秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

手打ち蕎麦「吉水庵」

2011年09月18日 08時56分13秒 | グルメなのか?

 15日に店を閉めてから、ワタクシ浪人状態であります。浪人などとカッコつけてる
場合ではないんですけどね。生活保護受給者の一歩手前のプータロオヤジです。

一応、次の仕事の目処は付けたんですけど、ハタシテどうなることやら・・。友人知人
もいろいろ心配してくれて、ホント、ありがたいことです。

その友人の一人、N君と昨日、次の仕事に関する打ち合わせで面談。その話はとも
かく、彼の事務所は嵯峨野にあります。

新丸太町を西へと車を走らせていた途中、目についたのが、この手打ち蕎麦の看板。
アレ、こんなトコに蕎麦屋があったっけ?と思ったけど、約束の時間が迫っていたから
とりあえず通過して、彼の事務所でシバシ打ち合わせを済ませたのが午後2時過ぎ。

詳しい話はまた後日、ということで遅めの昼食となりました。で、彼いわく「ナニ食べ
ます?麺類で良かったら蕎麦なんかどうです?」

と、案内されたのが先ほどのお店でした。この「吉水庵」という名はどこかで記憶の
片隅にひっかかるモノがあったんですよね。

あとで調べたら、山形県にある蕎麦屋の有名店でした。昨日はそこまで分からなかった
から、繋がりは聞きそびれたんですけど・・・。

しかし、書きなぐったような看板といい、天井はダクト丸出しのコンクリート打ちっぱなし
、壁は金属スレート。手打ち蕎麦屋の概念からは逸脱してます。

蕎麦は手打ちと、定食用の既成蕎麦があるようです。当然、ワタクシは手打ち蕎麦を
注文。オーダーしたのは「おろしぶっかけ蕎麦」800円。

N君はザル、800円。値段がなんで同じなんだろう?と思ったら、ザルはトロロ付き
でした。

ぶっかけの大根はかなり辛くて、ワタクシ好みでしたネ。蕎麦に関してはウンチクを
語れるほどの舌ではないけど、おいしゅうございました。

店主と奥さん(多分)の年齢は、おそらくワタクシと同年代だと思えます。私は飲食関係
からは当分遠のきますけど、頑張って継続できるよう祈ってます。