アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

真冬の大山を歩く その2 いざ山頂へ  2015年1月20日

2021-10-30 17:40:11 | 四季の大山を歩く

その2 弥山山頂へ
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あちこちで雪穴が口をあけている。しかし見えない雪穴が怖い。
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誰かが落ち込んだ雪穴だ。かなり深い。あまり近くに寄らないようにしよう。
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やがて先行者の一人に追いついた。道を譲っていただいた。
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5合目に到着した。やれやれだ。
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山ノ神さんを誰かが途中まで掘り起こした跡があるが、神さんは埋もれたままだ。
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ここでしばらく休憩する。
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風と雪が凄い。
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ちょうど降りてこられた地元の方に、上の様子を聞く。
風は8合目くらいまでで、山頂付近は風も弱く山頂まで行ってこられたそうだ。
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このあたりから樹林帯を抜けた。
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ガスと吹雪が強いが なんとか踏み跡は見える。
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何とか6合目の避難小屋まで登ってこれた。
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振り向くと 途中で追い越した人も上ってこられた。
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ガスと吹雪が強いので、のんびり休憩している場合ではない。そのまま登り続けることにした。
この青いポールが ルートの目印で 非常に助かる。
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なんか書いてあるが読めない。
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ひたすら ポールを探して登り続ける。
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見覚えのあるポールだ。これは8合目から上のウッドデッキの転落防止用の手すりのロープを取り付けるポールだ。
今はロープは撤去されているが、このポールの右側は大山キャラ木の深い原生林で落ちたら大変危険だ。
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なんか凄い標識が現れた。「海老の尻尾」状態だ。
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足跡とポールだけが頼りだがあまりよく見えない。
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鱗のような氷だが、キャラ木の葉っぱの氷なのか。
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なんの標識なのかぜんぜん読めない。
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もうほとんど見通しが利かないが、なんか人の声がかすかに聞こえてきたのでそのまま進む。
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なにかぼんやりと見える。避難小屋だ。
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小屋の付近で何人かが動いているのが見えた。
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その3へ続く

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真冬の大山を歩く その1 とりあえず6合目避難小屋へ 2015年1月20日

2021-10-27 22:41:54 | 四季の大山を歩く

1月2月の大山は 雪が多くて6合目の避難小屋へ行くのも大変で、天気と運に恵まれれば、先行者のラッセル跡を利用して
なんとか六合目の 避難小屋まではいけるが 山頂まではとても無理だ。

今回もとりあえず 6合目の避難小屋を目指して登ることにした。
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駐車場に到着、ほぼ満車なので管理人に聞くと半分くらいはスキー場やホテルの従業員のクルマだとか。
気温は0度。この時期としてはあたたかいほうか。
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駐車場奥の看板も例年は埋もれていることが多いのに今年は露出している。
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「夏山登山道」へ向う。道路は除雪しているが歩道はしていないので 凄い段差が出来ている。
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登山口だ。さあ登りはじめだ。
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登り始めは緩やかな道だ。たくさん歩いたと見えて道の雪は固まっていて歩きやすい。
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分岐を過ぎる。まだ歩きやすい。
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阿弥陀堂を過ぎる。帰りにお参りしよう。
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石灯籠が雪に埋まっているようだ。
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しばらくは 緩やかな道が続く。
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しきりに粉雪が降るようになった。
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大山1合目を通過。粉雪は降り続いている。
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左手の「元谷」は吹雪いているようだ。
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大山2合目通過。
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このあたりから急坂になる。
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3合目通過。誰かが標識を掘り起こしている。
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ガスも出てきた。
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左側の元谷は完全に隠れた。
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4合目通過。
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急斜面をあえぎながら登る。
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ガスと吹雪で回りはあまりよく見えない。
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きれいな樹氷が現れだした。
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雪庇や雪穴が現れだした。雪穴は深いので落ちたら大変だ。先行者の踏み跡を注意深く辿る。
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上へ上がるにつれて、風と吹雪が強くなる。
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標高1200メートルを通過する。この標識もほとんど埋もれていたのを誰かが掘り起こしたようだ。
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その2へ続く
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猛烈な地吹雪に六合目で敗退 その3   2014年3月6日

2021-10-24 09:23:16 | 四季の大山を歩く

 

地吹雪の大山 その3

 

