HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

式直前

2019年04月20日 | 結婚生活
余談ではあるが、この結納の日に姑が派手な車でやってきた。
田舎であっても認識の高い車だったので、瞬く間に噂は広まった。
【4年制大学なんて出て嫁の貰い手がない】
と言っていた人たちは、どう思っただろう(笑)

ただ、この性差別。
彼の祖母は、その概念がなかった。
なかったというより、戦ってきた人だった。
祖母の言葉に感動した。
《頭の中に詰め込んだものは、その人の財産になる》
この言葉は、のちの子育てにも生きてくる。

その後は、式場を決めたりで忙しかった。
大事なところは、すべて彼の母親が出てきていた。
そんな親子関係に、ワタシは不思議な感覚を抱いた。
だって、彼からは僕を捨てていったと聞いていたから。

そして、年が明けた。
彼から突然電話があった。
「今から会いに行くよ」
お正月早々だった。
驚いたけど、嬉しかった。
両親は、快く応対してくれた。
後で彼は祖母に叱られたらしいけど(苦笑)

そうこうしているうちに、退社1か月前になったので上司にその旨告げた。
なぜか他課の部長に嫌味を言われた(^^;
この頃はわからなかったけど、今になるとわかる。
会社だって、慈善事業じゃないからね。
居心地の良かった会社を退社して、1ヶ月間お茶を習ったり、家の事をしたりしていた。
いよいよ結婚式。


新しい生活に心躍らせ、大好きな人との生活に思いを馳せる。
結婚式は、ただのセレモニー。

ちょうどその時、
高校時代に一番仲の良かった女友達と、結婚前にご飯に行く約束をしていた。
でも、彼女はとても忙しく、時間的に合う日というのが
結婚式3日前だった。
その時、彼から電話があったのだけど(当時は携帯電話はない)
ワタシが居なかったことで、彼は怒った。

ちゃんと理由を告げても

「でも!結婚式の3日前に、晩に出かけて何をしてるんだ、って話なんだよ!(怒)」



結婚はゴールではない、スタートである

誰が言ったのか定かではないが、本当にそうである。
この頃のワタシに、問うてみたい。

本当に、ちゃんと先を見ているの?



出会いの章・終わり
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