アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

みちのく山旅2010年 5. 早池峰山 9月25日

2018-07-19 23:09:51 | みちのく山旅2010年
5. 早池峰山 9月25日
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早池峰山登山口の駐車場「河原坊」には午後8時頃つきました。

道の駅「早池峰」へ立ち寄った時に、建物内部で食事中のご夫婦がいて、話

をすると そのご夫婦は昨晩、私と同じ岩手山駐車場に泊り、今日同じ

岩手山に登ってきたそうです。どこかですれ違っているはずです。

明日は 早池峰に登る計画で、今夜は道の駅に泊るそうです。

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登山地図です。ピンクのラインが今回歩いたコースです。
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夜明けの河原坊駐車場です。昨夜は三陸沖の台風のため(後で知りました)

凄い強風で、車が大きく揺さぶられ、何べんも目が覚めました。

夜が明けても、強風は収まらず、何台かの車が下山していきます。

早朝から登ってきた車も、暫く様子を見た後、下山する車が多いようです。

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私は、雨具を着込み出発しました。今日が最後の登山予定なので、様子を

見ながら行ける所まで行くつもりです。

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河原坊登山道は、渓流沿いで、何回か渡渉を繰り返します。

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道標があり、1番がスタート、100番が山頂だそうです。

途中追い越した、ボランティア監視員の方に聞きました。

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登るに従い 次第に風雨が強くなり雲も流れてきて、周りの景色が

見えなくなり、ひたすら急斜面を登るのみです。



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標識がみえますが、今どのへんか良く分かりません。尾根に近づくにつれて

風と雨がますます強くなります。

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「打石」の標識が見えます。ここで暫くうずくまり様子を見ることにしました。
時々 息が出来ないくらいの風がたたきつけてきます。周りに人は全く居ません。
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風と雨は一向に弱まる気配も無く、ここで断念して引き返すことにしました。
ちょうど76番の標識が見えます。

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下りは急斜面で濡れて滑りやすく、大変危険ですが、ゆっくりと時間をかけて

少しずつ下りました。
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たたきつけてくる風雨です。

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しかも風雨はますます強くなります。まるで台風のようだなあと思いました。
あとで分かりましたが 実際に台風が通過していました。

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千切れそうに揺れる鳥兜の花です。
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コメガモリ沢の激流です。

かなり下りて、35番あたりで下から登ってきたグループ(6名くらいの熟年

男女)が上の様子を聞いてきたので、下りてきたいきさつを話すと、

どうするのか会議を始めていました。

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下山して道の駅「東和」の温泉に入り、出てきたら、そのグループの方も

登山を断念して温泉に入りに来られていました。
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長かった「ぶらり気ままな山の旅」を無事に終え、いよいよ河内の国へ

帰国します。

高速道路「東和」インターから入り、東北道をひた走り、川口から首都高速

に突っ込み、東名高速に抜けて、海老名SAの次のPAで 泊り、あくる日の

お昼ごろに河内長野に着きました。

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東北の山はじめ、四季折々の山の頂からの風景写真をまとめました
「峰々の記憶」http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

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みちのく山旅2010年 4. 岩手山  9月24日

2018-07-18 23:18:11 | みちのく山旅2010年
4. 岩手山 9月24日
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八幡平から移動して、道の駅「にしね」の隣の温泉で体を癒し、その近所の

郷土料理屋さんで夕食を済ませた後、岩手山登山口の馬返し駐車場で

宿泊しました。広い駐車場には20台くらい、泊っていて中には、自炊している

方もいらっしゃいました。
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馬返し駐車場へは、分かりにくい道です。国道282号線を西根から南下して

東北道滝沢インター近くの大きな交差点(信号あり)のすぐ手前、信号の無い

交差点を右折します。注意深く見れば、小さな「馬返しキャンプ場」の看板が

ありますが、見過ごし勝ちです。

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ピンクのラインが予定のルートです。
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キャンプ場の炊事場のある、登山口です。岩手山が見えています。

昨夜は20台程度泊っていましたが、この山は人気の山なのか、夜が明けると

続々と車が押し寄せて、100台以上可能なスペースはたちまち満車に

なりました。

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登り始めるとすぐに、「新道」と「旧道」が別れますが、すぐに合流します。

2箇所の分岐があります。「旧道」が眺めがよさそうでした。

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山の上は紅葉が始まっていました。

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振り返ると街が見えます。盛岡なのでしょうか。

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岩手大学の学生たちが、大きな荷物を運びあげていました。

聞くと「実験用の材料」といっていました。重そうでしたので、追い越させて

もらいました。

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7合目まで来るとようやく岩手山が見えましたが、

雲が流れてよく見えません。

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8合目の避難小屋です。
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この小屋には、口うるさくて口の悪いババアがいて、誰それかまわず

罵詈雑言を浴びせていました。ちょうど大きな実験材料を運び上げてきた

岩手大の学生達のうち、少し太り気味の男の子には「おい、そこのデブ!

