アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

信州山旅2016年秋 再編集 その2 四阿山(あずまやさん) その1 2016年10月20日

2021-03-30 12:12:27 | 信州山旅2016年秋
 
2.四阿山
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四阿山 その1 駐車場から中四阿山へ
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登山計画です。ブルーラインが往路、ピンクが復路です。
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ゲートがあり、おじさんが店番していて一人200円支払います。ここは牧場の中なので
入場料なのでしょう。駐車代は不要です。
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約1キロ走ると駐車場が5箇所あります。私が着いた8時30分には第一駐車場は満車で
第二駐車場へ入れました。
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9時にスタートしました。暫くは牧場の中の道路を歩きます。
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大きな登山口標識がありました。ここから山道へ入ります。
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いきなり 紅葉のお出迎えです。感激です。
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昨日は浅間山の唐松黄葉で感激しましたが、今日はうって変わって グラデーション鮮やかな
紅葉の世界です。
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渓流を渡ります。
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渓流を渡っても暫くは 紅葉のトンネルの世界です。
駐車場は 既に標高1600mなので このあたりは標高1700m前後です。
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標高を上げるにつれて、周りの紅葉は落葉して 周りが明るくなりました。
白樺やナラをはじめとする落葉広葉樹の森です。
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降り帰ると菅平高原の町並みが見えます。
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落葉した森の中を急登が続きます。
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右手の尾根は 地図で見ると あずまや高原からの尾根筋で登山道もあるようです。
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やがてピークに到着しました。地図によると 標高1917mの名も無いピークです。
四阿山山頂が初めて見えました。その右手前には中四阿山が見えます。
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岩尾根を快調に登って行きます。
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周りの白樺の森は ほとんど落葉しています。
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左手には根子岳の尾根も見えてきました。下山はあの尾根を降ります。
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こんどは熊笹の生い茂る道を下ります。
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こんどは笹薮道の急登です。
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気がつくと周りは 針葉樹の森になっていました。樹相がめまぐるしく変わり歩いていても
疲れません。同じ風景が続くと 次第に飽きてくるのですが ここはいつも新鮮です。
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終に先行のグループに追いつきました。沢山歩いています。
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私はペースを少し落としました。追い越せる場所があるのか分からないからです。
右隣の尾根は あずまや高原からの尾根道ですが、針葉樹の樹木が次第にまばらになっているのが
良く分かります。
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降り帰ると 菅平高原の町並みはかなり下のほうに遠のいています。
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この広い尾根の先のピークで先行グループは 全員休憩タイムになったので 
一気に抜かせてもらいました。30人くらいいらっしゃいました。良かったなあ。
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二つ目のピークが中四阿山のようです。
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根子岳に大分近づいてきましたが まだ向こうのほうが 少し高いようです。
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あれが中四阿山ピークです。
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ピークを過ぎて振り返ったところです。ピークでも何人か休憩していました。
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四阿山が 眼前に迫ってきました。右端に登山道らしき筋が見えます。
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その2へ続く
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信州山旅2016年秋 再編集 その1 浅間山 その4 2016年10月19日

