木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今週は1日も朝活が出来ていません、ホントは洗車をしたいのですが。

連日の好天で山荘前の仁科川は干上がっています。

後半2日、6食分のサラダを刻みましたが、

やはりトマトがないとちょっと色彩的にダメですね。

さて、昨日の訓練校は先週に引き続いて、防災訓練で埋もれる6畳の家の製作です。

ほぞ穴や「あり」などを再度調整し、無理なく仮組できるか確認します。

昼前にみんなで6畳の家を立ち上げました。

ほぞと仕口だけで、金物はおろか釘、ビスは1本も使っていません。

昨年も同じころ小さな小屋を自分たちで建てた時もとても感動しました。

しかし、それとはこの家はまったく精度が違います。

去年は例えば火打ち、(土台と梁・桁に入っている斜めの補強材)は

ビス止めしないと落ちていました。

先輩に「去年のとは違うね?」というと「うん」と言っていました。

加工の精度に対する技術や認識が進化した表れだと思います。

ただ、岩崎先生が「でも、これ自分たちで墨付けしてないからね。」

そう、墨付けと難しい太鼓梁の加工は岩崎先生です。

当たり前ですが、私がよくやる墨付けの間違いはありません。

太鼓梁の加工、これはプレカットでは、絶対できなそうです。

できれば、この技能もあと1年半で身に着けたいです。

午後はこの家を解体して、工務店さんに引き渡す準備。

工務店は防災訓練前に、これを組み上げ、

床、壁、屋根をべニアで張って仮の家を立ち上げるそうです。

その後は、105㎜角材をカンナだけで、まっ平、真四角に仕上げる練習です。

今はこの作業は「自動」(カンナ盤)や「手押し」(カンナ盤)がやります。

講師の岩崎先生も苦笑する、野田会長の無茶ぶりです。

会長はかつて訓練校で使っていた削り台を出してきました。

カンナを覚える絶好の機会ではあります。

今週もしっかりカンナの刃は研いでありました。

しかし、節でカンナが止まります。

問題はカンナ台にありました。

先生に教わり、調整したらかなり削れるようになりました。

カンナ、まだまだ覚えることがある楽しい道具です。

ただ、今使っている「熊谷工務店」刻印のカンナは、もう大丈夫。

次のカンナを使い物にできるようにしたいと思います。

さあ、今日の作業は内壁に防湿シートを張ったら、

コンクリート工事の準備を進めたいと思います。

皆さまも暑さに気を付けて、よい日曜日をお過ごしください。



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