秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

隠密剣士。

2007年12月28日 07時33分34秒 | Weblog
以前、京都放送で「ハリマオ」を放映してるってお話したけど、そのあと、今度は
隠密剣士ときたもんだ。

ストーリーはあまり覚えてないんですけど、大瀬康一氏演じる伊賀の隠密同心と
その配下の霧のトンベエ(牧冬吉氏。)が活躍する時代劇です。

なぜか伊賀=正義、甲賀=悪者という図式で、忍者の衣装も伊賀は白、甲賀は黒、
とお決まりでした。コレは当事モノクロだったから、視聴者に判り易くしてたんでしょうね。

殺陣もさすが大映、迫力あったけど、刃が打ち合う効果音はまだ、竹刀を打ち合う
ようなバシッ、なんて音でしたね。確かTV時代劇で今みたいな効果音になったのは
「三匹の侍」からだったと思います。(これまた懐かしい・・・。)

爺が子供時分はまだ町内会がしっかり機能してました。地蔵盆以外にも年に一度、
日帰りレクレーションがあって、京都近辺に出かけてたもんです。

ある時、保津峡(京都の北西部。今は保津川下りとトロッコ列車で有名)で飯盒炊爨、
(これまた懐かしいお言葉。今で言うバーベキューパーティですナ。)がありました。

なんと、その場所で「隠密剣士」のロケに遭遇したのですわ。

スタッフが川面に石礫を投げ込んで、それをカメラで撮ってたんですけど、のちに
TVで見ると、それは銃弾が水面に打ち込まれるシーンでしたね。

なんだか、自分たちだけが、そのカラクリを知った気がして、ちょっと嬉しかったもんです。

まだ太秦映画村が生まれるう~んと以前のお話でした・・。
こんなモノで遊んでました。→