秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

温泉に入る

2006年05月29日 07時59分00秒 | 湯ったり温泉話。
昨日は久しぶりに壬生の「やまとの湯」に行ってきました。

このあたりは染め関係の工場が割合多くある所で、ここも以前はそうだったハズ。

温泉と言っても、沸し湯ですけどね。

全国津々浦々でかけて、時間がゆるせば必ず入浴せねば気がすまぬ性癖です。

あまり「掛け流し」がどうのとか、といったこだわりはありません。
こだわるのは、外で風呂に入るときは、手ぬぐい一本、バスタオルは持たない
、つうくらいですな。(別に深い意味は無いのですが)

それぞれ各地にいろんな思い出がありますが、今日は熊本は人吉のお話。

仕事で役一週間ほど滞在しまして、毎日周辺を散歩しながら、銭湯(温泉)巡り
をいたしておりました。

温泉地とはいえ、観光地ではなく、湯治場といった感じです。

時の流れと、季節的なこともあり、遠方からの客は見当たらず、ご近所
の方ばかりが入湯客でしたが、排他的な雰囲気はありません。

頭を洗うシャワーすら無いシンプルでコジンマリした良い銭湯でした。
湯船につかり、開け放った窓から見える緑は心も癒してくれました。

癒されたのはそれだけではありません。

銭湯の生き帰りに出会う中高生が皆、「こんにちわ~」と挨拶していきます。
最初は人違いしているのか、と思いましたが、そういう習慣なんですな。

彼らにすれば当たり前のことなんですが、ワタクシ感動いたしました。

渋谷あたりにタムロしているガキどもを三年ほど強制疎開させたい・・・。
まあ、アホな親に十年以上飼育されたお子様には効き目は無いでしょうけど。

いかん、こういうコトいってるから爺化がますます進行していくのだ。

タワゴトはこれくらいにして、体にしっかり「湯のし」もかけたし、
一週間頑張らなくては・・・・。