アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

アウトドア日記 広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く 2015年6月6日 その3

2018-06-17 22:33:16 | 中国山地の山歩き
広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く  その3
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やがて大膳原への分岐点が出てきた。之は地図には載っていない。
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やがて山頂らしき場所に出た。
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標識が出てきた。左へ行くと大膳原、まっすぐ行くと出雲峠と書いてある。
烏帽子山の山頂標識は無い。
そこでまっすぐ出雲峠方面に進む。右手で沢山の人の話し声がする。
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やがて右手に沢山の人が見えた。山頂広場だろう。そのまままっすぐ進む。
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これが烏帽子山の名前のいわれとなった烏帽子の形をした烏帽子岩だ。

その横をすり抜けて どんどん降りていく。だいぶ降りた頃に下から人が登って来た。
そのご夫婦に道を確認するとなんと この道は大膳原に行く道だという。
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びっくりして引き返し 山頂で騒いでいるおじさんたちに尋ねると
なんとそのグループの中を突っ切って反対側に道があり、それが出雲峠への道だという。

むむむ、標識が全く無いのでここは何とかしてもらいたいものだ。
もし晴れていれば見晴らしが利いて すぐに方向が分かるのだろうか。
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そしてこの道をどんどん下っていった。
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かなり降りて なんだか心配になった頃、ヤット標識が出てきて安心した。
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広場に下りてきた。
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出雲峠と書いてあるが峠ではなくてすり鉢の底だ。
しかしヤットここまでこれた。後は管理事務所へ行くのみだ。
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管理棟に戻ってきた。あの小高い山が 展望園地なのだろうか。8時半にスタートして 午後1時半だ。
休み無しで5時間のコースだった。
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レストランがあったので 入り、本日のコース料理を注文する。腹ペコだ。
前菜、スープのあとのメインデッシュはスズキのムニエルを選んだ。とてもおいしかった。
このあとデザート、コーヒーが付いて2500円なり。
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実際に歩いた記録。池の段の位置が少しおかしい。確かに池の段の標識のあるピークを通過したのだが。
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高低差と距離の記録。12.5キロの距離を歩いた割には 高度差が700mと少なくてあまり疲れは無かった。
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烏帽子山山頂に標識がぜんぜん無いので 道に迷い大膳原へ行こうとしたことを「公園管理事務所」の方に
言い、出来たら標識を立てて欲しいとお伝えしたら
「一応県のほうにはお伝えしますが、県が動いてくれないとどうにも出来ません。
 出来たらあなたからも県の方へ言ってもらうとたすかるのですが」

といわれた。機会を見て広島県へ申し込む積もりだけど、管理事務所のほうでもあの山頂に標識の無いことを認知
していたのにはびっくりだ。早くなんとかすればいいのに。
私がいつもやっているように 手作り標識でも簡単に作り 取り付ければ済むのに。

標識は 初めて歩く人にも簡単に道がわかってこその標識なのに。
やる気の無い職員たちだ。ああいうのを「税金泥棒」と一般的には言うのです。
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この日見た花々
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黒豆の木。咲き始めは白い花で次第に赤くなる。
秋になると黒い実をつけるので名前がついた、ツツジ科の低木。
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谷空木のピンクの花はあちこちで満開だった。
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ナナカマドの花が冷たい雨に打たれていた。
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ヤブデマリの白い花が 雲の流れる暗い山道で白く目立った。
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岩鏡の花があちこちで未だに咲いている。世界遺産大峯奥駈道ではとっくに終わった花なのに、
標高2000m近い奥駈道より、標高1200mのこの辺りは豪雪地帯で寒いのだろう。
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大群生している「深山嫁菜」。白嫁菜とか、都忘れの別名もあるという。
この花は大膳原でも沢山咲いていた。
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「赤もの」の花。赤い実を付ける高山植物だ。ツツジ科の低木。
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雨にぬれて花を閉じた「紫サギゴケ」の花と思ったが、

「ヒメハギ 姫萩」という花と分かった。春から初夏にかけて山間の日当たりのいい斜面で咲くそうだ。
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アウトドア日記 広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く 2015年6月6日 その2

