創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会・公明をブッた斬る-26

2019-04-23 08:34:19 | Weblog

 --いま、なぜこの悪質な組織の欺瞞性を問題にするか--
創価学会・公明党をブッた斬る   藤原弘達
       …S60/10=1985年…〈日新報道〉¥1,000
    ------(P125)---(以下、本文)-------

◆ 海の向こうからうさんくさい噂がくる
 世界統一協会といえば、教祖の文鮮明は、アメリカにおいて脱税の罪に問われ、刑務所に収監された(現在は保釈中)。文鮮明の故国・韓国の言葉でなんというか知らないが、おそらく、創価学会流にいえば“法難”のように、信者たちは偉大なる文鮮明さまを受難者という。

 脱税とは、宗教者にあるまじきハレンチな始末だが、よその国の話とばかりはいっておられない。日蓮正宗(創価学会)に対するフランス下院の報告が、今年になって発表された。報告書は、「公明党と関係をもつ創価学会」として、「このエセ仏教セクトはフランス仏教会からたえず非難される特殊性をもって」いると述べている。そして、フランス仏教会プラン会長から創価学会インターナショナル・池田会長あての一九八二年二月の書簡を引用している。
  「一九八一年六月五日、私はフランスであなた方の組織フランス日蓮正宗の悪評について、危険なものとして確認されているセクトのうちで、仏教の表現をとる唯一のものがあなた方である点は遺憾であると注意を喚起しました」

 「今日、私はフランスでのあなた方の組織の金銭に関する『いかがわしい』関係について、あなたに注意を喚起します。三つの点をとりあげましょう。
 一、会員に金を払わさせるための圧力
 二、集めた資金の管理を要求する会員に対する暴力
 三、日蓮正宗欧州協会とフランス日蓮正宗の間の会計上の混同」
      (六十年四月十六日「赤旗」パリ特派員発)
 欧米で、ゼンガクレン、ノーキヨーが名を売ったことがあるが、今度は日本赤軍と並び、ソーカガッカイが悪名を売る番になりそうだ。

 もう一つ、池田大作にとって不本意な話題があった。たしかに、不本意としかいいようがない話だ。池田は、肝胆相照らしたとでもいう如く、歴史哲学者・トインビーの名声を利用したものだが、そのトインビーの孫娘・ポーリーを日本に招待した。ところが、この招かれたお客さんが、痛烈極まる、池田大作評を公表する。
 英紙「ザ・ガーディアン」に、嫌悪感にみちた池田大作の“人物論”を書いた。「週刊新潮」「週刊文春」がこれをとりあげ、記事にしている。
 「私たちの招待者(注・池田大作)の話し方は尊大で、人に警戒心を抱かせるものだった。予期しない意外な言葉がしっかと見すえる目つきとともに話され、理解できぬ冷たさが感じられるのみだった」(「週刊文春」五十九年六月七日号) 「私たちは次第にこの人物を研究する余裕を持ち始めた。
 彼はオーダーメイドの靴のつま先まで世俗的に見えた。もし彼の職業は何かと尋ねられたら、宗教家と答えられる人はほとんどいないだろう」(同) 「私は池田氏ほど絶対的な権力の雰囲気をにじみ出させる人間を見たことがない。彼は長年あらゆる自分の気まぐれを満足させ、あらゆる命令に従わせ反論や摩擦から守られてきた人物のように思われた。私は少々のことでは驚かないが、彼の中にある何かに背筋が寒くなるのを覚えたものである」(同)

 せっかくの海外巡業で、世界的なアーノルド・トインビー博士と対談した池田大作のイメージを損なうこと、おびただしいものがある。もっとも、トインビーと対談したことが“勲章”だというにも当たるまい。創価学会離反の元支部・婦人部長にいわせれば「おみやげ(力ネか、モノか?)をあれだけたくさん届ければ、誰だって相手になりますよねェ」となる。
 トインビーの孫娘・ポーリーが「靴のつま先まで世俗的に見え……彼の職業……宗教家と答えられる人はほとんどいないだろう」と書き、原島嵩は、脂ぎった池田を「彼がテーブルにてのひらをのせると、そのあと、べっとりと脂のあとがつく……」と書く 。第一次世界大戦の後、ドイツの諷刺画家ゲオルグ・グロッス描くところの資本家は、総て腹がつき出て、脂ぎった顔で葉巻をくわえていた。典型的な類型化だ。私は、池田大作批判に、劇画化やことさらなる卑小化は不要だと考えるのだが、池田スキャンダルをはじめとして、彼に関する証言は、巧まずして池田の戯画を作り出している。等身大の池田大作像となると、もちろん戯画的要素はあるにしても、単なる卑小化ではすまされない。
 宗教的権威と政治的権力を合わせもとうとする野望の組織である創価学会・公明党の象徴としての池田大作なのである。
 ここで私は、ジョージ・オーウェルの『一九八四年』という小説を連想するのである。
     ----------(次回に、つづく)---------129

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