国のトップが絡んだとみられるある出来事。そのことについて追及されるが、トップははっきりと言い切った。「自分や妻が関係していることが確実ならば、辞めなければなりませんね」
その一言により、周辺はざわつき、綻びが出ないようにと画策される。それに振り回される人々。
自分は何のためにこの仕事をしているのかー
それぞれが巻き込んでしまったと思われる人々に心を痛めながら、「仕事」をしていく。そんな中、その中の一人が自死。
彼の命を奪ったものは何なのか。風化を恐れるある一人の新聞記者が、大きなものへ恐れずに立ち向かう。
そして、人の心は動かされ、大きなうねりとなる。
これ、何気なく見ていましたが、もう森〇学園の話、そのものです。
原作が新聞記者であるので、新聞記者の目線からのお話しです。
正直、観終わるまで原作が誰のものかなど、知らないで観てました。
純粋に、「新聞記者はこうありたい」という望みのようなものが見えました。
実際、被害者側に立ってみれば、こういう新聞記者がいたら心強いというか
訴えかけていけるのではないか、とも思います。
ふと「出る杭は打たれる」「長い物には巻かれろ」という言葉が浮かびました。
皮肉ですよね。
それに立ち向かっていく新聞記者のお話しです。