木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございまうす。

いつも通りに夜明け前の散歩をMayとします。

気温は8度、でも今朝は半分以上、練習する気がなかったので、二度寝。

6時50分に起きて、

にんじんしりしり、

野菜出汁を弱火で仕込みます。

この野菜出汁を見ていると豊かな気持ちになりません?

小1時間、いつもの朝食が整いました。

さて、訓練校は1月の技能検定に向けて、上級生も1年生も本気モードに入ってます。

ベニヤ2枚分(1坪)が本番の作業スペースです。

昨日からは全員がこの枠に収まって、作業をします。

私は先週、ほぼ刻みが終わっていた課題をくみ上げました。

二号の完成です。

まだ、一部、芯墨が通らないところがありますが、柱が割れた一号に比べれば進歩です。

この先まだまだですが、アポロだって月面着陸は11号機だったんです。

あれは、1969年7月、大沢里小学校に待望のプールができて、その祝典の日でした。

今、その話要らない?

さあ、三号の墨付けを始めます。

やはり、一番大切なのは、丁寧、正確な墨付け、そして、切れる刃物です。

午前中に墨付けが終わり、午後から刻みです。

みんな熱が入っているのか、お昼休みもそこそこ製図をする人、

穴掘りで玄翁を振るう人、ここにはおじさんたちを夢中にさせる何かがあります。

午後はベテランの先生が指導に入ります。

前回の先生は、ノミも玄翁もでかい、もっと小さなのを言ったので、

それで作業をしていたら、今回の先生はもっと幅広のノミと大きな玄翁で、といいます。

「追入じゃなくて、叩きノミしかないですけど、それでいいですか?」

「あーいいよ。」

使う予定はなかったのですが、今週研いでおいてよかったと思います。

先生によって、このようにいう事は違うのですが、

その後、言ったとおりに作業をして見せてくれるので、納得します。

ネットでも動画はたくさん見られますが、やはり目の前で見ると説得力が違います。

三号も3時過ぎからは加工に入りましたが、

先生が見ている前で少し緊張したのか、軽いミス。

でも大丈夫、「アポロだって月面着陸は11号機」をしばらく合言葉にします。

自分で作業していて、ノミとカンナの切れは合格点でした。

帰りの掃除時にみんな

「一日があっという間に終わった。」

「山本さん、居残りしない?」

「いや、今日は来週の仕事の準備で磐田に帰らないといけないので」

私もそうですが、みんな異口同音に楽しかったといっています。

さあ、今日は言ったとおりに、仕事の準備をしなければいけませんが、

その前に、野田先生に添削してもらった合格マニュアルの手直しをします。

皆様も霜月最後の日曜日をお楽しみください。

 



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