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3325 

強風で巻き上げられる粉雪でほとんど何も見えなくなった。少しずつ、慎重に降りる。

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3438 

とにかく尾根道の真ん中を降りよう。時々GPSで確認する。

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35 

目を凝らすと、所々に雪面に微かに凹凸が見える。足跡だろう。サングラスが無ければ 真っ白で何も見えないところだ。

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36029 

突然吹雪の中から一人現れた。やれやれ道を間違えていなかった。これで安心して下山できる。

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3733 

 この方は5五合目の山ノ神さんまで、とりあえず行くつもりだと言っていた。

さあこの人の足跡が消えないうちに早く降りよう。

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41 

ところがまたしてもあっという間に足跡が消えてしまった。再び手探りで慎重に降りる。

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43 

前方になんか標識のようなものが埋まっているのが見える。

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449 

道は大筋で間違っていなかったようだ。このまままっすぐに降りよう。

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4550 

ラッキーだ。再び登山者現る。このあたりは樹林帯に入っているので吹雪はそんなに強くないが雪は相変わらず降り続けている。

この方は「とりあえず行けるところまで行く」とおっしゃった。5合目までいけないかもしれないとおっしゃっていた。

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4653 

今度は足跡がはっきり付いている。もう安心だ。やれやれやっと安心して下山できる。

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476 

阿弥陀堂に無事下山のお礼を言う。

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4958 

もうここまで降りてきたら勝手知った道だ。南光河原へ直接下る。

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503 

やれやれ駐車場へ降りてきた。

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5166 

雪に埋まった元谷。山の上はまだ吹雪いているようだ。

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5368 

私の車の隣にバギー車が留まっていた。宅急便集配のクルマだ。雪の中のお仕事は大変だなあ。相変わらず雪が降り続いているので、さあ早く降りて、麓の駐車場で着替えよう。

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201436 

実際に歩いた記録

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201436_2 

高度と距離の記録 五合目から六合目までを二回登っている。

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猛烈な地吹雪に六合目で敗退 その2 2014年3月6日

2021-10-22 17:39:16 | 四季の大山を歩く

 

地吹雪の大山 その2

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1460 

吹雪はますます激しくなり、道はほとんど分からない。

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156 

行く手に突然 クレバスが大きく口を開ける。このクレバスも深そうだ。踏み込まないように慎重に通る。

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168 

クレバスの周りにはこんな旗が立っている。これが無ければ、落ち込む危険が大きい。ありがたい標識だ。

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171 

樹林帯を抜けると風がまともだ。息が出来ないほどの風が時々吹き付ける。

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1976 

とにかく尾根道を進んだ方がよさそうだ。

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2081 

急斜面にアイゼンを蹴りこみながら上っていると、吹雪の中から突然現れた避難小屋。もう6合目まで来ていたのだ。雪が多く、回りの雰囲気と道の様子が普段と違うので、分からなかった。

もう少しで、そのままやり過ごして上り続けるところだった。

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2179 

小屋の中まで雪と氷だ。立ったままで小休止する。熱いコーヒーに生き返る。

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休憩後再び上り続けるが、風はますますひどく、回りはほとんど見えない。

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凄い地吹雪で顔も痛くて、息も出来ないほどだ。またしてもゴーグルを持ってくるのを忘れた。

もうこれ以上進むと危険だと判断して 直ちに引き返すことにした。

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2390 

避難小屋を素通りして下山を急ぐ。

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2510 

下り道も怖い。私自身のふみ跡は全く消えている。

GPSの軌跡を見ながら慎重に降りる。しかし時々道を外れているのが分かりたびたび引き返す。

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2711 

尾根筋のなんとか歩けそうなところを慎重に降りる。

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2813 

突然二人組みが吹雪の中から現れた。お話していると「鳥取県勤労者山岳連盟」の方たちだとか。去年猛烈な吹雪の中で遭難された地元の女性も同じ仲間だとか。

「とりあえず6合目まで行って様子を見る」とおっしゃって登って行かれた。

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2916 

更に降りていると、五合目付近で 別の3人グループが登ってきた。この人たちも6合目の避難小屋まで行き、様子を見るそうだ。

5人も一緒に登れば何とかなるのではないかと思い、しばらく考えて、私も引き換えして再び上りだす。

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3220 

今日二度目の6合目避難小屋だ。中では5人が休憩中。

どうするのか聞くと「この吹雪ではとても無理だ。これから上はますます風と雪が強くなる。食事をして下山します。」と言うことなので私も再度下山する。

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その3へ続く

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猛烈な地吹雪に六合目で敗退 その1 2014年3月6日

2021-10-18 12:32:42 | 四季の大山を歩く

 

例年三月になると、大山の残雪は表面が固く引き締まり、歩きやすくなるので

比較的容易に山頂へ行ける。

ところがこの日は全国的に大荒れの天気で、東京でも雪がちらついたとか。

鳥取県西部には風雪注意報が出ていた。

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026 

松江を出発して「山陰道」を米子へ向かう。松江と安来の間は吹雪だ。

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128 

大山南光河原駐車場は新雪が20センチくらい積もっている。

気温マイナス2度。9時15分出発。

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2930

夏山登山道入口には数人の足跡がある。

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32 

なんか看板が雪に埋まっている。そこの雪は硬く締まっている。凍っているようだ。

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4 

左分岐して山頂方面へ。

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57 

屋根からの落雪で山小屋も埋まりそうだ。

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69 

何の標識だか読めない。たぶん分岐表示のはずだ。

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741 

樹林帯の森の中は風もほとんどなく、歩きやすい。

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87 

凍った雪の上に積もった新雪は20センチから30センチ程度で歩きやすい。

手前の丸いポールは確か「1合目」と書いてあるはずだ。

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950 

標高1000m地点を越えた。この標識も雪に埋まりそうだ。

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102 

所々に深い穴が口をあける。手にしたトレッキングポールがすっぽりと入ってしまう程だ。足を突っ込んだら大怪我をしそうだ。注意深く歩く。

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114 

標高が上がり樹木が細くなり、まばらになったあたりから、急に風が強くなり吹雪いてきた。

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1256 

道が分かりづらい。吹雪きと地吹雪であっという間に先行者の足跡は消されてしまった。

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1357 

ようやく5合目の「山の神さん」に到着。樹木は更にまばらになり、風と吹雪は増すばかりだ。

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その2へ続く

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