2021-03-27 09:47:31 | 信州山旅2016年秋

1.浅間山   その4
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浅間山その4 草すべりの急登を経てビジターセンターへ無事帰着
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歩いていると 突然強烈な硫黄の臭い、息を止めて走り抜けました。凄い強烈な匂いでした。
さすがは活火山です。噴煙も何も上がっていないのに 怖い場所です。
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正面のトーミの頭が 手招きをしているようです。
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降り帰ると前掛け山に雲の影が映り それが動いて幻想的な眺めで暫く見とれてしまいました。
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いよいよ草滑り急登の始まりです。
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急斜面をジグザグに登って行きます。
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正面に見えるのは 剣が峰です。ある程度そちらに向って登ったら 
ユーターンして今度は逆を向いて登ります。
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悪魔の牙のような岩峰が手招きしています。
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丁度上から降りてこられた方が「このすぐ上に岩場のトラバースがあるので慎重に渡ってくださいよ。
後は普通の山道です」と仰ったので お礼を言って慎重に渡ります。
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あまりにきつい登りの連続に時々小休止します。下を見下ろすと ジグザグに上って来た
道が良く分かります。
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あの悪魔の牙も 完全に見下ろすところまで登ってきました。
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あの岩尾根を回り込んだら最後の直線で 分岐点へ出て欲しいなあ と祈りながら
5回ほど それを繰り返しました。
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振り返ると 前掛け山の向こうに再び浅間山の頭が見える高度まで登り返していました。
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ようやく分岐点まで戻ってきました。やれやれです。
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トーミの頭に戻ってきました。湯の平分岐からここまで コースタイム90分のところを
約45分で登ってきました。別に私はそんなに健脚ではありませんが 70近いジジイにしては
上出来ではないでしょうか。
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休憩していると、偶然あの仙人岳山頂で 私に引き返すように勧めたあの おっちゃん二人連れが
尾根を引き返して戻ってきました。私を見て驚いて「どこを歩いてきたのか」と聞くので
お鉢の底を縦断して草すべりを登って来たというと 驚いていました。
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さあ引き返そう。正面は槍ヶ鞘(アカゾレの頭)です。あの鞍部を右折れします。
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中コース分岐標識が出てきました。
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中コースはアカゾレの頭を迂回する巻道なので もう登る事は無く ひたすら下り道です。
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ビジターセンターらしき建物も時々見え隠れしています。
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気持ちのよい山道をどんどん歩いて行きます。心地よい疲れが 足を軽快にしてくれます。
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ビジターセンターに無事帰着です。3時15分です。スタートが8時45分なので 6時間半の歩行でした。
おにぎりを食べながら歩いたので 休憩時間は無しです。
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山のいたるところに「松虫草」が咲いていました。我が家の裏山の岩湧山では
もうとっくに終わった花なのに、やはりここは高山です。
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白玉の木もいたるところで 白玉団子のような実をつけていました。
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山母子はまだなんとか咲いていましたが もうヨレヨレの感じでした。
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実際に歩いた記録です。
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歩いた高度と距離の記録です。累積標高差は 900m近くありました。
玲の草すべり急登は300mありました。岐路にこれを昇るのはやはり疲れますねえ。
ほとんどの人が 私と逆回りコースを歩いていたのが ようやく納得できました。
逆のほうが かなり洛だと思います。Jバンドを登るほうが 草すべりを登るよりかなり楽そうです。
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次は四阿山です。
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信州山旅2016年秋 再編集 その1 浅間山 その3 2016年10月19日

