HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

環境の違う人たちと。

2021年06月02日 |  思いのまま

最近、考えることがある。

ワタシは夫からモラハラを受けて、結婚生活を過ごしてきたわけだけど
そのせいかおかげか、「社会」というものに揉まれることもなく
囲われた中で、歳だけ取ってしまった感じだ。
だからこそ、感じてしまうことかもしれない。

今、ワタシが勤務している会社は(ワタシがよくする表現なのだけど)
底引き網的な仕事で、どちらかというと「負」の部分を担当するものだ。
給料も低いため、どうしても仕事を選んではいられない年齢の人々が多い。

年齢を重ねた多くの人(ほとんど女性)は、程度の差こそあれ
歩んできた人生の差が、性格や動作に表れているように思う。(@ワタシの会社)
【自分の感覚が常識だと人に押し付けたり】
【自分の物差しではかり、すぐに結論を出す】
なんてことは、日常茶飯事だ。
これを全面的に出すものだから、若い子が居付かない。

「あの子はこれだからダメなのよ~」
という台詞も聞いた。
上司の立場の人が言うのではなく、長年勤務しているヒラの人が平気で言い、
あからさまに態度に出す。

お前は何様なんだよ


そうワタシは思った。

自分の機嫌で仕事をし、自分のやり方を押し付ける。
これでは、嫌気が差してしまうだろう。

幸いにもワタシは、結婚生活においては精神的な部分では恵まれなかったが
金銭的な部分では、それほど不自由もなかった。
娘たちはそれなりの学校に通わせられたし、
勉強や目指すことにも十分に応援することができた。
ワタシも母親として、新しい経験をさせてもらえた。

そんなワタシが、社会人として再出発をしたときに思ったのは

ほんとうに色んな育ち境遇のひとが、同じ場所で働いているんだ、ということ。

当たり前と言えばそうなんだけど、子育てをするに当たって思ってきたのは
それ相応の環境と学力を備えれば、同じような環境にある人間とともに学び
それに付随して、(本人の努力にもよるが)教養も身に付くということだったから。
しかし、それは、学生の間のことであって、
社会へ出れば、本当に色々な人間と、同じ場所で、同じラインで過ごすことになる。

このギャップに適応できなければ、しんどいだろう。

社会人経験の浅い、こんなワタシが大きな口を叩くのは、
差し出がましく、無知ならではこそと言われるかもしれないが

人間性を疑うほどの粗暴な人と働くのは、本当は嫌だ(*^▽^*)
笑顔で言ってやる(笑)

でも、そこには結婚生活で鍛えられたワタシの精神力が発揮される(笑)

「朱に交わっても朱くはならない」ワタシだ(^^)/


もちろん、会社には【普通の人】も【上品な人】も
【教養の高そうな人】もいる。(10本の指で収まる/勤務人数100人強)
人としての、芯の部分だけは貧しくならないよう、腐らせないようにしようと思う。
ワタシは、ワタシとして生きていく。

コメント
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