秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

玉子巻き寿司。

2011年09月08日 13時19分57秒 | グルメなのか?

 

 常連客のS君が昨夕お土産に持ってきてくれた巻き寿司。具は卵焼きだけ
という珍しいシロモノです。それもそのはず正式なメニューには無い一品。

彼の経営している広告&設計事務所は大阪にあります。仕事が終わると近所
で一杯ひっかけた後、自宅に戻る前に店に顔をだしてくれます。

その大阪にいつも行く立ち食い寿司屋があるそうで、これは彼の我がまま
オリジナルメニューの一つだそうです。

しかし、さすが大阪ですナ。京都で立ち食い寿司ってのはあったっけ?少なくとも
ワタクシの知る範囲にはありません。

今みたいに回転寿司屋の無かった時代は、安い寿司、といえば裏寺でしたね。
とはいえ、私が成人するずっと前のお話です。20円寿司とか言ってたそうです。

店も数軒あったそうですが、そのうちの一軒を父親の兄、私からすると伯父夫婦
が任されていたことがあったそうです。

そういえば、めったにナイことだけど、一度だけ一家で新京極に映画を観に行った
帰りに立ち寄ったことがありましたナ。

でもあの頃は偏食家だったから、生魚なんて食べる気がしなかったから「カッパ巻き」
ばかり食べていた記憶があります。(なんて経済的なお子様だったんでしょう・・・。)

でも面白い伯父でしたなぁ。酒好き、というより酒癖が悪いもんで、酔っ払って客と喧嘩
ざたは、しょっちゅうだったそうです。

一度は包丁を持った客に追いかけまわされて、電柱に登って難を逃れたこともあった
そうです。寿司屋をやめたあとはナゼか地方銀行の案内係りを定年まで勤めていた
けど、鬼籍に入って、もう一昔以上たつんだ。(あの世では電柱に登ってないだろナ)