アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

久しぶりに稲村が岳、大日岳を歩きさらにレンゲ谷を下りました。 その3 2023年9月29日

2023-12-09 08:51:33 | 秋の山歩き

初秋の稲村が岳、大日岳、レンゲ谷を歩く その3

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左の方に見えているのが 通称大峰山と呼ばれる山上が岳です。

山上が岳は今も女人禁制です。そのため稲村が岳や大日岳が「女人山上」と呼ばれて

敬虔な修験者の女性達はここ稲村が岳や大日岳に登り 祈りを捧げました。

特に 次に行く大日岳は 山頂に祠があり女性修験者の方たちがそこで祈りを捧げます。

私も一度 ご一緒したことがあります。

昔は富士山をはじめ ほとんどの修験の山は女人禁制でした。高野山もそうで 女性たちは

「女人高野」と呼ばれる 室生寺や金剛寺(河内長野市)に詣でました。

しかし今は山上が岳以外は全て女人禁制をやめました。

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右側の尖った山が 大普賢でしょう。

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中央が弥山、左奥が明星そして右側の尖ったこぶが頂仙岳(1717m)で奥駈の53番の靡きです。

八剣山は弥山の影に隠れています。

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右の方に葛城金剛が見えています。そして中央奥に薄く見えているのが岩湧山と思います。

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ナナカマドは紅葉を始めていて 赤い実を付けています。

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さあ次へ向かいます。あのソフトクリームのような大日岳へ登ります。

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16㌔前後のリュックを下ろしました。少しでも体重を軽くしないと危険で登れないと思います。

梯子や階段が 相当痛んでいると思います、あの注意書き看板を見たら。

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まず鎖で登り

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アルミ梯子を登ります。ここまではまず安心でした。

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鋼製の橋はすこしぐらぐらしています。慎重にわたります。

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崖には 岩鏡が大群生しています。春には一面ピンクになるでしょう。

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眺めはとても素晴らしいのですが

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階段の踏み板が 腐ってありません。足を向こうの岩に直接かけて登ります。

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これも木はかなり腐っていて揺れるし ギーギー鳴るし。

落ちたら即死です。

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ここが一番怖かった。木部に触れないようにして登りました。

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岩の裂け目にリンドウが咲いていました。

しかしこんなのんきなことをしている場合ではないです。落ちたら即死です。

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その4へ続く

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