2021-03-24 23:16:19 | 信州山旅2016年秋

1.浅間山  その3
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浅間山 その3 鋸岳からJバンドで賽の河原へ降りてお鉢の底を縦断
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二人のおっちゃんたちと分かれて さらに縦走を続けます。
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小さなアップダウンを繰り返しながら 次第に高度を下げて行きます。
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嬬恋村の先に 雲に隠れた山は やはり明日登る予定の四阿山でした。
先ほどの二人連れのおっちゃんたちが教えてくれました。
ちなみに嬬恋村は おっちゃんたちによるとキャベツの生産地で有名らしいです。
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この岩場を回りこむと絶景が待っていました。
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前掛け山の斜面と お鉢の底に唐松の黄葉が光を浴びて 光り輝いていました。
これはもう絶対にあそこを歩かないといけません。
生きているうちに今度何時あそこを歩けるのか分かりません。
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とりあえず先を急いで のこぎりだけへ向います。
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お鉢の底が次第に良く見えるようになり、沢山の人が歩いているのが見えます。
あの人たちは 私と反対周りに歩いているようです。
※ この写真は望遠で撮っていて、実際は歩いている人は 蟻のように見えてはっきりとは見えません。
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最後の岩峰鋸岳直下です。見えているコルから右へ降りる道があるようです。
とりあえずは直進して登頂したあと 引き返してお鉢へ降りるようです。
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このあたり一帯は黄色い黄葉ですが、所々にナナカマドの赤い色があり、とても目立ちます。
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目印どおりに進みます。上から降りてきた人は お鉢の底から登って来たそうです。
お鉢の底は 唐松の黄葉で 絶景だったと感激してらっしゃいました。
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鋸岳到着。2254mと今回の縦走では一番低い山ですが、それでも2千メートルあります。
今までの山頂標識は しっかりした標識でしたが、なぜかここの山は 手作り感溢れる
ほのぼのとした標識でした。
正面に見えるのが前掛け山で、その奥に浅間山が見えます。噴煙は見えません。
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早くお鉢の底に下りたいので 直ちに引き返します。正面のピークが先ほど二人連れの
おっちゃんがお弁当を食べながら お鉢に降りずに引き返すよう勧めてくれていた 仙人岳です。
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このコルから お鉢へ降りる道がJバンドというルートです。
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沢山の人が登ってきますが、登るのは普通に登れますが 降りるのは怖くて 慎重になります。
滑りやすいので、一歩ずつ慎重に降ります。滑落したら助からないでしょう。
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降りながらも ついつい絶景に目が行きます。あのおっちゃんたちの言う事を聞かずに
降りてきて本当に正解でした。
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次第に高度を下げます。見上げると縦走して来た岩尾根が聳え立っています。
凄いところを縦走してきたものです。斜面の黄葉や紅葉のグラデーションもきれいです。
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終にお鉢の底に降り立ちました。標高は約2100メートル。Jバンドで100mしか降りていません。
緊張したので もっと降りたような気がしたのですが。
浅間山はほとんど前掛け山に隠れそうです。見事な黄葉に見とれてしまいました。
前掛け山の斜面に幾筋も切れ込みが見えますが水ミチなのでしょうか。
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いよいよお鉢の底の縦断です。景色に見とれながらキョロキョロして歩きます。
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上の尾根から見下ろしていたら見えにくかったのですが、踏跡がしっかり付いているので
迷う事はありません。
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噴火で こんな巨大な岩が飛んで来たのでしょう。すごいエネルギーですねえ。
御嶽山の噴火を思い出しました。
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雲はどんどん飛んで行き 岩峰と黄葉がはっきりと見えます。
あのおっちゃんたちのアドバイスを聞かなくて本当に良かったなあと思います。
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やがて路は 黄葉した唐松の森へ入って行きます。落ちた唐松の葉が敷き詰められて
そのふかふかの上を歩くのも気持ち良い感触です。秋の信州山歩きでこんな唐松の落葉絨毯の上を
歩いた記憶があるのですが、どこの山だったのか思い出せません。
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浅間山の噴火警戒レベルが1から2へ引き上げられてから ここから先の前掛け山へは入れなくなりました。
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唐松でも背が低かったり、日当たりの悪い場所の木は あまり黄葉していません。
お鉢の縦断を始めてから 次第に高度を下げて もう100mも降りたようです。
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湯の平分岐に来ました。ここをまっすぐ行けば 天狗温泉浅間山荘に行きますが
今日は右へ分岐して いよいよ草滑りに挑戦です。
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さあ登るぞオー。正面やや左の一番高い岩峰が トーミの頭のはずであれを越えなければ帰れません。
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黄葉した唐松の森を進みます。行く手の難所「草滑り」がどんな急登なのか ドキドキします。
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その4へ続く
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信州山旅2016年秋 再編集 その1 浅間山 その2 2016年10月19日

