犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

願いこそがすべてかも

2014-05-22 07:34:42 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 丘陵の裾道から梅林へのコースを歩く。曇っている。

 クマツヅラ、タチアオイ、イヌビユを見る。それぞれまったく違う植物だが気に入っている。思い出の花もあるし形や勢いに惹かれるものもある。

 7時20分に帰着。最近、犬は庭にいる時間が長くなった。ブラシノキにブラシのような赤い花がいくつも付いているが、それにクロマルハナバチがやって来てぶんぶんいっている。小さなクマバチという感じである。犬はそのハチが気になって仕方がないようだ。花は高い所にあるので犬は後ろ足立ちになってハチを取ろうとする。ムラサキツユクサにもそのハチがいて犬は噛み付こうとした。大抵は逃げられる。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。

 潮は満ちていた。

 ゴルフの練習をしている人たちがいた。

 散歩中は常に犬との格闘である。犬は地面にある物を食べようとする。自分はそうさせまいとする。
 競争が嫌いで予定調和的な秩序を好む自分としては格闘は歓迎すべからざる状態である。他を見張っているのが嫌いだし他の行動を規制するのが苦手なのだ。お互い距離を保って友好的にまた深みに陥ることなく平穏に物事が進行することを望んでいる。歳をとったものだが、長く生きていると、自他との関係で共和ほど大切なことはなかろうということが自明のように思える。
 犬との関係でそのような人間社会が歴史を通して獲得した価値を適用できるとも思えないが、少なくとも多少なりともよりよい関係を築きたいと願っている。思えば、願いこそすべてであるかもしれない。人と犬との距離は遠いだけに余計そうだろう。

 5時15分前に帰着。