週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

霧雨の花巡り④ 想い出桜

2015年04月09日 | 自然写真 季節の花

大渡ダムからナビで「自宅へ誘導」を選ぶと、いのICから高速道路に乗ることになる。ICより少し手前、高知県免許センターの隣に枝川公園がある。ここに有名な「三春の滝桜」が植樹されていたと聞いて訪れる。植樹された場所が分からず、iPadでJJJさんのHPからの動画を頼りに探し出してみたが、すでに散った後だった。早咲きの桜だったようだ。

枝川公園の桜は、いろいろな人や団体によって植樹されたもののようで、川沿いの雰囲気と、野鳥の活発さが面白い場所だった。次は滝桜が咲いているときに訪れてみたい。

高速を使って高松まで戻り、鬼無町から五色台へと上がる。目的は最近話題の「想い出桜」。場所の見当はついていたが、案内の看板のおかげで迷うことなく、見事な枝垂れ桜に出会うことができた。

新聞の小さな写真で見るより、ずっと立派な桜だった。周辺のいろいろなものが写りこむので、写真の対象としては向かないかもしれないが、鑑賞するには申し分ない。

五色台の途中の山道は、散り始めた桜の花びらがまるで吹雪のように舞っていた。市街地が上手く入る場所があれば撮りたいと思っていたのだが、そういったシーンに出会うことがなかったのが残念。

時間は4時半。約束の帰宅時間ギリギリだった。自宅に着いてざっと車を洗うと、桜の花びらが大量に流れてきた。

雨模様だったのであまり期待しないようにしていたが、しっかり楽しめた遠征だった。天候に関わらず写真を楽しむ術を覚えてきたなと、少し自信になった。このブログは同時にFBにアップされているが、松本さんから「GOOD」のコメントもいただいて、本当に実りある遠征だったと、大満足。

 

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霧雨の花巡り③ 大渡ダム

2015年04月08日 | 自然写真 滝

大渡ダム展望台で小休止。雨は止んでいたが、茶霧湖の水は茶色く濁り、仁淀川ブルーは全く望めない。それでも、ダム湖にかかった霧をバックにこの時期の桜は絵になる。

大渡ダム公園から、山側へとしばらく走ると、ひときわ大きな桜の古木に逢える。2年前に訪れたときはまだ蕾だった船野のひょうたん桜である。カメラマンが一人、三脚を据えて撮影中だったが、私と入れ替わるように去って行った。香川ナンバーの車で、奥さんを車に待たせていたようだ。

ここでも霧が出てくる。目の前の桜が霧に覆われ、姿がぼやけていく。

ダム湖畔にもどり、道沿いに並ぶ桜を楽しみながら、撮りたい景色を探す。霧のある景色が面白いが、やはり明るいブルーを見たかったかも。

昼時間になったので、桜を見ながらコンビニむすびの昼食。当初の予定では市川家のしだれ桜を見に行くつもりだったが、この天気では今一つさえないかもと思い、別に寄りたい場所を思いついたのでここで引き返すことにする。仁淀川から久万高原町の桜を、青空と蒼い水のバックで楽しむのはまたの機会としよう。


つづきます。

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霧雨の花巡り② 上久喜のハナモモ

2015年04月07日 | 自然写真 季節の花

ひょうたん桜周辺の道はこのシーズン一方通行になっている。R439側に下りて、再び仁淀川町役場まで戻り、今度は南方向に曲がる。この道も一方通行と聞いていたが、二度ほど対向車と出会い、苦労して離合する。やがて山肌に明るい花が見えてきたので、目的地かと思い車を停める場所を探すのだが、どうもここは違うらしい。

この辺りは久喜地区のようで、目的地の上久喜は少し先の様である。離合の難しい山道を走っていくと、またも明るい花が視界いっぱいに広がっているのが見えてくる。警備員さんの案内に従って車を停めて、雨よけにフード付きウィンドブレーカーを羽織る。警備員さんの話によると、昨年救急車が立ち往生したため、一方通行になったらしい。「ご迷惑をおかけします」としきりに謝られたが、シーズンに道路規制されるのは当たり前だと思っているので、別に気にすることもない。

 何年も前から訪れてたくて、時期が合わなくて見られなかった上久喜のハナモモをやっと撮ることができた。地元の方が雨で残念ねと声をかけてくれるが、この景色は遠方からでも訪れてみる価値がある。霧雨の中なのも風情があっていい。週末だけの遠征だと、天候とも折り合いをつけなくては。

狭い山道の奥の集落だというのに、訪れる人は多い。さすがに名所になった場所である。帰り際、売店で「沢渡茶」と「茶大福」を土産に買う。滞在時間は30分程だが、今日の主目的を果たして大満足。

次の目的地大渡ダムへ向かうのだが、一方通行の山道はここから14kmも続くようだ。時折霧で視界が悪くなる山道を、ひたすら進み、30分を要してやっと国道に合流する。

 

つづきます。

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霧雨の花めぐり① ひょうたん桜

2015年04月06日 | 自然写真 季節の花

またしても雨の週末だが、今年は是非とも訪れたい場所がある。名桜がその姿を競う仁淀川エリアなら、この時期楽しめるだろうと思い、小雨が降る早朝5時に出発。

高速にのると、三島川之江ー新居浜間が霧の為通行止めとある。これなら山間部は霧が期待できそうなので、最初にひょうたん桜に向かう。すでに散り始めの筈なので、今日の目的地とはしていなかったのだが、この桜は霧との組み合わせも面白いらしいので、予定変更。

7時25分ひょうたん桜に到着。すでにカメラマンが何人かいたようだが、三脚まで使っている人は少ないようだ。まずは定番ポイントまでいって三脚を据える。

わずかな時間のうちに霧が上がってきて、全く視界が効かなくなる。かと思うと霧が晴れ、向かいの山までくっきり見えたりする。

この桜を訪れるのは何度目だろう。いつも青空を望んでくるのだが、tomi3さんや松本さんに聞いた通り、霧が出たときもいい感じである。

宇宙桜が開花したと聞いていたが、酢で散り始めていたようで残念。周辺を回った後、再び最初の場所へ。霧によって変わる景色を撮っていると、ついつい長居してしまい、1時間以上をここで過ごしてしまった。車に戻り、カメラやレンズの水滴をぬぐって次の目的地へ出発。

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