『硫黄島からの手紙』を観た。
もちろん、『父親たちの星条旗』も同時に借りて観たのだけど。
こちらの方は、少々話が分からず、夫の方が観るのをやめてしまったので
ワタシも止めざるを得なかった(^^;
『硫黄島・・』は、少々不自然な部分はあるけど、
アメリカ人が作ったにしては、よく出来ていると思う。
それも、前編日本語、そして日本の役者onlyというのも、今までにはなかったことだ。
その点においては、素晴らしいと思う。
話はどうかというと、苦戦を強いられている日本軍の物語、だ。
その中で、最初と最後に出てくるのが「手紙の束」
それは、本土に送られることなく、アメリカ軍に渡らないようにと
袋に詰めて埋められた・・・それが60年後掘り起こされる。
それが『硫黄島からの手紙』というわけだ。
お国のためにと勇敢な最期を遂げる者。
恥をさらさないようにと、自害する者。
そして・・・家族のためにと生き残ろうとする者。
侍魂、とでも言おうか。
ただ、思うように生きたくても、戦争という大きな流れには逆らえなかったひとたちを、想うばかりである。