犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

外では犬、内では人

2014-05-13 07:24:44 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 大型商業施設群の手前で川を渡り川沿いに下って帰るコースを歩く。

 犬は外にいる時は犬、家の中にいる時は人となるようだ。時間や場所に合わせて適切な態度を取っているのだ。

 公民館の隣のグラウンドではラジオ体操第2をやっていたがスピーカーが単一指向のようである方向、範囲でしか聞こえない。

 川沿いに下り踏切が近付くと警報音が鳴り始めた。それからやおら遮断機が下りる。しばらく待つ。上りのヂーゼルが通過した。朱色の2両編成で滝部行きだ。ヂーゼルは全部、濃黄色に変わるそうだ。
 昨夕の散歩で出会った人が後ろから来て挨拶をする。頭を撫でながら海藻を食べたけどお腹は大丈夫と心配してくれた。特に変わった所はなく大丈夫です。いつものことですからとは付け加えなかった。その人は走って行った。ゆっくりだがかなりの距離を走っているようだ。

 7時10分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時25分に犬の散歩に出掛ける。長い雨がやっと上がった。

 朝、外を歩かなかったので犬は散歩道を上機嫌で積極的に嗅ぎ回りながら歩いた。それにしても低姿勢で体を伸ばして鼻はずっと路面に付けたままで犬ではなく別の生き物のように見える。生まれて初めて散歩に出るような、これまで歩いたことのない道を探っているような、何かが乗り移ったような歩き方である。

 公園から海岸に向かう。公園は草刈りがなされていたが、昨日のことだろうが、昨日は気が付かなったのは人出のせいだろう。
 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。太陽が雲を通して鈍い光を放っていた。

 北に向かう。径が2,30cmはあろうミズクラゲがたくさん上がっていた。波打ち際では砂がぬるぬるしていて滑りやすかった。屹度、小さなミズクラゲが浜に寄せる波で砕かれたものだろう。

 ポメラニアン2匹を連れた人と出会う。白と茶色の2匹だが、茶色の方が積極的に我が犬にモーションをかけてくる。我が犬は持て余し気味で困惑の呈。
 ちょっとした隙に我が犬は打ち上げられている海藻を食べた。カジメだろうか。2回目に食べた時、口先から出ている部分を引っ張って取ろうとした手を噛んだ。痛い、おお、やるなと思った。
 夕食でドッグフードの後にスライスチーズを載せたトースト半枚を4回に分けて千切って手ずからやっているが、神妙に歯が当たらないように柔らかくゆっくりと取って食べた。反省しているのだろうか。私がそう思いたいだけかも知れない。

 川に至り突堤の先まで行く。突堤にいた猫はさっと消波ブロックに移り犬は気が付かなった。しかし、帰りには消波ブロックの上で背を高くした猫を見たが、犬はちらっと見ただけで知らん顔をして通り過ぎた。それから消波ブロックの下の方を時々立ち止まって注意して見ていたが、何を見ていたのだろう。フナムシだろう。

 神社の方からウグイスの囀りが聞こえる。民家の屋根ではスズメが囀っている。共に辺りを憚らず、何とも大きな声である。大層なエネルギーを消費することだろう。

 5時10分に帰着。雨あがってたが路面は濡れていたので犬は歩を進める度に水滴を巻き上げたのでお腹や足回りがびしょびしょになっていた。布でしっかり拭い取る。