おめえ少し痩せろ」なんて呼んでいて、顔見知りらしいおっちゃんが

「お前も喋り疲れたろう、早くあの世から お迎えに来てもらえ」と言われて

いました。それでも負けずに、なにやら喚いていましたが。

気分の悪い 山姥みたいな汚らしい気違いババアでした。
なんでアンナのを山小屋で飼っているのでしょう。

早く死ねば良いのに。お陰でいっぺんに気分が悪くなりました。


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8合目から少し登ると、不動平です。広い高原が広がっていました。

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不動平の先には、鬼が城という岩山がそびえていました。機会があれば

登ってみたいと思います。あのババアが死んでからにします。

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不動平から、8合目の避難小屋を見下ろしたところです。

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さらに登り続けると、外輪山の端に出ました。この山が外輪山になっている

のは、ここに来て初めて分かりました。

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外輪山を山頂に向かって歩くと、石仏が規則的に置かれています。

なかなか風情がありますが、豪雪地帯のこの地で、石仏は無事に冬を

越せるのでしょうか。

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山頂がかなり近づいてきました。

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山頂は、薬師岳(2038m)と、案内地図に書いてあります。仏様のお顔も

お供えの手水も氷が張り詰めていました。今朝は駐車場で14度でしたけど

かなりここは、寒いのですねえ。

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さらに外輪山の縦走を続けます。真ん中には小高い山があり、地図では

「妙高岳」と書いてます。

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真ん中の「妙高岳」の周りを回ります。

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噴火口らしき大穴(御室火口)も見えます。

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外輪山からロープが張ってあり、真ん中の「妙高岳」の麓までは行ける

ようです。しかし山頂へは行ったらだめのようです。

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外輪山を一周して、下山しました。8合目の避難小屋の前を通りかかると

あのババアがまだ何か、喚いていました。かなり頭のおかしい、

気違いババアのようです。

この山の雰囲気、ぶち壊しですねえ、あの気違いババア一人のために。


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下山して車を走らせ、次の「早池峰山」に向かう途中、信号待ちでふと

顔を上げると、先ほどの岩手山が見えていました。

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早池峰に行く途中、紫波(しわ)町の温泉施設、ラフランス温泉に入り、

ついでにお土産のラフランスを2袋(10個で500円)買い、夕食も食べてから

早池峰に向かいました。

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次は早池峰山です。
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みちのく山旅2010年  3. 八幡平 9月23日

2018-07-13 10:13:18 | みちのく山旅2010年
3. 八幡平 9月23日
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青森県岩木山から、岩手県の岩手山への移動途中に立ち寄った八幡平

(はちまんたい)も土砂降りの雨でした。

北海道からみちのくへ渡ってから(実際は私が北海道に居る時からずっと)

みちのくはあちこちで、集中豪雨の荒れ模様です。
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今回歩いたコースがブルーのラインです。

登山口のまん前の大きな駐車場は、なんと有料です。この小さなパンフも

なんと有料で100円取られました。

登山口から 歩いて5分程の少し離れた場所の広い駐車場は無料でした。
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八幡平は、山と言うよりはなだらかな高原で、遊歩道が整備された観光

スポットです。歩き始めて5分ほどで、「山頂展望台」に到着しました。

あいにくの雨と雲で 周りは何も見えません。
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晴れていれば昨日登った岩木山もみえるのになあ。今は雲の中です。
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せっかくなので、少し散歩することにしました。湿地帯なのであちこちに

沼があり、これは「鏡沼」というそうです。
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一番大きな沼 「八幡沼」の左に小屋が見えます。
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小屋のところまで来ました。
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「陵雲荘」と書いてある中に入ると、無人ながらストーブが燃えていました。

降りしきる雨で冷えた体に、とてもありがたく暫く当たらせてもらいました。
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湿地帯の中の木道を歩いていきます。まわりは少し紅葉が始まっています。
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よく整備された木道を歩いていきます。
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雨なので 人がほとんど歩いていなく、のんびりと景色を独り占めしながら歩けます。
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所々に休憩スポットもあります。
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雲に覆われた幻想的な沼や
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苗場のような沼を見ながら歩きます。
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紅葉の始まった草紅葉の湿原もあります。
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40分ほど歩くと、「黒谷地」という湿地帯に来ました。「谷地」は湿地とか

