「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

やはり、印刷された本が良い。

2011年03月19日 20時12分48秒 | Weblog
やはり、印刷された本が良い。




町内のAさんが「親が持っていた物だけれど、よーちゃんに関係ありそうだから」本と雑誌を下さった。
『月刊・みと』(1981年2月号 №92)と『鸚鵡貝』創刊号 (1983年2月)
どちらも、僕の手元に今は無く、約30年と28年前の出版物。
めくってみると、「あー、コンナことアッタンダ」と思うことが沢山あった。




①『月刊・みと』1981年2月号 

*表紙は片岡洋一さんの『瀬戸の壺に白椿』の油絵。
僕は“花は白”と思っている、白の藪椿は格別だ。
片岡さんはしばらく前に体調を崩され、今は左手で絵筆をとられているようだ。
画家と云うより絵師と呼ぶのがふさわしく、絵にかける執念はすごい。




*『身辺古玩』(2)「火鉢」

編集長のOさんに無理やり頼んで、古物にまつわる話を1年間連載させて貰った。
ニコンのカメラを購入し、自分で撮影した写真。

その頃から古道具の世界に魅せられ、先達の「骨董あれこれ」の様な事を真似してみたかったのだ。
今読むと、若気の至りのかんもする。
とにかく、連載を全うすることが出来、書く愉しみを味わった。



*水戸出身者が活躍の『ビジネスがやってくる』

その頃、水戸の音楽シーンは盛り上がっており(どの街もそうであったかも)コンサートは日常のこと、多くのバンドが競い合った。
南町のサントピア7階の「サウスコア」は拠点の一つ。
若手が出演し、その後メジャーになったグループも多い。

*ジャズピアノの巨匠『オスカー・ピーターソンが水戸に』

ピアノ:オスカー・ピーターソン、ギター:ジョー・パス、ベース:ペデルセン、ドラム:マーチン・ドリュー。
文化センターの大ホールで開催されたコンサート。
友人が主催したので、楽屋の4人と舞台裏からリハーサルを見ることが出来た。
水戸駅までピーターソンを自分の車で送ったのは良き思い出だ。
今やネット全盛、あらかたの用が足りる。
しかし、今回の震災でその脆さを露呈した。


書籍・雑誌の類は従来の紙に印刷されたものが“いつでも、どこでも”読むのに便利だし、思わぬ機会にお目にかかれるのも嬉しい。

『鸚鵡貝』創刊号については次の機会に。