置エネルギーを密かに蓄え

冷やされたとき雨になる

その量が異常に増えた時

降水密度を高まらせて

大水害を発生させる


寒気の南下と遭遇すると

熱は冷やされ

水蒸気は凝結して雨となる

凝固すれば

雪または雹となる

このサイクルが気候変動を

より一層刺激して

異常気象を引き起こす


知性亡き知識人たちが

CO2を犯人

と根拠なく決めつけた

その行為が

冤罪を生み

真犯人である水蒸気の発生を

放置放任することとなり

犯罪の再発を繰り返すよう

導いた


知育偏重の高等教育は

知識の量的拡大を急いだあまり

質的劣化を指導体制へと

押し付けた

思考力を涵養せずに

逆に奪った教育制度の変更は

批判精神を失わせたのみならず

判断能力をも引き下げた

そこで生じていた事実誤認

に気付かなかったということが

止まらない温暖化を

ここにこうして定着させた
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