沼地という意味です。紅葉がきれいでした。
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黒谷地には小川も流れていました。雨も小降りになり、周りも見渡せる

様になりました。
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沼どうしは、水路でつながっているようです。水草も紅葉しています。
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帰路に立ち寄った「源太森」(小ピークの名前)では、雨も止み、雲も時々切れ

て、昨日登った 岩木山も見えました。
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雲が途切れると、周りの沼地の様子や 針葉樹林帯の様子も良く見えました。
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結局雨の中、3時間ほど散歩しました。着替えてすぐに、次の岩手山へ

向かいました。
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みちのく山旅 その4 岩手山に続きます。
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みちのく山旅2010年  2. 岩木山 9月22日

2018-07-11 09:54:47 | みちのく山旅2010年
みちのく山旅 その2. 岩木山 9月22日

岩木山へは、大部分の人がお手軽で、簡単な登山をするようです。

言ってみれば「そんなに楽チンしてまで、山に登るなよ」と言いたくなるような

「なんちゃって登山」が主流のようです。

つまり大部分の方は、路線バス、またはマイカーで「津軽岩木スカイライン」を利用

して一気に8合目まで上ります。さらに「ペアリフト」で9合目まで行きます。

歩くのは30分ないし40分で山頂です。岩木山山頂でお話した地元の方も

「ここら辺の人は、みなそうしてますよ。スカイラインもリフトも結構お金

かかるし、その分楽できていいですよ。」と話がかみ合いません。

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岩木山神社の大鳥居の正面に「岩木山」の端正な姿が拝めます。

手を合わせていると、地元のご老人が通りかかられたので、

登山ルートのお話を聞きました。すると詳しく説明してくださり、


1.神社の鳥居を潜り、そのまま歩いて山頂へ参拝するのが正式である。

2.そのコースの途中に(ここから50分ほど歩くと)スキー場があり、そこに

 車を止めて登る人が 最近では多い。

3.ここから少し向うの「嶽温泉(だけおんせん)」に泊り、そこから歩いて

 山頂まで登る人も最近では多い

以上のように教えていただきました。 

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私はスキー場まで車で行き、そこから歩くつもりでしたが、スキー場の中で

道が不鮮明で標識もなく、予定を変更し「嶽温泉」へ行きそこで地元の方に

登山口をお聞きして登りました。

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岩木山神社から約1時間登ったあたりの、スキー場で道が不鮮明になり、

標識もないので、嶽温泉に回り、そこから登りました。

ピンクのラインが登ったコースです。
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津軽はりんごの産地。あちこちにりんご畑があり、真っ赤なりんごが

たくさん実をつけていました。道端で無人のりんご販売所があり、100円で

5個入ったのを買い求め、おやつに皮のまま食べましたが、とても美味でした。
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岩木山神社大鳥居です。正面に見える山がご神体の岩木山(1625m)

です。昔の人は皆ここで拝んでから登ったそうです。
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嶽温泉のはずれに、鳥居が立っていました。ここが嶽温泉コース登山口

です。昨日の豪雨のせいで、道はまだ小川状態ですが、時折雲の間から

青空が覗くので 登り始めました。
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40分ほど登ると、道の水はかなり少なくなり、歩きやすくなりました。

周りはブナの原生林でとてもきれいです。

(※ちなみに「熊に注意」の看板がありましたので、鈴を3つぶら下げています)
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7合目を過ぎるとやっと、山頂らしきピークが見えてきました。

※後で分かるのですが、あのピークは外輪山の一角で山頂ではありませんでした。
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8合目に着くと目の前に、リフトの支柱があり、ガラガラと大きな音で歯車が

回っていました。左手は大きな駐車場で、ちょうど路線バスが着いたところ

でした。なんかがっくりして、しばし呆然と立ち尽くしました。

嶽温泉からちょうど2時間でした。
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バス停の建物です。
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リフトに乗らず9合目まで歩いて登りました。約40分かかります。

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スニーカーを履いた、おっちゃん、おばちゃんがゾロゾロ降りてきます。

なんか雰囲気悪いなあ。これが百名山なのかと、がっくり来ました。
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それでもなんとか気を取り直して、最後の登りをがんばると もうすぐ山頂です。
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山頂到着です。出発してちょうど3時間でした。(案内書でも3時間10分と書かれています)
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山頂には「岩木神社奥の宮」があります。家内安全のお願いをしましたが

