秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「わかば」の思い出。

2011年06月06日 08時45分20秒 | 旅ゆけば

高校一年の夏休みに鹿児島県の与論島に旅行したんですけどね。
まだホテルなんて施設もなくて、民宿泊まりの素朴な時代でした。

その話はさておき、バイトで貯めた小遣いも使い果たし、帰りの列車
ではポケットの中にあったのは数十円の小銭だけ・・・・。

まさしく、煙草銭もナシ。(高校一年生で煙草銭もあったもんじゃない
けど)。で、当時はまだ国鉄(JR)は禁煙じゃなかったんですよ。

向かいの席に座ったおっちゃんが、美味そうに煙草を吹かすんですわ。
別に物ほしそうな顔はしてなかったとは思うんですけどね・・・・。

まさか、ワタクシが高校生とは思わなかったんでしょうね、見た目は
ちょっと怖そうなおっちゃんが、「にいさん、一本吸うかい」と差出て
くれたのが「わかば」でした。

その「わかば」の味が忘れられず、しばらくはそればかり吸ってた時期
がありましたねぇ。(まだ高一だったけど)

今回の震災で、マイ煙草が入手できなかったおかげ(ってのも変です
けど)で、いろんな懐かしい煙草と再会することができました。

こんなときでもなけりゃ、すっかり忘れさってた思い出です。

 



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