HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

あちら側のヒト

2007年03月05日 |  思いのまま
最近、人間を見ていて思うことがある

『ヒトの器の大きさって、なんなんだろう』

お客様気取りで、さも自分の立場が偉いかのように
ギャンギャンまくし立てるヒト

何においても、大らかにゆったりと構え、
声を荒げることもなく、全てを受け入れてるかのように
全てを上手に受け流しているかのように見えるヒト

前者においては、よく言えば「自己主張型」
後者は、「寛容型」 かしら?

きっと、それはそのヒトなりに生きてきた過程と
そして、価値観。

自分が「まだまだ」と思っていても
相手にしたら、「もうすでに」という状態の時ってあるものだ。
それは人によって千差万別で、少しずつ、ズレがある。

例を挙げると。(小さな例です^^;)

うちにはワンコがいて、トイレは必ずシートにする
おしっこの回数が多ければ、シートは汚れる。
そこでだ。

夫がこういった
「いい加減、シート換えろよ。なんでこんなに人数がいるのに
 誰も換えないの?部屋がおしっこ臭くなるやん」

ワタシや、子供たちはこう思う。
(まだ、1~2回はいけると思うんだけどなぁ。
 そんなに頻繁に換えてたら、シート代だけでもバカにならないのに)

これは、環境に重きを置くか、金銭面(もったいない)で重きを置くかで微妙にライン引きが違うということだね。
ここまでで終わればよかったのだが、さらに続いた。

やはり来たか。ワタシの躾に(^^;

夫は、子供を育てたり、躾けたりは母親が全面的にすることだと思っている。
夫の育児参加は、全くなく、
今では、子供が平日に夫と会う機会は、皆無。
そして、土日は自分の世界にこもり
ワタシからすれば「父親らしいこと」は、金銭的な面だけだ。

子供の絶大なる信頼は、ワタシだけに向けられ
子供の中で夫の存在は薄れ、実際ワタシは危機感を抱いている。

しかし、夫ほど自信を持って断言する人間というのは、扱いに困り
言っても聞かないことは多数あり、
それを分かるようになってから言っても「その時はそう思ったから」で片付けられ
「もっと強く言ってくれれば良かったのに」と、言われることもある。
ヲイヲイ、と思うこともある。

逆にワタシは、人それぞれの意見を受け入れたい気持ちがあるので
それぞれの人の言い分を聞いてしまう方だ。
そして、コレは自分でも不思議なのだけど、「欲」がない。
自分に対する「欲」 いうなれば、利己的な「欲」
多分、他者から見れば「あほなヒト、損ばかりして」と思われかねないが
ワタシは別にそうは思っていない。

そういう二人だから、夫は言いっぱなしの、ワタシは言われっぱなし(笑)
ワタシには、ちょっとしたトラウマがあって
相手にまくし立てられると、黙り込んでしまう癖がある。
そして、それは上に書いた性格にも連動している。

そんな時は『あちら側の人に何を言っても無駄だわ』と諦めてしまう。
平行線をたどるなら、ぶつかるだけ損だ、と考える。

最初の話とはかけ離れてしまったけど、
少し、今 思っていることを書いてみた。
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