犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

「どこをみているの」で一喝

2014-05-20 07:19:06 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 国道を渡り駅のそばの踏切を横切り大型商業施設群の手前で左折して歩道橋を渡って川沿いの道を下って帰る。曇っていて風が強い。東寄りの風だ。グラウンドでラジオ体操をしていた人が風で吹き飛ばされた帽子を追っかけて境界の金網のところまで来た。帽子が丸くて転がりやすいのか風が強いのか。道端のヨモギが風にあおられて白い葉裏を見せていた。川の土手ではヒマワリを小さくしたような黄色の花の群落がどよめいているように少しずつずれて揺れていた。

 パグを2匹連れた人とすれ違った。こちらに近寄ろうとするのを制して、
 「○○、どこを見ているの。」と低い声で言った。パグは正面を向いてまっすぐ歩いた。
 我が犬もその声の絶対性に圧倒されて立ち止まり、素直に前を向いて歩いた。私はあっけにとられてように歩いた。私にはあの強さがない、動物を完璧に支配下に置く意思がない。必要ないからだ。

 川沿いの道は狭い。車が来た。我々は立ち止まる。車は徐行してクラクションを鳴らしてドライバーは頭を下げて通り過ぎた。道はみんなのものでお互い譲り合うのが一番だ。歩行者になってそのことがよく分かって来た。

 7時5分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時15分に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンド、丘陵は草刈りがなされすっきりしていた。散髪と同じである。自分もそろそろ行かねばならないと感じた。

 海上に大きな鳥が10数羽舞っていて、時々、着水したり、潜ったりしていた。ツバメを大きくしたような鳥が海面すれすれに沖の方へ飛んで行った。

 浜にカニ穴がたくさん開いていた。掘りだした砂が粒粒になって意味のあるような形で置かれていた。

 突堤に至り先端まで行く。例の猫はずっと見ていないのでどこかに貰われていったのではないかと思っていた。行く時は気が付かなったが、つまり別の場所にいたのだろう、帰りには突堤の根元に日向ぼっこでもするようにリラックスしていた。犬は気が付いたのか付かなかったのか、いずれにしても関心を払わなかった。

 5時に帰着。