週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

初日の出

2012年01月01日 | 里山歩き

 あけましておめでとうございます
 命滝の氷瀑で始まったブログも、もうすぐ満一年を迎えます。私の住むこの四国には、未だ私の見ていない美しい風景がたくさんあります。この美しい風景をこの目で見、ささやかながら未来に残せるものにできればと思い、このブログを始めました。これからも、もっともっと多くの風景に出会いたいです。

 2012年元旦 初日の出を見に出かけたのはもう30年も前の話。いつもゆっくり朝寝して、家族そろっておせちを囲むのが、我が家の正月だったが、今年は少し変えてみる。
Ds3_7331_1072x712  天気予報では日の出は期待できないとのことだったが、近場でいい場所があるので、行くだけ行ってみようと思い、普段と同じ時間に起き出した。場所は、先日訪れた、浄願寺山の展望台。
 途中にある、我が家のお墓にお参りする。正月に墓参りをしたのは、おそらく初めてだろう。
 遊歩道に入り、急な登りになると、息が上がり、足が上がらなくなるのがいつもより早い。体調が今一つのようだが、休まずゆっくり尾根まで登り、登り切ったら尾根伝いに浄願寺山の山頂を目指す。
Ds3_7333_1072x712  当初は尾根の両脇が開けた南展望台から見ようと思っていいたが、方向から見て日の出が見えにくいと判断し、少し先の東展望台まで登る。途中、何人か下ってくる人とすれ違ったが、日の出をあきらめた人たちだろうか。
 東展望台に近づくと、話し声が聞こえてくる。
近づくと、高校生くらいの四人組で、懐中電灯等を持っているので、暗いうちから待っていたようだ。先方から先に挨拶をされたのには驚いた。
 地平線から昇る太陽は無理のようなので、せめて雲間からの日の出を見ようと、三脚をセットしていると、四人組が「後三分」などと言っている。日の出予想時間を言っているのだろう。
 しかし時間になっても、太陽は出てこない。後から来た夫婦連れの方に、記念写真を撮ってもらって四人組は帰っていく。その時の会話で、四人組が中学生だったと知る。夫婦連れは、この遊歩道を整備した里山クラブの方のようだ。更にもう一人、初日の出を撮りに来た方。この方の話では、7時半くらいまで待ってみると、太陽が見られるかも、とのこと。
 Ds3_7355_1072x712 雲間から太陽が見えたのは7時25分。狭い隙間だったので、日の出というには物足りないが、周辺の雲の形や色が面白く、出てきただけの価値はあった。
 日の出を撮影していたのは5分程度。日の出もそれなりに良かったが、早朝の風景も新鮮で、しっかり楽しめた。
 機材を片づけ、皆に挨拶して、帰路につく。途中、南展望台から太陽を見たが、やはり方向的に日の出は見えなかったようだ。
Ds3_7356_1072x712  4,4217歩の早朝散歩。残念ながら初日の出を拝むというわけにはいかなかったが、気軽に訪れることのできるポイントで、これだけのものが見られるのであれば、来年以降が楽しみでもある。

コメント (4)
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