2021-03-21 00:11:15 | 信州山旅2016年秋

1.浅間山  その2
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浅間山その2 トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳を経て仙人岳へ
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標識には「トーミの頭」と書いてありました。黒斑山ではありませんでした。
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引き続き岩尾根を歩いて行きます。
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分岐がありました。お鉢の底ー賽の河原を縦走する予定ですが ここに戻ってくるようです。
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暫く行くと なにやら建設資材が積み上げられていました。
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ここが黒斑山山頂(2404m)です。途中からご一緒した女性はここで引き返すそうです。
ご一緒に縦走をお誘いしたのですが、「もう体力の限界です」と断られました。
草すべりの急登が とても無理だと仰いました。あとで 私もそれを実感します。
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その女性と別れて一人で歩き始めると、急に晴れたり
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突然雲が涌いてきたり 不安定な天気です。
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降り帰ると先ほどまで居た 黒斑山が見えています。
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時々雲の切れ目から お鉢の底が見えますが、黄葉が金色に輝いてとてもきれいです。
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雲の流れる中を アップダウンを繰り返して歩いて行きます。
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時々右下に見えるお鉢のきれいさに 思わず足を何度も停めてしまいます。
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時々雲の切れ目から 歩いてきた黒斑山が見えます。
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突然雲が切れて 右手に浅間山の前峰、前掛け山が見えました。
その黄葉の美しさと 迫力に思わず息を呑むほどです。
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右後方に 小諸の街も時々見えるようになりました。
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岩尾根を歩いていくと、一際ごつごつした岩峰が見えてきました。あれが次のピークの蛇骨岳
でしょう。斜面の草木も色づいてきれいです。
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蛇骨岳到着です。
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尾根の西側の雲が取れて、平野が広がっているのが見えます。地図で見ると嬬恋村です。
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雲が取れて、前掛け山の奥に浅間山本体が 初めて姿を現しました。迫力ある姿やなあ。
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浅間山の右手ー南のほうに剣が峰が見えます。お鉢の底をあの剣が峰の方向へ歩いて縦断します。
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蛇骨岳からさらに岩尾根を北へ歩いて行きます。
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突然ホシガラスが飛んできて 付いて来ます。
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縦走している尾根の左手ー西側に雲の掛かった高い山が 明日登る予定の四阿山です。
すれ違う人が教えてくださいました。
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ホシガラスはまだ付いて来ます。人懐っこいやっちゃなあ。
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行く手の荒々しい岩峰に人影が見えます。あれが次のピークの仙人岳でしょうか。
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荒涼とした尾根を歩いて行きます。
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もうすぐピークに着きそうです。話し声が聞こえてきます。
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4番目のピーク、仙人岳到着(2319m)です。二人連れのおっちゃんが着いたばかりでした。
このおっちゃんたちは、駐車場で一足先に出発した人たちで、見覚えがあります。

暫くこの人たちとお話していると、ボクにこれからどうするのか聞くので
お鉢の底へ下りて縦断して 帰ると言うと

「やめておいたほうがいいよ。あの草すべりの急登は滑りやすくてとても危険だし、
あれを登り返すのには ものすごく体力が必要だ。せめて次の鋸岳まで行き
この尾根を引き返すほうが 無難だよ」とアドバイスしてくれました。

暫く考えましたが、とりあえず鋸岳まで行って そこで考えてみようと思います。
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浅間山 その3へ続く
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信州山旅2016年秋 再編集 その1 浅間山 その1 2016年10月19日

2021-03-18 23:08:09 | 信州山旅2016年秋

時節柄 なかなか遠出の山旅ができません。以前の山旅の再編集です。

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今回の山旅の概要です。

1.浅間山  浅間山は現在活発な噴火活動のため入れないので 噴火口(お鉢)をはさんで向かい側の黒斑山、蛇骨岳、
      仙人岳、鋸岳の2000mの尾根筋を縦走して 賽の河原(お鉢の底)へ降りて
      お鉢の底を縦断して再び尾根への急登「草滑り」を登り返して帰りました。