2018-06-15 10:01:13 | 中国山地の山歩き
広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く その2
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立烏帽子への登山口が分からないので地元の方に聞くと 親切に連れて行ってくださった。
公園の職員は不親切だが、 広島県民は皆さんとても親切だ。
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急坂をジグザグにしばらく登ると
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30分くらいで 立烏帽子山の山頂だ。
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残念ながら眺望は全く無い。
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そのまま開けた尾根道を下っていく。
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前方に広場のような場所が見える。
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広場に出た。
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道が合流している。立烏帽子の山裾を巻く巻き道だろう。
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なんか立て札があるが風化して読めない。
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そのまま前方のピークに向って歩く。
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ここが池の段だ。広い山頂だ。
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周りの様子が分からないので、標識通り比婆山へ向って道を下る。
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道をどんどん下りながら 振り返ると先ほどの池の段のピークが見える。
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明るい尾根道から 再び新緑の森に入る。
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越原越(おっぱらごえ)に到着。立ち止まって少し休憩していると
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自然観察会のグループが がやがやと大勢で道を横切っていった。
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再び静かになったブナの森を歩いていく。
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説明看板が立っていて「このあたりはブナの森の南限」と書いてある。
先週歩いた大分県の平治岳の森にもブナの南限だと書いてあった。不思議なことだ。
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比婆山への道はやがて石段になる。御陵への参拝道なのだろうか。
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比婆山到着、やはり御陵と書いてある。記紀の作り話の架空の姫巫女「イザナミノミコト」の墓と
書いてある。実際はイクメ大王の后のヒバス姫がここに葬られたという作り話に基づいた伝説だ。
イクメ大王が イザナギ、ヒバス姫がイザナミのモデルだといわれている。
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山頂で イチイの巨木に囲まれた巨石がイザナミの墓標だと書いてある。
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烏帽子山へ向いさらに歩き続ける。ほとんど道は平坦だ。
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その3へ 続く
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アウトドア日記 広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く 2015年6月6日 その1

2018-06-13 23:41:57 | 中国山地の山歩き
九州山旅から帰宅して直ぐに 島根県松江市の家で急用ができ、帰宅したので
ついでに 島根広島県境の山を歩きました。その記録の再整理です。
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広島県民の森 立烏帽子から比婆山烏帽子山を歩く 2015年6月6日 その1
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以前島根県奥出雲町から 大膳原経由吾妻山、烏帽子山を登ったので 今回はそれらの山の
南側 広島県民の森センターから立烏帽子山、池の段、烏帽子山を縦走しようと出発した。

松江市から松江道経由奥出雲町の「オロチループ」を通り広島県へ入った。
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国道314号線を走るとやがてオロチループが見えてきた。
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道の駅「オロチループ」で小休止。
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油木から右折して広島県民の森へ。駐車場に午前8時着。
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支度をしていると 皆さんぞろぞろと県道を下っていく。どこへ行くのだろう。
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隣に駐車したおじさんに聞くと 公園センターで登山地図をくれるという。そこで貰いに行く。
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この地図をくれて「10円です」と言うので 10円払ってから良く見ると 施設案内図で
登山地図ではない。こんなもんで縦走できないから 仕方なく事前にネットでプリントした概略図を取り出す。
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コースタイムを表記した概念図だが これで我慢しよう。あの10円で売りつけられた地図では話しにならない。

大阪府河内長野市岩湧の森では もっと詳しい山道案内図や カラー冊子のダイヤモンドトレイル図
を無料で配っているのに。

島根県大田市の三瓶山でもビジターセンターで 三瓶山登山地図のカラー小冊子を無料でくれる。
広島県民の森はすごい。「税金の還元」という概念が欲しいなあ。
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ここを左に分岐して登る。午前8時半スタート。
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しばらくは林道を歩く。
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何か標識がある。
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「皆さん見落とすので 立烏帽子への分岐に気をつけてね」と10円地図の販売所で注意されたが
之では見落とすわなあ。皆さんが見落としているのがわかっているのだから、もう少しちゃんと直せよ。
広島県の職員さんよ。不親切で頭悪いなあ。ちゃんと仕事せえよ。
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分岐を見落としてまっすぐ行くとここに出る。
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立烏帽子への分岐に入りしばらくは新緑の森を歩く。気持がいい森だ。
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またも分岐がある。標識があるので分かるからいいけど。
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新緑の森の山道を登る。
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開けた場所に出てきた。
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ここが展望園地らしい。
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雲かガスが立ち込めていて 展望どころではない。
天気予報では午前9時まで曇り、それ以後は晴れなのに、一向に晴れる気配が無い。
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そのまま新緑の森を歩き続ける。
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立烏帽子にむかってあるいているのだが、「駐車場へ」という標識が理解できずに なんだか心配になる。
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なんと「晴れ」どころか雨まで降ってきた。
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遠くの視界は全く利かない。
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ブナの巨木地帯を通り過ぎる。
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木の根の坂道をいくつかアップダウンすると なんとその先に
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駐車場が現れた。しかもクルマが何台か止まっている。
歩いている地元の方に聞くと、この駐車場へは誰でもクルマで上れるそうだ。
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その2へ続く
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