秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「ありすの小径」に迷い込む。

2010年04月10日 09時18分32秒 | 京都非観光迷所案内
こんなメルヘンチックなタイトル、ワタクシのブログらしくない?

一昨日、四条通りを天神川通りに向けて走行中、いつものごとくフト、チャリのハンドル
を裏道に向けてまた迷走・・・。ワタクシの人生そのものですナ。

車と違ってチャリは小回りもきくし、「通り抜けできません」なんて書いてある場所でも
通行できるし迷走には最適です。

ただし、ワタクシのような筋金入りの方向音痴にはかなりのリスクもありますけどね。

この日もアチコチの角を曲がって、しまいにはどこに居るのか分からん常態でさ迷いでた
のがこの「ありすの小径」。ほんまに小径です、人が二人ならんで歩くと道幅いっぱいですから。

いい年したオヤジが道に迷ったあげく「ありす」に遭遇なんてシャレにもならんと思われ
るかも知れませんが、この「ありす」は童話のアリスではなくて「有栖川」のありすでありんす。
(ここはサラッとながしておいてください。)

市内西部を流れる小川に「有栖川」という名がついておりまして、その川に沿って作られ
ている道だから「ありすの小径」。

有栖川というのは「有栖川宮家」に因んだものだと思いますが、着物好きの人は「有栖川紋」、
もしくは「有栖川裂」という名を思い浮かべられるのではないでしょうか?

鹿や雲竜などの動物紋で、帯の図案などによく使用されています。名称の由来は有栖川宮家
が所蔵していたためとも言われますが、仔細は不明です。

また話が迷走・・・。すんません。この小径、幅も狭けりゃ距離も短いけど、道沿いの桜は
ナカナカの風情です。山に咲く桜もよいけど、水面に映る桜もまたヨシです。


たまには迷子になってみるのも良いものですよ。まぁ、ワタクシみたいに迷いっぱなし、
ってのは困りモンですけど・・・・・。





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2 コメント

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まさに (タカユキ)
2010-04-10 12:11:05
アリス・イン・ワンダーランドですね(笑)

チャリで抜け道走るのは面白いですよ。

特に西陣の辺は複雑で。

行政もこういう整備の仕方は大いに賛成です。

こういうご時世かこういうおチビちゃんと

すれ違うのも神経使います。

有栖川、そんなペンネームの作家もいましたなぁ。

方向音痴の人の気持ちは分かりませんが、

女性は本当に地図が読めないていいますね。

因みに僕はカーナビ要らずの男なんですよ。

京都、滋賀、大阪、奈良、兵庫(西宮まで)は

抜け道たくさん知ってます。

別にそういう職業ではないんですけどね・・・





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うらやましいです。 (秀明)
2010-04-11 09:07:00
何度も通っている道なのに、「アレ?右だっけ
左だっけ?」と悩むたびに相方から「何回通っ
てるねん!」と叱られている私です。

それと停めた車の駐車位置も覚えられず、これ
また相方から呆れられております・・・・。
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