2.四阿山と根子岳  四阿山(あずまやさん2254m)から一旦鞍部へ降りて隣の根子岳(ねこだけ2207m)
          へ登り、根子岳の長い尾根を菅平牧場へ降りました。

3.斑尾山 予定では 草津白根山へ登るつもりでしたが 噴火警戒レベルの引き上げで
      入れなくなり、急遽斑尾山へ登りました。

4.信州の紅葉 今回尋ねた場所と 志賀高原の紅葉の写真を整理しました。
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信州山旅2016年秋
 
1.浅間山
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浅間山その1 ビジターセンターから表コースで黒斑山へ
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今回の計画です。ブルーが往路、ピンクが復路です。
前掛け山へは警戒レベル1で入れますが、去年警戒レベルが2に引き上げられたので 現在は入れません。
今回歩くコースが レベル2での最大歩行範囲です。
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浅間山ビジターセンターに8時過ぎに到着です。周りは雲に覆われています。
天気予報では小諸地方は晴れなのですが。
ビジターセンターで係りの人からコースの説明を聞きました。8時45分に出発です。
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2箇所の駐車場には 既にかなり沢山の車が止まっていました。人気の山なんだなあ。
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登山口です。
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往路は表コース、復路は中コースにしました。せっかく来たのですから違う道を歩きたいですからねえ。
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このあたりは唐松をはじめ既に黄葉が始まっています。標高は登山口で既に2000m近くあります。
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赤茶けた火山岩ー安山岩のむき出しの道を歩きます。とても滑りやすい道です。
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突然上から雲が降りてきました。山頂の景色は大丈夫なのでしょうか、心配です。
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唐松の森の黄葉がとてもきれいです。
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急登が始まりました。
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ロープの設置と標識があるのでこのあたりは雲にまかれても大丈夫です。
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振り返ると、雲が下のほうへも ドンドン降りて行きます。山の間に何か時々見え隠れする景色が。
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望遠で見ると、薄く小諸の町並みが見えていました。
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行く手に山が見えてきました。どうやらあれを越えていくようです。
後で分かりましたが、表コースはあの山を越えて行き、中コースはあの山の左手の巻道を行くコースでした。
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また急登が始まりました。地面の岩が固定されているのでとても歩きやすい道です。
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頭上がパッと開けましたが急登は続きます。
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かなり人の手が加わった道に出ました。大きく崩れたから復旧したと思われます。
上のほうで沢山の人の話し声が聞こえます。
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広場に出ました。沢山の人が休んでいます。
横に鉄の小屋があるので たぶん噴火時のシェルターだと思いましたが、覗き込んでいたら
休憩していた人が やはりシェルターだと教えてくれました。
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10ミリ弱の鋼板で出来ていますが、小さな噴石はいけそうですが、大きな噴石だとつぶれそうで
内側にはゴムが張ってありました。阿蘇中岳の登山道には 鉄筋コンクリート製のシェルターが
多数設置してありましたが、せめてあれぐらいは欲しいなあ。この山は活火山なんだから。
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シェルターのすぐ上が 山頂で「槍ヶ鞘」とありますが、地図には「赤ゾレの頭」と書いてあります。
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下を覗きこむと雲で何も見えません。
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道はここから一旦大きく下ります。
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降りきった峠らしき場所に 分岐標識があります。ここで表コースと中コースが合流するようです。
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なにやら特徴ある岩峰が見えてきました。後ほど帰路の草滑りコースを登るときに見上げる岩峰です。
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振り返ると先ほどの「アカゾレの頭」で追い越した人と、中コースから登って来た人たちが
次々に登ってくるのが見えます。
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緑の服の人は シェルター広場でお話してから ご一緒して歩いている女の人です。
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ピークに標識が立っています。どうやら あれが黒斑山山頂なのでしょうか。
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浅間山 その2へ続く
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