創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会・公明をブッた斬る-25

2019-04-22 07:21:43 | Weblog

  --いま、なぜこの悪質な組織の欺瞞性を問題にするか--
創価学会・公明党をブッた斬る   藤原弘達
       …S60/10=1985年…〈日新報道〉¥1,000
    ------(P121)---(以下、本文)-------

なぜ、創価学会の“平和運動”か
◆ 平和運動はみせかけのデモンストレーションだ
 池田大作は、精力的に海外へでかける。海外各国で政治家と会い、当代一流といわれる学者、文化人と歓談する。
 各国の政治家、指導的人物、著名文化人と会う池田は、前にも書いたが、これはザコのトトマジリともいえる。だが池田は、ザコのトトマジリくらいで喜んでいるほど単純な男ではあるまい。池田の狙いは、自分を世界一流の人物とサシで話し合える男としてみせる、その演出効果である。
 かって創共協定で、池田は宮本顕治と会談の際、次のようなやりとりをしている。(松本清張・松本メモ)

池田 もし共産党が弾圧をうければ、学会はその擁護に起ち上る。学会が同様な場合には、共産党もそうしてもらいたい。 宮本 その時は党を挙げて擁護のために闘う。
池田 自分は中国でもソ連でも言いたいことを言っている。日本共産党のことも、機会をみて、中国にそれとなしに話したい。〈池田大作・いわゆる“平和への旅”〉
 
  
宮本 東欧圏諸国のなかでもソ連一辺倒でなく、次第に自主路線が出てきて、日本共産党の方針に対する評価が行なわれはじめている。フランス、イタリアの共産党がそうである。
 朝鮮民主主義人民共和国とも再び友好関係がとり戻されつつある。残念なことに、わが党員はアメリカに行けない(ビザの発行が拒否されている)ので、アメリカ共産党の事情が詳しく分らない。
池田 私がアメリカに行ったら、宮本さんにビザが出るように努力する。
宮本 北ベトナムのハノイにはぜひ行ってごらんなさい。
池田 再来年あたりには行きたい。北朝鮮にも行きたいと思っている。

 民間外交どころか、トップ外交でもやりそうな鼻息である。五十年五月、池田はモスクワでシチコフ・ソ連最高会議議長と会見し、続いて五月二十七日、モスクワ大学から名誉博士号を贈られる。同日付「朝日新聞」では、池田の「日ソ友好と世界平和の貢献が授与の対象になった」と報じている。果たしてそうか。池田が、世界平和について、いつ、いかほどの貢献をしたか、世界の現代史における活躍ぶりを知りたいものだ。ほんとのところは、国際的“売名”巡業にすぎない。海外での虚名を、ステータスとして日本に持ち込み、国内における池田・創価学会に振り向けようというわけだ。

 いま一つ、池田の海外巡業の目的には、例えばアメリカにおけるNSA(アメリカ日蓮正宗)の如く、各国に海外支部をつくるためである。南米諸国にも、その布石を打っているという。
 ところで、海外諸国において池田大作はモテモテだというが、どんな具合なのか。ソ連のコスイギン(故人)から親書をもらった、コスィギンは「私(池田)のことを尊敬すると書いてよこした」などと吹聴するが、ソ連としては、日本人民懐柔のために創価学会の手口と組織を利用するだけのことであろう。池田は「学会系・日ソ友好協会でもつくろう」などといいだす始末だ。

 中国へ出かけて、「いいたい放題のことがいえる」と自慢する〔宮本顕治との会談)が、公明党委員長・竹入義勝が訪中の折、池田の「創共協定」について弁明をしなかったと、逆上したそうだ。
 創価学会海外支部をつくると称しても、実際には、日蓮正宗を名乗っているのだ。四十九年、北条浩副会長(当時)が大石寺で法主に「お目通り」の際の報告書がある。
 「国際センターを作ることは、前から会長さんからもきいています。お作りになることは結構です。しかし学会で作ってやって下さい。日蓮正宗には関係なく、創価学会でやって下さい。
 だって、海外に寺院は建てない。坊さんはいらない。追いかえされる。日蓮正宗は関係ないでしよう。之は私の意見だから、いづれ学会にかけ皆さんとも相談し(以下不明)
 *この発言に対し、海外広布の現状、国によって種々の困難があること、それを会長が現地へのりこんで道をひらいていること、日蓮正宗の信徒がふえることによつて広布が進展し大聖人が喜ばれることではないか、日蓮正宗に関係ないなどどうして云えるのかと反論しました」(段勲編『創価学会・公明党の研究』)

 この後、大石寺法主は、北条の言葉に対し、「創価学会はふえるけれど、日蓮正宗には関係ない」ときめつけている。宗門内では、池田の海外巡業を創価学会の海外進出とみているのである。然り。海外布教というより、海外進出である。現在でも、依然、日蓮正宗の名で海外に出ている。(現・大石寺日顕法主は完全に学会寄りである)

 こうみてくると、世界平和のためと称する池田の海外行脚は、創価学会のデモンストレーションであり、池田大作の海外セールスのイメージだ。海外布教というより創価学会進出のイメージ濃厚となると、平和運動は仮面にすぎない。なにやら、世界統一協会とも似てくる。かたや、韓民族が世界を救うと呼号すれば、かたや、日蓮正宗(創価学会)が世界の平和を実現する世界一仏教思想である。平和運動など、まことに僭称も甚だしい。
     ----------(次回に、つづく)---------125

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