苦労して登ってきたので、聞いてくださるでしょう。
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きれいな「山頂避難小屋」もあります。
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下を見下ろすと先程のバス停と駐車場が見えています。
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山頂付近は大きくえぐれています。火山活動で山頂付近が吹き飛ばされた火口跡でしょうか。
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下北半島です。大間あたりは雲に隠れていますが、時折雲の切れ間に

先端らしきものがちらっと見えます。
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左側は津軽半島です。これも時折竜飛崎あたりなのか、とおくがチラッと見えます。
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山頂に赤毛の女の子(染めているのかも)がいて、話しかけてきたので聞くと

カナダ人の女性で、鳥居を潜って登ってきたといっていました。時間は3時間

と30分かかったといっていました。大部分の日本人の中年族は、車とリフト

を使って楽して登ってくるのに、なんと 天晴れな外人女性じゃ。

しかし彼女は帰路は、リフトとバスを使うと言ったので、山頂で別れました。

弘前市へ帰るということでした。
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下山して 「道の駅いかりがせき」で入浴の後、「道の駅カズノ(鹿角)」にて宿泊。きれいな道の駅でした。

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次は八幡平へ続きます。
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みちのく山旅2010年 1. みちのくへ そして八甲田山 2010年9月20日、21日 

2018-07-09 10:31:53 | みちのく山旅2010年
2010年に北海道山旅の帰りに「みちのく山旅」をした記録の 再編集です。

1. みちのくへ そして八甲田山 9月20日、21日
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函館で休養し、おいしい海鮮物や野菜を沢山頂き、北の大地の山旅で疲れた体力を回復したら、

今度はいよいよ海を渡り、みちのくの山々を歩くことにしました。
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函館から大間への津軽海峡フェリーは16.000円、一方函館から青森への

青函フェリーは17.500円ですが、上陸してからの走行距離と時間を考えて

青森行きにしました。
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青森上陸後、道の駅浅虫温泉へ行き宿泊。ラジオの天気予報では青森県に

大雨警報が発令されたとの事。

浅虫温泉駐車場では、一晩中雨が降り続いていました。
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あくる日に移動して、八甲田山登山口の「酸ヶ湯温泉(すがゆ)」に到着。

雨はますます激しく降り出しました。
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登山地図です。ピンクのラインが結局歩いたコースです。
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酸ヶ湯温泉から八甲田大岳への道は、既に川となり、登山靴ではどうにも

なりません。写真は仙人岱への登山口です。

長靴、もしくは渓流渡渉靴が必要なくらいですが、両方とも持っていません。
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そこで、毛無し岱への登山口へ回っても、よりひどい状態です。
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登山靴でも歩けないことはないのですが、歩いて楽しいとはとても思えず

やむなく、ロープウエーで田茂ヤチ岳へ登り、そこから大岳へ縦走することにしました。
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田茂ヤチ岳遊歩道も、ご覧のように沼と川状態でした。
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分岐があります。宮様コースとかいてあります。帰りに寄ってみようとおもいます。
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それでも我慢して暫く登り続けました。
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沼も激しい雨で霞んでいます。
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ピークらしきものが見えてきました。
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やがて行く手に、祠が見えました。
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赤倉岳山頂でした(1548m)。
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山頂の案内標識です。
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さらに井戸岳へ向かいますが、ますます強くなる風雨と、川の道にげんなりし

歩く気力を次第になくし、そこで引き返すことにしました。
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這い松地帯のなかに紅葉があります。雨が激しくてよく見えません。
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帰路の途中、思い直して、宮様コースから、毛無し岱へ行ってみようと思い

宮様コースを歩き出したのですが、ここも道の状態は同じ、川でした。
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40分くらい歩いたのですが、ついにあきらめて引き返しました。
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道が狭い上に濁流が流れていて 歩くのも大変です。
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下りも雨の中です。ますます激しくなったような気がします。
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ロープウエーの山頂駅に張ってあった「田茂ヤチ岳案内図」です。

そのうち機会があれば、八甲田山に再挑戦しようと思いながら、下山し、

直ちに岩木山へ向かいました。
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途中で、弘前市手前の黒石市にある黒石温泉「鶴の名湯温泉」に入り、

冷えた体を温めたのですが、きれいな建物なのに、200円で入れ、びっくりし

ました。、何故こんなに安いのか お湯に浸かりながら近くの方に聞くと

「近くの住民が、組合を作り温泉の管理をしているから、安い」のだそうです。
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途中の郷土料理屋さんで、夕食を済ませて 岩木高原のきれいな駐車場

にて宿泊。
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みちのく山旅 その2岩木山へ続く
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